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第1章

後編

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「えっなんでお前らがいんの?」
俺がクラン部屋に入ってまず見たものは、高校時代に四人しかいなかった友達だった。
「なんでカズがここにいるんだ?」
今話しかけてきたのが御門玲景。
小学校の時からの腐れ縁で、唯一俺の事を親より知っている奴だ。
後コミュレベル3の俺が唯一話せる男友達。
「サウナで死んで転生してきた」
「なんですか!?そのしょうもない理由...」  
今話しかけてきたのが楠静葉。
楠家の三女。
自宅の隣の家に住んでいる一つ年下の幼馴染。
何かと俺に絡んでくる。
「後カズ君ー後ろの人達はー?」
今度のは楠彩葉。
楠家の長女で一つ年上。
嫌な程絡んでくる。
そして俺の耳の少し後ろに彩葉の両拳が当たっている。
「この人達はサキアさんとカナコさんでラトの奴隷なんだって。彩姉やっちゃって」
「はーい♪」
「いたぁたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!!」
彩葉が笑顔で拳をグリグリと超回転させる。
「自業自得よ!」
今やっちゃってと言った人は楠菜奈葉。 
楠家の次女。
死にたいという程絡んでくる。
この後クランに入り説明を受けた後、玲景達と共に買い物をした。
というか俺は楠家三姉妹に手をひかれ、買った方がいいと言われたのを買っただけだった。
そして帰り際。
「カズー。クランに入って念話出来るようになったんだからちょくちょく連絡してくれよ」
「和樹君ー。1日一回は念話するのよー」
「和樹先輩...お願いしますね」
「和樹分かってるでしょうね!」
「はいはい分かった分かった」
「それじゃあ私達はこれで」
「ご主人に色仕掛けはしないでくれよ」
「ウォン!」
それだけ言いバレットフライを使用し空に飛び立った。
五分くらいしただろうか、その時背中にコツンと何かがぶつかりバレットフライの使用音が聞こえた。
そしたらバレットフライを上から当てられたようで急激に地面までの距離が近くなった。
なのでそこに着陸すると男二十人くらいの盗賊達に銃を向けられ囲まれていた。
「おい、お前!女と金を置いていけ。さもなきゃ...わかってるな」
この時俺はサキアとカナコに動くなと念話で伝え、盗賊達の裏にある木にワープする。
「どうやらお前らのご主人様はお前らを置いていったようだな。こりゃ腰抜け野郎だったのかよ」
男がそういった瞬間、周囲の盗賊達がドッと笑った。
「安心しろ。度胸のあるこのグルー様がお前らを可愛がってやるから。グヘヘ」
盗賊の男がそう言いサキアとカナコの顔を見る。
その時二人は盗賊達に告げた。
「「腰抜けはあなた達になります」
                      お前らになるさ、すぐに」
「何いって ゴフッ!」
この時盗賊の男の腹には穴が空いておりその周りに紫電がほとばしっていた。
そしてその男の後ろに、3m級の紫電を纏った九尾の羅夢と男に紫電を纏った魔力剣と銃口が紫に光り煙をはいているマグナムピストルを構えた俺がいた。
「人がいない内に家族に手を出すな、クソ野郎」
この言葉を言った後俺は鞄から日本の祭ででてくる狐の面を取り出した。
「無神の狐面
   何かをこの狐面に対して行うとこの狐面に神が宿る」
これは彩葉に買わされた物で、今かなりいい事を思いついたので取り出したのだ。
俺はそれを盗賊に投げつけた。 
それを盗賊の一人がキャッチした瞬間、羅夢がそこに紫電を降りそそぐ。
そうすると狐面が白の所が黒に、赤の所が紫に変化した。
「狂電神の狐面
   この狐面をつけた者は狂気に支配され自分のリミットが解放され、紫電を扱える」
これを拾い身につける。
そうすると全身に衝撃が走り体が軽くなる。
さらにここでジジイがくれたボーナスステータスを使用し、ボーナスジョブ「エンパイアウォーリアー」を取得。
「エンパイアウォーリアー」のスキルで「ジーク」と「死神との盟約」を取得。
「ジーク」はフォ○ス的なやつで、「死神との盟約」は自分が狂気に支配されている間身体能力を極上昇、しかしその間に何かを殺さなければ自分のステータスが極降下。
マグナムピストルは「武器改造」でレールガンを改造して作った。
この作業を行う間約20秒。
その間に盗賊達はかなり近づいていた。
「死にやがれクソッタレー!」
「仇じゃチクショー!」
そう言い俺にショットガンの銃口を向け引き金を引く。
その瞬間羅夢が一人を噛みちぎり俺が一人の頭に魔力剣を叩き込む。
「さぁパーティーの始まりだ!」 
そう告げ俺は不敵な笑みを浮かべ敵の元へ突っ込んでった。
「ひぃー!撃て撃て撃て撃て撃て、体中に穴を開けて殺せぇ!」 
「殺されるのはお前だ」
俺はそう言った奴に両膝蹴りを食らわせながら魔力剣を右胸に、マグナムピストルを左胸に撃ち込む。
両膝蹴りをした時の跳躍は狂電神の狐面と「死神との盟約」の効果があり4mはこえた高さまで跳躍していた。
「ウゲフッ!」
「よくも!仇じゃわれー!」
「死ね」
「うぉうふ!」
俺の美少女センサーがここで反応した。
反応した方を見ると、どんどん盗賊達が立ち向かってくるが一人だけ立ちすくんでいるのが見えた。
僅かだか胸がある! 
部隊員3人目にしてやる。グヘヘ
まぁ...その前にお前達を殺さなければな... 
「お前等逃げるぞ!」
おいおい挑んできたのそっちだろ。
「逃がすかよ」
「ガハッ」
「グブォ」
「怒った...怒ったぞ!殺す殺す殺す殺す!」
お前は○空か。
なんか最後の一人(美少女を除く)が怒り始め2丁拳銃で突撃してきたので、足を引っ掛けて転んだ所に脳天に魔力剣を刺す。
その後に俺の美少女センサーに引っかかった立ちすくんでいる奴の前まで進んでいく。
そこで狐面をとり彼女に告げる。
「お前は何がしたい?このまま此処で死ぬか自力で生きてくか。あるいは俺について行くか。自分で決めろ。
3分間待ってやる。それまでに答えをだせ」
そう告げると彼女は「へ?」という声を出した。
その後30秒くらい彼女は悩んだが急に背中に飛びついてきて耳元で
「宜しくお願いします。ご主人様...」
と囁いてきた! 
よっしゃ~ハーレム部隊員3人目ゲット!






「ヴァリアーク ケルチ
    性別 女
    職業  戦闘奴隷  
    年齢 15
    身長 148cm         」





    








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