夢なのか?【短編集】

アキノナツ

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ジムで妄想 ※

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えーと、頭に浮かんだので、追い出し( ̄▽ ̄;)


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 最近、通い始めたジム。
 会社帰り、いつもと違う通りへふらりと入ったのがこのジムとの出会いだった。

 こんなところに…という感想だったが、大きなガラス張りで中がよく見えた。清潔感があって、利用している人もイキイキしている。
 キャンペーン中とのポスターに誘われ入ってしまった。

 受付してくれたインストラクターにちょっと惹かれてしまったのはナイショだ。

 自分の性向はゲイ寄りだが、オープンにはしていない。自分にとってそれを現実化する事は重要ではなかった。むしろ妄想で十分だった。

 その性癖を刺激してくる彼の言われるまま入会していた。

 彼に指導してもらう事もあったが、基本ひとりでメニューをこなし、シャワーを浴びて終わる。

 オレの妄想は、トレーニング中から徐々に膨らませる。
 トレーニング中にインストラクターの姿を視界の隅で盗見つつ、オレに卑猥な言葉やいやらしい手つきで身体を触られるのを妄想しつつ、シャワールームで昇華させ発散するのが、ルーティン。

 仕事のストレスもこの瞬間に霧散する。

 シャワーの飛沫を受けながら、声を殺してフィニッシュ。

 ハァ~、今日もいい妄想でした。
 気分もスッキリして、身体もスッキリ綺麗にして、シャワールームを出た。

 今日もぐっすり眠れそうだ。



 今日も妄想しながら、トレーニングでぐっしょり濡れたウェアを脱ぎ、シャワールームへ。
 オレはいつものようにケツ穴を指で弄りながら竿を扱く。ケツ穴はトレーニング中に排泄と洗浄を終えてる。会社から浣腸を仕込んでくる緊張感は堪らない。

 ここのトイレのウォシュレットはオレにピッタリだった。お陰で、こうやって心置きなくケツでオナって足りなきゃ、帰宅後、即アナニーだ。

 今日もオレはインストラクターに背後からねちっこくヤられてる妄想で絶好調。

 あと少しでイけるッてところで、個室に仕切られてるシャワールームに誰かが入ってきた。
 幾つもある個室にどこかに入るだろうと思ってたのに、なぜココに?

 妄想でぼやけた頭にまともな思考が戻ってくるまでタイムラグが起きていた。

 ぼんやり振り返って、入ってきた人影を視界に入るかというところで、タイルの壁に押し付けられた。
 熱いシャワーが冷水になった気分に落とされる。

 鍵が掛かる音がする。

 オレは鍵を掛けていた。

 この男は鍵を開けて、入ってきた。オレを壁に押さえつけて、熱い肉棒をオレの尻たぶに擦りつけている。
 オレよりも大きく筋肉も大きい。
 逞しい肉体に押さえつけられて、襲われてる。

 犯罪行為に晒されてるというのに、オレは昂ぶっていた。妄想が現実になった。オレの陰茎は硬く勃ち上がっていた。

 背中に密着している胸が揺れて、後ろの男が声もなく笑ってる。手がオレの陰茎を掴んで扱く。

「声はダメ」

 耳に囁く声が低く戒める。

 頷き、尻を彼に突き出し、擦り付け促す。

 襲われてるのではなく同意。
 心置きなく襲って欲しい。
 オレの後孔は、自己開発で熟してる。生身のは初めてだ。
 鼻血が出そうな程に興奮していた。

 男が声のない笑いを含ませて、舌をオレの首に這わせ、手を胸に当てる。
 胸筋を確認するように揉んで、乳輪を指でソフトにゆっくり撫でつける。

 焦れて、尻を揺らし回す。尻肉を掴み窄まりを剥き出し、彼の肉棒に擦りつけて尻肉で挟む。挟み込んで上下して肉棒を擦り撫でる。

 彼の手が両手でオレの胸を揉み、乳輪をくるくると弄ってくる。ピンと尖ってる乳首には触れて来ない。ジリジリと焦れてくる。
 焦らされが、最高に滾る。

 熱く昂ぶってきて、声が出そうになった時、顎を掴まれ、捻られ口を熱いヌメリで塞がれる。
 同時に乳首を強く摘まれた。叫びを相手の口に吐き出す。飲まれる声と吸われる舌。嬲られる乳首。

 潰されて引っ張られる。千切れる程に容赦ない力加減に射精していた。
 伸びてしまうと思う程に引っ張り、紙縒りを作るように捻りをかけて、捻り潰してくる。
 オレのMっ気を満たしてくれる。
 引っ張りを不意に解放する。痺れに陰茎が反応する。もっと刺激を…。
 初めてがこんなに気持ちよくていいんだろうか。

 オレの手が尻肉を強く掴んで、彼を解放して、開いて待機していた。

 オレの陰茎はまだ力を失わずに白濁を垂れ流していた。
 このところ来れなくて、この機会だと、ジムで発散する為に溜めてきたのだった。

 垂れ流してる粘液状になってる精液を手にねっとりと拭い取られ、後孔に塗り付けられる。ヌチュヌチュと音がする。塗りつけられてるのが孔だけじゃなく彼のにもだと分かる。

 どんな太さと形だろうと手を伸ばそうと尻肉から手を離そうとした。舌を絡めとられながら、苦しい息の下、実行を阻止される。手はココと尻肉押しつけられた。

 穴で確認しろという事らしい。了解したと舌を吸い付く。

 ムリッと切先が窄まりに挿さる。
 口を閉じるなと息を吹き込まれる。
 吹き込まれる苦しさに口を離して外気を求めようと更に口を開き、息を吐き出して抵抗しいきむ。涙が滲む。
 そのイキミが、窄まりを綻ばせ、亀頭を受け入れる。ズブッと張り出た傘が埋まり、孔を拡げる。カリ高を確認させられ挿入を許す。大きい…。

 肉輪を力強い突き入れで肉棒を強引に通過させて、腸壁をエラで掻き拓いていく。
 太く、大きい彼を感じながら、更に形を探ろうと肉襞で掴む。熱い彼を感じ、喘いでしまう。
 圧迫に舌が突き出て、腰が沿って胸が突き出てくる。

 オレの陰茎が強く掴まれ、胸が引き寄せられる。背中が密着して、身体が立つ。
 下から直腸を肉棒がゆるゆると突っ込まれていく。
 屹立に身体が落ちていく。深く、深く刺さっていく…。

 挿さって、深くに穿たれ、オレは彼の肉棒を腹の奥に突き入れられ、つま先立ちに刺し抜かれていた。シャワーの飛沫が肌を刺激して、口に入り込む。

 声もなく彼に背中全体で甘える。密着させる肌が熱い。
 シャワーの飛沫が更に気持ちよくさせる。

 足指が床にしっかり着き、彼の陰毛を尻肉に感じなから、腹の奥に彼の脈動を感じる。
 鎌首がビクンと腹の奥で揺れたのを感じた瞬間、身体が突き倒されて、いきなりの抽送が開始された。ドツドツと腹奥を叩かれる。

 抜け切るギリギリからの一気な突き入れも最高にイイ。

 ビタンッと押しつけられたタイル壁に縋り付いて、彼の腹奥を強く叩くツキを受け入れる。

 激しい抽送を受け止め、彼の熱い飛沫も肉壁に受け入れた。腹が重くなる程の量が注がれる。

 ジュポッと乱暴に抜き取られ、オレの身体は糸が切れた人形のように頽れた。

 尻穴から白濁がズブズブと漏れ出てくる。シャワーに流されていく。

 彼が出ていく。鍵は何事もなかったかのように閉まった。



 オレが後始末してシャワールームを出る頃には、ジムが閉まる寸前だった。終了の音楽を聴きながら、外に出た。

 まだ掻き出せなかった精液が出てきそうで、歩きにくい。
 ふらふらと帰ってると、横に並んだ男に肩を抱かれた。

 この肉感…。

 見上げれば、あのインストラクターだった。いつもおかずにしてました。
 そして、襲ってくれたお相手です。

「初めて会った時から狙ってたんですが、口説く前にヤってしまいました」

 オレ好みのハスキーボイス。

「あ…」

 何か言いたいんだけど、気恥ずかしくて、下を向いてしまいます。

「オナってるの知ってましたよ」

 肩を更に引き寄せられる。ソープの香り。

「あ…」

 益々恥ずかしくて、小さくなってしまった。

「続きはお部屋でいいですか?」

 コクンと頷いた。



 下でニヤつき、艶のある善がり声を上げる彼。
 それを見下ろしながら、嬌声を上げながら腰振りで彼を悦ばせる。

 脚の開き、腰の落とし方、スピードを下から指示が出される。
 夢中でその指示に従って激しく腰を時々回転をかけながら上下。

 オレの陰茎もガチガチに勃ち上がって揺れてる。
 互いにコックリングをして、長くこのセックストレーニングを楽しんでいる。

 もう、あのジムには行かなくなるかもしれない。
 個人インストラクターがついてしまった。





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Mな受けとSの攻め
ジムでガンガンして欲しいなとね。もやや~んと浮かんで、作業の邪魔なので、出て行ってねと( ̄▽ ̄;)
続編はしてるだけになりそうですね。
ジム器具使ってヤってそう。

彼の部屋にありそうだね。

上から吊っても大丈な器具もありそう( ̄▽ ̄;)

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