11 / 21
⑦
しおりを挟む
⑦
大きなドローンを操作していた泉博士は、初めて魔法美少女仮面ヴィクトワールとマイクを通じて話した。
「私は、魔法少女が現れることを待ち望んでいたよ」
魔法美少女仮面ヴィクトワールは、片足を一歩前に出し、力強く叫んだ。
「あなたは、だれですか?」
泉博士は、本当の名前を言わないようにし、考えた。
「私は、ファンティン博士と呼ばれている」
英語で、泉という訳だが、小学生の魔法美少女仮面ヴィクトワールにはわからない。
「そのファンティン博士が、わたくしを誘拐して、どうなさるおつもりですの!」
「ふんっ、子どもを誘拐する趣味はないね、でも、その、赤いアイマスクを取って、正体を暴きたい、光沢グリーンのミニワンピースを脱がし、腰のベルトを奪いたい、胸の赤い大きなリボンは切り刻んでやる。鼓笛隊のような白い帽子とグリーンの羽根は、部屋にでも飾ろう、白い膝上ニーハイ―ロングブーツとロング手袋は、体から奪い去り、臭いでも嗅ぐかな、手に持っている魔法のステッキ、それは、科学分析させてもらう」
「あ、あなたは・・・、ファンティン博士、何が目的ですの」
「どうした、その、怯えたような声は、ふふふっ、目的は、魔法美少女仮面ヴィクトワール、おまえの魔法力の秘密を暴き、それを奪ってやる、そして、私が有効的に悪の力として使うのだ。おまえは、ゴミ捨て場にでも捨てるかな、その時は、素っ裸だから、風邪ひくなよ、あっははは~~~」
魔法美少女仮面ヴィクトワールは、後ずさりをした。小学生の魔法美少女仮面ヴィクトワールは現実でなくても、聞いているだけで恐ろしかった。しかし、勝気で正義感の強い魔法美少女仮面ヴィクトワールは、負けない。
「わたくしは、魔法力を悪に使おうとする、ファンティン博士に、負けません」
魔法のステッキを、左右の手で十字に構える。
「今日は、挨拶だけで終わりにしよう、しかし、今度は逃がさないぞ、覚えとけ!」
大きなドローンが去っていく。
魔法美少女仮面ヴィクトワールは、魔法のステッキをドローンに向けて、
「お覚悟なさい、ヴィクトワールフラッシュ!」
バ~ン ババ~ン バンバンバン~~ シュゥウウゥゥゥ~
大きなドローンは、魔法美少女仮面ヴィクトワールによって破壊された。
「愛と正義の使者、魔法美少女仮面ヴィクトワールは、絶対に負けません!」
敵に聞こえないだろうが、叫んだ。
魔法美少女仮面ヴィクトワールは自宅まで飛んで行き、窓から入った時には、朝日が昇ってくる時間になってしまった。
アリスに変身解除し、かわいいパジャマに着替え、目覚まし時計をかけて、後、数時間だけ眠ることにした。
大きなドローンを操作していた泉博士は、初めて魔法美少女仮面ヴィクトワールとマイクを通じて話した。
「私は、魔法少女が現れることを待ち望んでいたよ」
魔法美少女仮面ヴィクトワールは、片足を一歩前に出し、力強く叫んだ。
「あなたは、だれですか?」
泉博士は、本当の名前を言わないようにし、考えた。
「私は、ファンティン博士と呼ばれている」
英語で、泉という訳だが、小学生の魔法美少女仮面ヴィクトワールにはわからない。
「そのファンティン博士が、わたくしを誘拐して、どうなさるおつもりですの!」
「ふんっ、子どもを誘拐する趣味はないね、でも、その、赤いアイマスクを取って、正体を暴きたい、光沢グリーンのミニワンピースを脱がし、腰のベルトを奪いたい、胸の赤い大きなリボンは切り刻んでやる。鼓笛隊のような白い帽子とグリーンの羽根は、部屋にでも飾ろう、白い膝上ニーハイ―ロングブーツとロング手袋は、体から奪い去り、臭いでも嗅ぐかな、手に持っている魔法のステッキ、それは、科学分析させてもらう」
「あ、あなたは・・・、ファンティン博士、何が目的ですの」
「どうした、その、怯えたような声は、ふふふっ、目的は、魔法美少女仮面ヴィクトワール、おまえの魔法力の秘密を暴き、それを奪ってやる、そして、私が有効的に悪の力として使うのだ。おまえは、ゴミ捨て場にでも捨てるかな、その時は、素っ裸だから、風邪ひくなよ、あっははは~~~」
魔法美少女仮面ヴィクトワールは、後ずさりをした。小学生の魔法美少女仮面ヴィクトワールは現実でなくても、聞いているだけで恐ろしかった。しかし、勝気で正義感の強い魔法美少女仮面ヴィクトワールは、負けない。
「わたくしは、魔法力を悪に使おうとする、ファンティン博士に、負けません」
魔法のステッキを、左右の手で十字に構える。
「今日は、挨拶だけで終わりにしよう、しかし、今度は逃がさないぞ、覚えとけ!」
大きなドローンが去っていく。
魔法美少女仮面ヴィクトワールは、魔法のステッキをドローンに向けて、
「お覚悟なさい、ヴィクトワールフラッシュ!」
バ~ン ババ~ン バンバンバン~~ シュゥウウゥゥゥ~
大きなドローンは、魔法美少女仮面ヴィクトワールによって破壊された。
「愛と正義の使者、魔法美少女仮面ヴィクトワールは、絶対に負けません!」
敵に聞こえないだろうが、叫んだ。
魔法美少女仮面ヴィクトワールは自宅まで飛んで行き、窓から入った時には、朝日が昇ってくる時間になってしまった。
アリスに変身解除し、かわいいパジャマに着替え、目覚まし時計をかけて、後、数時間だけ眠ることにした。
5
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる