【完結】運があるのか、ないのか…【時々更新かも】

アキノナツ

文字の大きさ
上 下
28 / 45
捕まえられた後は…

後話6.優しく上書きしてやるよ。(終) ※

しおりを挟む

ぽっと瑠凪るなの体温が上がった。

「タツオ、さんが、入れて…。あ、あ、あぁあん…」

艶めいた喘ぎが上がった。

チュッと唇を耳の押し当てる。

「入ってる。僕、感じちゃってる? 感じちゃってるの? あぁん、お、おしっこ穴が、雄まんこに、雄まんこに、なっちゃう…」

耳に当てた唇が震えてしまった。
あまりに可愛い事を言ってくれる彼が、愛おしいやら、可笑しいやら…!

「タツオさん、笑ってるって、事は、僕、変なんだね? どうしよう。ちんぽ穴で、僕、気持ち良くなってる? これ、気持ちいいのかな? 中が擦れて、入っていくのが、いくのが…」

「可笑しくなんてないよ。瑠凪の反応が可愛くって、愛おしいんだ。さ、先を言って? いくのが?」

こと更に甘い声で囁く。

「いくのが…気持ちいい…アハァンッ」

ちんぽを微調整して入れ込んでいってやって、カーブも難なくクリアした今、到達した箇所の感触に瑠凪の声が弾んだ。

振動した拍子に尿道の器具が押し戻された。
戻ってきた器具を俺は、チョンと入れてやる。

「あ、あぁあん、な、なにぃ? はぁあん…」

「瑠凪ちゃんが好きな前立腺」

トンとソフトにタッチ。

「前立腺?」

「直接、刺激できちゃって、更に、この刺激はドライでいけるんだなぁ~」

そう! 俺の目的は、ドライでイキ感を覚えて、完全なるメスイキを完成させて貰うのだぁ~。
だって、ちょい漏れしちゃうのはどうにも治まらないんだよね、彼。

「さぁ、ドライの感覚を覚えちゃおうね~」

しっかり嵌まり込んだメタリックな器具を摘むと、捻りながら引き出していく。
排尿や射精の時のように排出する感じにピクピクと反応して、俺に身体ごと擦りついてくる。

「出、出ていく…」
亀頭を開いていた指は離れて俺の手に助けを求めるように絡んできていた。

「出ていくよ~」
瑠凪の手を取ると、ちんぽを握らせながら、囁く。
「出る…」
呟く声と同時に、器具を差し込んでいく。

「入りゅぅううう…」
甘い声が上がった。
爪先がキュッと丸まって、内ももが震えている。
前立腺にソフトタッチして、ゆっくりと引き出す。


「あ、あぁぁああああ…」

初めてで感じてくれるとは、さすが淫乱変態さんですね。

「気持ちいいよな? いくらでもイっていいぞ?」

何度もドライで感じイってる瑠凪に異物を挿したまま持ち上げると、反転させ、俺と向かい合わせで跨らせる。

完全に蕩けた彼とご対面。
トロンとした目が俺のと合うと、力の入らない身体で、逃げようとした。

「ん? どうした?」

「はじゅかしぃいん(恥ずかしい)」

思わず逃げる顔を追いかけて、唇を奪う。
乾き気味の唇をチュッチュと吸って湿らせると、やっとこちらを向いて、俺を受け入れてくれた。
口内は熱く。舌は情熱的に俺に絡んでくる。

俺も舌を絡めて吸い上げる。

ジュ、チュッ、ジュ、と唇の間から互いに啜り合う音が漏れる。

「恥ずかしい事いっぱいしてるだろ?」
唇の離れるタイミングで問い掛ければ、「だって…」と吐息混じりの声。

いつまでも初々しい瑠凪。最高だよ。

抱き合い、舌を絡め、長い、長いキスをした。





==========

えーと、このところ尿道プレイが続いてしまいました( ̄▽ ̄;)
瑠凪くんには、次の話で、どうしてもつけて欲しいモノがありまして…。
いっぱいあった方が、オブジェとしては…あ、内容は、今から詰めていくんですが( ̄▽ ̄;)

もし良ければ、お気に入り登録やしおりは如何でしょう?

感想やいいねを頂けたら嬉しいです。
励みになります。

感想欄の↓下の方にスタンプや匿名でメッセージ送れるの設置してあるので、使ってみて下さい!

しおりを挟む

    読んでくれて、ありがとうございます!

  『お気に入り』登録してもらえたら嬉しいです。
      更に、感想貰えたら嬉しいです!


      ↓ ▼ ↓ ▼ ↓ ▼ ↓ ▼ ↓

▶︎▶︎恥ずかしがり屋さんの匿名メッセージはココ!◀︎◀︎
 (アカウントなしで送れます。スタンプ連打もOK♪)

      ↑ ▲ ↑ ▲ ↑ ▲ ↑ ▲ ↑
感想 2

あなたにおすすめの小説

目が覚めたら囲まれてました

るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。 燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。 そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。 チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。 不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で! 独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。

ヤクザと捨て子

幕間ささめ
BL
執着溺愛ヤクザ幹部×箱入り義理息子 ヤクザの事務所前に捨てられた子どもを自分好みに育てるヤクザ幹部とそんな保護者に育てられてる箱入り男子のお話。 ヤクザは頭の切れる爽やかな風貌の腹黒紳士。息子は細身の美男子の空回り全力少年。

【完結】ぎゅって抱っこして

かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。 でも、頼れる者は誰もいない。 自分で頑張らなきゃ。 本気なら何でもできるはず。 でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

新しい道を歩み始めた貴方へ

mahiro
BL
今から14年前、関係を秘密にしていた恋人が俺の存在を忘れた。 そのことにショックを受けたが、彼の家族や友人たちが集まりかけている中で、いつまでもその場に居座り続けるわけにはいかず去ることにした。 その後、恋人は訳あってその地を離れることとなり、俺のことを忘れたまま去って行った。 あれから恋人とは一度も会っておらず、月日が経っていた。 あるとき、いつものように仕事場に向かっているといきなり真上に明るい光が降ってきて……? ※沢山のお気に入り登録ありがとうございます。深く感謝申し上げます。

皇帝陛下の精子検査

雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。 しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。 このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。 焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?

Take On Me

マン太
BL
 親父の借金を返済するため、ヤクザの若頭、岳(たける)の元でハウスキーパーとして働く事になった大和(やまと)。  初めは乗り気でなかったが、持ち前の前向きな性格により、次第に力を発揮していく。  岳とも次第に打ち解ける様になり…。    軽いノリのお話しを目指しています。  ※BLに分類していますが軽めです。  ※他サイトへも掲載しています。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

処理中です...