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5 太陽になった黒帯ちゃん
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5 太陽になった黒帯ちゃん
「おはようございます!」
「空手着に黒帯、まさしく、君が黒帯ちゃんか」
蓮人君のことを考えて、あまり前を見ずに玄関に入ると、黒のジャージを着ている同じ年齢ぐらいの、やや太っている男の人に突然声をかけられた。保護者の方にしては若いし・・・・・、ニタついている、不審者に進入されたのか・・。
「あのう・・・、不審者ですか」
「はっははは・・、不審者が、はい、そうですって言うと思っているところがかわいいね」
自分の素性を言わないのは、やはり怪しい。すると、突然、その男の人が走ってきて黒帯ちゃんの道着を右手で掴んで押した。黒帯ちゃんは、正拳を素早く出し、男の目の前で止めた。
「やはりすごい! 黒帯ちゃんは・・・」
「凜先生、何、男を襲っているの?」
職員室から騒ぎを聞きつけてやってきた真由美先生だ。
「不審者です!」
真由美先生が、間に入って目をつりあげている。
「この方は、園長先生の息子さんで、颯真先生、子ども達に柔道を教えているの!」
小さいころから柔道をやっていて、インターハイにも出場経験がある。各学校で柔道の講師をし、このニコニコ幼稚園でも教えていた。
「それなら、最初から言って下さい。それに、突然、胸ぐらを掴まれたら・・・」
黒帯ちゃんが話していると、真由美先生の怒りの顔が爆発しそうだ。
「あっ、いえ、あの・・・すみませんでした」
「驚かしてすまない、今度、試合をしよう、もし、俺が勝ったら嫁にこい、どうだ!」「無理です、ごめんなさい」」
黒帯ちゃんは、その場から離れて職員室へ向かった。
(ニコニコ幼稚園には、翼先生だけでなく、さらに変な男の先生、颯真先生がいるなんて・・・、 子どものことで大変なのに、あ~、もう相手していられない!)
黒帯ちゃんは打ち合わせの話しに集中できずに、翼先生が昨日のことを謝ってもこないことを不満に思っていた。さらに、颯真先生はちらちら見ては笑顔を送ってくるので、作り笑いで答えたが、好意をもっていると誤解されないか心配だった。
打ち合わせが終わると、主任の優愛先生が話しかけてきた。
「どうしたの、凜先生、打ち合わせの時、彼氏、男の人のことでも考えていたの?」
「えっ、あはっ、それはその・・・」
優愛先生が思っているようなことではないが、男の人のことを考えていたのは事実なので、返事に困る黒帯ちゃんだった。
やっと自分の教室に来て、これから、子ども達との生活が始まる。視線は蓮人君を追っていた。黒帯ちゃんは、取り合えず、登校してくれてほっとした。
昨日、蓮人君とどうやって話そうか考えていた。その時、専門学校の森先生の「北風と太陽」の話しをしてくれたことを思い出した。叱るのは子どもを良い方向に変える一つの方法で、叱る意外にも子どもを変えられる。それは、子どもを中心に考え、保育者は支援、太陽のような心を持つのだ。
しかし、園長先生から指導があった。まず、二人だけの場を作る。蓮人君がしたことがどうして悪いことなのか、すべて教えて、これは悪いことでしょうって話す。悪いことをしたら、謝ることを伝えて、陽人君に謝らせる。これで、二人は仲良くなるというのだ。
いや、本当にそうなるのかな。蓮人君の本心は・・・。黒帯ちゃんは陽人君だけに優しくて、俺には冷たいと思い、お父さんにも言われているから素直に聞いているふりをするんじゃないのだろうか・・・。
黒帯ちゃんは、自分なりに考えた指導をすることにした。クラスの全員が仲良く、毎日楽しいと思ってくれるクラスをつくりたくて保育者になったのだ。だから、自分のクラスを大切にしたい。
「蓮人君、そんなに怖い顔しないで、スマイル、スマイル、あのね、先生、蓮人君に謝りたくて呼んだんだよ」
「えっ!」
今までいたずらばかりして、その数に比例して叱られてばかり、しかも、今回は先生を悪く言って嘘までついたから、怒られると思って構えていたのに、黒帯ちゃんの優しい言葉と、先生が謝ると言う言葉に驚いた。
「先生ね、蓮人君のことも大切に思っているけど、蓮人君に嫌な気持ちにさせて、ごめんなさい」
黒帯ちゃんは、言葉だけでなく頭も下げたので、蓮人君は黒帯ちゃんに悪いことをしてしまったなと思いながらも、素直に言葉には言えない。横を向いて何もしゃべらない。黒帯ちゃんは、心の中で、先生が謝れば蓮人君の態度が軟化して、うまくいくと考えていた。専門学校の森先生に教えられた通りにしたけど、何がたりないのだろうか。
思い出した! 子どもは先生の心を読み取る、だから、指導としてでなく、本心から伝えなければいけないんだ。
「蓮人君、本当に、ごめん、ごめんなさい、あの時に、もっと話しを聞いてあげれば良かったのに決めつけてしまって、だから蓮人君はお父さんに嘘をついてしまったんだよね、しっかりと蓮人君の気持ちを考えてあげられなくて、ごめんなさい」
今度は、蓮人君の心に響いた。
「先生、ううん、俺が悪いんだ、だって、俺は父ちゃんがいるけど、陽人は父ちゃんも母ちゃんもいないのに、酷いことを言って・・・ごめんなさい、先生のこと、父ちゃんに叩かれたって嘘を言ってごめんなさい・・」
蓮人は泣きだして、黒帯ちゃんに抱きついた。
(蓮人君、かわいい~)
「じゃあ、先生も一緒に行ってあげるから、陽人君にあやまろうか」
「やだ!」
しまった! 黒帯ちゃんは誘導してしまったことを反省した。自分から、謝ると選択させることが、本当の支援だった。黒帯ちゃんは、どうやって、支援するか迷った。
支援・・・、支援・・・・、支援・・・。
「どうすれば勇気を出して謝れるのかな・・、先生に出来ることがあったら何でもするよ」
下を向いていた蓮人君が、黒帯ちゃんの顔を見つめて聞いた。
「黒帯ちゃん、黒帯って、力だけでなくて、心も強い人が持っているんだよね」
「そうだよ、この黒帯には、勝つためには力だけでなくて、強い心もたいせつなんだよ」 蓮人君は、言い出しそうでもじもじしている。
「蓮人君、どうしたの、先生、蓮人君が陽人君に謝れる勇気が持てるように、何でもするよ」
黒帯ちゃんは、スキンシップも大切にし、両方の肩を優しく揺すった。
「先生の黒帯、俺も巻きたい」
黒帯ちゃんは、現実的なことを考えた。黒帯を貸したら、上がはだけてTシャツになってしまう。
(今日の、ブラの色は何色だったかな、透けて見えないかな・・・、でも、園児に見られても、ま、いいっか)
「蓮人君、先生が巻いて一緒に行ってあげる。だから、陽人君の所に言って、ちゃんと自分の気持ちを言えるかな」
「うん!」
黒帯ちゃんは、自分の黒帯取って、蓮人君に巻いてあげた。とってもうれしそうな蓮人君を連れて、別室にいる陽人君の所に来た。
「陽人君、きのうはいやなことを言ってごめんなさい」
「いいよ」
黒帯ちゃんは気が付いた。頭を下げる角度が、さっき自分が本心で謝った時と同じ角度だった。蓮人君は、謝り方を黒帯ちゃんの真似をして覚えたのだ。
(蓮人君が成長した!)
陽人君が感動している黒帯ちゃんにニコニコしながら話しかけてきた。
「先生、胸の所、赤いのが見えるよ、お花がきれい」
黒帯ちゃん、毎日、意識しないで身に付けているので知らなかった。今日は、一番透けて見えてしまう、きれいな花柄のブラジャーだった。
「う、うん・・、先生もこのお花、きれいで気にいってるの・・、みんなには、ひ・み・つ・・ね」
蓮人君もニコニコだ。
「三人の秘密だね」
子どもは楽しいことをしゃべらずにいられない、当然、クラスのみんんが知ることになる。
「先生、きれいなお花、見せて・・」
園児の言葉に大人のような嫌らしさは感じず、今日の黒帯ちゃんは、自分が太陽になれたことに満足だった。
「おはようございます!」
「空手着に黒帯、まさしく、君が黒帯ちゃんか」
蓮人君のことを考えて、あまり前を見ずに玄関に入ると、黒のジャージを着ている同じ年齢ぐらいの、やや太っている男の人に突然声をかけられた。保護者の方にしては若いし・・・・・、ニタついている、不審者に進入されたのか・・。
「あのう・・・、不審者ですか」
「はっははは・・、不審者が、はい、そうですって言うと思っているところがかわいいね」
自分の素性を言わないのは、やはり怪しい。すると、突然、その男の人が走ってきて黒帯ちゃんの道着を右手で掴んで押した。黒帯ちゃんは、正拳を素早く出し、男の目の前で止めた。
「やはりすごい! 黒帯ちゃんは・・・」
「凜先生、何、男を襲っているの?」
職員室から騒ぎを聞きつけてやってきた真由美先生だ。
「不審者です!」
真由美先生が、間に入って目をつりあげている。
「この方は、園長先生の息子さんで、颯真先生、子ども達に柔道を教えているの!」
小さいころから柔道をやっていて、インターハイにも出場経験がある。各学校で柔道の講師をし、このニコニコ幼稚園でも教えていた。
「それなら、最初から言って下さい。それに、突然、胸ぐらを掴まれたら・・・」
黒帯ちゃんが話していると、真由美先生の怒りの顔が爆発しそうだ。
「あっ、いえ、あの・・・すみませんでした」
「驚かしてすまない、今度、試合をしよう、もし、俺が勝ったら嫁にこい、どうだ!」「無理です、ごめんなさい」」
黒帯ちゃんは、その場から離れて職員室へ向かった。
(ニコニコ幼稚園には、翼先生だけでなく、さらに変な男の先生、颯真先生がいるなんて・・・、 子どものことで大変なのに、あ~、もう相手していられない!)
黒帯ちゃんは打ち合わせの話しに集中できずに、翼先生が昨日のことを謝ってもこないことを不満に思っていた。さらに、颯真先生はちらちら見ては笑顔を送ってくるので、作り笑いで答えたが、好意をもっていると誤解されないか心配だった。
打ち合わせが終わると、主任の優愛先生が話しかけてきた。
「どうしたの、凜先生、打ち合わせの時、彼氏、男の人のことでも考えていたの?」
「えっ、あはっ、それはその・・・」
優愛先生が思っているようなことではないが、男の人のことを考えていたのは事実なので、返事に困る黒帯ちゃんだった。
やっと自分の教室に来て、これから、子ども達との生活が始まる。視線は蓮人君を追っていた。黒帯ちゃんは、取り合えず、登校してくれてほっとした。
昨日、蓮人君とどうやって話そうか考えていた。その時、専門学校の森先生の「北風と太陽」の話しをしてくれたことを思い出した。叱るのは子どもを良い方向に変える一つの方法で、叱る意外にも子どもを変えられる。それは、子どもを中心に考え、保育者は支援、太陽のような心を持つのだ。
しかし、園長先生から指導があった。まず、二人だけの場を作る。蓮人君がしたことがどうして悪いことなのか、すべて教えて、これは悪いことでしょうって話す。悪いことをしたら、謝ることを伝えて、陽人君に謝らせる。これで、二人は仲良くなるというのだ。
いや、本当にそうなるのかな。蓮人君の本心は・・・。黒帯ちゃんは陽人君だけに優しくて、俺には冷たいと思い、お父さんにも言われているから素直に聞いているふりをするんじゃないのだろうか・・・。
黒帯ちゃんは、自分なりに考えた指導をすることにした。クラスの全員が仲良く、毎日楽しいと思ってくれるクラスをつくりたくて保育者になったのだ。だから、自分のクラスを大切にしたい。
「蓮人君、そんなに怖い顔しないで、スマイル、スマイル、あのね、先生、蓮人君に謝りたくて呼んだんだよ」
「えっ!」
今までいたずらばかりして、その数に比例して叱られてばかり、しかも、今回は先生を悪く言って嘘までついたから、怒られると思って構えていたのに、黒帯ちゃんの優しい言葉と、先生が謝ると言う言葉に驚いた。
「先生ね、蓮人君のことも大切に思っているけど、蓮人君に嫌な気持ちにさせて、ごめんなさい」
黒帯ちゃんは、言葉だけでなく頭も下げたので、蓮人君は黒帯ちゃんに悪いことをしてしまったなと思いながらも、素直に言葉には言えない。横を向いて何もしゃべらない。黒帯ちゃんは、心の中で、先生が謝れば蓮人君の態度が軟化して、うまくいくと考えていた。専門学校の森先生に教えられた通りにしたけど、何がたりないのだろうか。
思い出した! 子どもは先生の心を読み取る、だから、指導としてでなく、本心から伝えなければいけないんだ。
「蓮人君、本当に、ごめん、ごめんなさい、あの時に、もっと話しを聞いてあげれば良かったのに決めつけてしまって、だから蓮人君はお父さんに嘘をついてしまったんだよね、しっかりと蓮人君の気持ちを考えてあげられなくて、ごめんなさい」
今度は、蓮人君の心に響いた。
「先生、ううん、俺が悪いんだ、だって、俺は父ちゃんがいるけど、陽人は父ちゃんも母ちゃんもいないのに、酷いことを言って・・・ごめんなさい、先生のこと、父ちゃんに叩かれたって嘘を言ってごめんなさい・・」
蓮人は泣きだして、黒帯ちゃんに抱きついた。
(蓮人君、かわいい~)
「じゃあ、先生も一緒に行ってあげるから、陽人君にあやまろうか」
「やだ!」
しまった! 黒帯ちゃんは誘導してしまったことを反省した。自分から、謝ると選択させることが、本当の支援だった。黒帯ちゃんは、どうやって、支援するか迷った。
支援・・・、支援・・・・、支援・・・。
「どうすれば勇気を出して謝れるのかな・・、先生に出来ることがあったら何でもするよ」
下を向いていた蓮人君が、黒帯ちゃんの顔を見つめて聞いた。
「黒帯ちゃん、黒帯って、力だけでなくて、心も強い人が持っているんだよね」
「そうだよ、この黒帯には、勝つためには力だけでなくて、強い心もたいせつなんだよ」 蓮人君は、言い出しそうでもじもじしている。
「蓮人君、どうしたの、先生、蓮人君が陽人君に謝れる勇気が持てるように、何でもするよ」
黒帯ちゃんは、スキンシップも大切にし、両方の肩を優しく揺すった。
「先生の黒帯、俺も巻きたい」
黒帯ちゃんは、現実的なことを考えた。黒帯を貸したら、上がはだけてTシャツになってしまう。
(今日の、ブラの色は何色だったかな、透けて見えないかな・・・、でも、園児に見られても、ま、いいっか)
「蓮人君、先生が巻いて一緒に行ってあげる。だから、陽人君の所に言って、ちゃんと自分の気持ちを言えるかな」
「うん!」
黒帯ちゃんは、自分の黒帯取って、蓮人君に巻いてあげた。とってもうれしそうな蓮人君を連れて、別室にいる陽人君の所に来た。
「陽人君、きのうはいやなことを言ってごめんなさい」
「いいよ」
黒帯ちゃんは気が付いた。頭を下げる角度が、さっき自分が本心で謝った時と同じ角度だった。蓮人君は、謝り方を黒帯ちゃんの真似をして覚えたのだ。
(蓮人君が成長した!)
陽人君が感動している黒帯ちゃんにニコニコしながら話しかけてきた。
「先生、胸の所、赤いのが見えるよ、お花がきれい」
黒帯ちゃん、毎日、意識しないで身に付けているので知らなかった。今日は、一番透けて見えてしまう、きれいな花柄のブラジャーだった。
「う、うん・・、先生もこのお花、きれいで気にいってるの・・、みんなには、ひ・み・つ・・ね」
蓮人君もニコニコだ。
「三人の秘密だね」
子どもは楽しいことをしゃべらずにいられない、当然、クラスのみんんが知ることになる。
「先生、きれいなお花、見せて・・」
園児の言葉に大人のような嫌らしさは感じず、今日の黒帯ちゃんは、自分が太陽になれたことに満足だった。
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