23 / 45
捕まえられた後は…
後話5.可愛すぎるだろ。(1) ※
しおりを挟む唐突に『乳首開発』が書きたくなって( ̄▽ ̄;)
===========
俺は悩んでいた。
俺は『やる』と言ったらやる男だ。
だが、コイツに対しては、多少の変更も有りになってしまう。
で、悩みというのは、俺の育ててきたこの乳首にピアスをつけたいのだが、瑠凪が頑として頷かない。
『痛いのイヤ』だとかか、『そんなのつけたら、僕、変になっちゃう』とか言って、なかなか話が進まない。
腹の奥を抉りガン突きで攻め立てて、返事を促しても無理ときた。
困ったなぁ…。
まだ育ちきってないと言えば、そうなんだが…。そうなんだよなぁ…。もっとぷっくりさせたいのも確かなんだよな。
「瑠凪くん、穴開けないのはどうよぉ?」
育てるって点でアレを使うのもいいだろう。
「痛くない?」
きょろんと小首を傾げて尋ねてくる。クソ可愛いなッ!
痛くないかって訊いてきたが、さっきスパッキングとかしましたけど? 結構痛いのしてますが、そういうのは違うの? お兄さん分かんないよ~。
「尻叩く感じと同じかな。この前、ココにちっちゃいクリップつけただろ? あれと同じ感じ。磁石やネジで挟んで固定する」
「え…。痛そう」
アレ初心者用のだったんだが…。感度がいいのも困りもんだな。
「んー、挟まれる感じに慣れていくか…」
方向性は決まったかな。
俺がこれ以上は譲歩しないのが分かったのか、控えめな頷きで応えた。
「今日はちょっときつめのクリップ…と思ったが、もう少し乳首を前に突き出したいな……。リング嵌めるか」
「リング?」
あえて器具を使って育ててこなかったからな。
ベッドを出ると、ヘッドボードに置いてあった煙草の箱を掴んで振り出し咥えた。寝室の隅の机の上に乱雑に放置していたパッケージ。この前からあれこれ購入して放置していた中から目的のものを掴む。開けながら戻る。
「これをつけて、乳首を摘みやすく勃起させる。クリップも余裕で摘めるようになれば、痛みも感じなくなるって」
半分ウソかな。
痛いのはそれなりにあるけどね。そうじゃなかったらプレイにならないだろう?
多少は痛くないと、Mっ子の瑠凪ちゃんが満足できないじゃん。俺さま分かってるんですよ。
手招きしてベッドの端に座らせる。
「分かった…」
ベッドの上で僅かに事後の余韻を纏わせた白い肌を晒してる瑠凪は、諦めの声音で胸を反らし気味にして、乳首を俺に突き出す。
「いい子だ」
煙草を指に挟み、その手で髪を梳くように頭を撫でてやる。ふにゃんと表情が柔らかくなる。撫でられるのが好きだね。耳裏を指先でくすぐってやる。
ベッドを軋ませて片膝乗せて、胸に唇を寄せると、ふるると小さく震えながらも唇に胸を押し付けて来る。
可愛い事をしてくる。これからの快感を期待してか可愛らしくピンと立ち上がってる乳首を舐めて吸い付く。
チュッチュ、ジュッチュ…
俺の口で更に硬く立ち上がってきた。こんなもんかな。まずまずには育ってるんだが、もう少しキッパリ育てますか。
チョパッと解放してやる。
赤く濡れて、小さな粒がエロい。両方同じ事をしてやった。
指で熟れ具合と湿り具合を確認。
黒いスポイドの先についた透明なプラスチックの筒を濡れた乳首に当てがう。すっぽり入った筒の中で慎ましやかに存在している。
チュポ…と吸い上げると、ニョキっと透明の筒の中いっぱいに乳首が筒の中みっちりと収まった。
両方スポイドで吸い上げた状態で、胸にぶら下げた。
ぷらぷらと白い肌に黒い無機質なものがぶら下がってる姿は滑稽だが、卑猥だった。
瑠凪の前で腰に手をやり、咥え煙草でその様子を視姦する。
黒いスポイド部分を片方ちょっと弾いて揺らしてみた。
密やかに漏れる悲鳴。そのあとに吐かれる艶やかな吐息。
交互に弾いて揺らす。
顎を引いた状態でヒンヒンと密やかに啼いて耐えてる。
彼の目にも揺れる黒い物体とそれに吸いつかれて変形した自分の乳首がよく見えてるだろう。
股を僅かに擦り合わせてる。
雄芯がむっくり兆してやがる。いい景色だ。
擦り合わせるのは、気づかれないようにか、無意識か…。
どちらにしても、快感に苛まれ出したのは確かなようだ。
いい感度をしてる。
両手をだらりと垂らしてるが、シーツの上で手を握ったり開いたりしていた。
俺が指示してない事をしてはいけないと、触りたいのを我慢してやがる。どこまで動いていいか、いけないかを俺から察するんだよね。いい子だ。
ふるふると隠せないまでに震えてきた身体を治めようと身体が微妙に捩れてきた。吸いつかれてるだけなのにね。感じちゃってるね。しかもスポイドだよ? 感度良好てか?
んー、そろそろ頃合いか。
11
読んでくれて、ありがとうございます!
『お気に入り』登録してもらえたら嬉しいです。
更に、感想貰えたら嬉しいです!
↓ ▼ ↓ ▼ ↓ ▼ ↓ ▼ ↓
▶︎▶︎恥ずかしがり屋さんの匿名メッセージはココ!◀︎◀︎
(アカウントなしで送れます。スタンプ連打もOK♪)
↑ ▲ ↑ ▲ ↑ ▲ ↑ ▲ ↑
お気に入りに追加
266
あなたにおすすめの小説

目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。

ヤクザと捨て子
幕間ささめ
BL
執着溺愛ヤクザ幹部×箱入り義理息子
ヤクザの事務所前に捨てられた子どもを自分好みに育てるヤクザ幹部とそんな保護者に育てられてる箱入り男子のお話。
ヤクザは頭の切れる爽やかな風貌の腹黒紳士。息子は細身の美男子の空回り全力少年。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。


新しい道を歩み始めた貴方へ
mahiro
BL
今から14年前、関係を秘密にしていた恋人が俺の存在を忘れた。
そのことにショックを受けたが、彼の家族や友人たちが集まりかけている中で、いつまでもその場に居座り続けるわけにはいかず去ることにした。
その後、恋人は訳あってその地を離れることとなり、俺のことを忘れたまま去って行った。
あれから恋人とは一度も会っておらず、月日が経っていた。
あるとき、いつものように仕事場に向かっているといきなり真上に明るい光が降ってきて……?
※沢山のお気に入り登録ありがとうございます。深く感謝申し上げます。

皇帝陛下の精子検査
雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。
しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。
このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。
焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?
Take On Me
マン太
BL
親父の借金を返済するため、ヤクザの若頭、岳(たける)の元でハウスキーパーとして働く事になった大和(やまと)。
初めは乗り気でなかったが、持ち前の前向きな性格により、次第に力を発揮していく。
岳とも次第に打ち解ける様になり…。
軽いノリのお話しを目指しています。
※BLに分類していますが軽めです。
※他サイトへも掲載しています。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる