9 / 13
進んだ結果のお話。
その後のその2 (3) ※
しおりを挟むフェラ開始。本番無しですが、※ をつけました。
============
呼吸を整えながら、覚束ない指で彼の前を寛げる。ベルトをカチャカチャと外してる音も、チャックを下ろす音も、何もかもロックバンドの音で掻き消えてる。
ポロリと現れた彼は、舐められる準備が整っていた。
手を添える必要がない程に、外気に晒されて更に勃ちあがる。
力強くそそり勃ち、ヒクヒクと揺れていた。
そっと舌を伸ばして、先っぽを舐めた。
ヒクンとまた伸びた。
手を添えて、ちょっと下を向いてもらう。
ボクのフェラはまだまだ駆け出しです。
初心者なの。
いつかあるかもとディルドで練習はしてたけど、本物は練習なんて意味がないんじゃないかって程の反応が返って来て、添わせる舌をドギマギさせて、動きが小さくなってしまう。
先輩はこんな拙い舌使いでもなんの文句も言わずに、ボクの頭や顔を撫でてくれる。
手の温もりがボクを少し大胆にさせてくれる。ーーーーちょっとイタズラしてくるのは…困るけど。
乱れた呼吸で、不規則に吹き付けてしまう息で手の中の先輩がムクムクと押し上げてくる。熱い。
視線を上げて、ギラギラした目と出会ってしまった。
ちょっと怯んでしまったけど、舌を玉付近の根元に当てがい、裏筋を唾液をたっぷり乗せた舌全体で舐めあげていく。
目はギラギラお目めから離さないように。先輩の些細な変化も見逃さないように。
ボクにはテクニックはないから、先輩が少しでも感じてくれる事をしてあげたい。
血管が浮き出ていて舌に凸凹とした感触が伝わってくる。
耳の後ろに指が添えられた。
肩が揺れてしまった。
サワっと撫でられると背中が反ってお尻が突き出てしまった。
ムズッとしてしまう感覚を振り払うようにカリの部分に到達、鈴口を舌先で触れるとぷっくりと溢れて来てる液体に触れた。掬い取るように舌に乗せそのまま亀頭に擦り付け塗りつける。
舌裏も使って、塗り広げて、ボクはツルツルし感触を楽しんでしまっていた。先輩を気持ち良くさせたいのに、ボクが気持ち良くなってしまうなんて、ボクはなんてえっちになってしまったんだろう…。
先輩の顔が赤い。
ボクの行為が彼をそうさせてると思うと、くすぐられてるのもなんのそので、伸び上がって先っぽにキス。
チロっと舐めて、自分の唇を舐めると、口を開いて、チュプッと咥えた。
先輩を見れば、目元を赤くしてボクを見守ってくれてる。
拙い行為になんて我慢強く受け入れてくれるんだとキュンキュンしながら、ズルズルと根元を目指して咥え込んでいく。喉の手前に亀頭が触れた。ここ、こそばゆくてこの奥まで咥え込むのは、少し苦手。でも、頑張る。
喉を開いて、手前までを舌全体を使って差し入れ。ジュパジュボさせて頭を上下。
先輩の竿は長いから、全部を咥えれない。だから、補助に手を使う。
くすぐったい場所が痺れてくる。
もう少しとグポッと頭を押し込んで喉奥に亀頭を喉に迎え入れる。
途端に喉が突き上げるように先輩のが太くなって、元気に跳ねた。
カリ高だから喉に嵌まり込んでしまったみたいになって、これって、結腸口を虐められてる感じと同じだと思ったら、お尻が揺れてしまって、頭に添えたれた手に気づかなかった。
お腹の奥がズクンと疼く。
喉奥に入った亀頭を感じながら、締めて頭を揺らして、喉で感じていた。
結腸口に嵌って揺すられてる気分になる。
喉に受け入れてるのに、お腹で受けてる不思議な気分のまま喉を使って、ジュボジュボとエラで自分の喉を抉らせて、ジンジンと痺れて、お尻が揺れた。
突き出たお尻が持ち上がり揺らしながら、ロックのリズムで頭を揺らす。
ぼーっとなる意識のまま惰性で動いていると、別の力が加わった。
先輩がボクの頭を掴んで、腰を振り出した。
ぼんやりとした意識が苦しさに覚醒する。
ズポズポと唇を往復する陰茎。
下生えが鼻先に掠る。
喉の奥にまで亀頭がカリが、竿が入り込む。
喉が膨れ上がるのを感じながら、恍惚となっていた。
イっていた。
同時にお腹の中もムズムズとして、妄想に感じていた。喉を虐めてる陰茎が結腸を虐めてる。
同時にハメられ、ズボジュブと出挿れされてる感覚になっていた。
上の下も彼でいっぱい…。
舌、上顎、喉、そして、結腸がズボズボと大好きな彼に擦られて、満たしてくれる。
ビクビクと背中を駆け巡る快感にお尻を揺らして、イき続けていた。
キュッキュッと締まる喉、締まる後孔。
先輩の太ももに添えたれた手が布を掴んで、もっとと喉を開いて、ダラダラと出てる唾液を啜り、悶えた。
ググッと彼が持ち上がって、喉の奥に熱いものが吹き付けられた。
青臭い匂いと粘りつく液体が溢れてくる。
一滴も漏らしては勿体ない。
必死に嚥下して行く。
奔流が治った頃合いで、ズブブブと喉から彼を外へ。
唾液と精液に塗れた彼を綺麗に舐める。
鈴口に残ったモノも吸い取って、白いモノは少しも残ってない状態に仕上げる。
仕上げるボクの頭を優しく撫でてくれる彼の手を感じて、彼を見上げると、頬を包むように撫でてくれた。ハンカチで唾液塗れの口や顎を綺麗にしてくれた。
優しさにうっとりしちゃう。
初めてのお外フェラは、ロックのリズムにボクはノリノリになって、仮想アナニーで喉と同時にイってしまった。本物がお腹の奥に欲しくなっていた。彼を身体全体で抱きしめたい。
身体が彼を欲して、ヒクヒクと揺れていた。乳首が布に擦れて、ジンジンと熱を持って疼いている。
仕舞われてしまった彼の股間をじっと見ていた。くったりと彼にもたれてソファの上。
肩から脇腹、お尻を撫で撫でされて、ボクの身体は熱く仕上がってどうしようもなくなっていた。
そういえば、連続であれだけイってたのに、下着の中はそんなに気持ち悪くない。前は勃ち上がってるけど。
そういえば、最近のえっちは、射精直前に止められるとこが続いてて、それでも感覚はイってて……。アレと同じ感じ?
「上手になったね」
先輩の優しい声。褒めてくれた。フェラが? 射精せずにイけてる今の状態が?
射精せずにイったら褒めてくれてたから。
褒めてくれたお礼をしないと…。
先輩の首に腕を回して、唇を先輩のそれに寄せる。チュッとリップ音をさせて離れる。
目が間近で合う。
目が細くなる。
ボクもうっとりと微笑む返していた。
「そろそろ時間なんだけど、帰りますか? それともどこか行きたいところでもあるかな?」
意地悪な響き。
「ホテル行こ。ラブ、ホ、テ、ル」
先輩の耳に唇を寄せて、吹き込む。
ボクから誘っちゃったッ。
===========
イマラもされちゃった。
喉イキですよ。
まだ続いちゃうε-(´∀`; )
1
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説


鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。

寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
毎週日曜日の正午に一話ずつ公開

家事代行サービスにdomの溺愛は必要ありません!
灯璃
BL
家事代行サービスで働く鏑木(かぶらぎ) 慧(けい)はある日、高級マンションの一室に仕事に向かった。だが、住人の男性は入る事すら拒否し、何故かなかなか中に入れてくれない。
何度かの押し問答の後、なんとか慧は中に入れてもらえる事になった。だが、男性からは冷たくオレの部屋には入るなと言われてしまう。
仕方ないと気にせず仕事をし、気が重いまま次の日も訪れると、昨日とは打って変わって男性、秋水(しゅうすい) 龍士郎(りゅうしろう)は慧の料理を褒めた。
思ったより悪い人ではないのかもと慧が思った時、彼がdom、支配する側の人間だという事に気づいてしまう。subである慧は彼と一定の距離を置こうとするがーー。
みたいな、ゆるいdom/subユニバース。ふんわり過ぎてdom/subユニバースにする必要あったのかとか疑問に思ってはいけない。
※完結しました!ありがとうございました!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる