絡める指のその先に…

アキノナツ

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後・合流》仔猫ちゃんといっしょッ。(合流完了) ※

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本線への合流完了です。


=============



青斗あおとさん直伝の解しで、キツイところは緩く解れてる。どんな大きくのだって挿れられるはず。

カオルちゃんを跨ぎ、ローションを纏わせてた指で孔と亀頭を撫でる。
いっきまーす。

「ん…ん、んぅ……はぁ……ん、んはぁぁ…」

チュプ…と亀頭が僕の孔にキスすると、ツプツプと皺を広げ、伸ばして、這入り込んでくる。
おぅぅん…すっごッ!
太いところがズグンっと僕の狭いところを抜けて、エラが張ってるカリが筒をブリブリと拡げながら突き進んでくるぅぅ…。
みっちり埋めてくる。
前立腺付近。

「あ、あぅ、あぅぅん、んー……ぅは、は、はぁ、んー」

ビリビリ感じる。
マジにヤバい。脚に力が入らなくなってくる。対面座位で良かった。大きなカオルちゃんにもたれるようにすがり掴まり、腰を沈めていく。

嗚呼、通過していく。抉られ、押し込まれて、ゆっくり腰を下ろしてるのに、ぐりっと自分で腰を揺らしてしまって、自滅気味にビククンと快感の電流が尾てい骨から背骨を伝い、脳天を突き抜けていく。

なおも腰を下ろす。奥を目指してメリメリとゆっくり這入ってくる。挿れ込んでるのは僕だけど、感じまくってます。もう自重で刺さっていく感じ。
カオルちゃんの凶器だよ。太いし、大きい。

「うきゅ、にゃぅう……みぅにゅ……」

みっちり筒を占めているので、ザリザリと前立腺が常に刺激され、軽くイったままだ。

快感でぽやぽやした頭がカオルちゃんのことを気にし出した。

「カオル、ちゃぁん、仔猫ちゃんの、なきゃはどうぉ~?」

「どうって? キツいわよ。トムは……大丈夫みたいね」
なんだか余裕な声音に無性に腹が立った。目の前のお胸に手を伸ばす。
雄っぱいをむぎゅっと握ったら、角度が変わったのか、ズブンとスピードが早くなって奥に入り込んできた。
え、えー!となってるだけでコントロールもままならず、締めるも余計に腰が揺れて、奥に導いてしまう。
そうこうしてるうちに、トンと結腸に到着。
お尻は接地してません。
僕の薄い胸が上下する。

はい、そういう事です。まだ入り切ってませんね!

後ろ手にそっと結合部を触ってみる。

カオルちゃんが呻いてます。

大きな雄っぱいから震えが伝わってきます。
僕の小さな雄ちっぱいがなんだか恥ずかしくなる。

「キスするニャン」
息は上がってるけど、少し余裕が出たニャン。

「いいよ。全部挿れる気?」
「当たり前ニャン」
「ーーーートム猫ちゃんは凄いわね」
凄い?
自分の肯定感がそれ程高くないので、どうやら褒められたようなのだが、予想外な感じなので、対応に苦慮します。えーと……。

「仔猫ちゃんだからね!」

「ハイハイ、キスするの?」

屈み込んでくるように背を丸めてキスしてくれる。
優しいキス。何か物足りない。
大きな手を僕の乳首に持っていく。クニュクニュ触ってくれます。気持ちいいです。カオルちゃん、器用さんです。
雄ちっぱいは可愛いのです。愛でるのです。可愛がるものです。
チュプチュプとキスしてると決心が固まってきた。

チュッパと離れて、カオルちゃんをまっすぐ見る。
「カオルちゃん横になるニャン。ネコパワーを存分に味わうが良い!」

「アンタ、ずいぶん酔ってるわね」

「酔ってる? 慣れない水割りだったけど、あれほどで酔わないニャン!」

カオルちゃんが横になってくれる。
騎乗位でお尻を開いて、体重を掛けつつ、挿れ込むが、限界。お腹の奥がきつい。苦しい。
ちょっと上体を前に。手を前について身体を前後させて、抜き挿し、ヌチヌチ抽送を繰り返し、奥の扉を自ら抉じ開けにかかった。

お尻を上下に激しく振り上げ下ろす。腰振りブンブン。何度目かのインパクトでぐチュンと亀頭が入り込んでだタイミングでググンと体重を思いっきり掛けながらねじ込んだら、、、這入った!!!!

「はぁぁぁ……」
どうだ!と言いたかったが、息を吐き切るように震えながら戦慄く。
顎が上がって、お尻を突き出して、震えていた。
僕のオス子宮口に亀頭がメリ込んで、プニプニと擽ってもっと奥に挿れろと震える。
まだお尻が接地してない。
カオルちゃん! 大き過ぎ!!!

「どんだけ挿れたいのよ。手伝うわよ。アンタなら大丈夫そうね」

プルプル震えてる僕の腰にカオルちゃんの大きな手が掛かる。

「はへ?」
僕の気の抜けた声などお構いなく、グン!と押し込まれた。

「ふんっぅぎゃぁぁああぁぁはぁぁああああ……ッ」
お尻が接地してる。全身の力が抜ける。ふわっとどこかに意識が飛びかけた。
自分の声を遠くで聞いていた。

次の瞬間、腰を揺すられ、意識が引き戻される。

お尻がカオルちゃんの下生えを感じ、擦れる。
腰が揺れる。身体が揺れる。
勝手に身体がカクカクと揺れていた。お腹の奥が熱い。嵌まり込んで、掻き回されてる。

「あ、あ、あぅッ、はぅう、ん……ん、は、」
快感がじっとさせてくれない。腰が自分で動いちゃう。中の肉棒の形をまざまざと感じて、うっとりです。

「しゅ、しゅごい…」
夢中で腰を振る。
口からは絶え間なく、音が出るが、喘ぎか嬌声か分からない。
気持ちいいが全身を突き抜け、波状攻撃だ。

「トムくんの蛇口、壊れたみたいに出ちゃってるけど……。気持ち、いいのかしら?」

気持ちいい?
カクカクと頷く。
「しゅごい…気持ち、いい…しゅごい…特べちゅ…」

「私が動いていいかしら?」
「お願いしましゅ…」
快感に揺蕩いながら、カオルちゃんに倒れ込みそうになる身体を支えられながら、後ろに倒され、正常位で大きな身体に覆われた。

突き上げられる度に胃が持ち上がる。
内臓がゆすられる。

「お、おぅ! はぅ! ごぅ! ゔがぁ…」
これ、凄すぎる。
られるレベルでイってしまいそうだ。しっかり抱き込まれて、すっぽりカオルちゃんの中に閉じ込められてる。はみ出た肢体が揺れてた。自分では1ミリも動けない。動けないのがめちゃくちゃいいぃぃぃッ。快感が渦巻き、僕の隅々まで浸して占拠された。

内臓を揺すられ、胃の中の物をぶち撒けそうな衝撃が快感になり、奥深くを犯される。

「イクぞ」
低く獣のような唸りの響きで奥深くに熱を感じる。
惜しい! どこまでも貪欲になっていた。
ゴム越しじゃなく注いで貰いたかった!

悔しさが孔を締める。我が儘な身体。

「トムくん締め過ぎ…」

「中に出してぇぇ」
動けない身体をくにゅくにゅ揺らす。カオルちゃんのが乱暴に抜けたていった。
ああん! 行っちゃイヤ!
大きな身体に腕を回して、腰を揺らし強請る。
少し間を置いて、ゴムと共に出た行ったカオルちゃんがゴム無しで再び入ってきてくれた。

「ほら、あげるから。イった後だからそんなに締めないでよ」

カオルちゃん、もう硬いです。溜まってたのね。イったばっかりって言いながら、この硬さと勃起具合。復活してるというか萎えてないじゃん。

再び嵐のように揺すられ、胃が、内臓が突き上げられて、痺れさせる。多幸感に開きっぱなしの口からはアグアグと言葉にならない音が、喘ぎがひっきりなしに押し出される。涎も垂れて酷い状態だ。

こんなの知らない世界。
この人が特別ならいいのに!

股を思いっきり開いて受け入れてる。押しつぶされるように、中はみっちり埋められて、揺すられ、全てがカオルちゃんになってる。

「お、おゔ、ぐあ、あゔ、がぅ…」

約束通り奥深くにどろりとした熱射を感じて、潮を吹いてる感覚はあったが、それっきり覚えてない。
意識を手放していた。



目覚めれば、ふかふかのお布団。
デジャブです。
違うはお尻の具合です。
なんか入ってるような感じがありありです。

「起きた?」

モソモソしてたので、後ろの温もりが声を掛けてきました。
これも違いです。
ひとりじゃないです。
カオルちゃんと一緒に寝てました。

裸ん坊ですが、さっぱりしてます。
カオルちゃんがしてくれたようです。僕は至れり尽くせりです。

こんな優良物件手放したくないです。

「カオルちゃん」
声がガッサガサです。コホコホと咳き込んじゃった。
身体を返されて、お胸に抱き込まれます。背中を摩りながら、心配そうに覗き込んでくる。

「特別になって」
勇気を振り絞りました。まだ酔いが残ってるみたい。昨晩は相当に酔ってたみたい。ちょっとハッチャケ過ぎました。でも、アピールとしては申し分なかったでしょう。

「ごめんね。私の特別はもういるの。だから、貴方の特別には成れないわ」

さらりと振られました。
ガーン!
だという事は、僕は大変申し訳ない事をしましたか?
「これ浮気? ごめんね」
申し訳なさでも泣けてくる。振られた……。
「浮気にはならないと思う。相手は、私が好いてる事すら知らないもの」
「ほへ?」
涙が引っ込んだ。

「私が勝手に特別だと思ってるだけ。
あの二人みたいに気持ちよくさせてやれないセックスでごめんね。挿れて出すぐらいで」
頭なでなで。慰めてくれてる。
振った相手を!

でも、あのセックス、普通じゃないですよ!
普通は分からなくなってるけど。
挿れられる経験2人目なんで! でも、普通じゃない気がする。

「経験少ないんで分からないけど、気持ちよかったですよ」
感想伝えた。良かったアピールでこっち見て欲しい! 僕に乗り換えなさいッ!

「あら…、ありがとう。お礼に? 特別探し手伝って上げるわ」

あああああああ!!!!
めっちゃ壁が、厚くて高い……。
僕の胸は薄いのに。
雄ちっぱいでは敵いませんか?
お相手は雄っぱい属性ですか?
雄ちっぱいは、可愛いんですよ?
可愛いはお嫌いか?!

大きなお胸に声に言葉に出来ない想いを込めて、額をグリグリさせて可愛いをアピールしてみた。

「これは酔っ払いの事故みたいに思って?」

トドメを刺されました。

ぱふんと顔を埋める!

諦めない!!!




============

体格差の年の差CP誕生?

この後の後日談は、青斗あおとあいさんを中心に進めたいと思ってます。カオルちゃんとトムくんも絡んでいく予定です。

でも、更新はちょっと未定です(>人<;)

では、また~(*´∀`*)ノシ

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