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未来教育花恋堂

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12 授業を大事にする先生①

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12 授業を大事にする先生

 授業を大事にするということは当然のことなんだけど、教科書を教えるだけの先生が多い。授業がわからなくなった生徒・児童が6時間もイスに座っていることが容易なことではない。苦痛である。その苦痛を、他にはけ口として悪循環になっても不思議ではない。
 公立の学校では、学力が中の下を対象として、学力の低い生徒でも答えられる質問を1時間の中で、何度かは答えられるようにして、授業に参加させていくようにすべきだと考える。
 進度とかけ離れても、クラス全員が生き生きと授業に参加できるようにし、無視されていないムードをつくる配慮で、宿題もそれなりにやってくるようになるだろう。

 チャイムが鳴ったら席につき、必要な教科書などを用意し、礼の後は、勝手な私語をしない先生の話をよく聞き、よく考え、発問には進んで答えるといった授業態度が基本である。この基本こそが、その学校の学力に関わり、問題行動の有無にもつながっていくと考える。

 日常のけじめをつけることは、授業を大事にすることで、子どもに気持ちが伝わり、子どもも授業を大事にしようと思うだろう。
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