親友に裏切られた侯爵令嬢は、兄の護衛騎士から愛を押し付けられる

侯爵令嬢のマリアンヌには二人の親友がいる。
一人は男爵令嬢のエリーゼ。もう一人は伯爵令息のレイドリック。

身分差はあれど、3人は互いに愛称で呼び合い、まるで兄弟のように仲良く過ごしていた。

そしてマリアンヌは、16歳となったある日、レイドリックから正式な求婚を受ける。

二つ返事で承諾したマリアンヌだったけれど、婚約者となったレイドリックは次第に本性を現してきて……。

戸惑う日々を過ごすマリアンヌに、兄の護衛騎士であるクリスは婚約破棄をやたら強く進めてくる。

もともと苦手だったクリスに対し、マリアンヌは更に苦手意識を持ってしまう。

でも、強く拒むことができない。

それはその冷たい態度の中に、自分に向ける優しさがあることを知ってしまったから。

※タイトル模索中なので、仮に変更しました。
※2020/05/22 タイトル決まりました。
※小説家になろう様にも重複投稿しています。(タイトルがちょっと違います。そのうち統一します)
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