【完結】逃げる男と追う男

アキノナツ

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夜に霞む

【終】 ※

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最後です。


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久々過ぎて、モジモジしちゃう。

抱きついて動けなくなったオレをクツクツ笑いながら、ひょいと抱えてベッドに運んでくれた。

タクは枕を背凭れにしてオレを乗っけてる。オレは抱きついたまま。
タクの胸って気持ちいいね。頬っぺたくっ付けてる。トクトクと心臓が動いてる

大きい掌で頭を撫でてくれてて、もう、顔上げるタイミングが分かんない。

お腹にタクの硬いのが当たってる。完勃ちの様相です。
ドクドク波打ってます。
待てが出来る男になったのね。偉いね、タク犬。

「キスする?」
いつも食事の為か子作りのエッチばかりで、好きって気持ちがいっぱいの今のこの状態のエッチって、なんだか混乱してた。だって、初めてです……よ?
あ、えーと、エッチ初めてじゃないよ。当たり前だけど。そうじゃなくて、じゃないのに、もう大混乱。混線? 混戦?

コクンと頷いたものの、全然動けない。
顔をタクの胸にくっつけて離れられない。

タクがオラオラって感じで襲って来ないのも、なんだかモジモジしちゃう。

「タク……」
「なんだ?」
「オレさぁ……」
「うん」
「タクの事ぉ……」
「うん」
「好き」

もう今しか言えないと思って、絞り出すように言った。
相槌もリズム良くしてくれてるし、大丈夫。何が大丈夫かって? 返事だよ。返事ッ。『俺も』って返事!

……返事がない。
? ん? んん???
ーーーーー無い!!!!!
結婚してくれとか言ってたヤツがぁぁぁ!
キッ!

キュッとタクのシャツを掴んで、怒りを打つけるべく顔を上げたら、真っ赤な顔のタクが固まっていた。

ほへ?
怒りが霧散する。

「タクさん?」
よじ登って、タクの顔間近。
固まってるね。
チュッと口づけてみた。

「あ、あの…」
動き出したけど、なんだか変。

「エド、俺さ。実は、人だった時、お前を買いたくて探してたんじゃなくて…」
「うん」
今度はオレが相槌する番。

「恋人になって欲しいって、付き合ってくれって言うつもりで…。なのに、なんだか、身体の方に行っちまって…」
「うん」
なんだか笑っちゃう。これ前に兄上に言ってたね。

「この身体になってからは、子ども孕ませたくて、手に入れたくて…」
「うん」

「そうじゃないんだって、自分に言い聞かせても、どうにも出来なかった」
「うん」

「順番間違ってると思ってる。でも…」
「うん」
期待しちゃう。結婚しようって言ってくれたの再び? それも嬉しい。キュンキュンしちゃう。

「エド、好きだ。これからもずっと一緒に居たい」
「うん…うん」
なにこれ! 泣いちゃう。
思ってたセリフとは違うけど、嬉しい。心の奥底から喜びが湧き上がってくる。

「うん、うん、うん…」
コクコク、コクコクと頷きまくってた。
だって、止まったら、泣いちゃう。

「なんで泣くの?」
「だって…だって。一緒、嬉しい。タクと一緒が嬉しい。好きなタクと一緒が嬉しい」
止まらなくても、泣いてた。
出産すると涙脆くなるの??
血が沸き立つ喜び。

タクの胸元のシャツをきゅっと引き寄せて、クシクシと涙を拭った。鼻かみたい。でも、シャツでかむ訳にもいかなくて。ティッシュゥゥ。
タクの後ろのヘッドボードにあるのを見つけた。
ぐしゅぐしゅしながら手を伸ばす。

ティッシュを数枚取って、鼻かんでたら、胸がくすぐったい。
服の上から既に尖ってる頂をぷにぷに柔らかいのが熱い熱と共に触れてくる。

伸び上がって取ったものだから、胸がタクの顔の前だった。
いやぁぁん、この人(人じゃないけど)、何やってるのよぉぉ。
唇でハムハム触ってる。

ゴミ箱に白い塊を捨て、自分の事は棚に上げて、ムードもなにもない状況にちょっと文句を言ってやろうと思ってたら、ハムッと乳輪ごと大きく喰まれた!

ジュンと布が唾液で濡れて、舌だけじゃない刺激で、背中にゾクリと何かが駆け抜ける。
反対の尖りも布の上から捏ねられる。腰が揺れる。
「はぁぁん……」
文句どころじゃなくなってしまいました。

布が擦れって、こんなに刺激が倍増するの? でも、もっと近くで、タクの温もりが、欲しい……。

タクの頭を触って、オレの頭の中は、もっともっとでいっぱいで、後頭部を過ぎて、頸を過ぎて、襟足から手を突っ込んで、背中に手を突っ込んで、タクの肌を掌で撫で摩っていた。
肩の方の手を伸ばしかけて布が邪魔で手が止まる。
背中の肉をモミモミ。

タクは布の上からが気に入ったのか、反対側の尖りに移動してる。
唾液で濡れた布が透けて、乳輪から尖りまでが薄っすら透けて見える。

さっきまで温もりの中で舌と布に擦られてた乳首が切ない。

乾いた布で擦られて、ジンジンしてた乳首がじんわり濡らされて、ピリリと更に立ち上がる。
「コリコリしてる」
口を離して感想言ってるしぃ。息吹きかけないでぇ。
再び口に含み、放置されてる乳首は指で弄られる。乳輪を円を描きながら、摘んで、擦られる。

「うふぅぅん……はぁあん…」
腰がゆらゆら。

思い通りにならない腕に、イラッとして、タクのシャツを裂いていた。
腕が自由に動くのを気を良くして、肩の筋肉の感触を掌に感じながら布を剥ぎ取って捨てる。

タクは服に隙間を作って、手を滑り込ませて、背中をサラサラと撫で上げて、脇に移動させると、ゆるゆると撫で揉みながら、脇腹まで降りて、腰骨まで撫でつけ円を描きながら揉んだ。

「はぁん、あぅぅん…もっと…」
我慢出来なくて、強請ってた。

食事の為のセックスでも、子どもを作る為のセックスでもない、好きな人を感じたいセックス。気持ちいいを共有したい。共感したい。一緒にしたい、居たい。もっと、もっと…。

タクの手に手を重ねる。
タクの動きを制限せず、動きに合わせるように添えるだけ。
するすると尻に手を入れ肉を揉み込む。自分で揉んでるみたいでゾクゾクと快感がオレの身体を苛み、前を勃たせる。
後孔はヒクついて、期待してる。

気づいたら、手が入れ替わっていた。
オレは自ら尻肉を揉んで、開いていた。

クパクパと、タクを欲して孔が蠢いてるのを感じる。

「タク…もう……もう…」

尻肉を開き、揉んで、腰を振って、吐息のような呟きが漏れる。触ってと言えない。羞恥心か。

まだ乳首を舌で甚振るタクが上目遣いで見遣ってくる。オレの熱で潤んであろう視線と絡む。
少し悪戯っ気の色がチラつく瞳。

あぁぁぁああん! 意地悪なタクゥゥゥ…

焦れて泣きたくなった頃、唐突に、つプッと指が、タクの指が孔の皺を撫で浅く孔に入った。

フルルッと震えて、達してた。
前を濡らして、竿を伝って陰嚢を湿らす。
下着の中が濡れ濡れです。

胸を突き出し、タクに甚振られ、尻肉を自ら割り開きタクの指を招き入れようとしてた。
そして、少し入れられただけで、浅ましくも達してしまったのだ。
タクに嫌われはしないだろうか。

羞恥心に顔を逸らし、視線を下に俯く。もう顔から火が出そうに熱い。

オレが達したことは、タクの嗅覚にはバレバレだ。

クインと穴に突き入れられた。
「はぁあん!」
深くまで押し込まれ、グリンと中を抉られるように撫でられる。あ、そこは! 今触られたら……!

「今、あ、あぁぁああん……ダメ、だ、めぇぇん……あぅぅん、イった、イったか、らぁぁん……」

前立腺をぐりぐり責められた。
オレの手は張り付いたように、自分の尻肉を握りしめて、全身をピクピク揺らしていた。
オレの手は、尻を孔を開いて更に奥に指を導いている。

指が出たり入ったり、擦られ抉られ、解されて、指が増えていく。

「あぅ、ぅぅん……はぅ、あぅぅううう…」

顎が上がって、腰が揺れて、自ら擦り付けていた。
物足りない。もっと奥…もっと太いの…あぁぁ、欲しい、タクが欲しい!

「こっち見ろよ」
カクカク揺れる視界を、タクにゆるゆると向ける。

「どうしたい?」
野生味溢れる笑顔。その顔も好き。

吸い寄せられるように、肩に手をつけると顔を寄せ、口づけした。
緩い甘噛みするように唇を擦り合わせる。
チロチロと舌先が触れ合い、唇がしっとり濡れて、クチュクチュと音を立てる。

オレの後ろを触る指は、増えてバラバラに動いて、トロトロに解しきっていた。もういつでも、タクを受け入れれる、なのに、挿れてくれない。ーーー言わせたいのね!

上の口も下の口もトロトロなのに、頭が段々冴えてきた。

タクのがガチガチなのは分かってる。
なのに、なにそれ?!
したいのオレだけみたいじゃん!
オレは、タクからも求めて欲しい。

後ろで蠢く指がタクも求めてる行為だと分かってたけど、チロチロ舐める舌も唇もそうだと言ってるのに、ちゃんと言って欲しい。

「タクは、どう、して、欲しい?」
キスの合間、合間に、尋ねる。
「もちろん、挿れたい。エドが俺のだと感じたい」

あぁん、言葉だけでイきそう!
タクのくせに! なにそれ!
オレが思うセルフ以上の返事してくるなんて、オレどうなっちゃうのよぉ。

「オレも…」
唇を名残り惜しすぎるけど、引き剥がして、服を脱ぎ捨てた。
オレの様子にタクもオレを乗せたまま器用に下を脱いでる。

飛び出てきた陰茎に釘付けになってしまった。
プクッと、鈴口から白いものが混ざった先走りが漏れ出てきてる。

指先でそれを掬って、つるっとした亀頭に塗りつける。
くぷっとまた出てきた。

くふふ…楽しい。

掬ってチロリ舐める。
この味も久しぶり。
グイッンと跨いで、タクを握りオレの中に導く。

トロトロに解された後孔が、ゆるゆると咥え込んでいく。
久しぶりのタク。解されてるとはいえ、奥はまだ狭い。
ヌチリ、ヌチリと隘路の肉筒を拓きながら、奥へ、奥へと這入ってくる。

タクの様子を伺うと、眉間に皺が寄って、オレを見つめてる。何かを耐えてる。
あぁ、イくのを耐えてるのか。
中でクプリ、クプリと漏れ出てるのだろう。潤滑剤になって、段々滑るように奥へと這入って行ってる。

全部挿れたい。

大きく長いタクが奥に到達する。でも、全部は入ってないはず。まだ下生えを感じてない。ここから先は少し躊躇してしまう。脳天を突き抜ける快感をブランクのある今、大丈夫だろうか。

オレの腿に添えられて動かなかったタクの手がするすると腰まで撫で上がってきて止まった。

「手伝うよ」
ああ、それって、以前聞いたセリフ。
慌てて、手を重ねる。

「待っ、、、あ、あ、あぁぁぁあああ……ッ」

待ってが最後まで言えず、押し込まれた。
ズキュン……!

「……はぁぁぁ……ん…」
オレの雄芯が震え、力なく吐露した。

「すまん、待てなかった」
ふんわり抱き込んでくれる。ナカで陰茎の角度が変わって、当たるところが変わってプルプルと身体が震えた。
震えてるのを、傷つけたと思ったのか、声が苦しげだ。

「うふぅぅん…はぁぁん……分かって、るぅぅん…」

違うの、気持ち良過ぎるのぉ。
伝えたいのに口から出てくるのは喘ぎと吐息ばかり。

気持ちだけでも伝えたいと懸命に唇を合わせる。
ナカでピクピクしてる。

そもそもセックスに誘ってくれたにはタクなんだ。オレがちゃんとしたいって伝えないと。

「動いて…。一緒に、しよ?」

「うん、しよ」

チュッとキスして下から突き上げてきた。
オレは受け止めて、奥深くに招き挿れる。
腰を振って、ナカを絞める。

ナカの全てが擦れて、みっちりと筒をいっぱいに広げる雄芯が、オレを翻弄する。
タクがオレの中で暴れる。こんな乱暴な肉棒を受け止めれるのはオレしかいないだろう。
そして、淫乱なオレを満足させるのはタクしかいない。

思いっきり脚を開き、腹の奥底へ迎える。

視界が動いて、天井が見えて、タクが喰い殺しそうな笑顔でオレを見てる。

嗚呼、食べて。喰い殺して。
喉を晒す。

希望通り、喉に噛みつかれる。
喉仏を含み大きく首に噛みつかれ、肉杭がずるると抜けていく。肉壁が擦れて、大きく背が反る。
べろりと舐められ離れていく。喉仏が震える。喰い千切って…貴方の血肉になりたい……。

脚を折り畳まれ、抜けるギリギリまで引き抜いた肉杭を体重をかけて、押し潰すようにぶち込んできた。

腹の奥が裂けるような勢いに、歓喜に震え、嬌声が上がり、もっと激しくと尻を押し付け、筒を絞めつける。

パンパンと肉が打ち合う音とぐちゅぐっちゅと水音が、断続的に発せられる嬌声と呻きが、部屋を満たす。

「あぁぁ、あぅぅん…ハァァン、やぁん……あぁぁああ…」

一点の昂みに向かって昇り詰めていく。

「うぐぅ、う、あぅう……くぅっ、う“くっ……」

ズブンと最奥へ突き入れられて、奔流が放出された。
熱射が叩きつけてくる。

「うぐぅぅん、ぅんん、あふぅうん…」

熱流がナカを撫でて愛撫する。

タクがオレ抱え込む。

タクの逞しい背に回した腕に力を込める。
引き寄せ、歯を立てた。
オレの目はたぶん朱が散った金色に光ってる。
本気で吸ってた。

タクが艶めいた声を出している。

ミシミシと骨が鳴りそうな力で抱きしめられる。

これ以上ないという程、身体は密着していた。

ペロリと噛み跡を舐める。
血を拭き取るように舐めとった。

酔った。極上も極上。素晴らしい味だった。もう美酒と言ってもいい。

二人とも上がってた息も落ち着き。まったりタイムを楽しんでいた。

「タク、オレこんなだけど、よろしくね」
ゆらゆら揺すりながら、くくくと笑うタク。
「一緒に居れる相手は俺しか居ないだろ。ずっと一緒だ。飽きても一緒だ。覚悟しろ」
「飽きないよ」
「俺も」

唇を重ねて、舌を絡める。

「長いね…」
「言わんでくれ…気にしてるんだ」
「この時間好きだからいいよ」
チュッとワザと派手なリップ音を立てる。

くくく……
うふふ……

この時間が永遠でもいい。二人一緒なら……

タクの血と精液を同時に受け入れた身体の奥底で何かが混ざって捏ねられて絡んで……ふわぁっと膨らみ弾けて…消えた。
不思議な感覚だった。

『一緒』の言葉に血が躍る。湧き上がり、幸せが末端まで行き渡る。これは血に刻まれた記憶だ。タクの血に、オレの血に刻まれた遠い遠い僅かな記憶……。

オレの中で何かが閃く。
タクの中にも何かが閃いたらしい。

見つめ合い互いにスリっと頬を寄せて、二人だけの感覚に浸った。
この夜に霞むような淡い幸せをあの二人に贈れただろうか。
白い尾の獣と人の子に。



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初の吸血鬼モノでしたが、なんとか書き切れました。ありがとうございます。

このあとイチャイチャしてる小話を。

そして、第二部の『朱に滲む黒』に続きます。
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