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第16章 殺せばよい
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観音が去った後、唐僧の眉間に浮かんでいた仏の符号は徐々に消えていった。
孫言は、棍棒で打ち殺した黒熊精の遺体から袈裟を取り、唐僧のもとへと歩み寄った。
「師匠、袈裟を弟子が取り戻して参りました。」
唐僧は頭の半分が失われた黒熊精を一瞥し、軽く頷くと、袈裟を受け取って荷物にしまい込んだ。
下山後、道中で唐僧がふと口を開いた。
「悟空、今回の難で何か悟ったことはあるか?」
白龍馬を引きながら、孫言は驚いた。
これで何を悟るというのだ?奪われたものは返し、盗まれたものは取り戻す、それだけだろう?
しばらく考え込んだ後、孫言は答えられずに言った。
「えっと、弟子には分かりません。どうか師父のお導きを。」
唐僧は足をゆっくり止め、振り返って孫言を見つめた。
「今回の袈裟の件を通して、師父が言ったことが虚言ではないと分かっただろう。この西行の旅では、お前は何も心配せずに、ひたすら打ち倒していけばよい。もし神仏が出てきたら、師父が責任を負う。」
唐僧の狂気じみた言葉に、孫言の心は早鐘のように鳴り始めた。
これほど大胆な言葉は心を震わせるものだったが、彼は唐僧にそれほどの力があるとは思っていなかった。先ほど観音を退けた理由は分からなかったが、もし本当にそんな力があるなら、とっくに如来に代わって新たな仏となっているはずだ。
それでも、唐僧がこのようなことを言ってくれたことに、孫言は感動を覚えた。
この世界に存在して以来、彼には親もなく、友もいない。だが、今では少なくとも自分のことを気にかけてくれる師がいるのだ。
その言葉を聞きながら、孫言は棍棒の先に付いた血を拭き取り、それを耳に収めた。そして両手を合わせて静かに言った。「師父、ご安心を。弟子はすべての敵を打ち倒し、師父を守り抜きます。かつて天宮を騒がせた力は失いましたが、仏や神を倒す心はまだあります。誰であれ、師父に一切の害を及ぼす者は許しません。」
……
西方、高老荘に一匹の猪妖がいた。
その猪妖は幼い頃から極めて残忍で、生まれた日に自らの母を噛み殺し、夜中には家に忍び込み、家族全員を食い尽くしたという、全く人間性を欠いた存在だった。
この一件に村民たちは激怒し、不意を突いて猪妖を焼き殺そうとした。
だが、この猪妖は元は天神の将で、一方の天兵を率いる大将だった。
追放されはしたものの、法力はなおも深く、霊韻も強力だったため、凡人の火など、ましてや天の火であっても彼の毛一本焼くことはできなかった。
この村民の行為は、間違いなく猪妖の怒りを買い、その場で数百人を食い殺し、全員を奴隷として使役することとなった。逃げ出そうとした者が捕まれば、その一族全員が処刑された。
村民たちは毎日恐怖に震え上がり、伏魔の者に助けを求めたが、猪妖に挑んだ者は一撃で敗れ、その伏魔の天師も食われてしまった。
その後、村民たちの心には一切の反抗の意思が失われ、年々天上の神が猪妖を見つけ出し、彼を捉えてくれる日をひたすら待ち望むようになった。
しかし、何年も経ったが、神どころか、鳥や獣ですらこの地を避けて通る始末だった。
その日、高老荘で最も裕福な家の娘が、猪妖に言い寄られていた。
「ハハハ、小娘よ、さっさと俺様の世話をせんか?気に入らなければ、お前の家族全員を蒸して食ってやるぞ。」
屋内では、年の頃18になる高翠蘭という娘が、その醜悪な猪妖を前に無力に泣き崩れていた。
これを見た猪妖は、哀れむどころか冷笑した。
「泣くのか?何を泣くことがある?お前たちが昔俺様にしたことの中で、俺様に対して良いことがあったか?俺様ももう悟ったんだ。これからは、臆病に生きるのではなく、人間界を災厄に陥れ、裏切り者どもを喰らいつくす。だが、安心しろ、お前を食うことはない。俺様は……ゆっくりお前を苦しめてやるんだ、ハハハ。」
「お前が動かないなら、俺様が直接動くとしよう。」
そう言うと、猪妖は巨大な体をベッドから飛び降り、高翠蘭のそばに跳び移り、彼女の細い腰を掴んでベッドに放り投げた。
彼女の悲鳴が響く中、猪妖は服を脱ぎ、悪臭を放つ体を露わにして彼女に襲いかかった。
その時、「ドンドンドン!」と扉を叩く音が突然響き、猪妖の怒りを引き起こした。
「誰だ!俺様が高家の娘と楽しんでいるのが分からないのか?こんな時に邪魔をするとは何事だ!」
扉の外では、召使いが猪妖の怒りを聞いて恐怖で膝が崩れ、地面に跪いてしまった。
震えながら、すぐに答えた。
「ご……主人様、先日おっしゃっていた、和尚を見かけたらすぐに知らせろという件ですが、つい先ほど、和尚が高家荘にやってまいりまして、しかも猿を連れております。」その瞬間、部屋の中は静まり返った。
次の瞬間、その扉が開かれ、太った黒豚がゆっくりと中から現れた。
「おお、あの唐三蔵がもう高家荘に来たのか?思ったより早いな!今、奴はどこにいる?」
「ご主人様、今……今は荘の外にいます。」
「うん、いいだろう。お前の報告はなかなか早かったから、ちゃんと褒美をやらねばな。」
次の瞬間、凄まじい叫び声が高府中に響き渡った。
半裸でベッドに横たわる高翠蘭は、家僕が一瞬で頭を食いちぎられるのを見て、顔色が真っ青になった。
「ううう……因果応報だわ。もしあの時、父が彼をあんなふうに扱わなければ、もしかするとこの高老荘は……」
一方、高老荘の外では、孫言と唐僧一行が村の入口に到着していた。
孫言は村の門に掛かっている「高老荘」の三文字を見て、何かを察していたが、口には出さなかった。
今、彼はどうすればあの豚妖を倒せるかを心中で計算していた。
何しろ、あいつはかつて天河水軍を統率した元帥であり、「天罡三十六変」という術を持っている。自分の「地煞七十二変」よりも少し強力な技だ。
ただ、自分が頼っているのはその術ではなく、膨大な霊韻と天生の力だった。
しかし、今の自分の力は本来の十分の一か二程度に過ぎない。もしあの豚妖が以前と同じ実力を持っているなら、勝てる見込みは薄い。
そう考えている間に、村から大柄で太った男が出てきた。
痩せこけた村人たちと比べ、脂肪で光るその姿、彼こそ天蓬元帥でなくて誰だろうか?
豚妖は、こちらにやってくる者たちをじっくりと見定めた。
記憶の中と同じ、顔立ちは端正で、鶏を縛る力もないように見える。だが、なぜかその隣に猿がいる。
猿?
彼は突然、目を大きく見開き、その醜く小柄な猿を信じられないような目で見つめた。
その猿には、かつてのような傲慢さはなかったが、彼はその猿を見間違うことはなかった。一撃で十万天河兵を灰にした、あの猿だ。
彼は大いに驚いた。観音がその猿も経を取りに行くと言った覚えはない。
彼は本来、唐三蔵がここに来た時にすぐに食い殺し、経を取りに行く旅を終わらせようと考えていた。
しかし、状況が変わってしまった。あの猿は、自分が勝てる相手ではない。
驚きの中、猿が自分に向かって歩いてくるのを彼はじっと見つめていた。
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しばらく考え込んだ後、孫言は答えられずに言った。
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唐僧は足をゆっくり止め、振り返って孫言を見つめた。
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唐僧の狂気じみた言葉に、孫言の心は早鐘のように鳴り始めた。
これほど大胆な言葉は心を震わせるものだったが、彼は唐僧にそれほどの力があるとは思っていなかった。先ほど観音を退けた理由は分からなかったが、もし本当にそんな力があるなら、とっくに如来に代わって新たな仏となっているはずだ。
それでも、唐僧がこのようなことを言ってくれたことに、孫言は感動を覚えた。
この世界に存在して以来、彼には親もなく、友もいない。だが、今では少なくとも自分のことを気にかけてくれる師がいるのだ。
その言葉を聞きながら、孫言は棍棒の先に付いた血を拭き取り、それを耳に収めた。そして両手を合わせて静かに言った。「師父、ご安心を。弟子はすべての敵を打ち倒し、師父を守り抜きます。かつて天宮を騒がせた力は失いましたが、仏や神を倒す心はまだあります。誰であれ、師父に一切の害を及ぼす者は許しません。」
……
西方、高老荘に一匹の猪妖がいた。
その猪妖は幼い頃から極めて残忍で、生まれた日に自らの母を噛み殺し、夜中には家に忍び込み、家族全員を食い尽くしたという、全く人間性を欠いた存在だった。
この一件に村民たちは激怒し、不意を突いて猪妖を焼き殺そうとした。
だが、この猪妖は元は天神の将で、一方の天兵を率いる大将だった。
追放されはしたものの、法力はなおも深く、霊韻も強力だったため、凡人の火など、ましてや天の火であっても彼の毛一本焼くことはできなかった。
この村民の行為は、間違いなく猪妖の怒りを買い、その場で数百人を食い殺し、全員を奴隷として使役することとなった。逃げ出そうとした者が捕まれば、その一族全員が処刑された。
村民たちは毎日恐怖に震え上がり、伏魔の者に助けを求めたが、猪妖に挑んだ者は一撃で敗れ、その伏魔の天師も食われてしまった。
その後、村民たちの心には一切の反抗の意思が失われ、年々天上の神が猪妖を見つけ出し、彼を捉えてくれる日をひたすら待ち望むようになった。
しかし、何年も経ったが、神どころか、鳥や獣ですらこの地を避けて通る始末だった。
その日、高老荘で最も裕福な家の娘が、猪妖に言い寄られていた。
「ハハハ、小娘よ、さっさと俺様の世話をせんか?気に入らなければ、お前の家族全員を蒸して食ってやるぞ。」
屋内では、年の頃18になる高翠蘭という娘が、その醜悪な猪妖を前に無力に泣き崩れていた。
これを見た猪妖は、哀れむどころか冷笑した。
「泣くのか?何を泣くことがある?お前たちが昔俺様にしたことの中で、俺様に対して良いことがあったか?俺様ももう悟ったんだ。これからは、臆病に生きるのではなく、人間界を災厄に陥れ、裏切り者どもを喰らいつくす。だが、安心しろ、お前を食うことはない。俺様は……ゆっくりお前を苦しめてやるんだ、ハハハ。」
「お前が動かないなら、俺様が直接動くとしよう。」
そう言うと、猪妖は巨大な体をベッドから飛び降り、高翠蘭のそばに跳び移り、彼女の細い腰を掴んでベッドに放り投げた。
彼女の悲鳴が響く中、猪妖は服を脱ぎ、悪臭を放つ体を露わにして彼女に襲いかかった。
その時、「ドンドンドン!」と扉を叩く音が突然響き、猪妖の怒りを引き起こした。
「誰だ!俺様が高家の娘と楽しんでいるのが分からないのか?こんな時に邪魔をするとは何事だ!」
扉の外では、召使いが猪妖の怒りを聞いて恐怖で膝が崩れ、地面に跪いてしまった。
震えながら、すぐに答えた。
「ご……主人様、先日おっしゃっていた、和尚を見かけたらすぐに知らせろという件ですが、つい先ほど、和尚が高家荘にやってまいりまして、しかも猿を連れております。」その瞬間、部屋の中は静まり返った。
次の瞬間、その扉が開かれ、太った黒豚がゆっくりと中から現れた。
「おお、あの唐三蔵がもう高家荘に来たのか?思ったより早いな!今、奴はどこにいる?」
「ご主人様、今……今は荘の外にいます。」
「うん、いいだろう。お前の報告はなかなか早かったから、ちゃんと褒美をやらねばな。」
次の瞬間、凄まじい叫び声が高府中に響き渡った。
半裸でベッドに横たわる高翠蘭は、家僕が一瞬で頭を食いちぎられるのを見て、顔色が真っ青になった。
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一方、高老荘の外では、孫言と唐僧一行が村の入口に到着していた。
孫言は村の門に掛かっている「高老荘」の三文字を見て、何かを察していたが、口には出さなかった。
今、彼はどうすればあの豚妖を倒せるかを心中で計算していた。
何しろ、あいつはかつて天河水軍を統率した元帥であり、「天罡三十六変」という術を持っている。自分の「地煞七十二変」よりも少し強力な技だ。
ただ、自分が頼っているのはその術ではなく、膨大な霊韻と天生の力だった。
しかし、今の自分の力は本来の十分の一か二程度に過ぎない。もしあの豚妖が以前と同じ実力を持っているなら、勝てる見込みは薄い。
そう考えている間に、村から大柄で太った男が出てきた。
痩せこけた村人たちと比べ、脂肪で光るその姿、彼こそ天蓬元帥でなくて誰だろうか?
豚妖は、こちらにやってくる者たちをじっくりと見定めた。
記憶の中と同じ、顔立ちは端正で、鶏を縛る力もないように見える。だが、なぜかその隣に猿がいる。
猿?
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その猿には、かつてのような傲慢さはなかったが、彼はその猿を見間違うことはなかった。一撃で十万天河兵を灰にした、あの猿だ。
彼は大いに驚いた。観音がその猿も経を取りに行くと言った覚えはない。
彼は本来、唐三蔵がここに来た時にすぐに食い殺し、経を取りに行く旅を終わらせようと考えていた。
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