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沼る性癖:ぬまる…(終) ※
しおりを挟む加虐的ですm(_ _)m
首絞め、苦手な人は回れ右で、よろしくお願いします。
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手に指に柔らかくもしっかりした弾力が感じられる。加える力に反発する弾性。ここ男の命を感じさせる。俺は男の首を絞めていた。
指に抵抗を感じる。
窒息の震える振動と心臓の送り出す脈動を手に伝えてくる。
温かい温度。男の体温。
俺を締め付ける直腸の痙攣が癖になりそうだ。楽々俺を受け入れる穴になり、筒は俺に合わせるように長く変化した。結腸の扉は弾力を持って閉じて耐える。俺に開かれるのを待ってるように焦らしやがる。叩き甲斐があって楽しいが。
だが、このイラつきはなんだ…。この目が気に入らねぇ。
俺の手に重ねた手が手首、腕と這い上がってくる。指先が俺の皮膚に食い込む。
息をしようと開く口に、苦痛に歪む顔。なのに目はじっとこっちを見ている。
瞼ぐらいしっかり閉じやがれ。
この目だ。俺をおかしくする。イラつく。
目を閉じかけてるのに、何故、目を閉じない。苦しくないのか…。
クソッ、クソッ! 何故、俺を見る。真っ直ぐ見やがる。睨みむでもなく……クソッ!
首から手を離し、身体を押さえつけ、激しく抽送して奥の肉壁を殴り倒す。
大きく息を吸い込む音のあと激しい咳き込みを起こしながら、身体が跳ねながら俺を絞めあげて扱く。エグい蠕動が俺の動きに制限を掛けようとしやがる。
何もかも気に入らんッ!!!
肉棒に酷い抵抗を受けながら無理やりねじ伏せ結腸をぶち抜き、精液をブチ込む。奥の奥まで押し込むように腰を押し付け、絡みつく肉壁を引っ掻きながら引く抜き、ベッドを出た。
後ろでヒューヒューと喉から搾り出すような音を立てているが知った事ではない。
セックスして射精もしたのにムシャクシャしやがる。気分が悪い。クソッ、イライラするッ。
頭を掻き回しながらバスルームに向かう。
シャワーでも浴びれば…。
震える手で首を触る。
さっきまで彼に加えられた圧迫を思い出し、指先でゆっくりたどる。
苦しい呼吸さえも、遠退く意識も、苦しげに締めてくる彼の表情さえも、どれもが至上の未知の感覚。痺れる程に素晴らしい世界が開ける。
喉が焼けるようだ。
この全てを彼が与えてくれる。
身体が熱くなる。またイきそうだ…。射精を伴わない快感が背中を駆け抜ける。
朝通勤の為に満員電車に乗る。痴漢にも遭う。ゾクゾクを隠すのが大変だ。
会社では今まで通り仕事をこなし、彼からの呼び出しに応える。
月1回の頻度で様々なパーティーが開かれ、オレは彼の望み通りに様々に嬲られる。
思い出す度に身体が熱くなる。
オレの身体が変わっていく…。
戻れない…。戻るつもりもない。
もっと、もっと…。
オレの新たな扉が次々に開かれる。
彼を、彼の視線を、彼の手を、オレに欲しい。
彼の全てを見ていたい。
彼の視線を独占したい…。オレを見ていて欲しい…。全て…。
彼の為ならオレは変われる…。変わりたい。
オレは彼を求めてる。全身全霊で求めてる。
彼の全てをオレにしたい…。
また…イく…。
胸の奥が焼けるように熱く痛い…。コレはナニ?
彼と溶け合いたい…。
俺はアイツをどうしたいんだ…。いい玩具を手に入れただけだ。今までと一緒だ。適当なところに卸して対価を得て、次を探し、仕込んで流す。いつもの事。俺は面白く美味しいところを喰らうだけ。
なのに、人の甚振らせても、嬲らせても、満たさせない。どんな姿を見ても、満たされるのは一瞬。どんな事をされても俺をまっすぐ見つめる視線を絡ませる瞬間のあの時が…。汚されても汚せない。
美味くない…。
全て、面白く無くなる。
俺自身の手では繋がってる一瞬は満たさせる気がするが、すぐにイラつく。
この湧き上がるこの感情はなんだ。
初心だッと電車に乗り込んでみた。
目ぼしい獲物は居ない。
電車でアイツを甚振ってみた。気は晴れない。
副業をさせてみようかと、お試しで相手を当てがってみた。記録に撮らせておいた動画を観ても面白くもなくて副業は辞めさせた。
俺はその場に居たいらしい。嬲られる姿を視界に収め、そこに俺も参加する。
乳首も性器も身体を変化させ、善がり狂う彼を愛でて、俺も参加する。
そう、愛でる。
俺は、アイツを愛でてるのか?
愛おしいのか?
こんなにも痛めつけたいのに?
首を絞めて、苦しむ姿を見てこんなにも昂ぶるのに?
嬲る時が最高に楽しい。
脳天を突き抜ける快感が全身を駆け巡るのに?
頭から降り注ぐ飛沫を冷水に変える。
背中に熱を感じた。
「それは、オレに…」
冷え切った身体に熱い身体が纏わりついて、股間に絡まり飛沫の中、温もりがヌメリと共に俺を包み込む。
「もっと、オレに、与えて…」
飛沫に息も儘ならず、咳き込みながらフェラをしてやがる。そんなに痛めつけられたいのか。
湧き上がるこの熱いのはなんだ。
笑いが湧き上がる。
バスルームに響く。
黒髪を掴む。激しく動かし、腰も打ちつける。俺の太ももに腹に縋り付く手が腕が気分を高揚させる。
そうか。俺はコイツを手放せなくなってる。
俺の全てを受け入れるコイツを…。
締まる喉に腫れ上がった肉棒を押し込み気分のまま吐き出す。喉が上下して飲み下している。
大人しくなった俺を舐め啜って綺麗にしていた口が雄から離れる。口の端から白濁が流れて、シャワーの飛沫が流していく。
掴んだままの髪を引き上げる。
歪ませている顔を持ってくるとその口に食らいついた。
舌を絡ませて貪る。
シャワーの温度を元に戻す。
急激な温度変化に熱湯のように感じたのか腕の中の身体が跳ねるが、押し付けられた腰の変化は俺に擦り付けられてる。
勃てた肉棒を力いっぱい握り掴んでやれば、口の中の舌が震え絡んでくる。
胸を、ぷっくりと変化した尖りを、俺に擦り付けてくる。
全身で俺に媚びて来やがる。
「俺のになれ」と俺が告げれば、「はい」とうっとりとした声音で返ってきた。
再び口を噛みわわせる。
俺の手の中に白濁を噴出しやがった。
締まりのないコレに何をしてやろうか…。
俺の考えに期待するように腕に中の身体が熱くなって、鼻息が荒い。
手の中のモノは萎えずに芯を持ち始める。
俺のガチガチに屹立した肉棒を打ち込んでやりたくなった。
そのまま体重をかけて押し倒す。壁に押し付け、片足を上げさせる。
割り開いた股にねじ込み突き上げた。爪先立ちになり、突き上げられる度に、床からつま先が離れ、タイル壁に皮膚が擦れ合う音と肉の打つ音に呻きが響く。
俺の昂ぶりを彼の中に注ぎ満たす。
俺に絡む腕に力がこもり、つま先が丸まり脚が伸びる。
俺たちの間に熱が広がり、俺の更なる突き上げに、更なる熱を噴き出す。
「あぁあああん、もっと…」
胸を擦り付け自ら虐めてと強請ってきやがる。嬉潮噴いて、貪り合う口の合間に訴えてくる。舌に噛み付く。血の味が甘く広がる。
唾液に混ぜながら、互いに啜りあった。
この感情は分からないが、手放せない。互いに何かに呑み込まれるように、ズブズブと沈んでいく。互いに求め合ってるのは確かだった…。
口づけが深まる。溶け合う事はない身体を強く密着させた。
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結局最後と思うところまで書きました。
自分が書きたいってところまで書けたらスッキリですな。そんな事です。
それを楽しんでくれれば、良いですね。
感想やいいねを頂けたら嬉しいです。
リクエストみたいなのもあったら更に嬉しいかな( ̄▽ ̄;)
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