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第一章領地拡大編
唐突に
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ふぅー終わった。
今度の人生ではゆっくりした生活をおくろうと思ってたのに仕事癖が抜けないな。
でもいったん指示は出したし、旅行でも行こうかな...
てか暇だな。
娯楽って何があるんだろーか
一度日本の旅館?みたいなのに行ってみたかったんだよなー
あるんかな?
ないなら創るか?
やーでもどうせ大掛かりな事業始めるなら先に労働者組合創りたいなー
寝るか。
翌朝。俺は旅行することを決した
「じゃあちょっと出てくるからよろしくな」
「えっ、ちょっと待ってください!」
「ん?」
「『ん?』じゃありませんよ。いきなりそんな荷物もってどこ行くんですか。」
「アームストロング伯爵領に旅行でも行こうと」
「突っ込みどころが多すぎる気がするんですが...まずなぜ急に?」
「やること終わったからだよ。俺いなくても大丈夫だろ?」
「まぁ大きな問題はないと思います」
「ほら」
「流石に男爵の領主様がおひとりでというのは良くないと思いますが?」
「うん。でもバレたくないからね。それで考えたんだけどペンを連れて行こうかと思ってるんだよ」
「なるほど、裏の技術も持っていて冒険者としてもB級。男爵領一の武人を。」
「うん男爵領一じゃないけど。歳も近いし昔よく遊んでたからね、一緒に楽しんでくるよ」
「そ、そうですか。」
確かに私自身レオン様には休養が必要だと感じていた。
「4月には帰ってくるよ。(多分)あと住む場所を固定して着いたら手紙送るから、なんかあったらそっちからもよろしく」
「...わかりました。行ってらっしゃいませ(ペコリ)」
とまぁ反対を押し切り?無視し?して旅行が決定した。
ということで連れを呼びに行こうと思っている
「ペーン、レオンですけどー」
「...」
「おーい」
ガチャッ
「朝っぱらから...え、マジで?」
・男爵領でもトップ3に入る剣士であり暗殺にも対応できる技術を持つ
名前はペン。男ですよ?
「多分マジだね」
この男は昔から俺のことを知っていて振り回されることが多かったから、大抵のことをそれなりにスムーズに受け入れる
まぁつまり俺が転生する前からこのレオンは無茶をする奴だったということだ
「どこ行くだ?」
「隣の伯爵領だよ」
「そーか」
「うん」
「まぁ寒いだろうけど楽しんで来いよ、じゃあおやすみ」
「移動中に寝ればいいよ。どのくらいで準備終わる?」
「...絶対?」
「まぁ家で寝るより寝にくいかも」
「そういうことじゃないから...はぁ仕方ないな。最後に1つ良いか?」
「なに?」
「どのくらいの期間を予定してるんだ?」
「4か月くらい?」
「そうか!(笑)おやすみ。」
バタンッ
「忘れ物ないかチェックしよ、」
「荷物少なくないか?」(ペン)
「あぁ、アイテムボックスに入れてるんだよ。ペンの分も入れてるよ?布団とか日用品も持ってきてるんだけど、何か持とうか?」(レオン)
「え、そんなレアスキル持ってたっけ?これ頼む」
「持ってたよ。言ってなかったっけ?おっけい!」
「じゃあ行こうか」
「てかずっと同じことにいるのか?」
「わからん。でも伯爵領にいる間はそうだよ。連絡の関係があるから。他の領地に行くならその前に手紙出して移動って感じだなー。でも行く所ないでしょ?」
「確かに西側はもうザンビ王国だからな」
パカパカ
「冬でも魔物出るんだなー」(レオン)
「何当たり前のこと言ってんだ?」
「まぁそうだけど、スームーズに進んで。ペン様様だよ(笑)」
「あ、またでた、むしろ多くないか?」
「冒険者活動は冬に減少するからな」
「見たことないんだけど誰?」
「マジックウルフだな、俺も初めて見たよ。」
「へぇ~強いの?」
「いいや。むしろ群れてる普通のウルフ系統のやつらのほうが面倒だ」
「いろいろあるんだね~」
「そーだよ!っっと、いっちょ上がり」
「流石の早業で」
「今日はここらで寝るか?」
「え、もう?」
「次に安全な場所だとたどり着いたころには夜直前、用意してる時間がなくなる。だから普通は出る時間も考えていくんだよ」
「そーか。うん、勉強になる。わかった今日はこの辺で休もう」
「どうだお坊ちゃま、慣れない旅で疲れたか?」
「まだそこまで疲れてないよ。楽しいが勝ってる、」
「それなら良かったよ(笑)じゃあお休み」
「今日は結構急ぎ目で休憩ポイントに行こうと思うんだ」(ペン)
「別いいけどなんで?」
「森があるの知ってるだろ?」
「あぁザンビ王国から繋がってる森のこと?でも少しはみ出てるだけだったような気がするけど」
「うん、こっち側には森の終わりが少しはみ出てるって程度で規模的には大きくない。ただ厄介な魔物が出る森なんだよ。だからその付近で止まるのは論外だし、できれば早く通りたいんだ。」
「え、でもそもそも森には入らなくないか?」
「そうだ」
「じゃあなんで?」
「言ったろ?そのくらいやばいのが出るんだよ。横目に通り過ぎるのもきついくらい。逆にほとんどの場合は森の中を通ったって大丈夫だ」
「何が出たの?」
「とある商人フェルリンを見たって言いだしたんだ」
「それ嘘でしょ」
「まぁ初めはそう思われてたんだがな、なんと依頼をこなして帰ってきた冒険者が異常な魔力溜まりがあって何か食い荒らされた後があったって報告したんだよ」
「へぇ」
「それで、そもそもそんな嘘つく必要なくないか?ってなって冒険者と商人がグルって可能性も残してはいたけど、とりあえず衛兵が現場検証に行ったんだ。その結果フェルリンかどうかはわからないが、そこら辺のへぼじゃ偽装できないような魔力溜まりと荒れた様子が確認されたんだ」
「なるほど」
「かなり大ごとだからってので、その商人と冒険者たちの接点を洗ったんだが何も出ず、これは本当だったんじゃないかってなって、で警戒するに越したことないなっていう風に話が着地したってわけだ」
「なるほどね~確かに気を付ければいいってだけだもんな。でも冒険者の依頼はどうなってるんだ?」
「フェルリンクラスだったら遠目からでもわかるんだよ」
「でもいたと仮定して、向こうの方が先に気づくような気がするけど...」
「まぁそうだろうな。でもレオンは遠くのありをわざわざ殺しに行くか?」
「確かにそうだね。まぁ気を付けて行こうか」
今度の人生ではゆっくりした生活をおくろうと思ってたのに仕事癖が抜けないな。
でもいったん指示は出したし、旅行でも行こうかな...
てか暇だな。
娯楽って何があるんだろーか
一度日本の旅館?みたいなのに行ってみたかったんだよなー
あるんかな?
ないなら創るか?
やーでもどうせ大掛かりな事業始めるなら先に労働者組合創りたいなー
寝るか。
翌朝。俺は旅行することを決した
「じゃあちょっと出てくるからよろしくな」
「えっ、ちょっと待ってください!」
「ん?」
「『ん?』じゃありませんよ。いきなりそんな荷物もってどこ行くんですか。」
「アームストロング伯爵領に旅行でも行こうと」
「突っ込みどころが多すぎる気がするんですが...まずなぜ急に?」
「やること終わったからだよ。俺いなくても大丈夫だろ?」
「まぁ大きな問題はないと思います」
「ほら」
「流石に男爵の領主様がおひとりでというのは良くないと思いますが?」
「うん。でもバレたくないからね。それで考えたんだけどペンを連れて行こうかと思ってるんだよ」
「なるほど、裏の技術も持っていて冒険者としてもB級。男爵領一の武人を。」
「うん男爵領一じゃないけど。歳も近いし昔よく遊んでたからね、一緒に楽しんでくるよ」
「そ、そうですか。」
確かに私自身レオン様には休養が必要だと感じていた。
「4月には帰ってくるよ。(多分)あと住む場所を固定して着いたら手紙送るから、なんかあったらそっちからもよろしく」
「...わかりました。行ってらっしゃいませ(ペコリ)」
とまぁ反対を押し切り?無視し?して旅行が決定した。
ということで連れを呼びに行こうと思っている
「ペーン、レオンですけどー」
「...」
「おーい」
ガチャッ
「朝っぱらから...え、マジで?」
・男爵領でもトップ3に入る剣士であり暗殺にも対応できる技術を持つ
名前はペン。男ですよ?
