音に浸る:ソナタの後で〜弦が切れるってありますか?〜

アキノナツ

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7】お断りだ ※

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腹に埋まっていく。
太い…這入ってくる…休みなく、ゆっくり、一定速度でズブズブと押し込まれて、カリがナカを押し拡げて、ズブズブ……突き進む。

みっちりと筒をいっぱいに余すところなく埋め尽くす。

はぁぁぁああ……気持ちいぃぃ……。

オレもナカがいっぱいに詰まって、擦れてる。ゾクゾクが止まらない。

「あふぅん……ふぅん…、ハァ…ぅうんぅ……」

何もかもが擦り付けられて、漏れ出る吐息は、熱っぽく、艶めいていた。

視線は、這入りいく雄芯に釘付けだった。

あと少しで全部…。
竿が見えなくなって、オレの中に全て収まった。

「はぅぅんん……」
うっとりと腹に手を添え、吐息を吐く。

「ーーーーーッ!」
グッと中に圧迫が!
衝撃に声もなく口も目も瞠いて、顎が上がり背が反り返る。

最後の一押しと言った風に腰が入れ込まれた。

ふぅっと息を吐き出し、汗が滲んだ顔が嗤う。
「全部入ったぜ」クッと中で持ち上がる。
「はっうぅん!」
「俺に乗り換えないか?」
馴染むまで動きを止めてる。ナカでドクドクとあの太い雄芯が波打っていた。

「お、お断りぃ! これでぇ、最後ぉ、なのぉ~」
切れ切れに言葉を継ぐ。気を抜くと、喘ぎそうだ。

「最後ねぇ…」
舌舐めずりしてる。切った言葉を続ける。
「身体が離れなくなるように快楽漬けにしてやるよ」
「あっん、アンタを切って、張り直すぅ!」
ズクンズクンとナカで脈動するモノが快感の波を起こして、オレを流そうと襲ってくる。

「ん? 張り、直す?」
キョトンとして不思議そうに見てたが、やがて瞳にあの閃きが宿り、咥え込んだ尻肉を揉み込むように撫で回す。
外からの刺激に孔が締まり、肉襞が竿を抱きしめる。

獣さんは眉間に皺を寄せながら、掌で撫でさすりながら腿をはいあがって膝裏で止まった。膝に唇を寄せ舐めた。

イケメンはどんな表情も様になる。
舐める姿は、今から食べる獲物の味を確かめるようだ。

グッと大きく脚を開くと、ズルんと竿が引かれる。
「ーーー動くよぉお?」
もう、動いてんじゃん!!!
「はぁぁあぁん!!」

優しくなんてしてくれないね。
嵐がくる!
逆らわず、快感の波に乗って、この掠れて酷い音は聴かないで、オレ自身の中の音を聴こう。

ーーーーさぁ、来い、波よ!

「ハァぁぁん!! あ、あ、はぁ……やっ…はぁぁああん…」
激しい!!!
始めこそゆっくりと味わうように、ゆっくり引き出し抜けるギリギリで、押し込み、前立腺も何もかもを、抉り擦りながら、奥に着くと腰を回して自分の存在を擦り付け残して、再び引き摺り出て行き、肉筒の中を往復していたが、今は突き上げるように腰を打ちつけられていた。

「は、はぁ、ぁあぁぁあ……はぁうぅん…ぅ…」
中で漏れ出たものだろうか。
ジュブ、ジュブン、ジュブ…
後孔でローションだけじゃない音がする。

あー、嫌な音。
でも、擦れる感触が、オレを快感の波に打ち上げる。
「はぅぅんん!」
ブシュっとオレの雄芯から垂れ流れる。
イったまま。波の上から降りれない!

ジュブブブゥンと奥に衝撃と熱を感じる。
あー、広がる……。
肉襞のあらゆるところに出された熱が広がり埋まっていく。
硬さが変わらない雄芯のカリが、出した白濁を掻き出し押し込む。

ジュブ、ジュブン、ジュグ、ズブン……

「…は、は、はぁうぅぅん、はぁ、はあぁん…」

口が閉じれない。
喘ぎっぱなしだ。

身体が浮いて、浅黒い胸に打つかった。
抱き起こされた。

自分の体重で、滑り良くなった肉筒が更に奥へ迎え入れた。

「ふぅ、ふかぁぁぃいいんッ……」
目の前の首に腕を巻き付ける。

腰を掴まれ、グンと引き下ろされた。
「ーーーーッ」
奥、奥に当たるゥゥゥン!

痙攣が起きた。ナカがウネるのを感じる。
竿をカリを形を、ナカでしっかり認識できるほど締めていた。

ズクンッ!
奥に衝撃を感じた。射精。
ズルズルンと一気に持ち上げられ、ブシュっと嵌まった雄が抜ける。追って、白濁も掻き出され、パタパタと散った。射精したのに萎えてない。

「はぁーーーーーーーッ」
背が反って、内臓が引き摺り出されるような感覚とカリに肉壁を剥られ摺られる感覚が、なんとも言えない甘美な快感を脳髄に伝えてくる。
ダラダラとだらしなく、オレの雄は白濁を垂れ流す。

下半身に力が入らなくなってきた。

うつ伏せに倒され、上半身はベッドに預けて、尻を高く腰が持ち上がるままに任せる。

腰を鷲掴みにされて、再び打ち込まれた。
「にゃゥゥん、ゥン、はぁうん、はぁ…ぁぁ…」
パンパンと尻肉が打ち鳴らされる。

その衝撃に抽送される獣の雄の形を余すところなく感じた。ナカが締まってる。その刺激に蠢いてヤツを喜ばす。

「イイねぇ。ウネる背中もこの尻もナカも!」
パンッ!と打ちつけ、肉を鳴らす。

「はぅぅんん!」
投げ出された手がシーツを力なく掴む。
動かれる度に頬や胸がシーツを擦る。
胸の突起が掠る。
「はぁぁぁぁ」
腰が揺れた。

ワザと胸が擦れるように動かし出す。
ナカでは円を描くように出したモノを掻き回して奥へ擦り込まれた。
「はぅぅんん、うんぅぅん、はぁぁぁ、あ、あ、あぁぁん……」

もう快感だけを追っていた。

頭の中は『気持ちいい』しかない。
もっと、もっと激しいのを……。
腰を振って、尻を押しつける!

「俺にハマっちゃえよ。後ろはびっちり嵌ってるけど…ね!」
思いっきり引かれて、奥に精液を押し込みながら、ドチュンと肉杭を打ち込まれる。

ああぁ、奥に精液が這入ってくるゥゥん!

ジュブジュブンと奥に押し込まれる精液が最奥に侵入して犯してくる。

ジュポンと抜けた。
「はぁんん!」
後孔の縁にカリが引っかかるのが、気持ちいい。
縁だけでぷるんぷるんと引っ掛けて欲しくなる。

さっきまで埋まってたものが無くなって、ぽっかり開いた孔から白濁がトロリ、トロリとと漏れ出てた。

片脚を抱えられ、松葉で打ち込んできた。

「はっっっ!」

角度が違う抽送に当たるところが変わって、背が反る。突き出された胸の突起を胸筋ごと鷲掴まれて揉みこなれ、時折掠るように掌が突起の先端を撫でる。

プルプルと震えが走って、肉筒を締め、彼を締め上げていた。

また奥に衝撃が……出された精子が、すでに存在する精子を押し退けるように勢いよくナカを進んでいく。

腹がタプタプと音がするのではと思うほど中に出された。

ジュブジュブと後孔を出入りする。まだやれるのだろう。硬い…。

寝バックで背中に張り付かれる。
耳元で「俺にしとけ。イイ思いさせてやるから」囁き腰を動かす。
脚を閉じた状態でしてたが、挿れたまま、身体を起こして、抜き差しして、悶えるオレを視姦しているようだった。
腿に手がかかると急に力が入って、開脚させられた。
グリリッと捻じ込まれる。

「はぅん!」
後孔を思いっきり締めて、奥いかないように阻止するもの無駄だ。

グン、グン、と奥を目指して抽送を繰り返し、ネジ込んでいく。

勢いをつけて捻じ込まれた時、届いてしまった。

「はぁぁぁぁん!!!!」
ナカが痙攣し始めた。
柔らかい最奥の扉が、精液と肉棒でこじ開けられる。
「ダメェェェェ!!!」
腹の下に膝が入ったと思ったら視界がグルンっと動き、立った身体の重みで、精液で滑りが良くなった筒が肉杭を難なく通し、扉を開いた。

「あぁぁぁぁあああああ!!!」
先に沁み入ってた精液が、後から入ってきた白濁に押されて、更に押し進んでいく。

「這入ってるぅぅぅ!!!」
ジュブジュブと押し込まれ、奥の奥が汚されていく。

「あぁぁぁ…………!!!」
全身が震えて、ナカもウネり締め上げてるのだろう。
後ろで獣が唸りを響かせていた。

腰を掴まれ引き寄せられ、グリグリと捩じ込み射精された。
衝撃がドミノのように中へ奥へと伝わり、オレは意識を手放した。

「俺にしろ!」
堕ちていく意識の中、獣の声が響く。
「おこと、わりぃ、だぁぁ……」

切れた。



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