マッサージ天国

アキノナツ

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ふらりと入店(終) 微※

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スカ表現あります。

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「あ、あの…」
 ちょっと疑問が湧いて来て、「そこに何か?」と訊こうかとした時、低く声が訊いてきた。

「初めてですか?」

「はい」

「…もっとほぐれる施術があるんですが。初回ですし、サービスしますよ」

「…もっと。…お、お願いします」

 もっとほぐれる…。押されてしまった。気が弱いのは性質だから仕方がないが、これだけ気持ちがいいんだ、サービスだって言うし、いいじゃないか。

 会陰から陰嚢へ指が這わされる。腿の付け根から更に内側に入って来た印象で指が這わされてる。初めはちょっと身体に力が入ってしまったが、お願いしたので、任せようと力を抜いた。

 施術台と身体の隙間に手を入れて、腿の付け根をマッサージ。これはさっきもして貰ってたから、なんて事は無いはずなのに、不味い感じになって来た。

 なんで?

 最近仕事が多岐に渡っていて処理に手間取っていた。押し付けられた仕事がほとんどだったが、それらで疲れてたんだろう。性的な気分さえ起きなくて、抜いてなかったから…。否、このポカポカするオイル効果で前に熱が集まって来てるだけだ。きっと…。

 言い訳のような事を考えて、集まる感覚を霧散させようとしてた。注意が逸れてたところに、突然そこを触られて、変な声が出てしまった。
 思わず、オイル塗れの手で口を塞いだ。

「これをお使い下さい。ここもマッサージして、老廃物を出してしまいましょう」

「マ、マッサージ?」

 渡された乾いたいい香りのするタオルで顔を拭きながら後ろを伺う。
 微妙に腰が上がってしまってる。驚いて浮いてしまったか。
 下そうとしたら、男の腕に阻止された。腹の下に何か挟まれる。
 完全に腰が浮いてる。

「マッサージです。男同士ですし、お気にせずに」

 腿から尻肉に施されるマッサージに、身体も頭もふにゃふにゃになっていく。
 香の香りが鼻腔いっぱいに入ってくる。
 肺に、頭に、染み込んでいく。

「そうですね。男、同士、です、ね…」

「そうです」

 この声も心地いい。

 肛門に異物が入ってる。
 指だと思う。マッサージだし…。
 徐々にほぐされて、何本か入ってる気がする。そして、ちょっと奥のそこに圧迫を感じると、気持ちいい。
 腰が揺れてしまう程、気持ちよくて。

 ナンバーワンの称号は伊達ではないようだ。

「ここにもオイル入れますね」

 返事が出来なくて、頷きで同意を示す。

 指が抜けて行って、硬質な何かが差し込まれた。身体に塗り込まれたオイルと同じものなんだろう。液体が排泄孔から入ってくる。

 腹の中に満たされて、圧迫感に苦しくなってきた。肛門に力が入って窄まりをキュッと閉めてしまった。
 スポッとその隙間から硬質なそれが去っていった。

 尻が上げられ、膝立ちにされた。上体は残された状態。腰が上がって、腹に入った物が奥にまで入ってくるようだ。
 肩幅に開いた脚。股を軽く開いた状態が恥ずかしい。それに、オレの陰茎が更に羞恥を生む。しっかり勃っていた。なんなら、何度か『精液老廃物』を射精している。復活が早い。先生が言うには、老廃物が溜まっているのだとか。

 いっぱい出せて良かったらしい。

 その陰茎の先っぽから透明な老廃物が垂れて来てる。

「こうするとオイルが奥まで入って効きがいいんです。暫く…このままの位置で…」

 先生が離れていく。

 えっ、放置?

 誰かと話してる。微かな笑い声のようなものが含まれているような…。

 放置されてた時間は短かったが、オレは寂しく、身体が、何か熱というか、先生の手が恋しくて、燻ってしまう。

 香の香りが少し変わって漂う。薄まってたように感じてたから、時間延長だろうか。さっきは延長を話してたのだろうか。この香りも気持ちいい…。

 まだ、先生の手を感じれると思うと嬉しい…。

「はい、お口開けて、コレ咥えて下さい」

 苦しい体勢で顔を上げて、差し出された棒状の何かを口に入れた。
 咥えてるだけで、何をする訳ではない。ただ咥えてるだけ。顎が疲れてくる太さ。喉の手前までくる長さ。
 溢れてくる唾液を啜り、なんとか歯を立てないようにする。

 顎下には柔らかいクッションのような物が差し込まれているので、その辺りは辛くはないのだが、いつまで咥えてるのだろう…。腹も苦しい。オイルに汗が混じっていた。

 口の中の物に舌を這わして表面の形を探っていた。少し凸凹している。
 どこか知ってる形のような…。

「そろそろですね。身体を立てますが、力は抜いて、私に任せて下さい」

 腹が下りそうなうねりが起きていた。
 このまま起こされたら、、、冷や汗が噴き出た。

 思わず首を振りそうになった。背中を緩く撫でられる。窄まりが緩みそうになって慌てて締める。ゾクゾクとした何かが尾てい骨から背筋を駆け上がっていく。脳天を突き抜けると思ったところで、視界が上がり、身体が起こされた事が分かった。

 しかも、膝裏に腕が差し込まれ、背中に先生のガッシリした身体を感じる。しかも施術服が無くなってる。肌が密着していた。熱く気持ちいい…。

「移動します」

 ほとんど揺れる事なく、隣接した扉を潜る。
 タイル張りの空間だった。灯りは施術室と同じ感じで目に負担はない。
 ツボのような物の上に尻が位置すると、器用に尻肉が左右に広げられ、腹が押された。

「う、うぅぅうううううう……」

 破裂音と排泄音が排泄孔から出ていく。
 オイルに包まれて、排泄物が垂れ流される。オイルのおかげか臭いはほとんでしない。それだけで救われた気分だった。

 口に咥えてる物に思わず歯を立ててしまった。弾力があるが硬質な何かを感じたと思ったら、いきなり動き出した。
 モーター音を響かせながら、うねうねと動き出したソレは、オレの口の中を蹂躙して、喉の手前を撫であげた。





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ぼちぼち更新していきます。

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