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捕まえられた後は…
後話7.捗るな。(3) ※
しおりを挟む程よく湿って火照る肌を掌に感じながら、腰を掴むと引き寄せた。
さっさと準備しなきゃ、流石の瑠凪もどう出るか分からん。
俺のムラムラがどうしようもなくなってる。
俺でも瑠凪を帰らす事も考えはしたが、愛でたくてな…。数字ばっかだと気持ちに潤いが欲しくなんだよ。緊張ばっかだと後で瑠凪に酷い事しそうでな。俺なりの自重だ。
とは言え、ハムスターみたくチョロチョロ動いてるのを愛でるだけってのも、こう~張り合い?っていうの?なんていうのかなぁ…。可愛いんだがな…。
要は発散が足りんのだよ。
もう、瑠凪に打ち込んだままナカで俺の逸物を扱いてもらいたくて仕方なくなってるんだよ。ずっぷり嵌めて、乳首弄って媚肉を震わせてキュッキュッと自動扱き機になって貰いたいね。
あれだ、多分目の前に居なくても、確実にムラムラしてたな。禁煙の弊害か?
ま、一応解決作を思いついちゃったので、結果オーライ。
シャツをカーディガンごと捲り上げて、乳首に喰らいつく。嗚呼、やっとだよ。
ジュっと吸って、べろりと舐めてやる。
嗚呼いいよ~。舌先に存在感ありありに感じる。硬さが増してくる。大きさはあと少しだな。ここに日中付ける飾りを選定中だ。
秒読みだよ。彼を言葉で煽って遊んでる。
コレを潰すように摘みじわじわ負荷を掛け続けてやるんだ。瑠凪が涙目で悶える姿が目に見えるようだよ。感じすぎる身体も大変だね。
今だって、こんなに身体を熱くして、俺の頭を抱え込んで吸い付いてない乳首まで尖らせてやがる。ちょっとお仕置きにピンと弾いてやった。
「ヒゃぁんッ」
なんとも可愛い声だ事ッ!
乳首をカリッと甘噛みして吸いしゃぶる。爪先で引っ掻き刺激。ピクピクと反応して楽しい。
両方味わって、小さく鳴いてた口を咥え込みように塞ぎ尻を抱えると脚を広げさせ、俺に座らせた。
薄く開いた唇にずるりと舌を這わせてから中に滑り込ませる。
手に収まる丸い尻を揉みながら、脚の開き具合で股の開きを調整。後孔に指を這わす頃には腰を反らせて尻を突き出していやがる。察してくれちゃってッ。
互いに絡めていた舌。嬉しくなって、相手の動きを無視して動く。絡んでくる舌を引っ付けたまま上顎に舌を押し付ける。絡んでた舌が戦慄いていやがる。
ベロンと刺激してやった。
「んぅーーーーーッ!」
鼻に抜ける息と声。
声にはなって無いな。俺の口の中に思いっきり喚いた。ビリビリ響くねぇ。
褒美のつもりだったんだけど…。上顎をさらに責めながら、喉付近までと奥に舌を突き入れてやる。
嘔吐きながらも口を開いて受け入れようとしてやがる。尻が揺れてやがる。お気に召したようだ。
雄芯もしっかり勃ってますね。可愛らしいしなりが俺に接触して存在を知らせてくる。ぴとぴとツンツンと可愛いねぇ~。
おっと、さっさとしねぇと…。
彼が嵌めきたプラグを抜くと、タオルの上に置き、隣のブツに持ち替える。それを躊躇なく後孔に先端をずっぷり押し込む。
ローションたっぷり仕込んでるのは分かってる。実際ブツを突っ込んだら、垂れて来たローションを掬うように挿し込んだ。
シンプルな初心者用のエネマグラを調整。
舌を緩くよしよしとあやすように絡める。
うっとりと絡め返して、上体を擦り付けてくる。負担も無いが、前立腺と会陰への刺激はバッチリ。
「うふぅ…ふぅ……」
後孔の締まりで中の異物がいい具合に蠢いて刺激してくる。今の彼にはこの刺激は微々たるものかも…そういう感じでもないか。感度がいいのも困っちゃうねぇ~。
舌の動きが時々止まる。止まったタイミングで唇を剥がすと銀の糸が繋がって切れた。
「舌出せよ」
ピクピクしながらも従順に、さっきまで蹂躙していた口を大きく開いて目をうっとり細めて嬉しそうのでろんと舌を差し出す。
暫くその様子動きを観てると、物欲しそうに口の形が変化して行く。
何かを咥えたそうに窄まってくる。
喉がコクンと動く。溜まった唾液でも飲んだか。何かを想像して舌も震えるように動いてる。
舌の上にそっと指を置いてやるとチュパッと咥えて、舌を指に沿わせて前後に動かして唇と喉とで奥に誘い込んでくる。
ずるっと引き抜くと追いかけてくる唇を塞いで少し乾いて冷えきていた舌を口内で温めて撫でるように労わる。
くったり俺に身体を全面に預けてきた。
抱き込み尻を揉み舌を絡めたキスを堪能する。
身体を密着させて、俺に全部預けてくる。アナルに嵌ってる異物も忘れているような抱きつき。
スーツは脱いで背もたれにかけていたが、糊の効いたカッターシャツにスラックスの俺の肌を求めるように白い腕が、手が這うように撫で回している。段々と舌も手も大胆に動き出した時、密やかに玄関が開く音がした。
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