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第63話 に、偽物がたくさん!?
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レベッカは──唖然とするしか術がなかった。
早朝、突然レニが自宅に来たと思ったら、ジップの偽物が現れたという。
レニの言っていることは支離滅裂だったのだけれど、とにかくわたしはその勢いに押されて、ダンジョン正門まで行くことにした。
レニの心配は、ジップがダンジョン都市から出て行こうとしていることだったから。
だから正門まで行って、そこの門番さんに、今日はまだ誰も正門に来ていないことを確かめれば安心するはずだと思ったのだ。
でも道中の森林地帯にジップがいて……さらにギルマス達やユーティもいて。
その状況を見ただけで、ジップがダンジョンを出て行こうとしているのが分かった。
だからきっと、ギルマスやユーティがジップを止めようとしてくれているんだと思った。
でも違った。
ジップとユーティが何を話しているのかまでは聞こえなかったけれど、突如として、魔獣の大軍が現れる。
「……な!?」
それを目撃してわたしが立ち竦んでいたら、森の奥から誰かが現れたかと思うと結界を発現する。
その結界を作ったのは……ジップ!?
そしてレニが悲鳴を上げる。
「ジップの偽物!」
「偽物じゃない! 準本体だ!」
レニの非難に答える声までジップと瓜二つだった……!
だからわたしは、半ば呆然としながらも問いかける。
「ど、どういうこと……あなたはジップじゃないの……?」
「オレは、ジップの固有魔法で生み出された残機……といっても分からないか……まぁ分身みたいなものだ。ジップ本体はあちらにいる」
そういって分身が指差したほうにもジップがいた!?
警備隊も一緒だったから気づかなかったけれど、確かにジップがいる……
そう思った直後、上空にジップの分身が多数出現した!
それを見たレニが悲鳴を上げる。
「に、偽物がたくさん!?」
わたしも、呆然としながらつぶやいていた。
「これが、ジップの固有魔法……」
どういう原理なのかはまったく分からないし、今は、その詳細を聞いている場合でもないだろう。
とにかく上空や地上にはジップの分身が無数に現れたかと思ったら、魔獣と戦闘を始める。
しかもあの魔獣……強い!
少なくともフリストル市近郊では見たこともなくて、かつ凶暴な姿をしている魔獣が、ジップ達と壮絶な戦いを繰り広げている。
さらにレベル30以上はないと扱えない攻撃魔法が立て続けに炸裂している!
もはやわたしの目には、無限に爆撃が巻き起こっているようにしか見えない。 だからジップの分身に問いかけた。
「ね、ねぇ……戦況はどうなっているの……?」
どうやら分身は、爆煙と土埃が舞い散る中でも戦闘状況を把握できているようで、わたしにハッキリと答えてきた。
「魔獣は倒せる。だが問題なのはユーティだ」
「ど、どういうこと……?」
「ユーティは……おそらく魔人だ」
「魔人……!?」
わたしは目を見開くと同時に、今のこの状況にも納得する。
確かに魔人であれば召喚魔法だって使えるかもしれない。であればこの大量の魔獣を呼び寄せることも可能だろう。
でもだったら、どうしてユーティは……
「どういうことなの? ユーティが魔人だとしたら、どうしてフリストル市にいたの……!?」
わたしの疑問に、でも分身は首を横に振る。
「分からない。それを吐かせたいんだが、どうやら口を割ってはくれないらしい」
分身は諦め気味にそんなことを言って、結界を張り続ける。
その後も激しい戦闘は続いていき──
──やがて、魔獣の数が一気に減った。
「ど、どうなったの……!?」
問いかけるわたしに、分身が答えてくれる。
「ユーティが魔獣召喚をやめた。だから残りは、ユーティ自身だが……」
厳しい表情を崩さないジップの分身に、わたしは恐る恐る聞いた。
「ジップは……勝てるの……?」
分身は、上空で対峙するジップとユーティを見据えたまま答えてくる。
「勝つしかないだろうな。でなければフリストル市がまずい」
そう──確かに勝つしかない。
ここで負ければ、当然、フリストル市は壊滅だし、逃がしたとしても市の所在と、固有魔法の存在が魔人にバレてしまう。
でも本当にユーティが魔人だとしたら、ジップでも勝てるのかどうか……
わたしが固唾を呑んで上空の二人を見つめていると、突然にジップの分身がさらに増えた……!
「……!?」
その光景に、わたしは絶句する。
ダンジョン都市上空を埋め尽くすかのように人間が浮かんでいるのだから。
そもそも、こんな大勢の人間なんて見たこともない。間違いなくフリストル市の人口より多いだろう。
そんな人数がすべてジップだなんて、目の当たりにしても信じられない。今は顔までは見えないからなおさらだった。
対するユーティは一人きりだ。魔獣召喚もやめている。
だけどそのユーティから、魔力が爆発的に吹き出してきた!
「くっ……!」
結界があってもなお伝わってくるプレッシャーにわたしは呻く。
レニに至っては、さきほどからわたしの腕にしがみついて目をギュッとつぶり、震えるばかりになっている。
「こ、これが魔人の魔力なの……!?」
結界越しにも感じる、圧倒的な恐怖。
この場にレニがいなかったら、わたしはへたり込んでいたに違いない。
その壮絶な相手に、ジップ達は一切怯むことなく飛びかかった!
その直後、無数のジップが一刀の元に斬り伏せられる!
「だ、大丈夫なの!?」
思わず上げたわたしの悲鳴に、隣の分身が答えてきた。
「オレたちは無限にいるから大丈夫だ!」
「でも、だからといってあんな……!」
ユーティが操るレイピアの刀身からは光が放たれ、それが数十メートルの長さになっている。その刀身が振るわれる度に、たくさんのジップが真っ二つに両断されているのだ……!
わたしはついに目を背けてしまう。
「痛々しくて、見ていられないわ……!」
「あいつらには意志がないから痛みも感じていない」
「で、でも……!」
「オレ達の戦術は物量一点張りでな。これしか方法がない」
そう言われて、わたしは薄目を開けて戦闘を確認する。まさに決死の思いでジップ達が戦っているのに、そこから目を逸らすわけにはいかないと思ったのだ。
ユーティを取り囲むジップ達は、前衛が防御結界を展開しているものの、それごとユーティに両断されていた。最高峰の物理結界のはずだが、まるで紙切れのようだった……!
中衛以降は強力な攻撃魔法を連発しているものの、そのすべてがユーティに届くことなく霧散している。ユーティの何かしらの魔法で、着弾すら許されないのだろう。
元々、魔法とは魔人の力なのだ。その力で魔人を討とうとすること自体が無茶なのかもしれない。
わたしと同じことを考えていたのか、分身が吐き捨てる。
「くそっ……! やはり魔法戦では分が悪いか」
「もっと強力な魔法を使うことは出来ないの?」
「天の火クラスの魔法を連射することは可能だが……」
「天の火って、最強の攻撃魔法のこと?」
「ああ、多頭雷龍はそれで倒したんだ。しかし今は使えない。フリストル市が火の海になってしまう」
そもそも、天の火を連射するだなんて信じられないけれど、それを行ったら確かにフリストル市は消滅するだろう。
それは、多頭雷龍が討伐された戦場を見ればよく分かる。この場所があんな状況になっては都市が残るわけがない。
さらには広がる森林地帯がやっかいだ。ここの全焼は免れないだろうし、そうなったら間違いなく、フリストル市にまで火の手が及ぶ。
そしてそこまでの巨大火災が巻き起こったら、都市中に煙が充満して人は耐えられないだろう。都市を築いたこの地は巨大な空洞だけど、無限に広がっているわけではないのだから。
そんな想像をしてしまい、わたしは心配になって分身に聞いた。
「打つ手は……あるの?」
分身は、険しい表情を崩さず答えてくる。
「ユーティを倒すのに、天の火連射ほどの火力は必要ないはず……ユーティの皮膚が、多頭雷龍の鱗と同じくらい丈夫だとはさすがに考えにくい」
「でも魔法が届いていないわ……!」
「そう──鱗ほどの強度じゃないからこそ魔法を打ち消しているんだろうが、だが届かないんじゃ意味が無い」
上空を見上げ、分身が悔しそうに話を続けた。
「どうにかして、攻撃魔法が届けばあるいは──あっ!」
そこで何かを思いついたのか、分身が目を見開く。
「そうか──攻撃魔法を届ける方法はある!」
「いったいどうやって?」
「着弾前に魔法が無効化されるなら、着弾後に発現させるんだよ!」
「ど、どういうこと……?」
分身の言っている意味が分からず、わたしは眉をひそめる。
「まぁ見てろって!」
分身がそう言い切ると、上空で戦うジップ達の陣形が変化していった。
早朝、突然レニが自宅に来たと思ったら、ジップの偽物が現れたという。
レニの言っていることは支離滅裂だったのだけれど、とにかくわたしはその勢いに押されて、ダンジョン正門まで行くことにした。
レニの心配は、ジップがダンジョン都市から出て行こうとしていることだったから。
だから正門まで行って、そこの門番さんに、今日はまだ誰も正門に来ていないことを確かめれば安心するはずだと思ったのだ。
でも道中の森林地帯にジップがいて……さらにギルマス達やユーティもいて。
その状況を見ただけで、ジップがダンジョンを出て行こうとしているのが分かった。
だからきっと、ギルマスやユーティがジップを止めようとしてくれているんだと思った。
でも違った。
ジップとユーティが何を話しているのかまでは聞こえなかったけれど、突如として、魔獣の大軍が現れる。
「……な!?」
それを目撃してわたしが立ち竦んでいたら、森の奥から誰かが現れたかと思うと結界を発現する。
その結界を作ったのは……ジップ!?
そしてレニが悲鳴を上げる。
「ジップの偽物!」
「偽物じゃない! 準本体だ!」
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だからわたしは、半ば呆然としながらも問いかける。
「ど、どういうこと……あなたはジップじゃないの……?」
「オレは、ジップの固有魔法で生み出された残機……といっても分からないか……まぁ分身みたいなものだ。ジップ本体はあちらにいる」
そういって分身が指差したほうにもジップがいた!?
警備隊も一緒だったから気づかなかったけれど、確かにジップがいる……
そう思った直後、上空にジップの分身が多数出現した!
それを見たレニが悲鳴を上げる。
「に、偽物がたくさん!?」
わたしも、呆然としながらつぶやいていた。
「これが、ジップの固有魔法……」
どういう原理なのかはまったく分からないし、今は、その詳細を聞いている場合でもないだろう。
とにかく上空や地上にはジップの分身が無数に現れたかと思ったら、魔獣と戦闘を始める。
しかもあの魔獣……強い!
少なくともフリストル市近郊では見たこともなくて、かつ凶暴な姿をしている魔獣が、ジップ達と壮絶な戦いを繰り広げている。
さらにレベル30以上はないと扱えない攻撃魔法が立て続けに炸裂している!
もはやわたしの目には、無限に爆撃が巻き起こっているようにしか見えない。 だからジップの分身に問いかけた。
「ね、ねぇ……戦況はどうなっているの……?」
どうやら分身は、爆煙と土埃が舞い散る中でも戦闘状況を把握できているようで、わたしにハッキリと答えてきた。
「魔獣は倒せる。だが問題なのはユーティだ」
「ど、どういうこと……?」
「ユーティは……おそらく魔人だ」
「魔人……!?」
わたしは目を見開くと同時に、今のこの状況にも納得する。
確かに魔人であれば召喚魔法だって使えるかもしれない。であればこの大量の魔獣を呼び寄せることも可能だろう。
でもだったら、どうしてユーティは……
「どういうことなの? ユーティが魔人だとしたら、どうしてフリストル市にいたの……!?」
わたしの疑問に、でも分身は首を横に振る。
「分からない。それを吐かせたいんだが、どうやら口を割ってはくれないらしい」
分身は諦め気味にそんなことを言って、結界を張り続ける。
その後も激しい戦闘は続いていき──
──やがて、魔獣の数が一気に減った。
「ど、どうなったの……!?」
問いかけるわたしに、分身が答えてくれる。
「ユーティが魔獣召喚をやめた。だから残りは、ユーティ自身だが……」
厳しい表情を崩さないジップの分身に、わたしは恐る恐る聞いた。
「ジップは……勝てるの……?」
分身は、上空で対峙するジップとユーティを見据えたまま答えてくる。
「勝つしかないだろうな。でなければフリストル市がまずい」
そう──確かに勝つしかない。
ここで負ければ、当然、フリストル市は壊滅だし、逃がしたとしても市の所在と、固有魔法の存在が魔人にバレてしまう。
でも本当にユーティが魔人だとしたら、ジップでも勝てるのかどうか……
わたしが固唾を呑んで上空の二人を見つめていると、突然にジップの分身がさらに増えた……!
「……!?」
その光景に、わたしは絶句する。
ダンジョン都市上空を埋め尽くすかのように人間が浮かんでいるのだから。
そもそも、こんな大勢の人間なんて見たこともない。間違いなくフリストル市の人口より多いだろう。
そんな人数がすべてジップだなんて、目の当たりにしても信じられない。今は顔までは見えないからなおさらだった。
対するユーティは一人きりだ。魔獣召喚もやめている。
だけどそのユーティから、魔力が爆発的に吹き出してきた!
「くっ……!」
結界があってもなお伝わってくるプレッシャーにわたしは呻く。
レニに至っては、さきほどからわたしの腕にしがみついて目をギュッとつぶり、震えるばかりになっている。
「こ、これが魔人の魔力なの……!?」
結界越しにも感じる、圧倒的な恐怖。
この場にレニがいなかったら、わたしはへたり込んでいたに違いない。
その壮絶な相手に、ジップ達は一切怯むことなく飛びかかった!
その直後、無数のジップが一刀の元に斬り伏せられる!
「だ、大丈夫なの!?」
思わず上げたわたしの悲鳴に、隣の分身が答えてきた。
「オレたちは無限にいるから大丈夫だ!」
「でも、だからといってあんな……!」
ユーティが操るレイピアの刀身からは光が放たれ、それが数十メートルの長さになっている。その刀身が振るわれる度に、たくさんのジップが真っ二つに両断されているのだ……!
わたしはついに目を背けてしまう。
「痛々しくて、見ていられないわ……!」
「あいつらには意志がないから痛みも感じていない」
「で、でも……!」
「オレ達の戦術は物量一点張りでな。これしか方法がない」
そう言われて、わたしは薄目を開けて戦闘を確認する。まさに決死の思いでジップ達が戦っているのに、そこから目を逸らすわけにはいかないと思ったのだ。
ユーティを取り囲むジップ達は、前衛が防御結界を展開しているものの、それごとユーティに両断されていた。最高峰の物理結界のはずだが、まるで紙切れのようだった……!
中衛以降は強力な攻撃魔法を連発しているものの、そのすべてがユーティに届くことなく霧散している。ユーティの何かしらの魔法で、着弾すら許されないのだろう。
元々、魔法とは魔人の力なのだ。その力で魔人を討とうとすること自体が無茶なのかもしれない。
わたしと同じことを考えていたのか、分身が吐き捨てる。
「くそっ……! やはり魔法戦では分が悪いか」
「もっと強力な魔法を使うことは出来ないの?」
「天の火クラスの魔法を連射することは可能だが……」
「天の火って、最強の攻撃魔法のこと?」
「ああ、多頭雷龍はそれで倒したんだ。しかし今は使えない。フリストル市が火の海になってしまう」
そもそも、天の火を連射するだなんて信じられないけれど、それを行ったら確かにフリストル市は消滅するだろう。
それは、多頭雷龍が討伐された戦場を見ればよく分かる。この場所があんな状況になっては都市が残るわけがない。
さらには広がる森林地帯がやっかいだ。ここの全焼は免れないだろうし、そうなったら間違いなく、フリストル市にまで火の手が及ぶ。
そしてそこまでの巨大火災が巻き起こったら、都市中に煙が充満して人は耐えられないだろう。都市を築いたこの地は巨大な空洞だけど、無限に広がっているわけではないのだから。
そんな想像をしてしまい、わたしは心配になって分身に聞いた。
「打つ手は……あるの?」
分身は、険しい表情を崩さず答えてくる。
「ユーティを倒すのに、天の火連射ほどの火力は必要ないはず……ユーティの皮膚が、多頭雷龍の鱗と同じくらい丈夫だとはさすがに考えにくい」
「でも魔法が届いていないわ……!」
「そう──鱗ほどの強度じゃないからこそ魔法を打ち消しているんだろうが、だが届かないんじゃ意味が無い」
上空を見上げ、分身が悔しそうに話を続けた。
「どうにかして、攻撃魔法が届けばあるいは──あっ!」
そこで何かを思いついたのか、分身が目を見開く。
「そうか──攻撃魔法を届ける方法はある!」
「いったいどうやって?」
「着弾前に魔法が無効化されるなら、着弾後に発現させるんだよ!」
「ど、どういうこと……?」
分身の言っている意味が分からず、わたしは眉をひそめる。
「まぁ見てろって!」
分身がそう言い切ると、上空で戦うジップ達の陣形が変化していった。
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