24 / 69
第24話 この音は、レベルアップの音?
しおりを挟む
「す……すごい……」
レベッカは、ジップの戦闘を見て唖然としていた。
見て……というか、そもそもジップの剣筋すら見えなかったけれど……
ジップとは、ずっと一緒に訓練をしてきた。よく話すようになったのは、高等部で同じクラスになったからだけど、最初の戦闘訓練を見ただけで、ジップは別格だと分かった。
だから出来るだけ、ジップと組んで戦闘訓練をしてきたけれど……
今までの訓練で、わたしはどれほど手加減をされていたか、今はっきりと思い知っていた。
「おーいレベッカ? 大丈夫か?」
スライムを倒したジップが定位置に戻ってきて、わたしに声を掛けてきた。
「えっ……あ、うん……とくに問題ないわ……」
「そうか。つぎに魔獣と遭遇したら、今度はレベッカの番だからな。心構えをしておけよ」
「わ、分かった。今度は大丈夫だから」
そうだ……今は、ジップとの実力差に落ち込んでいる場合じゃない。
ここはダンジョンなんだ。まさに、死と隣り合わせの世界なんだ。
だから、しっかりしなくちゃ……
わたしは気を取り直して、周囲を警戒しながら歩き出す。
でも……前方に見えるゲオルクさんと、そしてジップの背中が視界に入ってくる度に、わたしは気落ちしそうになった。
いったいこれから、どれほどの努力をすれば、ジップやゲオルクさんのようになれるのだろう──そんな考えがよぎるたびに気が滅入ってくる。
背後を守ってくれているユーティさんだって、わたしたちとさほど違わない歳なのにレベル29だ。対してわたしはまだレベル3。しかも、スライム程度に身をすくませてしまった。
(こんなんじゃ……地上に出るだなんて夢のまた夢よ……しっかりしなくちゃ……)
わたしは内心で自分を叱咤して歩く。
するとほどなくして、ゲオルクさんが片手を上げて停止の合図を送ってきた。
「お、またスライムだ。こんな低層で、すぐエンカウントするとは珍しい」
わたしたちの隊列は停止する。わたしの腕にしがみついているレニの体がビクッと強張った。
「今回は三匹だ。どうする?」
ベオルクさんの問いかけに、ジップが私を見た。
「レベッカ、やれるか?」
激しくなる旨の動悸を抑えて、わたしは頷く。
「ま、まかせて」
するとジップはニヤリと笑った。
「よし。そうしたら氷矢で攻撃するのがいいだろう。10本は出せるな?」
「大丈夫よ」
「そしたら攻撃は任せた。防御はゲオルクさんとオレでやる」
そうしてジップは、すでに攻撃を受け止めているゲオルクさんのサポートに回る。
早く……早く魔法を発現させないと……!
氷矢は、つららのような氷の塊で敵を刺殺する攻撃魔法だ。氷の強度は術者の魔力に依存する。
水属性のスライムには火や雷は効果が弱まるから、ジップは氷矢を選んだのだろう。本来なら、魔法の選定だってわたしがやらねばならないことなのに。
(これ以上、足手まといにはなりたくない……!)
だからわたしは、意識を呪文に集中させる。
魔法とは、魔力によってイメージを具現化させる能力のことだ。だから本来なら、正確なイメージをすぐ作れるのなら呪文は必要ない。
でも戦場において、平時のようにイメージを作ることなんてまず出来ないという。そもそも平時のときだって、呪文なしで正確無比のイメージを作ることは困難なのだ。だからイメージ細部の一つ一つを呪文に託し、順を追って魔法発現する必要がある。
わたしは生まれて初めて戦場に立って、これまで教わってきたことをまさに実感していた。
そもそも呪文の発音すら間違えてしまうのだから……!
(ま、まずい! 魔法発現にこれほど時間を使っては──)
焦れば焦るほど、わたしの口は回らなくなる。あれだけ反復練習したというのに、次の言葉さえも忘れてしまう……!
「レベッカ……」
焦燥のあまり思考が止まりかけていたら、レニの声が聞こえた来た。
横を向くと、わたしの腕にしがみつきながらも、レニは、涙でいっぱいになった瞳をこちらに向けていた。
「がんばって……」
「レニ……!」
こんなに臆病なレニだって、がんばってダンジョンまでやってきたというのに、わたしは何をやっているの……!
しかもレニを誘ったのはわたしじゃないか!
正気を取り戻して、わたしは、呪文をイチから組み立て直す。
果たして数十秒後、攻撃魔法が完成した。
「氷矢!」
わたしの回りに生まれた10本の氷矢が、一斉に射出される。
ジップ達の頭上を飛び越えて、スライム三匹に勢いよく突き刺さった……!
「どうなった!?」
わたしは思わず声を上げる。すると前衛二人が振り向いて、ニカッと笑ってくれた。それからジップが言ってくる。
「さすが。三匹ともに命中だ」
前衛二人が道を空けると、そこには、コアを貫かれたスライムがいるかと思ったら、魔力に変わって霧散し始めた。
「おいレベッカ。吸収晶の準備をしないと魔力回収できないぞ」
「あっ……そうね」
わたしは腰のポシェットから吸収晶を取り出す。このこぶし大の水晶玉をかざすことで、倒した魔獣の魔力が吸収される仕組みだ。そして吸収した魔力がわたしたちの報酬になる。
スライム三匹の魔力を完全に吸収し終わると、唐突に、ファンファーレが頭の中で鳴り響いた。
「えっ……」
この音は、レベルアップの音? 確か、レベルアップした本人にしか聞こえないという話だったけれど……
わたしは驚いて冒険証を取り出す。
すると表記されているレベルが『4』に変わっていた。
「レ、レベルアップしてる……」
ジップが隣にやってきて、わたしの冒険証を覗き込んだ。
「お、すごいじゃんか。もうレベルアップするだなんて」
「え、ええ……でもまさか、いきなりレベルアップするだなんて思ってなかったわ。次のレベルまで、けっこうな経験値が必要だったと思うけど……」
「実戦経験ってのは、それほどに経験値をもらえるってことなんだよ」
「そ……そうなんだ……」
「この調子でいけば、レベル20なんてあっという間だからさ。がんばっていこうぜ」
「ふふ……まるで、自分がすでにレベル20を超えているかのように言ってくるのね」
「え? い、いやまぁ……気のせいだろ?」
「そうしておくわ」
きっとジップは、例の力でレベル20なんて遙かに超えた実力を持っているんだろう。
だからわたしがジップに追いつくだなんて、どう考えても夢物語に過ぎないのでしょうけれども。
だけど、ジップの足手まといにだけはなりたくないから──
──わたしが冒険証に視線を落としてそんなことを考えていたら、ジップが屈託なく言ってきた。
「まぁなんにしても初討伐だ。おめでとう」
「イメージとしては、もっとスマートに討伐するつもりだったんだけどな……でも、ありがとう。それとレニも、ありがとうね?」
レニは元のように、わたしの腕に顔を埋めてプルプル震えていたけれど、小さく頷いてくれたのだった。
レベッカは、ジップの戦闘を見て唖然としていた。
見て……というか、そもそもジップの剣筋すら見えなかったけれど……
ジップとは、ずっと一緒に訓練をしてきた。よく話すようになったのは、高等部で同じクラスになったからだけど、最初の戦闘訓練を見ただけで、ジップは別格だと分かった。
だから出来るだけ、ジップと組んで戦闘訓練をしてきたけれど……
今までの訓練で、わたしはどれほど手加減をされていたか、今はっきりと思い知っていた。
「おーいレベッカ? 大丈夫か?」
スライムを倒したジップが定位置に戻ってきて、わたしに声を掛けてきた。
「えっ……あ、うん……とくに問題ないわ……」
「そうか。つぎに魔獣と遭遇したら、今度はレベッカの番だからな。心構えをしておけよ」
「わ、分かった。今度は大丈夫だから」
そうだ……今は、ジップとの実力差に落ち込んでいる場合じゃない。
ここはダンジョンなんだ。まさに、死と隣り合わせの世界なんだ。
だから、しっかりしなくちゃ……
わたしは気を取り直して、周囲を警戒しながら歩き出す。
でも……前方に見えるゲオルクさんと、そしてジップの背中が視界に入ってくる度に、わたしは気落ちしそうになった。
いったいこれから、どれほどの努力をすれば、ジップやゲオルクさんのようになれるのだろう──そんな考えがよぎるたびに気が滅入ってくる。
背後を守ってくれているユーティさんだって、わたしたちとさほど違わない歳なのにレベル29だ。対してわたしはまだレベル3。しかも、スライム程度に身をすくませてしまった。
(こんなんじゃ……地上に出るだなんて夢のまた夢よ……しっかりしなくちゃ……)
わたしは内心で自分を叱咤して歩く。
するとほどなくして、ゲオルクさんが片手を上げて停止の合図を送ってきた。
「お、またスライムだ。こんな低層で、すぐエンカウントするとは珍しい」
わたしたちの隊列は停止する。わたしの腕にしがみついているレニの体がビクッと強張った。
「今回は三匹だ。どうする?」
ベオルクさんの問いかけに、ジップが私を見た。
「レベッカ、やれるか?」
激しくなる旨の動悸を抑えて、わたしは頷く。
「ま、まかせて」
するとジップはニヤリと笑った。
「よし。そうしたら氷矢で攻撃するのがいいだろう。10本は出せるな?」
「大丈夫よ」
「そしたら攻撃は任せた。防御はゲオルクさんとオレでやる」
そうしてジップは、すでに攻撃を受け止めているゲオルクさんのサポートに回る。
早く……早く魔法を発現させないと……!
氷矢は、つららのような氷の塊で敵を刺殺する攻撃魔法だ。氷の強度は術者の魔力に依存する。
水属性のスライムには火や雷は効果が弱まるから、ジップは氷矢を選んだのだろう。本来なら、魔法の選定だってわたしがやらねばならないことなのに。
(これ以上、足手まといにはなりたくない……!)
だからわたしは、意識を呪文に集中させる。
魔法とは、魔力によってイメージを具現化させる能力のことだ。だから本来なら、正確なイメージをすぐ作れるのなら呪文は必要ない。
でも戦場において、平時のようにイメージを作ることなんてまず出来ないという。そもそも平時のときだって、呪文なしで正確無比のイメージを作ることは困難なのだ。だからイメージ細部の一つ一つを呪文に託し、順を追って魔法発現する必要がある。
わたしは生まれて初めて戦場に立って、これまで教わってきたことをまさに実感していた。
そもそも呪文の発音すら間違えてしまうのだから……!
(ま、まずい! 魔法発現にこれほど時間を使っては──)
焦れば焦るほど、わたしの口は回らなくなる。あれだけ反復練習したというのに、次の言葉さえも忘れてしまう……!
「レベッカ……」
焦燥のあまり思考が止まりかけていたら、レニの声が聞こえた来た。
横を向くと、わたしの腕にしがみつきながらも、レニは、涙でいっぱいになった瞳をこちらに向けていた。
「がんばって……」
「レニ……!」
こんなに臆病なレニだって、がんばってダンジョンまでやってきたというのに、わたしは何をやっているの……!
しかもレニを誘ったのはわたしじゃないか!
正気を取り戻して、わたしは、呪文をイチから組み立て直す。
果たして数十秒後、攻撃魔法が完成した。
「氷矢!」
わたしの回りに生まれた10本の氷矢が、一斉に射出される。
ジップ達の頭上を飛び越えて、スライム三匹に勢いよく突き刺さった……!
「どうなった!?」
わたしは思わず声を上げる。すると前衛二人が振り向いて、ニカッと笑ってくれた。それからジップが言ってくる。
「さすが。三匹ともに命中だ」
前衛二人が道を空けると、そこには、コアを貫かれたスライムがいるかと思ったら、魔力に変わって霧散し始めた。
「おいレベッカ。吸収晶の準備をしないと魔力回収できないぞ」
「あっ……そうね」
わたしは腰のポシェットから吸収晶を取り出す。このこぶし大の水晶玉をかざすことで、倒した魔獣の魔力が吸収される仕組みだ。そして吸収した魔力がわたしたちの報酬になる。
スライム三匹の魔力を完全に吸収し終わると、唐突に、ファンファーレが頭の中で鳴り響いた。
「えっ……」
この音は、レベルアップの音? 確か、レベルアップした本人にしか聞こえないという話だったけれど……
わたしは驚いて冒険証を取り出す。
すると表記されているレベルが『4』に変わっていた。
「レ、レベルアップしてる……」
ジップが隣にやってきて、わたしの冒険証を覗き込んだ。
「お、すごいじゃんか。もうレベルアップするだなんて」
「え、ええ……でもまさか、いきなりレベルアップするだなんて思ってなかったわ。次のレベルまで、けっこうな経験値が必要だったと思うけど……」
「実戦経験ってのは、それほどに経験値をもらえるってことなんだよ」
「そ……そうなんだ……」
「この調子でいけば、レベル20なんてあっという間だからさ。がんばっていこうぜ」
「ふふ……まるで、自分がすでにレベル20を超えているかのように言ってくるのね」
「え? い、いやまぁ……気のせいだろ?」
「そうしておくわ」
きっとジップは、例の力でレベル20なんて遙かに超えた実力を持っているんだろう。
だからわたしがジップに追いつくだなんて、どう考えても夢物語に過ぎないのでしょうけれども。
だけど、ジップの足手まといにだけはなりたくないから──
──わたしが冒険証に視線を落としてそんなことを考えていたら、ジップが屈託なく言ってきた。
「まぁなんにしても初討伐だ。おめでとう」
「イメージとしては、もっとスマートに討伐するつもりだったんだけどな……でも、ありがとう。それとレニも、ありがとうね?」
レニは元のように、わたしの腕に顔を埋めてプルプル震えていたけれど、小さく頷いてくれたのだった。
5
お気に入りに追加
382
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
世界最強で始める異世界生活〜最強とは頼んだけど、災害レベルまでとは言ってない!〜
ワキヤク
ファンタジー
その日、春埼暁人は死んだ。トラックに轢かれかけた子供を庇ったのが原因だった。
そんな彼の自己犠牲精神は世界を創造し、見守る『創造神』の心を動かす。
創造神の力で剣と魔法の世界へと転生を果たした暁人。本人の『願い』と創造神の『粋な計らい』の影響で凄まじい力を手にしたが、彼の力は世界を救うどころか世界を滅ぼしかねないものだった。
普通に歩いても地割れが起き、彼が戦おうものなら瞬く間にその場所は更地と化す。
魔法もスキルも無効化吸収し、自分のものにもできる。
まさしく『最強』としての力を得た暁人だが、等の本人からすれば手に余る力だった。
制御の難しいその力のせいで、文字通り『歩く災害』となった暁人。彼は平穏な異世界生活を送ることができるのか……。
これは、やがてその世界で最強の英雄と呼ばれる男の物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界に転生をしてバリアとアイテム生成スキルで幸せに生活をしたい。
みみっく
ファンタジー
女神様の手違いで通勤途中に気を失い、気が付くと見知らぬ場所だった。目の前には知らない少女が居て、彼女が言うには・・・手違いで俺は死んでしまったらしい。手違いなので新たな世界に転生をさせてくれると言うがモンスターが居る世界だと言うので、バリアとアイテム生成スキルと無限収納を付けてもらえる事になった。幸せに暮らすために行動をしてみる・・・
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる