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第21章 黄風大圣
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霊山の麓にて。
「黄毛鼬(いたち)よ、お前は長年霊山で仏を修めてきたが、いまや道を得たか?」
「菩薩様、私はここで修行して三千年以上になりますが、すでに道を得ております。」
対話している二人のうち一人は八菩薩の一人である霊吉菩薩、もう一人は霊山の麓に住む精怪である黄毛鼬であった。霊吉菩薩は、この鼬が長年修行してきたことを聞き、軽くうなずいた。
「よろしい。それでは、私にはお前にやってもらいたいことがある。それをうまくやり遂げれば、さらに高い仏法を修得することができ、さらには大雷音寺に入ることも不可能ではない。」
「だが、もしうまくいかなければ、二度と霊山に足を踏み入れることはできないだろう。」
黄毛鼬は驚き、心の中で憧れている霊山の大殿を見上げた。もし仏殿に入ることができれば、天と共に寿命を持ち、地と共に老いることができる。しかし菩薩が自分に何をやらせようとしているのかはわからない。ただし、どんなことであろうと承諾するしかなかった。なぜなら、他に選択肢はないからだ。
彼はただの鼬であり、いまや道を得た妖怪である。もし霊山を離れれば、凡界の山賊妖怪と同じような存在になり、長く生き延びることはできないだろう。霊山の麓にいるだけでも、彼は知っていた。世間の万物はすべて神と仏の二つの族によって支配されており、逆らう者は修行の力を奪われて死ぬしかないことを。
霊吉菩薩を見上げ、彼は深く頭を下げて答えた。「菩薩様のお恵みに感謝いたします。全力を尽くしてこの任務を果たします。」
霊吉菩薩は飛龍宝杖を手に取り、黄毛鼬の眉間を軽く叩き、やるべき任務をその脳内に送った。
「唐僧の周りには孫悟空と天河元帥が護衛についている。今、お前に三昧神風の法を授けよう。これで彼らを恐れる必要はない。」
脳内を確認した黄毛鼬は、地面に跪き、額をついて感謝した。
「菩薩様、ありがとうございます!」
「さあ行け。唐僧一行は数日後に黄風嶺に到達するだろう。前もって準備しておけ。もし戦闘であの猿を倒すことができれば、殺してしまえばよい。もしできなくても構わぬ。」
数時間後。
ある妖王が三股の鋼の叉を手に持ち、金の兜と甲冑を身にまとい、黄風洞の前に堂々と立っていた。その姿はまるで二郎顕聖君のように威風堂々としていた。
洞内では、一匹の虎の怪物が小妖たちと酒を飲んでいたが、突如洞門が砕け、一匹の黄色い影が突入してきた。虎の怪物はこれを見て、壁に掛けてあった連環刀を取り、警戒の眼差しで見つめた。
「お前は何者だ!よくもこの黄風洞に踏み込んだな!」
妖王は一言も発せず、突然動き出し、その虎の怪物と戦い始めた。だが、わずか二三回のやりとりで、虎の怪物はすぐに敗北し、妖王の技に対抗することができなかった。
妖王は虎の怪物を倒すと、石の座に腰掛け、虎の怪物を見据えて冷たく言った。
「今日からこの洞の王は俺だ。異議はあるか?」
虎の怪物は戦いに恐れをなし、すぐに頭を垂れた。
「い……異議はございません。」
その頃、西遊の道中で、孫言の目がピクッと跳ね、不吉な予感を感じ取った。これを見た白龍馬は人間の言葉を口にし、「師兄、どうしてそんなに歯をむき出しにしているのですか?もしかして、あの豚の頭にやられてまだ痛いのでしょうか?」と語った。
孫言の顔は黒ずんだ。敖沁(ごうちん)は本当に余計なことを言うものだ。
しかし、よくよく考えると、『西遊記』の中で最も惨めな運命を辿ったのは、この白龍馬かもしれない。他の四人は仏や使者になるが、この白龍馬だけは、大雷音宝殿の柱にされてしまった。
その時、唐僧が急に歩みを止めて、「八戒、水をくれ」と言った。
隊列の最後尾にいた者は、呆けたような目をして、まるで人形のようにゆっくりと行李から羊皮の水袋を取り出し、唐僧に差し出した。その者こそ猪剛鬣(ちょごうじょう)であった。高老荘から連れてきた唐僧は、彼に「八戒」と名をつけた。
郊外での戦いの後、猪八戒は孫言によって四肢を切り落とされ、観音の力を少しだけ持っているものの、強くはなかった。孫言と比べると、彼はかなり弱かった。今や彼は奴隷のように扱われ、命令に従うしかなかった。
……
翌朝、数人は山嶺の端に到達した。この山嶺が黄風嶺であった。
「大王、唐僧一行が黄風嶺に到着しました。我らはいつ出撃いたしましょうか?」
黄風洞で、虎の怪物は地面に片膝をつき、報告した。石の座に座る黄風怪は、ゆっくりと目を開けた。
「ほう?もう来たのか。では、出発だ!」
黄風嶺の下、四人はすでに山間の道にいた。突然、黄砂が渦巻きながら彼らに襲いかかってきた。孫言は金色の目を鋭く光らせ、如意棒を召喚して唐僧の前に立ちはだかった。
「師父、気をつけてください。これほどの黄砂を見るに、恐らく大妖がやってくるでしょう!」孫言は、自分たちが黄風嶺にいる以上、これほどの騒動を起こせるのは黄風怪に違いないと理解していた。
砂塵が四人に向かって押し寄せ、孫言が警戒していると、砂は彼の前で止まり、一粒一粒の砂が妖怪の姿を形作った。その妖怪こそ黄風怪であった。
孫言は妖怪を見てすぐに攻撃しようとしたが、唐僧が突然口を開いた。「悟空、待て!」
孫言は少し驚き、唐僧の方を振り向いた。唐僧はゆっくりと大妖の方に歩み寄り、黄風怪も攻撃せず、両手を合わせ礼をした後、笑いながら言った。
「聖僧、私はここで長い間お待ちしておりました。」
孫言は呆然とした。この黄風怪、まるで唐僧をここで待っていたかのように見えるではないか。まさか二人は知り合いなのか?孫言は理解できず、ただ二人の会話に耳を傾けた。
黄風怪の前に立つと、唐僧は指で彼の眉間を軽く叩き、「小鼠(しょうそ)、お前がここにいるということは、霊吉によって派遣されたに違いない。ここに来たのは、私を捕えるためか、それとも私に従うためか?」と尋ねた。
黄風怪は答えず、ただ苦笑いを浮かべ、招き入れるように手を差し出し、山間へと歩き出した。唐僧はそれを理解し、すぐにその後を追った。孫言と敖沁は互いに目を見合わせ、黙って二人の後をついていくしかなかった。
黄風洞の中では、虎の先鋒が火を起こし、主人である大王が不老不死の肉を持ち帰るのを待っていた。まもなく、洞窟の入口から足音が聞こえ、虎先鋒は喜びの笑顔を浮かべた。大王が神聖な僧侶を捕まえたに違いないと確信し、急いで迎えに出た。
だが、洞窟の入口に着くと、彼は呆然と立ちすくんだ。大王は確かに唐三蔵を捕まえたが、その後ろには猿と馬がついてきているではないか。
虎先鋒は訳がわからず、黄風怪の前に歩み寄り、「大王、こちらが東土から来た唐僧ですね?下僕はすでに薪を用意しました。蒸しますか、それとも煮ますか?」と尋ねた。
すると、黄風怪の顔つきが突然変わり、陰鬱な表情で虎先鋒を睨んだ。
虎先鋒は自分の主人が何を考えているのかわからず、再び尋ねた。
「大王?蒸しますか、煮ますか?下僕は不老長寿が待ちきれません。」
後方でこの様子を見た孫言は、笑いをこらえた。この愚かな虎は自ら死にに行っているのだ。妖怪はいつも直線的で、力を誇示して王となるものだ。しかし、人間ははるかに複雑で、言動や表情には意味が込められている。妖怪にはその行動が理解できないのだ。
突然、黄風怪は頭を振り、小さな旋風を手のひらに集めた。風は小さかったが非常に強力で、洞窟内に風はなかったにもかかわらず、その小さな風のために洞窟全体が狂風に見舞われた。
次の瞬間、小さな風は手を離れ、虎の体に向かって飛んでいった。虎先鋒の体は崩れ、砂粒となって消えていった。
孫言はこれを見て、顔色を変えた。これが三昧神風なのか。この神通力は非常に強力で、もし戦いになるなら厄介なことになるだろう。
それでも、唐僧の表情は変わらず、黄風怪を見つめ、手を差し伸べた。
「黄毛鼬(いたち)よ、お前は長年霊山で仏を修めてきたが、いまや道を得たか?」
「菩薩様、私はここで修行して三千年以上になりますが、すでに道を得ております。」
対話している二人のうち一人は八菩薩の一人である霊吉菩薩、もう一人は霊山の麓に住む精怪である黄毛鼬であった。霊吉菩薩は、この鼬が長年修行してきたことを聞き、軽くうなずいた。
「よろしい。それでは、私にはお前にやってもらいたいことがある。それをうまくやり遂げれば、さらに高い仏法を修得することができ、さらには大雷音寺に入ることも不可能ではない。」
「だが、もしうまくいかなければ、二度と霊山に足を踏み入れることはできないだろう。」
黄毛鼬は驚き、心の中で憧れている霊山の大殿を見上げた。もし仏殿に入ることができれば、天と共に寿命を持ち、地と共に老いることができる。しかし菩薩が自分に何をやらせようとしているのかはわからない。ただし、どんなことであろうと承諾するしかなかった。なぜなら、他に選択肢はないからだ。
彼はただの鼬であり、いまや道を得た妖怪である。もし霊山を離れれば、凡界の山賊妖怪と同じような存在になり、長く生き延びることはできないだろう。霊山の麓にいるだけでも、彼は知っていた。世間の万物はすべて神と仏の二つの族によって支配されており、逆らう者は修行の力を奪われて死ぬしかないことを。
霊吉菩薩を見上げ、彼は深く頭を下げて答えた。「菩薩様のお恵みに感謝いたします。全力を尽くしてこの任務を果たします。」
霊吉菩薩は飛龍宝杖を手に取り、黄毛鼬の眉間を軽く叩き、やるべき任務をその脳内に送った。
「唐僧の周りには孫悟空と天河元帥が護衛についている。今、お前に三昧神風の法を授けよう。これで彼らを恐れる必要はない。」
脳内を確認した黄毛鼬は、地面に跪き、額をついて感謝した。
「菩薩様、ありがとうございます!」
「さあ行け。唐僧一行は数日後に黄風嶺に到達するだろう。前もって準備しておけ。もし戦闘であの猿を倒すことができれば、殺してしまえばよい。もしできなくても構わぬ。」
数時間後。
ある妖王が三股の鋼の叉を手に持ち、金の兜と甲冑を身にまとい、黄風洞の前に堂々と立っていた。その姿はまるで二郎顕聖君のように威風堂々としていた。
洞内では、一匹の虎の怪物が小妖たちと酒を飲んでいたが、突如洞門が砕け、一匹の黄色い影が突入してきた。虎の怪物はこれを見て、壁に掛けてあった連環刀を取り、警戒の眼差しで見つめた。
「お前は何者だ!よくもこの黄風洞に踏み込んだな!」
妖王は一言も発せず、突然動き出し、その虎の怪物と戦い始めた。だが、わずか二三回のやりとりで、虎の怪物はすぐに敗北し、妖王の技に対抗することができなかった。
妖王は虎の怪物を倒すと、石の座に腰掛け、虎の怪物を見据えて冷たく言った。
「今日からこの洞の王は俺だ。異議はあるか?」
虎の怪物は戦いに恐れをなし、すぐに頭を垂れた。
「い……異議はございません。」
その頃、西遊の道中で、孫言の目がピクッと跳ね、不吉な予感を感じ取った。これを見た白龍馬は人間の言葉を口にし、「師兄、どうしてそんなに歯をむき出しにしているのですか?もしかして、あの豚の頭にやられてまだ痛いのでしょうか?」と語った。
孫言の顔は黒ずんだ。敖沁(ごうちん)は本当に余計なことを言うものだ。
しかし、よくよく考えると、『西遊記』の中で最も惨めな運命を辿ったのは、この白龍馬かもしれない。他の四人は仏や使者になるが、この白龍馬だけは、大雷音宝殿の柱にされてしまった。
その時、唐僧が急に歩みを止めて、「八戒、水をくれ」と言った。
隊列の最後尾にいた者は、呆けたような目をして、まるで人形のようにゆっくりと行李から羊皮の水袋を取り出し、唐僧に差し出した。その者こそ猪剛鬣(ちょごうじょう)であった。高老荘から連れてきた唐僧は、彼に「八戒」と名をつけた。
