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第2章学園編
前夜
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「セドリックの当主も一緒に出軍したという話だな」
「そうでございます」
「思っていたよりうまくいったようだ(笑)この進軍であいつの領の軍人が減ればと思っていたが、党首後死ぬか(笑)」
「まだそうと決まったわけでは...」
「まぁそうだが今回のせめぎあいはかなり激しいらしい。ん?そうかそうだな。確かに死ぬかわからないなぁ(笑)グフフッ、ハッハッハッハッ」
「失礼します」
「あぁ」
「耳に入れておきたい話がありまして」
「フランの件か」
「はい、コンラート家にも怪しい動きがありまして。」
「だれか向かわせたのか?」
「副リーダのカンスに指揮を取らして向こうで2個小隊プラスアルファの形をとれるように含めて8人行かせました」
「そうか、わかった」
「我々も指導し領の軍も強くなっていますし、優秀なものも行かせましたのでので、」
「あぁわかっている。大丈夫だ、」
「はい、失礼します」
「今日でメイドリー際までちょうど2週間前になったわけだ。フランとの戦いについては、もうすぐ戦況が報告されるだろう。しかしあえてここで表向きには行わないことが決まりちょうどいま情報が外に出ているだろう。戦況が良くても悪くても今回の大きさであれば大戦に発展する可能性がありより実践手に特化したものにしようということになった。みんな思うことがあるだろうが各自準備を進めてくれ。」
ーーフラン、メイドリー国境ーー
「動きからして後2、3日で始まるだろうな」
「そうですね、ですが25万とは思ったよりも多く見えますね」
「そうだな、それじゃアルベルトが考えた夫人の見直しと動きの最終確認をするぞ」
~~過去~~
「父上話があるのですが」
「なんだ?」
「家はこれと言って強みがないように思うのです」
「まぁ確かにある程度の農業と冒険者の活動と少しだが鉱石が取れる山があるくらいだな」
「つまり貴族としてあまり裕福ではないわけです」
「あぁ」
「そうなるとよく思わない貴族の方もいると思うのです」
「まぁいるだろうな」
「つまり狙われることがあったり、何かが起こる可能性が高いと思うです。そうなったときに自らを助けるのは武力です。少し力を入れてみませんか?実は簡単に戦力を高める方法があるのです」
「なるほど、してそれはなんだ?」
「小隊を組むことです」
「小隊?」
「はい、様々な場面で小隊を組む機会はあるかと思いますがなぜか戦争の場でそれをしたという記述がありません。」
「そうだな、あれは大勢での対戦だと意味をなさないだろう」
「そうでしょうか?相手は1人1人でもこっち5人です。」
「いやそれなら向こうも小隊でなくとも5人来るだろう」
「ですね、しかしばらばらの1人1人で計5人対普段から連携の練習をし息があっている5人であれば、強さが変らなければ倍の人数を相手しても検討するのではないでしょうか」
「まぁ確かにそういわれればそうかもしれない」
「戦争は寄せ集めて群を形成するイメージがあり実際そうですが、その集まる個々は近しい者同士であり、領地ごとに分けて形成するのです。さらにそれだけではありません」
「なんだ、まだあるのか。」
「はい、魔法使いの増加です」
「ん?それは訓練でどうこうなる問題ではなくないか?」
「はい、これは適正基準にいての見直しです。適性検査が悪く埋もれている才能があるように思えるのです。5人に1人くらいの数はいてもおかしくないかと。そしてそうすれば小隊につき1人です」
「まぁ仮にそうだとして魔法使いは一か所に集めるのが定石だろう」
「そうですが魔法使いは、大隊として考えます。」
「ほう」
「つまり魔法使いは20~30人、4~6小隊をひとくくり考えその中で近くになるような小隊の作りにするのです」
「なるほどなそれなら攻撃を防ぐこともできるし有効的に使えるか」
「その通りです。次は戦力に関して思うことがあります」
「なんだ?」
「これは笑われのように小さい領地で、軍編成が多くないからできることなのですが、正面衝突である程度押し込むことができれば攻撃の方向を横に変えるのです。それならば警戒が少なく一気に攻め込めるでしょう」
「しかしそれだと正面の敵に横腹を見せることになるし、引き返せないではないか」
「はい。横腹を突かれる県に対しては、どこが横になるかといえば、最前線にいる者たちです。その者たちに耐えろというのも酷でしょう。なのでその後ろに精鋭を配置し瞬時に後退し抑えるという役目を担ってもらいます。」
「なるほど。」
「引き返す面に関してですが、混乱させる程度なのでそこまで深く入りません、しかし浅すぎても意味がないでしょう。なのである程度進んだら元の位置に戻る動きをします。合図は大爆発を起こせる魔導士何人かによる同時攻撃とライトの魔法を上に打つことで知らせます。これは訓練が必要でしょう」
「ん~。ハイリスクであるな。」
「確かに少し無茶がありますね...少し考えなおします」
~~現在~~
「しかし、あの後の代案もかなり脳筋だったな」(笑)
「さようでございますね(笑)」
「今回は結果を求めていくぞ!」
「「「「おおぉぉぉぉぉーーーー!!!!!」」」」
「そうでございます」
「思っていたよりうまくいったようだ(笑)この進軍であいつの領の軍人が減ればと思っていたが、党首後死ぬか(笑)」
「まだそうと決まったわけでは...」
「まぁそうだが今回のせめぎあいはかなり激しいらしい。ん?そうかそうだな。確かに死ぬかわからないなぁ(笑)グフフッ、ハッハッハッハッ」
「失礼します」
「あぁ」
「耳に入れておきたい話がありまして」
「フランの件か」
「はい、コンラート家にも怪しい動きがありまして。」
「だれか向かわせたのか?」
「副リーダのカンスに指揮を取らして向こうで2個小隊プラスアルファの形をとれるように含めて8人行かせました」
「そうか、わかった」
「我々も指導し領の軍も強くなっていますし、優秀なものも行かせましたのでので、」
「あぁわかっている。大丈夫だ、」
「はい、失礼します」
「今日でメイドリー際までちょうど2週間前になったわけだ。フランとの戦いについては、もうすぐ戦況が報告されるだろう。しかしあえてここで表向きには行わないことが決まりちょうどいま情報が外に出ているだろう。戦況が良くても悪くても今回の大きさであれば大戦に発展する可能性がありより実践手に特化したものにしようということになった。みんな思うことがあるだろうが各自準備を進めてくれ。」
ーーフラン、メイドリー国境ーー
「動きからして後2、3日で始まるだろうな」
「そうですね、ですが25万とは思ったよりも多く見えますね」
「そうだな、それじゃアルベルトが考えた夫人の見直しと動きの最終確認をするぞ」
~~過去~~
「父上話があるのですが」
「なんだ?」
「家はこれと言って強みがないように思うのです」
「まぁ確かにある程度の農業と冒険者の活動と少しだが鉱石が取れる山があるくらいだな」
「つまり貴族としてあまり裕福ではないわけです」
「あぁ」
「そうなるとよく思わない貴族の方もいると思うのです」
「まぁいるだろうな」
「つまり狙われることがあったり、何かが起こる可能性が高いと思うです。そうなったときに自らを助けるのは武力です。少し力を入れてみませんか?実は簡単に戦力を高める方法があるのです」
「なるほど、してそれはなんだ?」
「小隊を組むことです」
「小隊?」
「はい、様々な場面で小隊を組む機会はあるかと思いますがなぜか戦争の場でそれをしたという記述がありません。」
「そうだな、あれは大勢での対戦だと意味をなさないだろう」
「そうでしょうか?相手は1人1人でもこっち5人です。」
「いやそれなら向こうも小隊でなくとも5人来るだろう」
「ですね、しかしばらばらの1人1人で計5人対普段から連携の練習をし息があっている5人であれば、強さが変らなければ倍の人数を相手しても検討するのではないでしょうか」
「まぁ確かにそういわれればそうかもしれない」
「戦争は寄せ集めて群を形成するイメージがあり実際そうですが、その集まる個々は近しい者同士であり、領地ごとに分けて形成するのです。さらにそれだけではありません」
「なんだ、まだあるのか。」
「はい、魔法使いの増加です」
「ん?それは訓練でどうこうなる問題ではなくないか?」
「はい、これは適正基準にいての見直しです。適性検査が悪く埋もれている才能があるように思えるのです。5人に1人くらいの数はいてもおかしくないかと。そしてそうすれば小隊につき1人です」
「まぁ仮にそうだとして魔法使いは一か所に集めるのが定石だろう」
「そうですが魔法使いは、大隊として考えます。」
「ほう」
「つまり魔法使いは20~30人、4~6小隊をひとくくり考えその中で近くになるような小隊の作りにするのです」
「なるほどなそれなら攻撃を防ぐこともできるし有効的に使えるか」
「その通りです。次は戦力に関して思うことがあります」
「なんだ?」
「これは笑われのように小さい領地で、軍編成が多くないからできることなのですが、正面衝突である程度押し込むことができれば攻撃の方向を横に変えるのです。それならば警戒が少なく一気に攻め込めるでしょう」
「しかしそれだと正面の敵に横腹を見せることになるし、引き返せないではないか」
「はい。横腹を突かれる県に対しては、どこが横になるかといえば、最前線にいる者たちです。その者たちに耐えろというのも酷でしょう。なのでその後ろに精鋭を配置し瞬時に後退し抑えるという役目を担ってもらいます。」
「なるほど。」
「引き返す面に関してですが、混乱させる程度なのでそこまで深く入りません、しかし浅すぎても意味がないでしょう。なのである程度進んだら元の位置に戻る動きをします。合図は大爆発を起こせる魔導士何人かによる同時攻撃とライトの魔法を上に打つことで知らせます。これは訓練が必要でしょう」
「ん~。ハイリスクであるな。」
「確かに少し無茶がありますね...少し考えなおします」
~~現在~~
「しかし、あの後の代案もかなり脳筋だったな」(笑)
「さようでございますね(笑)」
「今回は結果を求めていくぞ!」
「「「「おおぉぉぉぉぉーーーー!!!!!」」」」
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