「多分マジだね」
この男は昔から俺のことを知っていて振り回されることが多かったから、大抵のことをそれなりにスムーズに受け入れる
まぁつまり俺が転生する前からこのレオンは無茶をする奴だったということだ
「どこ行くだ?」
「隣の伯爵領だよ」
「そーか」
「うん」
「まぁ寒いだろうけど楽しんで来いよ、じゃあおやすみ」
「移動中に寝ればいいよ。どのくらいで準備終わる?」
「...絶対?」
「まぁ家で寝るより寝にくいかも」
「そういうことじゃないから...はぁ仕方ないな。最後に1つ良いか?」
「なに?」
「どのくらいの期間を予定してるんだ?」
「4か月くらい?」
「そうか!(笑)おやすみ。」
バタンッ
「忘れ物ないかチェックしよ、」
「荷物少なくないか?」(ペン)
「あぁ、アイテムボックスに入れてるんだよ。ペンの分も入れてるよ?布団とか日用品も持ってきてるんだけど、何か持とうか?」(レオン)
「え、そんなレアスキル持ってたっけ?これ頼む」
「持ってたよ。言ってなかったっけ?おっけい!」
「じゃあ行こうか」
「てかずっと同じことにいるのか?」
「わからん。でも伯爵領にいる間はそうだよ。連絡の関係があるから。他の領地に行くならその前に手紙出して移動って感じだなー。でも行く所ないでしょ?」
「確かに西側はもうザンビ王国だからな」
パカパカ
「冬でも魔物出るんだなー」(レオン)
「何当たり前のこと言ってんだ?」
「まぁそうだけど、スームーズに進んで。ペン様様だよ(笑)」
「あ、またでた、むしろ多くないか?」
「冒険者活動は冬に減少するからな」
「見たことないんだけど誰?」
「マジックウルフだな、俺も初めて見たよ。」
「へぇ~強いの?」
「いいや。むしろ群れてる普通のウルフ系統のやつらのほうが面倒だ」
「いろいろあるんだね~」
「そーだよ!っっと、いっちょ上がり」
「流石の早業で」
「今日はここらで寝るか?」
「え、もう?」
「次に安全な場所だとたどり着いたころには夜直前、用意してる時間がなくなる。だから普通は出る時間も考えていくんだよ」
「そーか。うん、勉強になる。わかった今日はこの辺で休もう」
「どうだお坊ちゃま、慣れない旅で疲れたか?」
「まだそこまで疲れてないよ。楽しいが勝ってる、」
「それなら良かったよ(笑)じゃあお休み」
「今日は結構急ぎ目で休憩ポイントに行こうと思うんだ」(ペン)
「別いいけどなんで?」
「森があるの知ってるだろ?」
「あぁザンビ王国から繋がってる森のこと?でも少しはみ出てるだけだったような気がするけど」
「うん、こっち側には森の終わりが少しはみ出てるって程度で規模的には大きくない。ただ厄介な魔物が出る森なんだよ。だからその付近で止まるのは論外だし、できれば早く通りたいんだ。」
「え、でもそもそも森には入らなくないか?」
「そうだ」
「じゃあなんで?」
「言ったろ?そのくらいやばいのが出るんだよ。横目に通り過ぎるのもきついくらい。逆にほとんどの場合は森の中を通ったって大丈夫だ」
「何が出たの?」
「とある商人フェルリンを見たって言いだしたんだ」
「それ嘘でしょ」
「まぁ初めはそう思われてたんだがな、なんと依頼をこなして帰ってきた冒険者が異常な魔力溜まりがあって何か食い荒らされた後があったって報告したんだよ」
「へぇ」
「それで、そもそもそんな嘘つく必要なくないか?ってなって冒険者と商人がグルって可能性も残してはいたけど、とりあえず衛兵が現場検証に行ったんだ。その結果フェルリンかどうかはわからないが、そこら辺のへぼじゃ偽装できないような魔力溜まりと荒れた様子が確認されたんだ」
「なるほど」
「かなり大ごとだからってので、その商人と冒険者たちの接点を洗ったんだが何も出ず、これは本当だったんじゃないかってなって、で警戒するに越したことないなっていう風に話が着地したってわけだ」
「なるほどね~確かに気を付ければいいってだけだもんな。でも冒険者の依頼はどうなってるんだ?」
「フェルリンクラスだったら遠目からでもわかるんだよ」
「でもいたと仮定して、向こうの方が先に気づくような気がするけど...」
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「確かにそうだね。まぁ気を付けて行こうか」
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