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2 初回入院(薬物療法1~2コース目)
今どきの入院生活
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入院といえば、高校生の頃、おおよそ30年も前になりますが、目の病気と虫垂炎で一年の内に2回入院したことがありました。
その時の記憶としては、大きいとは言えない相部屋に6人、結構ベットも近い状態で部屋の人全員と共同生活を送る。入り口には名前が貼られ、朝の挨拶や、入退院時に挨拶をするのは当たり前で、物悲しくなると隣の人と世間話をしたりして過ごす。また、お互いの家族や親戚の方の出入りも多いというイメージでした。
翻って現代、部屋は4人部屋になって若干広さに余裕もあるようになり、相部屋の中にもトイレが有る。また、一人一人にテレビ&ミニ冷蔵庫(有料)も完備されているなど、住心地(?)は明らかに過去の入院よりはぐっと良くなっていました。
うん、確かに良くなっていましたが、大きく変わった点があって、プライバシーの保護が想像以上に進んでいたことでした。まず、部屋についてはプライバシーに配慮し名前のプレートが無い。また、一人一人カーテンがついているのですが、カーテンは日中・夜間問わず常時閉めっぱなしで、感染症対策とのことで家族以外のお見舞いは原則不可、付き添いは家族1名のみという入院患者としては結構寂しい生活をおくることになりました。
一応、見舞いの家族は受付に許可証をもらった上でラウンジで15~30分程度お見舞いすることは一応可能となっていましたが、やはり、昔に比べてお見舞いの方は少ないというか、見かけるのが珍しい部類になっていました。
部屋で過ごす日々も、結局カーテン閉めっぱなので、同部屋の人の名前もわからないままいつの間にか入所されたり退院されたりと、「隣の人は何するぞ」的な気分であり、一抹の寂しさを感じる一幕もありました。時代が変われば入院生活も変わるものですねえ。
テレビも個人個人にあるため、イヤホンが必須であり、なおさら静かさを演出しています。ただ、別の味方をすれば同室の人を気にせず静かに過ごせるという利点もあったので、「昔は良かった」的な俗に言う懐古厨的な気分にもなりませんでした。結局は自分の感じ方次第かなと思います。
また、私の入院した病院では、ラウンジに無料wifiがあったので、パケット容量をあまり気にせずスマホやPCで遊べたのは良かったです。ただ、ラウンジから離れた部屋では無料wifiの電波が届かないため、入院中はスマホのパケット容量を増やすなどで対応するしかなかったです。今の時代、やっぱりインターネットが出来ないと精神的に不安定になるなあと痛感しました。この辺の対応についてはこのあと詳細を説明します。
その時の記憶としては、大きいとは言えない相部屋に6人、結構ベットも近い状態で部屋の人全員と共同生活を送る。入り口には名前が貼られ、朝の挨拶や、入退院時に挨拶をするのは当たり前で、物悲しくなると隣の人と世間話をしたりして過ごす。また、お互いの家族や親戚の方の出入りも多いというイメージでした。
翻って現代、部屋は4人部屋になって若干広さに余裕もあるようになり、相部屋の中にもトイレが有る。また、一人一人にテレビ&ミニ冷蔵庫(有料)も完備されているなど、住心地(?)は明らかに過去の入院よりはぐっと良くなっていました。
うん、確かに良くなっていましたが、大きく変わった点があって、プライバシーの保護が想像以上に進んでいたことでした。まず、部屋についてはプライバシーに配慮し名前のプレートが無い。また、一人一人カーテンがついているのですが、カーテンは日中・夜間問わず常時閉めっぱなしで、感染症対策とのことで家族以外のお見舞いは原則不可、付き添いは家族1名のみという入院患者としては結構寂しい生活をおくることになりました。
一応、見舞いの家族は受付に許可証をもらった上でラウンジで15~30分程度お見舞いすることは一応可能となっていましたが、やはり、昔に比べてお見舞いの方は少ないというか、見かけるのが珍しい部類になっていました。
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