131 / 245
第4章
第9話 興奮のあまりゾクゾクしているというか……
しおりを挟む
「あああ、あなた様がティスリさんのお貴族様でありますか!?」
アルデが、ナーヴィンとリリィを引き合わせた途端、ナーヴィンはカチコチに身を固めてしまう。
ちなみに、『ティスリのお貴族様』という表現は、ティスリが本当に平民だったのなら、まず間違いなく貴族の逆鱗に触れるのだが、ティスリはそもそも王女だし、そのティスリに心酔しきっているリリィは気にした様子もなかった。
というよりリリィは、ナーヴィンに関心がまったくないようだ。
「ええ、わたしはリリィ・テレジアです。平民のあなたが同行する旨は、お姉様から聞いておりますわ」
「そそそ、そうでありましたか! どどど、どうぞよろしくお願い致しますデス!!」
「ええ、こちらこそ。さてさて、お姉様……」
まったくもって形式的な挨拶を済ませると、リリィはティスリに向き直った。
「さっそく、このわたしのお力が必要とのことで嬉しい限りですわ!」
もういっそ、清々しい程に態度が違うな。ある意味では、リリィって正直者なのかもしれない。裏表がすぐ分かるところなんかは、今後の扱いはむしろラクかもなぁ。
そんなリリィに、ティスリはつまらなそうに答えた。
「あなたから言い出したのですから、もちろんすぐに役立ってもらいますよ」
「お姉様のためとあらば当然ですわ!」
今日は、ティスリと近隣の街へ出向く予定になっていた。
その目的は、年貢を割り増しで取り立てている貴族を取り締まるためと、あとは農業魔具の素材買い出しだ。
元々の予定だと、街へ出向くことはすでに終わっているはずだったのだが、ティスリが二日酔いで寝込んでしまったり、リリィと出会ったりで、予定がずれ込んだのだ。
ということで、今日は朝からうちの前に集合している。
いるのはティスリとオレのほかに、リリィ、ナーヴィン、ユイナスだ。
まずリリィと再会したことで、取り締まりはリリィが行うことになった。リリィが同行する利点はまさにこういうときのためだし、本人もそれを画策しての提案だったのだろう。
つぎになぜナーヴィンがいるかは、アイツもティスリの従者を希望しているので、今日はその試験というわけだ。
ナーヴィンの場合、言うことは一人前だが性根はビビりなので、貴族と相対したら使い物にならないだろう──というオレの思惑からの試験だ。あともちろん、ティスリにも予め説明しておりオッケーをもらっている。
そしてオレの思惑通り、貴族のリリィと挨拶しただけで、ナーヴィンはめちゃくちゃビビったわけだ。
最後にユイナスが同行する理由は……ぶっちゃけ何もないのだが……
そのユイナスが口を開く。
「で、どうやって街まで行くの? 狭い魔動車にすし詰めなんてわたし嫌よ?」
「いや、お前がついて来なければいいだけだろう?」
今回、同行する理由のまったくないユイナスに、オレは呆れた顔を向けた。
「お兄ちゃん! なんだか最近冷たくない!?」
「だって、お前は所構わずケンカをふっかけるし……」
「そんなことしてないでしょ!?」
「そうかぁ? だとしても、お前が同行する理由はないだろ?」
「別に、一人二人増えたっていいじゃない!」
「いやだから、一人増えるから魔動車がすし詰めになるんだよ」
ティスリの魔動車は六人乗りだが、最後部の二席は荷物で埋まっているので、四人しか乗れない。後部座席は詰めれば三人座れるが、それがすし詰めということだった。
これから荷物を降ろすのもめんどいし、だとしたら、余計な人間を一人置いてったほうが効率的なのだが……
するとティスリが言ってきた。
「まぁいいではありませんか。魔動車はリリィの天幕にもありますから、分乗して行きましょう」
ティスリのその提案に、ユイナスは胸を撫で下ろしたようだ。今日もティスリはユイナスに甘いなぁ……こんなワガママ娘のどこを気に入っているのやら。
ということで、オレたちはまずリリィの天幕まで移動して、そこで魔動車を追加する。
分乗するメンバーだが……ここは、王侯貴族組と平民組で分かれるのが妥当だろう。
例えば、ナーヴィンとリリィを同乗させたら、ナーヴィンがビビりすぎて気絶しかねないし、もちろんナーヴィンとティスリを同乗させるわけにもいかない。ついでにティスリとユイナスでは、ユイナスが何をしでかすか分からない。
なのでオレが分乗メンバーを発案したら、ティスリは、ちょっと不服そうに口を開いた。
「そうですね……まぁ、それが無難でしょうね。わたしも、リリィとは取り締まりの打ち合わせをしておきたかったですし」
ってかなぜ不満げなんだ? まさか、護衛のオレが同乗しないことに腹を立てているとか?
まぁ本来の護衛なら、確かに同乗しないのはおかしいが、オレより強いティスリにそこまでする必要もないし、だとしたらリリィとの同乗が嫌なのだろう、たぶん。
逆に、リリィは嬉々としているが。
「ではさっそく参りましょうお姉様! うふふ……お姉様とふたりっきりですわね♪」
腕を絡めようとするリリィをさっと交わすと、ティスリは近くにいた侍女に声を掛ける。
「魔動車を運転できる侍女はいるかしら?」
「はい、わたくしが運転できます」
「ではお願いできますか? リリィと二人っきりだなんてごめんですので」
「承知致しました」
ティスリの身分を知っている侍女は、直属の主であるはずのリリィをフォローすることもなく深々と頭を下げる。
そして、絶対零度的なことを言われたリリィは……顔を赤くして……………………
……なんだか喜んでないか?
悲しくて身震いしているというより、興奮のあまりゾクゾクしているというか……………………
……ま、まぁ……いっか!
例えリリィが変態サンだったとしても、ティスリには指一本触れられないだろうし!
オレの主任務は男避けであり、女避けではないのだし!
「じゃ、じゃあ……アシも確保できたところで、そろそろ行くか」
こうしてオレたちは、それぞれの魔動車を発進させるのだった。
アルデが、ナーヴィンとリリィを引き合わせた途端、ナーヴィンはカチコチに身を固めてしまう。
ちなみに、『ティスリのお貴族様』という表現は、ティスリが本当に平民だったのなら、まず間違いなく貴族の逆鱗に触れるのだが、ティスリはそもそも王女だし、そのティスリに心酔しきっているリリィは気にした様子もなかった。
というよりリリィは、ナーヴィンに関心がまったくないようだ。
「ええ、わたしはリリィ・テレジアです。平民のあなたが同行する旨は、お姉様から聞いておりますわ」
「そそそ、そうでありましたか! どどど、どうぞよろしくお願い致しますデス!!」
「ええ、こちらこそ。さてさて、お姉様……」
まったくもって形式的な挨拶を済ませると、リリィはティスリに向き直った。
「さっそく、このわたしのお力が必要とのことで嬉しい限りですわ!」
もういっそ、清々しい程に態度が違うな。ある意味では、リリィって正直者なのかもしれない。裏表がすぐ分かるところなんかは、今後の扱いはむしろラクかもなぁ。
そんなリリィに、ティスリはつまらなそうに答えた。
「あなたから言い出したのですから、もちろんすぐに役立ってもらいますよ」
「お姉様のためとあらば当然ですわ!」
今日は、ティスリと近隣の街へ出向く予定になっていた。
その目的は、年貢を割り増しで取り立てている貴族を取り締まるためと、あとは農業魔具の素材買い出しだ。
元々の予定だと、街へ出向くことはすでに終わっているはずだったのだが、ティスリが二日酔いで寝込んでしまったり、リリィと出会ったりで、予定がずれ込んだのだ。
ということで、今日は朝からうちの前に集合している。
いるのはティスリとオレのほかに、リリィ、ナーヴィン、ユイナスだ。
まずリリィと再会したことで、取り締まりはリリィが行うことになった。リリィが同行する利点はまさにこういうときのためだし、本人もそれを画策しての提案だったのだろう。
つぎになぜナーヴィンがいるかは、アイツもティスリの従者を希望しているので、今日はその試験というわけだ。
ナーヴィンの場合、言うことは一人前だが性根はビビりなので、貴族と相対したら使い物にならないだろう──というオレの思惑からの試験だ。あともちろん、ティスリにも予め説明しておりオッケーをもらっている。
そしてオレの思惑通り、貴族のリリィと挨拶しただけで、ナーヴィンはめちゃくちゃビビったわけだ。
最後にユイナスが同行する理由は……ぶっちゃけ何もないのだが……
そのユイナスが口を開く。
「で、どうやって街まで行くの? 狭い魔動車にすし詰めなんてわたし嫌よ?」
「いや、お前がついて来なければいいだけだろう?」
