スローライフを送りながら弱小男爵家から世界へ羽ばたく物語

雨音

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第一章領地拡大編

変化

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「で、何から始める?」(ペン)

「まずは掃除から始めよう!」
創造のスキルで建て替えた
でもそれは強度だったり配置を変えただけだ
なので汚れはそのまま

ちなみにぼろくて凝縮したら木が足りなかったからその分はアイテムボックスに入れてた木を足した
今から掃除を始めようと思うのだが...
その前に

カキカキ

この仕事探している方(掃除の人、受付急募!)募集の紙と
労働者を探している方を声掛けくださいの紙を外に貼る
「じゃあ掃除よろしくー」

「え?レオンは?」

「レオな、俺は今から別の場所にこのチラシを貼ってくる」

「あぁレオ。そうか、宣伝は大事だからな」

「そーゆーこと。じゃあ行ってくる」
スラム街に掲示板立ててそこにチラシでも貼ろう



ここは?
労働組合?
「エンバ、ここが気になるわ」

「入ってみましょうか」

キィーー
「すみません」

「はい。なんでしょうか?」(ペン)

「私アームストロング=フォン=エリーザです」

「!?この領地のお嬢様ですか。失礼いたしました」

「別にいいわ、それよりここはどういうところなの?」

「んー、それは私より代表から話を聞いた方がわかりやすいと思います...すぐに戻ってくると思うのですが...」

「簡単にでいいから少し聞かせて頂戴」

「はい。わかりました。」



「へぇ。なるほど。成功すればすごいことになりそうだけど...初めのうちは難しそうね」

「代表も同じことを言ってました」

「パトロンを付けたら少しスムーズにいきそうだけど」

「そういうことは代表が帰って来てからで、私では判断できませんので、って言ってたら帰ってきましたね」

キィーー
客か?しかも執事を付けている

「アームストロング=フォン=エリ―ザです」

どこかで...
まぁ近くの貴族家だし聞いたことくらいあるか...?
「どうも、代表のレオです。どうされました?」

「少しここに興味があって入りましたの。すでにこの方から説明は聞きましたわ」

「そうなんですね」

「それでパトロンになりたいと思いまして」

あっ、思い出した。
父が生きてた時に、お見合いの候補に入ってた人だ。
死んでしまって話がうやむやになかからな
「パトロンですか...」

「悪い話じゃないと思いますが」

「そうですね、ただすでに出資者の方がいるのです。」

「それで?」

「表に出ていない理由は目を付けられないためなんです。あまり権力を持っている立場の方ではないので。私としましても急速な拡大ということは目指しておらず、少しづつ成長させていこうと考えているので」

「なるほど。その人は、何かあったときに保険として。あなたも資金調達として、利害が一致してるしってとこね」

「そういうことです」

それでもいいと頼むべきかな?
でも入る余地はなさそうね
それに私が考えてたやり方と違いますし...

キィーー
「見つけた(笑)」

「どうされました?」

「君たち...君に用があるんだ」

「俺ですか、申し訳ないのですが今お客さんが来てるんです。もう少しで終わるので待っていただけますか?」

刹那
俺は気づいた
目の前にいるものの存在を推し量れないと言うことに
エリーザ嬢の執事も戦闘態勢だ

「うーん。あんまり待つ趣味はないんだよ」

趣味?
「まつの「お嬢様!」
「すみません。私どもの用は済みましたので失礼させていただきます」

「そう?ありがとう(笑)」

「レオ様。失礼させていただきます」

「はい。ありがとうございました」

トコトコ

ドシャッ

「ずっと殺気を向けられるのはいい気がしないんだ」

「エ、エンバ。エンバ!」

見えなかった。
なんだ、一体なんなんだ。
どうすればいい。エリーザを逃すか?
どうやって

喉の音すら鳴らすことのできない緊張感を味わうもの

ただ唖然とするもの

泣き叫ぶもの

ただそこに立つもの

そんな異様な光景に異様な雰囲気であった
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