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捕まえられた後は…
後話10.俺のだ。(1) ※
しおりを挟むえーと、ありきたりなお話です。リハビリがてら、申し訳ない( ̄▽ ̄;)
ちょーっち痛い表現(暴力)があります(ぺこり
==============
「邪魔するぜ」
土足でも良かったが、下駄で畳を歩くのはなんか気が引けて裸足でドカドカ突き進む。三下がいた様な気がしたが、適当にのしておいた。
踏み込んだ先は結構な屋敷だった。俺の組長ところに比べりゃチンケだがな。
一応玄関から入ったんだからいいよな。扉は壊れたがな。
賑やかな気配がする方向へ向かう。
下品な笑い声だな。
お楽しみか。
パンッ!と襖を開ける。
肌色が絡んでやがる。性の臭いが立ち込めていた。熱気で煙ってやがる。
「何してるのかなぁ~?」
腹から絞り出す様に唸るような声。なるべく軽い口調でと思ってたが、無理だったみたいだ。
浴衣姿の彼がドロドロに汚されてる。
白濁塗れだ。髪にまでべったりじゃねぇか。
どいつの、否、ここに居るヤツ全員だな。俺の瑠凪相手じゃ玉が空になってもやりたくなるよな。すぐに補充されてくるってもんだろ。だが、そいつは俺のだ。
浴衣の布は着崩しなどとは言えない有様で腹に帯を残して白い細い指に引っかかってるだけだ。その帯も解けて絡んでるだけ。けっ!色っぺ~じゃねぇか。くぐもる呻きも淫靡だな。
汚らしい舌で舐めまわされて唾液塗れだな。殴られたのか、忌わしい口で吸われでもしたのか、大小の赤い滲みが散っている。歯型まであるじゃねぇかッ。
乳首が腫れ上がってやがるッ。ガルルゥゥゥウウ、俺んだってんだッ。
俺のオンナに手を出した事を後悔、否、素直に後悔させるかッ!
地獄に行ってからしやがれ。後悔してる暇もない程に痛めつけてやる。生きたまま獣に食わせてやるか。いやいや、待て待て。
クズ野郎でも勿体ない。資源は有効活用してやんねぇとな。臓器を抉り出して、残りを沖に生き餌で撒いてやるか。麻酔なしでしたいが、恐怖で萎縮した臓器はイキが悪いって苦情があったからなぁ~。首から下の感覚無くしてするか。自分の腹の中のが無くなっていくのを見せてやろう。
よし!動けない様に関節外してやろう。
方針が決まった。
しっかし、ちょっと目を離したらコレかよ。
ちょいと長めに温泉街に滞在して、しっぽりしてたのが不味かったのか?
瑠凪も楽しそうに出歩いてたからな。常に傍にいたんだがな…。
ちょいちょい変な視線は感じてたが。コイツの色香に惑わされて可哀想なこったな。
まぁ、なんて言うか、いい眺めだわ。
上も下も男のモノを小さな穴を目一杯に広げて咥え込んで、小柄な身体が肉塊に押し潰されている姿は唆られるね~。
細い白い手脚が蹂躙してる身体の隙間で揺れてやがった。手首足首に赤い線。縛られてたのかな? 俺の瑠凪に傷つけんじゃねぇよ。痛々しいがいいアクセントだな。治るまで舐めてやるかな。
「なんだぁあ? オッサン」
一発終えてか、一服してた男がこっちを見遣った。
金髪にピアスのテンプレの若造が、粋がった声出してやがる。可愛い事で。一応リーダーってところか。
瑠凪のいいとこどりして余韻に浸ってやがったか? まだまだだねぇ~。
瑠凪はどんな状態でも最高なんだよ。分かってねぇなぁ~。今だってドロドロに汚されて息も絶え絶えで苦しげになのに綺麗だろ? 鼻水に涎が垂れて、お顔がベタベタだな。
その熟れた孔に突っ込んでみろ。肉襞の痙攣にヌルッと包まれ扱かれる、あの感触…いいんだぜ?
知らねぇでいいがな。
向かってくるのを待ってやる義理もない。ズカズカと浴衣の袖を捲り上げながら近づく。
さて、粋がってる頭を潰させてもらうかな。
「オッサンを舐めんな」
実際舐められてもキモイだけだ。俺のモノを汚したその舌、根元から引っこ抜いてやるから、泣いて喜べ。
久々に腕が鳴るな。軽く拳と肩をほぐす。
拳が肉に食い込む感覚を思い出してウズウズしてきたぁあ~! 興奮で笑いそうだよッ。
「気持ち悪りぃな。なに笑ってんだよ」
おや、笑ってた様だ。
虚ろな目でこっちを見てる瑠凪。
あんまし荒事は見せたくはないが、せめてさっさと終わらせるか。
パツキンのキシつく髪を鷲掴み、頭皮ごと引っこ抜く気で持ち上げて腹に一発。
そのまま腕を掴んで捻る上げて背中を蹴る。
ゴギッ
関節を外してやる。
ギャーギャー喚いてる男の手足の関節を手早く外していく。顔が涙と鼻水に涎でベタベタだ。こっちの顔は全然そそらねぇな。ゴミが。リーダーは潰したが、配下はどうする? 義理立するかな?漢気がありゃいいが。
向かって来る来ないは関係なく俺は無言で、殴りつけながら、肩を外して、ポイポイ投げて、瑠凪だけにした。
だらしない格好でへばってやがるが、目が俺だけを見てる。俺が暴れてる間も俺を見ていた。俺だけを視界に納めてる様だった。
それでいい。
俺だけを見てろ。
瑠凪の目が細まって、微笑むように血の滲んだ唇が僅かに動いて、目を閉じた。気を失った様だ。
後孔からズブブ…と白濁が漏れ出てきてる。随分と中出しされたようだ。
「迎えにくるのが遅くなって、すまんな」
傍にしゃがんでマッシュの頭を撫でる。
汗と精液で顔に張りついた髪を避けてやる。
そろそろアイツがくる頃だろうな。
どうもココは裏とも繋がってる金バッチだったらしい。ウチのボンとはエライ違いだな…。
スマホ片手に押し入れを漁る。
綺麗なシーツ発見。
「あとは資源活用でよろしく」
喚いて反論があったがサッサと通話終了。
多分、沖の生き餌には出来そうに無いが、一応要望して置く。いいように片付けてくれるだろう。呻いてやがって聞こえてるか怪しいがな。報復する気も起きんようにしてくれるだろうさ。
シーツに瑠凪と彼の形跡を丸っと包む。外から彼を隠す。これ以上誰にも見せてやんねぇ。
回収アンド撤収。あとは知らん。
壊れた玄関から下駄の音を響かせて宿に戻った。
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