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捕まえられた後は…
後話7.捗るな。(6) ※
しおりを挟む「タツオさん、髪、すごい事に、なってる…」
俺のヌルついてだろう頬に手を添えて、濡れて腫れぼったくなった唇がニッコリと口角を上げて、言葉を紡ぐ。
「ああ、酷いもんだろ。ヌルヌルベタベタで、おっさん臭もプンプンだ。風呂入るぞ、風呂ッ」
脚も絡めて抱きついてるをいい事に、腕で支えながら、手早くベルトを外して、スラックスを、下着を脱ぐ。
「ホント、頭、ぬるぬるだぁ~。臭いは、臭ちゃいね。でも、タツオさんの匂い…」
ぐちゃぐちゃの髪の頭に躊躇なく指を差し込んで、抱きついてくる。首筋に顔を埋めてクンクン嗅いでやがるよ。
小さな声で「好き」なんてのも聞こえてきたら、気分は爆上がり。顔を擦り付けてきて猫のようだ。
「お前もぐちゃぐちゃだ。行くぞ」
小さな頷きを感じる。
可愛い俺の瑠凪。
プリッとした尻を抱えて先を急ぐ。なんたってあちこち限界だ。
さっぱりもしたいが、俺の愚息がビンビンなんだよ。ステイもここまできたらなんて言ったらいいんだろうな。
とにかく納めたい。そう! コレをずっぷり収めるべきところにずっぷり嵌めたいんだよォォォッ!!!!
浴室の扉を乱暴に開けると白い空気が押し出されてきた。
程よい温もりだが、今の俺たちには熱く重い空気。
勢いよくシャワーのコックを開く。
適温の飛沫が火照った肌を叩く。
「あふぅ、タツオ、さぁん…」
ほら、熟れきってる瑠凪の肌には、この飛沫さえ快感だ。
で、ここで労わってやる俺じゃねぇんだけどな。というか、こっちの方が彼にとっては労いだったりするんだろうよッ!
スポイドを掴むと一気に引っ張った。
濡れていて大した抵抗もなかったが、瑠凪の身体が激しく跳ねた。
驚きと衝撃に真っ赤になった顔で目を瞠いて俺を見てる。
怯えと期待と不安。嗚呼、ゾクゾクする目だ。
もう片方もご期待に沿って乱暴に引っこ抜いた。こっちも大した刺激じゃないが、彼の身体が跳ねる。絡まる脚も締まり、背中が沿って内腿がピクピクしてやがる。
玉袋が張って雄芯がヒクヒク揺れてる。イっちゃったね。ワクワクしちゃう。
エネマグラがいい仕事をしたようだ。性感帯の乳首の刺激で身体の跳ねるような反応がアナルで起きない訳がない。
あはは! 跳ねる身体が自分の性感帯を刺激しまくりだね?
「あ、ぁ、あぅ…ぅふ…」
はふはふと不規則な呼吸で喘ぎながらピクピク。可愛いねぇ。そして、ヒクヒクしてる雄芯の先っぽの飾りが蠢いてる?
隙間から水とは違う液体が漏れてるようだ。
「イっちゃったね」
耳元で囁く。
肩が跳ねる。
「可愛い…漏れちゃったね」
キュッとピクピクする身体を小さくする。
「いいよ。君のお陰で、数字と夜明けを迎えるところを回避できた。一緒に朝日、見よ?」
こめかみに唇を寄せる。
汗の匂い。ムラムラが加速する。
俺にしがみつくも俺の手の先をガン見してる気配。それもそうだ。背の彫り物にシャワーを当てつつ、細かな飛沫の中、指先が雄芯の飾りに触れている。
俺に縋ってる彼の指に力が入っては緩む。迷ってやがる。乳首のような乱暴な事が起きそうで、止めたいが、そんな事は起きないと思いたい瑠凪ちゃん。手の取るように彼の揺らぎを感じつつ、可愛くって、こと更にゆっくり指を添える。
肌にかかる息が荒い。
掴むと、ピクピク震える身体。
ちょいと力をかけると、ヒクッ!
あー!!! 楽しいッ!
ちんぽ穴を乱暴にするはずは無いが、そんな事を彼は知る由もない。
そっと掴み、そっと動かす。
ヌメヌメ動く感触が指に伝わってくる。
傘に掛かる銀の爪を意識させるように持ち上げた。
ちんぽ穴を塞いでたモノが抜けていくのが、視覚的にも触覚でも感じてくれてるようだ。チュプチュプと漏れ出てくる。腰に触れてる爪先が丸まってるようだ。我慢だねぇ~。
チュポッと傘をブリンとさせながら外した。
「ッゔぅん…」
全身が硬直した。
そんなに刺激はなかったと思うが、視覚とさっきまでの刺激が脳内で弾けたようだ。想像って怖いねッ?
チュプププ…と漏れ出るように、ちんぽ穴から垂れ流すように小さく断続的に噴き出てやがる。
「全部出しちゃえよ」
ジェルもあるからな。ピュッピュと出しちゃいましょうね?
雄芯を緩く掴んで扱くと全身で跳ねて白濁を飛ばした。噴射してもらいたいが、そこまではしなかった。エネマグラでケツイキで変に快感が渦巻いてしまったようだ。
激しく頭を振ってる。ちんぽを掴んでる俺の手に手を重ねて、喘ぎながらストップをかけてくる。
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