マッサージ天国

アキノナツ

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終】スッキリ解決(終) ※

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 ゆっくり押し倒される。慣らすようにゆっくりと肉棒が抽挿されて、あと少しでイけるところで止まり、長くて太い肉棒が抜けた。

 ほへ?と汗と喘ぎが出てるオレは彼を見れば、彼も汗だくで、いい笑顔でオレを横倒しにして片脚を掴み抱き、大きく開いた脚の間に入って後ろに肉棒を再び挿入してくる。

 再挿入の快感に身体が歓喜に震える。

 彼の下のもう片方の脚がある。
 これって、下半身の自由が利かない?

 疑問が抽挿が始まって、分からされた。背が反って結腸口をも突き上げてくる肉棒に快感の波に打ち上げられる。
 初めからトップスピードで穿ってくる腰振りに絶頂の喘ぎをあげ、全身が痙攣を起こしてる。

 その状態にも構わず腰は突き上げてくる。イってる上にまたイクという何段にも積み上げられる絶頂に脇が締まり、精液塗れの握り切れない手が胸の前に寄せられる。

「あぁああああ、あん、あぁぁぁ、あぁぁ、あぁあん…」

 叫ぶのような喘ぎと共に手が腕が震える。全身震え、後ろも締まってるのを感じる。

 イキ続ける。
 イキっぱなしで、更に与えられる刺激に、絶叫の喘きが出てくる。どうにかなりそう。陰茎は白や透明の液体が噴き出してる。
 もうダメだ…と意識が遠退きかけたところで、胸の刺激で引き戻された。

「私が、まだぁ。付き合って…」

 パンパンと打ち合う肉の音とぐちゅぐっちゅと接合部から卑猥な水音が響いてる。

 音と快感にくらくらしながら、首を縦に振る。

「一緒ッ!」の声に何度も喘ぎながら頷く。

 上半身は海老のように跳ねながら、彼の熱を待つ。奥に。最奥に。思いっきり出して欲しい。
 彼の熱を深いところで感じたい。

 何度も快感で、腕を胸前で緩く曲げたまま状態でふるふると上半身が震える。下半身は彼の支配下でどうにも出来ない。爪先が曲がり快感に耐えるぐらい。
 乳首を捏ねられ、抓られ、刺激に意識を保つ。

「ひゃぁああああん、あん…あはぁあん、あん、あぁあん、もぉ、ひゃ、あん…」

 ジンジンする乳首から手が離れ、抱えられた脚が引き寄せられ、彼の腰が勢いをつけて振り突き上げてくる。
 衝撃と一緒に奥に嵌った鎌首がぐわっと膨れたように感じ、そこから熱い噴出を感じた。
 腸壁に熱を感じる。襞の隙間に広がる熱が、熱い粘液が隅々に広がり隙間に侵食していく。染み込む熱がオレをうっとりさせて、陰茎をひくつかせるだけで絶頂した。

 落ちてくように幸せな気分で意識をなくした。




 周りが慌ただしい感じ。
 ぼんやり目を覚ました。
 先生…。あ…、恋人になったんだった。名前、教えて貰おう…。
 その人が、忙しく動いてる。

 怠い身体は、スッキリさっぱりしてる。
 今までの施術が終わった時と同じ。でも、今日は違う。全部覚えてる。
 幸せな気分で起きあがろうとしたら、嬉しそうな声がオレに向けられた。

「起きました? もうちょっとで片付けが終わるんで、出たら待ってて下さい。一緒に帰りましょ?」

 フレーバー水を渡される。

「一緒?」

 喉が潤される。身体に水分が染み込むようだ。

「これからの事も話したいし、今の状態だと歩けるのは、お店の外までですので」

「まさかぁ~」
 笑いながら、腰にタオルを巻いて少し重い腰を摩りながら更衣室にも入る。

 着替えて、ドアを潜り、受付で支払いを済ませて店を出る。至って変化はない。いつも通りだが…。
 しかし、階下まで降りて数歩で、言われた通り動けなくなった。

 マジで?!

 頽れるようにしゃがみ込んだ。その拍子にお腹の奥でグチュッと動くものがある。
 口を抑える。危なかった。艶っぽい声が出そうになっていた。

 暗い路地とは言え、こんなところで出していい声じゃない。しかも高めとは言え男の声…。
 羞恥で全身が熱くなってた。汗が薄っすら滲んでくる。

 ナカに…残ってる? しかも大量? 後ろから漏れてきそうで、窄まりをキュッと絞めた。

 え? どういう事? 今までこんな事…。
 混乱でどうにかなりそうなところで、両肩を抱かれて立ち上がらせてくれた。

「大丈夫。帰ったら掻き出してあげます」
 耳元で囁かれる。彼だった。
「へ?」間抜けな声。

「いつもなら時間がないんで、全部は掻き出せないんですけどね。今日はゆっくり出してあげます。全部そのままにしてあるんで」

 嬉しそうな声の彼に支えられながら、タクシーに押し込まれた。
 運転手にオレのウチの住所を告げてる。

 なんで?と思いながらも、初入店時に書いた事を思い出して、納得した。

 自宅についてからの恥ずかしいあれこれや、住所以外にもオレのあれこれをほぼ把握してる事実に慄くのは、この後の事…。



==============


最終回を迎えられました。

完全最終回って感じにならなかったんですけど、ハッピーエンド的になったので、ここで一旦閉めます。

その後の後始末的なお話は、いづれ書くかな。ちょっと不穏?( ̄▽ ̄;)えへ
加筆で終わらせるかもしれないんですけどね。

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みんなの感想(2件)

motoi
2024.07.20 motoi

こーゆーの好き〜!最高最高最高!

2024.07.20 アキノナツ

motoi 様

お読みいただいた上に感想まで!
ありがとうございます。めっちゃ嬉しいッ!
えへへ(//∇//)嬉しくって踊っちゃうヾ(๑╹◡╹)ノ"

解除
雲無瞳子
2024.07.12 雲無瞳子

えちえちで最高です!イッキに読んでました!

2024.07.12 アキノナツ

雲無瞳子 さま

お読みいただいた上、感想までありがとうございます。
めっちゃ嬉しいですッ。

褒めて戴きありがとうございます!ヾ(๑╹◡╹)ノ"踊っちゃうヨ〜

妄想垂れ流しですが、よろしくお願いします(๑╹ω╹๑ )b

解除

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