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剥がれる(1) ※
しおりを挟むえーと、ラストにならなかった( ̄▽ ̄;)
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確かめるように入り口を指でくぱーっと広げて、ほぐれ具合を探ってる。前立腺も丁寧に、執拗に、刺激してきて、オレの陰茎はダラダラと欲望を垂れ流していた。
胸や脇腹を撫でて揉んでた手が離れて、何かを探してるようだ。離れた時は、寂しいと思ったが、唇がさっき以上に乳首を啄んで刺激してくるので、ちっとも刺激が減った事への寂しさは募らない。くすぐったくて、そこから気持ちいいが広がってくる。
器用にローションのボトルを手にすると、ローションを手に出すのももどかしいのか、片手で蓋を開けて逆さにしてる。
後ろから指も抜けた。
咥え込んでた窄まりがクパクパと動いてしまう。後ろが寂しくなってるが、先生の口と舌で舐められ吸われてる乳首に意識が向いて、身体が捩れる。
もっと舐められたいのか、吸われたいのか、それとも、それから逃げたいのか、分からない。快感でどうにかなりそう…。
片側の乳首がジンジンとしてる反面、もう片方は放置されて、尖りが熱を求めて、胸の上下に合わせて、ツンと尖って揺れてる。
「はぁ、はぁぁあああん…はぁぁ…ひゃんッ」
オレの尻にローションが掛かった。びっくりしてお尻が跳ねてしまった。びっくりしただけなんだけど、身体に起こった刺激は、快感に変化して駆け巡る。
余韻にヒクンと身体が跳ねてしまった。
「すみません」
短く謝られたが、そんな事どうでもいい。気持ちいいが止まらないッ。
再び乳首を舐められ、吸われてる。こっちの方が大変。気持ちよくて困るッ!
交互に刺激されて、両方とも赤くなっちゃってる。赤くなったのを優しく舐めてくれて、もっと舐めてと思いながらも、刺激から遠退こうと身体が捩れる。
そんな気持ちいいが胸の小さな飾りで起きてる。
片方可愛がって貰ったら、片方がウズウズしてしまって、自分で触ってみようかと思い始めた時、ボトルを相手してた手が参戦してきた。
唾液で濡れた尖りをツイッと摘み、優しく捏ねられる。
「はぁぁぁ…」
口と参戦してきた指で胸の上の両乳首が緩急をつけて絶妙な圧を掛けながら捏ねくり回されてて…。
そこから生まれる声が甘く押し出されていく…。
胸が、乳首が、変に敏感で…、そこがどうにかなってしまってるのかと、喘ぎながら胸を見ると先生と目が合った。
上目遣いに見てくる先生にオレの胸がキュンとした。好き。
胸の間の胸骨の上をキスしながらお臍の方へ降りていく。お腹にチュッ!と大きなリップ音とチリッとした刺激を残して先生が離れる。
オレの考えが合ってたら、あの液体は彼のに…。ヌチョヌチョと音がする。熱く硬いのが窄まりに当てがわれてる。扱いてる振動が伝わってくる。
やっぱり…。この肉棒に直接ローションを垂らしたんだ。オレにかかったのは、ちょっとした手違い。
再び彼が覆い被さってくる。胸をお気に召してくれたのか、唇がオレの貧相な胸筋と仲良くしてる。ちょっと妬ける。オレの胸なんだけどッ。
香りと音楽、そして胸でピチャ、チュッチュ、ジュッ…と音を立てて乳首を舐められ吸われる音が鼓膜を震わせ、頭の中を揺すってくる。理性が溶けて、素直な気持ちが溢れてくる。
快感に身体を捩りながらも、先生の肌を掌いっぱいで撫で触る。
もっと感じていたい。腕を回す。
思考がぼんやりする中でも、オレは先生を求めた。オレにはあなたが必要だ。この埋まらないところを埋めれるのはあなただけ…。もっと近くに、もっと深くに、先生を感じたい…。
出会ってから、あなたの事を考えていた。表情を思い出し、声を思い返していた。
オレは、多分、あなたの事が好きになってる。
『恋人』と言われて、ゆっくりとじんわりとふわふわ舞い上がっていた。お店のシステム的な事と分かってるのに、こそばゆく、胸を熱くしてた。できれば、ここ以外でも会いたいって思ってたんだ。
そして、失礼だと思いながらも、本当にお付き合いがしたいと思っていた。
同性に想いを寄せてるなんてと、何度も気持ちを否定した。でも、オレは先生の事を考えてしまってた。
この手が、オレを虜にする。
「挿れます」
律儀に報告してくる。
「お願いしますぅ」
頑張って応える。
乳首をチュッと吸われる。「アァン…」と甘ったるい声が出てしまう。
硬直の後の弛緩。
狙いを定めて、ズブンッ!と突き挿れられた。
「はぁぁあああんッ」
歓喜の衝撃が、突き挿れられたところから背中を駆け上がり頭に抜けていく。
勢いよくお尻を押し付けながら背中が反り返る。手は背中を滑り肩に引っ掛かった。
先生の手がオレの尻下に入って腰に引き寄せてくれる。
深く繋がりたい。もっと、もっと早く繋がりたい。そう互いに思ってると確信する性急さが互いの熱と息遣いに伝わってくる。
カクカクと腰が揺れて、肉棒を性器と化した直腸の肉襞が包み扱き奥へと導く。
硬い肉棒は、絡みつく肉襞を押し拓きズンズン奥へと目指す。
先端が行き止まりの肉壁に当たる。肉扉前で一旦止まった。馴染むまでじっとしてくれてるんだろうけど…。待ち時間が…長いッ。
じっとしてなんて、待てられないッ!
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