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第2章学園編

思案

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「メイドリー際半中止かぁ~」 ザワザワ

「まぁしかたねぇーよな」 ザワザワ

「だな、」



「健か、残念だったな」

「こればかりは仕方ないでござるよ」

「まぁそうだな」

「確かアル殿の父君も進軍しているだとか」 恐る恐る

「あぁ、でもあまり心配はしてないよ。商会の影のやつらも何人か行ってるしな」

「信じるしかないでござるな」 キリッ

「そうだな、てかそんなことより健は夏休み故郷に帰るのか?」

そんなことよりって...  苦笑い
「あまり家族との関係が良くないまま出てきてしまったゆえに帰らないでござるが...」

「そうか、いや夏に少し健の故郷に旅行でもと思ってな」

「遠いでござるよ。」

「まぁ大丈夫だ、実はこの前期結構頑張ったんだよ」

「なるほど、後期に多少参加しなくても問題ないのでござるか」

「そんなんだよ、こっちに来た大体の感じでも教えてくれないか?」

「もちろんでござる!」



さてここからさらにお金をためていかないとな。。。

「失礼します、この前言われていた件なのですが選考が終了しました。」

「そうかありがとう。ならそのメンバーの教育係も決まっているな?」

「はい、すでに教育も行っています」

「そうか、素晴らしい手際だ」

「お言葉です情勢が良くないので今は...」

「だからこそだろ、いいタイミングじゃないか。むしろ間に合うか心配だ」

「ここで失敗すればすべての計画が泡になります」

「もちろん空気は読む、負けた場合はなしだ。まぁ負けたら負けたでそっちのほうが行動が必要なのは皮肉だな(笑)」

「なるほど、確かにそれならいいタイミングですね、あまり笑えないですが。(笑)」

「まぁそうだな、笑ってはいけないな。」

「そういえば夏の休みは結局どうされるのですか?」

「俺があっちに行くのは確定だ、あと護衛2人頭いいのが1人の3人連れていく。特に問題がおこらなければお前とミーナは確定だな」

「わかりました、ミーナとは前おっしゃっていた付き人ですね?他は商会の方ということでしょうか」

「あぁそうだ。リーダーはいない方がいいだろう(笑)」

「そう、ですね(笑)」

「あ、各地に散らばってるやつらは?」

「ちらほら帰ってきています。しかし、大半はまだですね。今帰ってきている者たちは問題なしとのことです」

「そうか、それならよかった...」

「どうされましたか」

「できるだけ先手先手で動いているつもりではあるが一番早いと間に合わないな」

「仕方がないと思われます。十分すぎるくらいいろいろ考え対策を立てておられるかと」

「きけ、」

「はっ」

「努力しなくとも、先手を読まなくとも対応し乗り切ったものは称賛されそれる。乗り切れなかった場合はその間に何をなそうと石を投げられるだけだ」

「そうですね。我が君は結果を残す男だと信じています」

「あぁ、当然結果を残すつもりだ」

「信じています」

「なら大丈夫だな(笑)」

「もったいないお言葉」
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