郊外での戦いの後、猪八戒は孫言によって四肢を切り落とされ、観音の力を少しだけ持っているものの、強くはなかった。孫言と比べると、彼はかなり弱かった。今や彼は奴隷のように扱われ、命令に従うしかなかった。
……
翌朝、数人は山嶺の端に到達した。この山嶺が黄風嶺であった。
「大王、唐僧一行が黄風嶺に到着しました。我らはいつ出撃いたしましょうか?」
黄風洞で、虎の怪物は地面に片膝をつき、報告した。石の座に座る黄風怪は、ゆっくりと目を開けた。
「ほう?もう来たのか。では、出発だ!」
黄風嶺の下、四人はすでに山間の道にいた。突然、黄砂が渦巻きながら彼らに襲いかかってきた。孫言は金色の目を鋭く光らせ、如意棒を召喚して唐僧の前に立ちはだかった。
「師父、気をつけてください。これほどの黄砂を見るに、恐らく大妖がやってくるでしょう!」孫言は、自分たちが黄風嶺にいる以上、これほどの騒動を起こせるのは黄風怪に違いないと理解していた。
砂塵が四人に向かって押し寄せ、孫言が警戒していると、砂は彼の前で止まり、一粒一粒の砂が妖怪の姿を形作った。その妖怪こそ黄風怪であった。
孫言は妖怪を見てすぐに攻撃しようとしたが、唐僧が突然口を開いた。「悟空、待て!」
孫言は少し驚き、唐僧の方を振り向いた。唐僧はゆっくりと大妖の方に歩み寄り、黄風怪も攻撃せず、両手を合わせ礼をした後、笑いながら言った。
「聖僧、私はここで長い間お待ちしておりました。」
孫言は呆然とした。この黄風怪、まるで唐僧をここで待っていたかのように見えるではないか。まさか二人は知り合いなのか?孫言は理解できず、ただ二人の会話に耳を傾けた。
黄風怪の前に立つと、唐僧は指で彼の眉間を軽く叩き、「小鼠(しょうそ)、お前がここにいるということは、霊吉によって派遣されたに違いない。ここに来たのは、私を捕えるためか、それとも私に従うためか?」と尋ねた。
黄風怪は答えず、ただ苦笑いを浮かべ、招き入れるように手を差し出し、山間へと歩き出した。唐僧はそれを理解し、すぐにその後を追った。孫言と敖沁は互いに目を見合わせ、黙って二人の後をついていくしかなかった。
黄風洞の中では、虎の先鋒が火を起こし、主人である大王が不老不死の肉を持ち帰るのを待っていた。まもなく、洞窟の入口から足音が聞こえ、虎先鋒は喜びの笑顔を浮かべた。大王が神聖な僧侶を捕まえたに違いないと確信し、急いで迎えに出た。
だが、洞窟の入口に着くと、彼は呆然と立ちすくんだ。大王は確かに唐三蔵を捕まえたが、その後ろには猿と馬がついてきているではないか。
虎先鋒は訳がわからず、黄風怪の前に歩み寄り、「大王、こちらが東土から来た唐僧ですね?下僕はすでに薪を用意しました。蒸しますか、それとも煮ますか?」と尋ねた。
すると、黄風怪の顔つきが突然変わり、陰鬱な表情で虎先鋒を睨んだ。
虎先鋒は自分の主人が何を考えているのかわからず、再び尋ねた。
「大王?蒸しますか、煮ますか?下僕は不老長寿が待ちきれません。」
後方でこの様子を見た孫言は、笑いをこらえた。この愚かな虎は自ら死にに行っているのだ。妖怪はいつも直線的で、力を誇示して王となるものだ。しかし、人間ははるかに複雑で、言動や表情には意味が込められている。妖怪にはその行動が理解できないのだ。
突然、黄風怪は頭を振り、小さな旋風を手のひらに集めた。風は小さかったが非常に強力で、洞窟内に風はなかったにもかかわらず、その小さな風のために洞窟全体が狂風に見舞われた。
次の瞬間、小さな風は手を離れ、虎の体に向かって飛んでいった。虎先鋒の体は崩れ、砂粒となって消えていった。
孫言はこれを見て、顔色を変えた。これが三昧神風なのか。この神通力は非常に強力で、もし戦いになるなら厄介なことになるだろう。
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