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4話
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場所は東の洞窟。
四方位のダンジョンの中で最も設定が有名なダンジョンだ。
俺でも知ってる。
光生まれる場所、そして闇が生まれる場所。
双竜の問いに答えられなければ無限の闇に、答えられれば無限の光に包まれるだろう。
ま、どうせなぞなぞだと思うけど。
「洞窟かー、また進むのが難しそうだな...」
「私の羽役に立たないですね...」
「私もうかつに魔法ぶっぱできないわ」
それなりにってことか。
「じゃあ、やるか」
「そうね」
「そうですね」
れっつトンネル拡張工事ー
俺は自慢の右手(左手も)で洞窟を広げた。
アンナに飛ばしてもらい、体育館くらいまで広げることができた。
「ここまでやると...」
「あ、やっちゃいましたね」
「ここまでやるつもりじゃなかったんだけど」
我ながらやりすぎたな。
「あーあ、全階層ぶち抜きにしちゃいましたね」
「そうだな...」
この体育館くらいの広さに、いつものゴーレム、いつもの鳥、いつものスライムにボスと思しき竜が2匹...2匹!?
「とりあえず、ボスは後回しにしましょう。順番にしかヘイト起こらないようだし、噂によると何かなぞなぞを出してくるのでしょう?」
「そうだな」
「どうします?」
「じゃあ俺鳥の相手するわ」
「私ゴーレムの相手させてください」
「じゃあ自動的に私がスライムね」
俺の相手は鳥...名前はライトホークとダークネスホークか。
光属性と闇属性だろうな。
竜が2匹いたのも光属性と闇属性ってことだろう。
ミヤに任せてもよかったんだが、どうせこいつら突っ込んでくるからな。
おっ、いうそばから突進してきた。
「はいはい変換変換」
生成内訳
・髪飾りー陽鳥の嘴 50000G×7個
・髪飾りー陰鳥の嘴 50000G×6個
・リング-閃光(非戦闘職用) 90G×2個
・リング-宵闇(非戦闘職用) 90G×1個
・陽の槍先 40G×11個
・陰の槍先 40G×7個
・光の矢じり 15G×19個
・闇の矢じり 15G×25個
・光鳥の矢羽根 10G×15個
・闇鳥の矢羽根 10G×21個
合計652010G 現在の所持金(未換金)652010G
―――一方ミヤは。
「ゴーレムさんは前回相手したので何とかなります!」
せっかくなので翼も使ってみましょうか。
私の背中に生えた翼が広がります。
それがバサッバサッと羽ばたき、体がふわりと浮き上がります。
「いつやっても楽しいですね。これで耐久値設定ないなんて最強じゃないですか」
さすがに攻撃されれば耐久値減りますが。
そしていただいた風爪を装備します。
「今日もいっぱいアイテムいただきますよ」
私は上空からゴーレムさんに急降下、そして急上昇、この一瞬でゴーレムさんに何回攻撃できるかの勝負です。
「降下...突撃ッ!」
私は降下し、攻撃しました。
うーん...今のは3500...くらい...ですかね。
いつもなら4000いけるんですけど。
次行きましょう。
幸いゴーレムさんはいつもの倍いますし。
「突撃!突撃!突撃!」
んー、4000、4200、3900。
さっきのはたまたまですかね。
後もかたずけましょう。
ん?かたずけ?かたづけ?
どちらでもいいですね。
私は一気に片付けました。
またアイテムの海...盗賊の至福ですね。
「アディさーん、終わりましたー、また武器にしてくださーい!」
「おう、すぐ行く」
アディさんが、鳥で作った武器をしまいながらこちらに来ました。
生成内訳
・槌-伊邪那岐 50000G×1個
・槌-伊邪那美 50000G×1個
・光盾-アルテミス 2000G×1563個
・闇盾-アテナ 2000G×1442個
・光弓-天照 1000G×8725個
・闇矢-月詠 1000G×8199個
合計23028000G 現在の所持金(未換金)23680010G
―――一方アンナ。
「スライムね...でかくなってもどうせスライムよ」
私はパラパラと魔導書をめくる。
何か面白い魔法ないかしら。
あっ、あるじゃない。
ガイア...大地操作ね。
一回覚えたはずなのだけど、実績解除のためだけに覚えたから魔法のことは忘れたわね。
「まあいいわ。ガイア!」
魔導書が光る。
地面が隆起し、それがお椀上に形を変え、スライムを包んでいく。
完全に包み切ると、少しずつ締めていく。
圧殺するってわけね。
いい気味だわ。
「悪くないわね」
スライム討伐完了。
あとの二人はもう倒したかしらね?
四方位のダンジョンの中で最も設定が有名なダンジョンだ。
俺でも知ってる。
光生まれる場所、そして闇が生まれる場所。
双竜の問いに答えられなければ無限の闇に、答えられれば無限の光に包まれるだろう。
ま、どうせなぞなぞだと思うけど。
「洞窟かー、また進むのが難しそうだな...」
「私の羽役に立たないですね...」
「私もうかつに魔法ぶっぱできないわ」
それなりにってことか。
「じゃあ、やるか」
「そうね」
「そうですね」
れっつトンネル拡張工事ー
俺は自慢の右手(左手も)で洞窟を広げた。
アンナに飛ばしてもらい、体育館くらいまで広げることができた。
「ここまでやると...」
「あ、やっちゃいましたね」
「ここまでやるつもりじゃなかったんだけど」
我ながらやりすぎたな。
「あーあ、全階層ぶち抜きにしちゃいましたね」
「そうだな...」
この体育館くらいの広さに、いつものゴーレム、いつもの鳥、いつものスライムにボスと思しき竜が2匹...2匹!?
「とりあえず、ボスは後回しにしましょう。順番にしかヘイト起こらないようだし、噂によると何かなぞなぞを出してくるのでしょう?」
「そうだな」
「どうします?」
「じゃあ俺鳥の相手するわ」
「私ゴーレムの相手させてください」
「じゃあ自動的に私がスライムね」
俺の相手は鳥...名前はライトホークとダークネスホークか。
光属性と闇属性だろうな。
竜が2匹いたのも光属性と闇属性ってことだろう。
ミヤに任せてもよかったんだが、どうせこいつら突っ込んでくるからな。
おっ、いうそばから突進してきた。
「はいはい変換変換」
生成内訳
・髪飾りー陽鳥の嘴 50000G×7個
・髪飾りー陰鳥の嘴 50000G×6個
・リング-閃光(非戦闘職用) 90G×2個
・リング-宵闇(非戦闘職用) 90G×1個
・陽の槍先 40G×11個
・陰の槍先 40G×7個
・光の矢じり 15G×19個
・闇の矢じり 15G×25個
・光鳥の矢羽根 10G×15個
・闇鳥の矢羽根 10G×21個
合計652010G 現在の所持金(未換金)652010G
―――一方ミヤは。
「ゴーレムさんは前回相手したので何とかなります!」
せっかくなので翼も使ってみましょうか。
私の背中に生えた翼が広がります。
それがバサッバサッと羽ばたき、体がふわりと浮き上がります。
「いつやっても楽しいですね。これで耐久値設定ないなんて最強じゃないですか」
さすがに攻撃されれば耐久値減りますが。
そしていただいた風爪を装備します。
「今日もいっぱいアイテムいただきますよ」
私は上空からゴーレムさんに急降下、そして急上昇、この一瞬でゴーレムさんに何回攻撃できるかの勝負です。
「降下...突撃ッ!」
私は降下し、攻撃しました。
うーん...今のは3500...くらい...ですかね。
いつもなら4000いけるんですけど。
次行きましょう。
幸いゴーレムさんはいつもの倍いますし。
「突撃!突撃!突撃!」
んー、4000、4200、3900。
さっきのはたまたまですかね。
後もかたずけましょう。
ん?かたずけ?かたづけ?
どちらでもいいですね。
私は一気に片付けました。
またアイテムの海...盗賊の至福ですね。
「アディさーん、終わりましたー、また武器にしてくださーい!」
「おう、すぐ行く」
アディさんが、鳥で作った武器をしまいながらこちらに来ました。
生成内訳
・槌-伊邪那岐 50000G×1個
・槌-伊邪那美 50000G×1個
・光盾-アルテミス 2000G×1563個
・闇盾-アテナ 2000G×1442個
・光弓-天照 1000G×8725個
・闇矢-月詠 1000G×8199個
合計23028000G 現在の所持金(未換金)23680010G
―――一方アンナ。
「スライムね...でかくなってもどうせスライムよ」
私はパラパラと魔導書をめくる。
何か面白い魔法ないかしら。
あっ、あるじゃない。
ガイア...大地操作ね。
一回覚えたはずなのだけど、実績解除のためだけに覚えたから魔法のことは忘れたわね。
「まあいいわ。ガイア!」
魔導書が光る。
地面が隆起し、それがお椀上に形を変え、スライムを包んでいく。
完全に包み切ると、少しずつ締めていく。
圧殺するってわけね。
いい気味だわ。
「悪くないわね」
スライム討伐完了。
あとの二人はもう倒したかしらね?
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