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第5章
第27話 イヤラシイお兄ちゃん
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まったくアルデは! やっぱり野獣剥き出しじゃないですか!!
アルデのイヤラシイ視線に耐えられなくなったティスリは、すぐさま制服からいつもの服装に着替えて、髪型も戻して眼鏡も外します!
リリィが残念がっていましたが……そもそもわたし、どうしてリリィの口車に乗ってしまったのか……
っていうか本当になぜ「アルデも喜ぶと思いますわよ?」などという馬鹿げた甘言に乗ってしまったのですかほんとに!?
普段なら、そんな言葉になんて絶対に惑わされないのに! 本当に、どうかしていますよわたし!!
ということでわたしは、激しい後悔にさいなまれながらも元の服に着替え、それでもまだ頬が熱かったので──
──アルデを正座させることでなんとか気を静めました。
そうしてアルデの前で仁王立ちとなり見下ろします。
さらにはユイナスさんも仁王立ちになっていました。ちなみにリリィは、話が長くなると判断したのか、ソファで紅茶をすすり始めています。
そんな応接間で、わたしは言い放ちました。
「やはり……こんなイヤラシイ人間を女子校に解き放つなんて言語道断です! あなたはずっとこの応接間で待機してなさい!」
「そ、そんな!? 今日ずっとって……退屈すぎるんだが!?」
アルデが情けない声で訴えてきますが、ユイナスさんも怒号を放ちます!
「わたしに関心のないお兄ちゃんなんてもう知らない! っていうか他の女に目移りするなんて! 学祭デートどころじゃないでしょ!」
「他の女って……確かにティスリの制服姿には不意打ちを食らったが……他の女子生徒までそんな目で見てないだろ……!?」
「何よ!? じゃあティスリだけが特別だとでも言いたいわけ!?」
「ま、まぁ……結果的には……そうなるが……」
「……!?」
妙なところで素直にならないでくださいよ!? ──というわたしの非難は声にもなりません!
代わりにユイナスさんにキッと睨まれてしまいます!
「そう──やっぱりこの女が最大の敵ってわけね!?」
「ちちち、違いますよユイナスさん!?」
わたしは数歩後じさってユイナスさんに弁明を試みます! っていうか、このわたしを気後れさせるほどの怒気って、ユイナスさんは何者なのですかホント!?
しかしわたしもここで負けるわけにはいきません! ユイナスさんになんとか弁明を試みます!
「こ、これはあくまでもアルデのイヤラシさが原因であって! だからわたしは悪くありませんよ!?」
「そのイヤラシイお兄ちゃんを誘惑したのはあんたでしょ!?」
「ゆ、誘惑!? そんなつもりはありません! アルデなら誰にだってイヤラシイ視線を送るのです!」
「じゃあなんで、お兄ちゃんはわたしにイヤラシイことしないのよ!?」
「兄妹だからでは!?」
などと言い合っていると、アルデが逆ギレしてきました!
「イヤラシイいやらしいって……オレだって男だから仕方がないだろ!?」
「アルデは黙ってなさい!」「お兄ちゃんは黙ってて!」
「はい……」
わたしとユイナスさんが同時に一喝すると、アルデは再び小さくなって正座をしました。
「と、とにかくです……」
わたしは咳払いをしてから、冷静さを失わないよう慎重に言いました。
「いまアルデ自身も自白しましたよね? 『男だから見境がない』と……」
「い、いやあの……そんなこと一言もいってないが……」
その小声の抗議は完全無視して、わたしは話を続けます。
「ですから、あくまでも女性全般に対してアルデはイヤラシイのであって、わたしだけではないのですよ? 分かってくれましたか、ユイナスさん」
「………………」
わたしが落ち着いてそう諭すと、ユイナスさんが頬を膨らませながらも言いました。
「ならどうして、お兄ちゃんがわたしに色目を使わないのかが謎だけど……」
え……? そこ、謎でしょうか……?
「まぁ……いいわ。いわゆる男の性ってヤツね。そこにいちいち目くじら立てるほど、わたしは面倒な女じゃないし……わたしが例外ってのがどうにも釈然としないけど……」
い、いやですから……それは妹だからでは……?
思わず突っ込みそうになりますが、しかしここでユイナスさんをまた怒らせるわけにはいきません。
なのでわたしが言葉を飲み込んでいると、ユイナスさんがアルデを見下ろしました。
「じゃあいいわ、お兄ちゃん。もう帰りなさい」
「え、ええ……っていうか、なんでお前が決めるの……?」
「じゃあ何? ティスリが視察を終えるまで、ここで待機してたいわけ?」
「ぐっ……それは……そうだが……」
アルデは、ちらりとこちらを見てきます。
どうやらわたしに、助け船を求めているようですが……
そもそも、ユイナスさんがいるからアルデを女子校に連れてきたわけで、もしユイナスさんが「帰れ」というのであれば、わたしはそれを止める理由もありません。
ですが……
なんだかちょっと、アルデが気の毒に感じたわけでもなきにしもあらずなわけで……?
それに、せっかくの学園祭ですし……
「ユイナスさん……」
「なによ?」
ぶっきらぼうに返事をするユイナスさんに、わたしは意を決して言いました。
「わたしは、アルデを許そうと思うのですが……」
「どういうことよ?」
「せっかくの学園祭ですし、見学もせず帰宅させるというのもちょっと可哀想になってきまして……」
「………………」
考え込むことしばし、ユイナスさんが口を開きます。
「まぁ……そうね。わたしとしても、お兄ちゃんが女子生徒に目移りしなければ学祭デートしたかったわけだし」
「いやだから、オレは目移りなんて……」
弱々しい抗議は完璧スルーして、わたしはユイナスさんに言いました。
「どうでしょう? ここは協力して、アルデを監視するというのは」
「お兄ちゃんを監視?」
「ええ。アルデが目移りしないよう二人で見張るのです。あとお忍び視察はアルデのせいで出来なくなってしまいましたが、むしろ公式視察であれば、女子生徒もなかなか近づけないでしょうし」
「……まぁ、やむを得ないわね」
そうしてユイナスさんは、アルデに向かって沙汰を下します。
「じゃ、お兄ちゃんは、絶対にわたしたちから離れないこと。いいわね?」
「いやもう……帰宅でいいんだがオレ……」
ということでアルデは、わたしとユイナスさんの強固な監視体制の元、学園祭を楽しむことになったのでした。
アルデのイヤラシイ視線に耐えられなくなったティスリは、すぐさま制服からいつもの服装に着替えて、髪型も戻して眼鏡も外します!
リリィが残念がっていましたが……そもそもわたし、どうしてリリィの口車に乗ってしまったのか……
っていうか本当になぜ「アルデも喜ぶと思いますわよ?」などという馬鹿げた甘言に乗ってしまったのですかほんとに!?
普段なら、そんな言葉になんて絶対に惑わされないのに! 本当に、どうかしていますよわたし!!
ということでわたしは、激しい後悔にさいなまれながらも元の服に着替え、それでもまだ頬が熱かったので──
──アルデを正座させることでなんとか気を静めました。
そうしてアルデの前で仁王立ちとなり見下ろします。
さらにはユイナスさんも仁王立ちになっていました。ちなみにリリィは、話が長くなると判断したのか、ソファで紅茶をすすり始めています。
そんな応接間で、わたしは言い放ちました。
「やはり……こんなイヤラシイ人間を女子校に解き放つなんて言語道断です! あなたはずっとこの応接間で待機してなさい!」
「そ、そんな!? 今日ずっとって……退屈すぎるんだが!?」
アルデが情けない声で訴えてきますが、ユイナスさんも怒号を放ちます!
「わたしに関心のないお兄ちゃんなんてもう知らない! っていうか他の女に目移りするなんて! 学祭デートどころじゃないでしょ!」
「他の女って……確かにティスリの制服姿には不意打ちを食らったが……他の女子生徒までそんな目で見てないだろ……!?」
「何よ!? じゃあティスリだけが特別だとでも言いたいわけ!?」
「ま、まぁ……結果的には……そうなるが……」
「……!?」
妙なところで素直にならないでくださいよ!? ──というわたしの非難は声にもなりません!
代わりにユイナスさんにキッと睨まれてしまいます!
「そう──やっぱりこの女が最大の敵ってわけね!?」
「ちちち、違いますよユイナスさん!?」
わたしは数歩後じさってユイナスさんに弁明を試みます! っていうか、このわたしを気後れさせるほどの怒気って、ユイナスさんは何者なのですかホント!?
しかしわたしもここで負けるわけにはいきません! ユイナスさんになんとか弁明を試みます!
「こ、これはあくまでもアルデのイヤラシさが原因であって! だからわたしは悪くありませんよ!?」
「そのイヤラシイお兄ちゃんを誘惑したのはあんたでしょ!?」
「ゆ、誘惑!? そんなつもりはありません! アルデなら誰にだってイヤラシイ視線を送るのです!」
「じゃあなんで、お兄ちゃんはわたしにイヤラシイことしないのよ!?」
「兄妹だからでは!?」
などと言い合っていると、アルデが逆ギレしてきました!
「イヤラシイいやらしいって……オレだって男だから仕方がないだろ!?」
「アルデは黙ってなさい!」「お兄ちゃんは黙ってて!」
「はい……」
わたしとユイナスさんが同時に一喝すると、アルデは再び小さくなって正座をしました。
「と、とにかくです……」
わたしは咳払いをしてから、冷静さを失わないよう慎重に言いました。
「いまアルデ自身も自白しましたよね? 『男だから見境がない』と……」
「い、いやあの……そんなこと一言もいってないが……」
その小声の抗議は完全無視して、わたしは話を続けます。
「ですから、あくまでも女性全般に対してアルデはイヤラシイのであって、わたしだけではないのですよ? 分かってくれましたか、ユイナスさん」
「………………」
わたしが落ち着いてそう諭すと、ユイナスさんが頬を膨らませながらも言いました。
「ならどうして、お兄ちゃんがわたしに色目を使わないのかが謎だけど……」
え……? そこ、謎でしょうか……?
「まぁ……いいわ。いわゆる男の性ってヤツね。そこにいちいち目くじら立てるほど、わたしは面倒な女じゃないし……わたしが例外ってのがどうにも釈然としないけど……」
い、いやですから……それは妹だからでは……?
思わず突っ込みそうになりますが、しかしここでユイナスさんをまた怒らせるわけにはいきません。
なのでわたしが言葉を飲み込んでいると、ユイナスさんがアルデを見下ろしました。
「じゃあいいわ、お兄ちゃん。もう帰りなさい」
「え、ええ……っていうか、なんでお前が決めるの……?」
「じゃあ何? ティスリが視察を終えるまで、ここで待機してたいわけ?」
「ぐっ……それは……そうだが……」
アルデは、ちらりとこちらを見てきます。
どうやらわたしに、助け船を求めているようですが……
そもそも、ユイナスさんがいるからアルデを女子校に連れてきたわけで、もしユイナスさんが「帰れ」というのであれば、わたしはそれを止める理由もありません。
ですが……
なんだかちょっと、アルデが気の毒に感じたわけでもなきにしもあらずなわけで……?
それに、せっかくの学園祭ですし……
「ユイナスさん……」
「なによ?」
ぶっきらぼうに返事をするユイナスさんに、わたしは意を決して言いました。
「わたしは、アルデを許そうと思うのですが……」
「どういうことよ?」
「せっかくの学園祭ですし、見学もせず帰宅させるというのもちょっと可哀想になってきまして……」
「………………」
考え込むことしばし、ユイナスさんが口を開きます。
「まぁ……そうね。わたしとしても、お兄ちゃんが女子生徒に目移りしなければ学祭デートしたかったわけだし」
「いやだから、オレは目移りなんて……」
弱々しい抗議は完璧スルーして、わたしはユイナスさんに言いました。
「どうでしょう? ここは協力して、アルデを監視するというのは」
「お兄ちゃんを監視?」
「ええ。アルデが目移りしないよう二人で見張るのです。あとお忍び視察はアルデのせいで出来なくなってしまいましたが、むしろ公式視察であれば、女子生徒もなかなか近づけないでしょうし」
「……まぁ、やむを得ないわね」
そうしてユイナスさんは、アルデに向かって沙汰を下します。
「じゃ、お兄ちゃんは、絶対にわたしたちから離れないこと。いいわね?」
「いやもう……帰宅でいいんだがオレ……」
ということでアルデは、わたしとユイナスさんの強固な監視体制の元、学園祭を楽しむことになったのでした。
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