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本編

6】侵入(前) ※

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ちょっとエッチ回( ̄▽ ̄;)


=================

 
「あぁああん、アン…らめぇぇ…うくぅぅん…ぅくぅ…」

 やっぱイイ。
 小ぶりのケツを掌で撫でる。
 この小さな刺激でも肉筒が蠢いて反応する。毎度感度がイイ。

 肉棒を深々と咥え込み、なおも奥へ誘うように媚肉が絡み付いて誘ってきやがる。狭い隘路の締め付けが癖になる。

 奥の肉壁を先っぽで突いたままグリグリと捩じ込む。
 回る腰が肉輪を竿の根元でグニュグニュ回し広げて、肉壁を撫で回す。

 緩む気配もなく締め付け、ヌチュヌチュと卑猥な音を立てて肉棒を咥え込んだ穴が竿を握ってくる…エロい。

 媚肉は肉棒の形にびっちりと絡み付いてる。カリ首にまでみっちり張り付いて蠢きくすぐってくる。

「あ、アン、い、いぃん…イくぅぅううう…」

 嬌声が部屋に広がり、俺を昂らせる。
 すりこぎ棒のような回転の動きに抵抗するようにプリッとした尻が揺れる。
 張りのあるケツ肉を指の間から盛り上がらせ、掴み引き寄せる。

 ムチュッと奥へ刺さり先っぽに肉壁の抵抗を感じる。

「アン、あはぁあああん……ッ」

 いい声で泣き啼きやがる。嗚呼、イイ…。

 腰をガシッと鷲掴むと、孔から抜けるギリギリまで遠退かせて、一気引き寄せ、突っ込むッ!

 亀頭が肉壁を押し拓くのを感じる。
 張り出たエラを奥の肉輪に突っ込み、引っ掛ける。うふ~ん、抜いたなッ。ギュッと暴力的に締め付けられる。おふぅッ! いいね~。

「あぁああああああッ! あ、あ、あ、あぁぁぁ…」

 ベッドに腕を突き立て、背をキツく仰け反らせて、頭がその背につくかって程に振り上がった。
 尻はこっちにビッタリ突き上げ、脚を大きく開いてググッと押し付けてやがる。

 大きく開いた口が、閉じれずに戦慄いている。
 舌が突き出て、ハヒィン、ハヒィンと浅い呼吸が細く出てる。
 呼吸に合わせて肉筒が締まり、肉壁が痙攣を起こし蠢く。
 腸壁の蠕動が激しくなって、俺を扱く。

 ぶるると快感の震えが股間から全身に広がる。
 震えがおさまると、中の動きに抵抗して抽送してやる。隘路をヌチュッと撫で押し拓き、肉壁をカリと竿で擦りまくる。奥の肉輪をブリブリと引っかけ刺激し、出し挿れ。腹の奥でクポクポ、ぐちゅぐっちゅと音がしてる。

 パンパンとリズミカルに肉を打つ。

 激しく息を吸い込んで、上体がビタンと倒れ、背が丸まり、喘ぎながら、手が前に伸びた。

「やらぁ…やらぁぁあん…はぁん…あぅ、ん…くはぁ…ん…」

 シーツを掴んで、もう片方の腕を伸ばしてシーツを掴む。

 俺から逃げるのか?
 逃げられるなら逃げなよ。
 お前、こういうの好きだろ?

 俺は好きだゼッ!

 激るッ!

 腰をキツく掴み直して、打音を高らかに鳴らし、突くタイミングで引き寄せる。

「あぐぅ、はぐぅん…うぐ…はぁぁ…ひゅんッ、はぁぁ…」

 腰振りが止まらない。おお、特大のがキタァァ!

 腹の奥でグポグポと音を立て、結合部は先に出した精液で泡立ちグチュグチュと湿った音を立てていた。

「そろそろ…イくぞ…」

「はィンッ」可愛い返事ッ!

 抽送をさらに激しく、汗を飛び散らせる。

 肉棒を捩じ込むように押し込み放出。ビクビクと全身が震える。
 ああ…、今日も最高だった…。

 ドビュュュュュドビュッ!と最奥に白濁を吐き出しながら、最近お気に入りの男娼くんを引き潰すようにその背に伸し掛かる。

 突っ込んだままに背後から腕を回す。すっぽり抱き込めるサイズ。乳首は小さく、撫でればプリップリッと掌や指に接触して刺激してくる。
 早鐘の心音が手に伝わってくる。手を蠢かすが、胸は平らで掴める起伏はない。ちょっと物足りないが、可愛いので許す。

 柔らかな髪に頬を擦り付ける。
 中も外もマーキングしたくなる可愛さ。
 俺が男にこれほどハマるとは…。

 俺に頻繁に抱かれて、肌がちょっと黒ずんできたように感じる。浅黒い肌も汗に光ってイイんだが…。そろそろ解放してやらないとな。

 合わせる肌を互いの汗でヌルつかせながら、荒い息を整うまでベッドの上で重なったままゆるゆると余韻に浸っていた。
 中は萎えた俺を勃たせようとするかのように蠢いている。

「ありがとう。今日はこれで終わり。……当分会えないかな」

「えっ? 魔王しゃま、飽きた?」

 ベッドと俺の狭い隙間でこちらを見ようと身体ごと顔を捻ってくる。困り顔がまた可愛い。

「ちょっと相手をしてもらい過ぎた。暫く間を空ければ、穢れも抜けるだろう」

 瞳も赤くなってきてる。

 中に残った俺の精液に残った穢れも徐々に浄化されていく。そのうち肌の色も元の色に近くなるだろう。

 快感で発汗した汗からも浄化した跡を感じる。全身で浄化してるのを感知できるようになってきた。3年で聖魔法に関する感知ができるようになってきた。

 汗で張り付いた髪を手で撫で上げ額を露わにして、唇を寄せた。

「暫しの別れ。それに、そろそろ勇者一行を迎えねばな」

「分かったッ」

 ニッコリ笑う。八重歯がきらりと光る。いい尖り具合になったな。

 瘴気の中で魔人化した者たちは、人間の頃の容姿を色濃く残す者もいれば、全く違う崩れた容姿や緑や青などの肌の色、体格の変化を及ぼす者など様々。魔獣もだが、理由はよく分からん。

 息が整うと、脱ぎ散らかした服を身につけ、笑顔でバイバイと手を振って、窓から帰って行った。

 仕草も可愛いのだが、あの目はいかんな…。あくまでも浄化の一環の交わりであって、ここに愛や恋はないんだ…。すまんな…。

 フィンに仲介を頼むか…。

 瘴気の中に勇者一行が入ったと、張っていた拠点の一つから連絡がきた。

 形だけの交戦をして撤退しながら、勇者と距離を保ってこちらに誘導して貰ってる。

 勇者一行もこれほどの瘴気に晒されたのは初めてだろうから、慣れるまでゆっくりとした進みになると思ってたので、様子を伺いながら、臨機応変に対応して貰ってる。

 他の張っていた拠点に散ってた魔人も集結して、交代制で頑張って貰ってる。

 勇者一行の力を適度に削いで、会談に持ち込みたい。
 俺を殺す気満々で来てるのだから、出会った瞬間にバッサリとやられたら堪らない。

 ボロッボロになってから会いたいね。

 瘴気に入ってもらってからは、時間の流れも落ち着いて、宰相が休息に入った。倒れるように寝た。お疲れ~。
 えーと、ぼやかしマイルドに言いましたが、倒れたなコレ。体内の聖魔法で回復してくれるだろうから、お布団掛けて、ポンポンしておいた。

 さて、お茶菓子は何がいいだろうか…。




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