今回、同行する理由のまったくないユイナスに、オレは呆れた顔を向けた。
「お兄ちゃん! なんだか最近冷たくない!?」
「だって、お前は所構わずケンカをふっかけるし……」
「そんなことしてないでしょ!?」
「そうかぁ? だとしても、お前が同行する理由はないだろ?」
「別に、一人二人増えたっていいじゃない!」
「いやだから、一人増えるから魔動車がすし詰めになるんだよ」
ティスリの魔動車は六人乗りだが、最後部の二席は荷物で埋まっているので、四人しか乗れない。後部座席は詰めれば三人座れるが、それがすし詰めということだった。
これから荷物を降ろすのもめんどいし、だとしたら、余計な人間を一人置いてったほうが効率的なのだが……
するとティスリが言ってきた。
「まぁいいではありませんか。魔動車はリリィの天幕にもありますから、分乗して行きましょう」
ティスリのその提案に、ユイナスは胸を撫で下ろしたようだ。今日もティスリはユイナスに甘いなぁ……こんなワガママ娘のどこを気に入っているのやら。
ということで、オレたちはまずリリィの天幕まで移動して、そこで魔動車を追加する。
分乗するメンバーだが……ここは、王侯貴族組と平民組で分かれるのが妥当だろう。
例えば、ナーヴィンとリリィを同乗させたら、ナーヴィンがビビりすぎて気絶しかねないし、もちろんナーヴィンとティスリを同乗させるわけにもいかない。ついでにティスリとユイナスでは、ユイナスが何をしでかすか分からない。
なのでオレが分乗メンバーを発案したら、ティスリは、ちょっと不服そうに口を開いた。
「そうですね……まぁ、それが無難でしょうね。わたしも、リリィとは取り締まりの打ち合わせをしておきたかったですし」
ってかなぜ不満げなんだ? まさか、護衛のオレが同乗しないことに腹を立てているとか?
まぁ本来の護衛なら、確かに同乗しないのはおかしいが、オレより強いティスリにそこまでする必要もないし、だとしたらリリィとの同乗が嫌なのだろう、たぶん。
逆に、リリィは嬉々としているが。
「ではさっそく参りましょうお姉様! うふふ……お姉様とふたりっきりですわね♪」
腕を絡めようとするリリィをさっと交わすと、ティスリは近くにいた侍女に声を掛ける。
「魔動車を運転できる侍女はいるかしら?」
「はい、わたくしが運転できます」
「ではお願いできますか? リリィと二人っきりだなんてごめんですので」
「承知致しました」
ティスリの身分を知っている侍女は、直属の主であるはずのリリィをフォローすることもなく深々と頭を下げる。
そして、絶対零度的なことを言われたリリィは……顔を赤くして……………………
……なんだか喜んでないか?
悲しくて身震いしているというより、興奮のあまりゾクゾクしているというか……………………
……ま、まぁ……いっか!
例えリリィが変態サンだったとしても、ティスリには指一本触れられないだろうし!
オレの主任務は男避けであり、女避けではないのだし!
「じゃ、じゃあ……アシも確保できたところで、そろそろ行くか」
こうしてオレたちは、それぞれの魔動車を発進させるのだった。
11
お気に入りに追加
365
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています

八百長試合を引き受けていたが、もう必要ないと言われたので圧勝させてもらいます
海夏世もみじ
ファンタジー
月一に開催されるリーヴェ王国最強決定大会。そこに毎回登場するアッシュという少年は、金をもらう代わりに対戦相手にわざと負けるという、いわゆる「八百長試合」をしていた。
だが次の大会が目前となったある日、もうお前は必要ないと言われてしまう。八百長が必要ないなら本気を出してもいい。
彼は手加減をやめ、“本当の力”を解放する。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる