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【夜の治験 卒業編】 メイドは一晩限りの過ちを望む
12☆
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「ファルナ……私も、もう……っ」
びくびくと身体を震わせながら頬を上気させるファルナに、グリジットは限界を伝える。
「はぁ……んっ、……あ……ど、どうぞ……わたし……受け止めますから……んっ」
中に出して良いと勘違いさせるような発言ににグリジットは苦笑する。
いっそ、そうしたい。
しかし媚薬に寄っているファルナは、冷静な判断はできていないはず。 自分も衝動に突き動かされて、事前に避妊薬を飲む余裕などなかった。
無論、一生手放す気など無いのだから、そうなったらそうなったで大歓迎だ。
でも彼女の気持ちを最優先に考えたい。
葛藤する自分の心を見透かすように、ファルナが腰をくねらせる。
「……ファルナ……このまま出していいか?」
「ふぁ……ん、うん。グリジットのあったかいの……ほしい」
恥ずかしそうに笑うファルナと目が合った途端、グリジットは堪らないといった感じで身を起こすとファルナの片足をぐっと持ち上げた。より結合が深くなる。
「少しきつかもしれないが、耐えてくれ」
その言葉は最後の理性だった。
グリジットは己の欲望を吐き出す為だけに腰を激しく動かす。
クチュクチュと淫猥な音と、肌がぶつかり合う音。加えてファルナの鳴く声とグリジットの荒い息が部屋を満たす。
「んっ、ああっ……あ、あんっ……んっ、ま、まって……んっ」
「だめだ。今は止まれない」
「だって、わたし……んっ……あっ、また……先に……ああああっ」
髪を振り乱しながら絶頂を迎えるファルナがあまりに妖艶で、グリジットはその細い腰を強く抱きかかえる。
狭いファルナの中が痙攣するように動き、最奥まで収めた自分のそれを射精に導く。
「……っ……!!」
どくどくと精を吐き出す時間がやけに長く、グリジットはあまりの気持ち良さにぶるりと腰を震わせる。
それからどれくらい経っただろうか。
うつ伏せの状態でぎゅっとファルナを抱きしめて余韻に浸っていたグリジットだが、身体の下でクスクスと笑い声が聞こえて身を起こす。
「ん……はぁ……あったかかったぁー。……へへっ」
「こら」
感じたままを口にするファルナに、グリジットは苦笑する。
何というか最初から最後まで彼女のペースになってしまい、参ったという感情がやけに心地よい。
「まったく……君は私を翻弄するのが上手いな」
そんなことを呟きながら、グリジットは未だファルナの中にあるそれを引き抜く。
すぐさま白濁に混ざった鮮血がシーツを濡らす。いく見ればし、他にも点々と赤い染みがある。
グリジットは眉間に皺を寄せた。
「痛かっただろう。優しくできなくてすまなかった」
「ぜんぜん平気です。私がこうして欲しかったんですから」
照れくさそうに言うファルナにグリジットは触れるだけの口付けを落とし、手近にあった布で彼女の汚れた部分だけを簡単拭きベッドから下りる。
次いで、下衣だけを身に着けると、そっとファルナに毛布をかぶせた。
「少し寝なさい。話はそれからだ」
「……はい」
ふわぁーっと小さくあくびをしたファルナは、そのままコトリと眠りに落ちた。
びくびくと身体を震わせながら頬を上気させるファルナに、グリジットは限界を伝える。
「はぁ……んっ、……あ……ど、どうぞ……わたし……受け止めますから……んっ」
中に出して良いと勘違いさせるような発言ににグリジットは苦笑する。
いっそ、そうしたい。
しかし媚薬に寄っているファルナは、冷静な判断はできていないはず。 自分も衝動に突き動かされて、事前に避妊薬を飲む余裕などなかった。
無論、一生手放す気など無いのだから、そうなったらそうなったで大歓迎だ。
でも彼女の気持ちを最優先に考えたい。
葛藤する自分の心を見透かすように、ファルナが腰をくねらせる。
「……ファルナ……このまま出していいか?」
「ふぁ……ん、うん。グリジットのあったかいの……ほしい」
恥ずかしそうに笑うファルナと目が合った途端、グリジットは堪らないといった感じで身を起こすとファルナの片足をぐっと持ち上げた。より結合が深くなる。
「少しきつかもしれないが、耐えてくれ」
その言葉は最後の理性だった。
グリジットは己の欲望を吐き出す為だけに腰を激しく動かす。
クチュクチュと淫猥な音と、肌がぶつかり合う音。加えてファルナの鳴く声とグリジットの荒い息が部屋を満たす。
「んっ、ああっ……あ、あんっ……んっ、ま、まって……んっ」
「だめだ。今は止まれない」
「だって、わたし……んっ……あっ、また……先に……ああああっ」
髪を振り乱しながら絶頂を迎えるファルナがあまりに妖艶で、グリジットはその細い腰を強く抱きかかえる。
狭いファルナの中が痙攣するように動き、最奥まで収めた自分のそれを射精に導く。
「……っ……!!」
どくどくと精を吐き出す時間がやけに長く、グリジットはあまりの気持ち良さにぶるりと腰を震わせる。
それからどれくらい経っただろうか。
うつ伏せの状態でぎゅっとファルナを抱きしめて余韻に浸っていたグリジットだが、身体の下でクスクスと笑い声が聞こえて身を起こす。
「ん……はぁ……あったかかったぁー。……へへっ」
「こら」
感じたままを口にするファルナに、グリジットは苦笑する。
何というか最初から最後まで彼女のペースになってしまい、参ったという感情がやけに心地よい。
「まったく……君は私を翻弄するのが上手いな」
そんなことを呟きながら、グリジットは未だファルナの中にあるそれを引き抜く。
すぐさま白濁に混ざった鮮血がシーツを濡らす。いく見ればし、他にも点々と赤い染みがある。
グリジットは眉間に皺を寄せた。
「痛かっただろう。優しくできなくてすまなかった」
「ぜんぜん平気です。私がこうして欲しかったんですから」
照れくさそうに言うファルナにグリジットは触れるだけの口付けを落とし、手近にあった布で彼女の汚れた部分だけを簡単拭きベッドから下りる。
次いで、下衣だけを身に着けると、そっとファルナに毛布をかぶせた。
「少し寝なさい。話はそれからだ」
「……はい」
ふわぁーっと小さくあくびをしたファルナは、そのままコトリと眠りに落ちた。
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