【完結】運があるのか、ないのか…【時々更新かも】

アキノナツ

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捕まえられた後は…

後話7.捗るな。(2) 微※

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 指先までも咥え込む様に焼き菓子を口に収めた。そして腰に回した手に少し力を入れる。もう片手を胸に這わせ、しっかり育って来ている突起を摘む。

「あ…ふぅ」

 密やかな吐息が漏れる。
 俺に咥えられた指をそのままに、袖を抑える手がキュゥッと握られ、プルプルと震え耐えている。
 視線は俺から離れない。

 肝が座ってるのか、コレから起こる事への期待からか。どちらでもいい。俺はこの目が好きだ。視線を絡ませながら悶え善がる姿は俺を昂ぶらせる。
 ふふふ…、よく分かっておられる。

 期待で身体を疼かせ、準備万端でここに来たのは、この身体から漂う香りからも分かる。

 糊に効いたシャツの下に勃起乳首が俺を待っている。
 ひん剥いて舐めしゃぶりたい…が。
 これを今日中に終わらせないとならない。

 頑張れば、夜更けには終わりそうだが…。
 この熱くしてる身体と、ムラムラしてる俺を適度に発散する方法を思いつたのだよ。

 ついでにコレを更に育て眺めようと思う。
 いつかの妄想を実行するのさ。そして、色々とエロくなって貰いましょう。

 口の中の物を咀嚼し、白い細い指を舐めしゃぶりながら、スマホを取り出す。
 俺の胸にしなだれ掛かった瑠凪るなは、腰から手が離れても大人しく乳首を摘まれ捏ねられるを受け入れていた。

 顎を引いて漏れ出る吐息を抑え込んでいる。可愛い仕草を愛でながら、スマホの向こうの部下に指示を出す。

 さて、準備が整うまでにこっちに準備も進めようか。

「さて、下を脱いで貰おうかな…。尻を見せな。剥いて…そう…」

 スラックスをあっさり脱いで、足元に蟠る。
 カーディガンが隠してくれるからちょっと大胆になれてる感じか?
 視線がちょっと下に向いて、伏せ気味の目元に長いまつ毛の影が震えてる。頬が赤い。

 嗚呼、可愛いなぁ、もうッ!

 するりと後ろを向けてカーディガンの裾を捲り上げてお尻を晒す。
 プリッとした小ぶりなケツ。
 それを突き出すようにして、ケツ肉をカーディガンの袖にほとんど隠れた手の指先がケツ肉を少し変形させてムニュゥンと左右に開く。

 白いお尻が、白い肌が、羞恥に染まっていく。

 清楚な様子とは似つかわしくないポーズ。その姿には似つかわしいモノがソコに嵌っていた。思った以上のものが嵌っているのに、思わず口笛を吹きそうになった。

「瑠凪ちゃん、随分気合いの入っての挿れて来たんだね」

 彼の手持ちの中では一番極太のプラグだ。

 これを挿れて来たって事は、自分で頑張って解しもして来たって事だ。

「タ、タツオさんと、す、すぐに…したく、て…」

 声まで赤く染まってるよ。可愛いなッ!
 我慢させちゃったのね~。
 やっぱ沈める。

「………」

 俺は黙って視姦していた。
 コレを挿れるのに頑張ってる彼を想像していた。アンアン言ってたりしてな…。顎を摩りながらニマニマしちまった。
 だが、黙っているのを誤解させちまった。

「ご、ごめんなさい。余計な事しちゃった…」

 瑠凪ちゃ~ん、自信持ってよ~。自主的、俺っち大好きだよ。

「いい眺めだよ。見惚れちゃったよぉ~」
 正直に感想を述べながら尻を撫でる。

「ぁ、ぅふ…」

 控えめな桃色吐息。全身出来上がって来てるんじゃん。可愛そうな事しちゃったよ。
 さて!

「瑠凪、コレ持って来て」
 メモ用紙に必要な道具を走り書いて、尻肉を掴んでる手に差し込む。

 捩じ込まれた紙を見て、顔が俺と紙を往復する。

「ナルハヤで」

 俺のボソッとしたひと言に、ハッとして身体を起こすと、カーディガンの裾を気にしつつ、寝室に早足で向かった。ノーパンで。

 後に残された残骸を足で隅に蹴りやる。

 鼻歌まじりに電卓を叩き、書類に書き込み。
 あー、電子化してーな。
 ま、コレは電子化前のゴニョゴニョだから、まぁ、出来ねぇんだけどな。
 電子化したら、コレは用済み。足付かないように処理してもらってるが、見つかったところで、分かるまいって。

 キリのいいところまで処理して、なんとか楽に出来ねぇかと考えてるところに、顔を真っ赤にした瑠凪がトトトとやってきた。

 俺の前に来ても、モジモジしてやがる。

 無言で掌を向けると、抱え込んでたブツを差し出して来た。
 俺っちのちょーっとイライラが伝わっちまったみたいだ。怯えてやがる。伏せた目元がほんのり色づいてる。

 Mっ子の瑠凪ちゃんにはご褒美でもあるかもな。
 でも、コレって後処理とかに使ってるタオル?

 タオルには重みと形状が手の中で薄っすら感じる…。
 包んできたのかよ。奥ゆかしいねぇ~。

 テーブルに置くとタオルを開く。
 メモのブツがきっちり鎮座してる。

「こっちおいで…」
 思いっきり甘い声で呼んだ。

 カーディガンの裾と胸元を押さえながら、俺に近づいてくる。
 可愛いじゃないかコノヤロウ~。小動物だな…嗚呼!可愛がりたくなるじゃねぇかッ。

 大きく開いた脚の間に、遠慮しつつも入ってくる。
 白い太ももに手を這わせ、カーディガンの裾にゆっくり手を差し入れる。
 肌が漣を起こすように震える。

 ニンマリだ。




=============

えーと、少々エッチな感じではありますが、カッコ付きの※にしようかとも思ったのですが、なんとなく、『微※』で。『微※』って微エロって感じでいいかなぁと( ̄▽ ̄;)
ね? ね? ヽ(*´∀`)

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