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第2章学園編
休日
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学校が始まって2か月
女の子を付き人にしたけど、アリスと仲が良いということでそこまで風当たりが強いわけではない
授業については問題なく進んでいる。
学校から魔物狩りに出ていいと言われて2週間がたち俺たちもそろそろ動こうと思い休日の今日冒険者ギルドの近くで待ち合わせをしていたのだが...
「何でアリスがいるんだ?」
「フン、うるさいわね!私だけのけ者にしようったってそうはいかないわ」
「のけ者にしようとしたわけじゃないよ。ただアリス実技は苦手だろ?」
「私にだって護衛はいるわ!」
「それはそうだけどもしもことがあるから最低でも一番弱い魔物がいる地域の魔物たちから一人で戦える、逃げれるくらいじゃないと...」
「うるさいですわよ!私の護衛は優秀ですもの!」
チラッ
クイッ
はぁ
「アリス、アルの言う通りだよ。また今度一緒に行けばいい。のけ者にしようとしたわけじゃない」
「ガルもそんなこと言うの!?」
ダメか
アリスが死んだら連れて行った俺たちのせいになるだろうな
てか護衛もなんで何も言わないんだ。。。
「なら今日はやめておこう。近くまで来てるし登録だけして帰るか。」
「いやよ!」
「アリス!」
「私が足を引っ張っているみたいじゃない!」
「いや、別に今日じゃないといけない理由もないし俺たちもそこまで急いでないから」
「いいわ!私一人でも行くから」
コイツ
「はぁ。わかった。」
「すみません。アリス様はああなったら聞かないのです。」ボソッ
経験済みだったわけか。
「俺たちは責任を負いませんよ」
「わかっております」
と言うことがあり
本来俺とルカ(直属の護衛)ガルとグルト(ガルの直属の護衛)の4人で行こうと思っていた
しかしアリスが来て6人の大所帯になってしまった
冒険者登録には学生証があれば一瞬だ
毎年似たような時期に350人近くが登録に来るからそれの対策のためスムーズに行えるようになっている
「よし、じゃあ今日は薬草採取でも受けようか」
「薬草採取?討伐依頼じゃないの?」
「もともとそういう予定だったんだよ。なぁガル」
「あぁ、薬草採取って言っても魔物と遭遇するだろうし最初だからそうしようって言ってたんだよ」
「まぁそれなら仕方ないですわね」
薬草採取は滞りなく行えている...
「アル様」ボソッ
「はぁ」
アリスが勝手に離れた場所に行こうとするのだ
俺とガルも注意はしているのだが13歳の注意力だ。
採取に夢中になってしまう。
そこで俺たちの護衛に見てもらている。
「アリス様。あまり遠くに行かれては...」
「あなたがいるじゃない」
「それはそうなのですが、もう一度言いますが私の能力は暗殺を察知し防ぐことにたけているので正面戦闘は...」
「わかっているわよ。でもこんなところにいる魔物に負けたりはしないでしょう?」
「そうですけど、わざわざリスクを増やすような行動をする必要がないと思われます」
「何よ!あなたもあいつらの味方するの?」
「そういうわけではないです。私の思考はアリス様が無事に過ごせることを一番に考えているだけでございます」
!?ちょっと待って!これはどういうこと?
「アル様!」「ガル様!」
「「どうした?」」
女の子を付き人にしたけど、アリスと仲が良いということでそこまで風当たりが強いわけではない
授業については問題なく進んでいる。
学校から魔物狩りに出ていいと言われて2週間がたち俺たちもそろそろ動こうと思い休日の今日冒険者ギルドの近くで待ち合わせをしていたのだが...
「何でアリスがいるんだ?」
「フン、うるさいわね!私だけのけ者にしようったってそうはいかないわ」
「のけ者にしようとしたわけじゃないよ。ただアリス実技は苦手だろ?」
「私にだって護衛はいるわ!」
「それはそうだけどもしもことがあるから最低でも一番弱い魔物がいる地域の魔物たちから一人で戦える、逃げれるくらいじゃないと...」
「うるさいですわよ!私の護衛は優秀ですもの!」
チラッ
クイッ
はぁ
「アリス、アルの言う通りだよ。また今度一緒に行けばいい。のけ者にしようとしたわけじゃない」
「ガルもそんなこと言うの!?」
ダメか
アリスが死んだら連れて行った俺たちのせいになるだろうな
てか護衛もなんで何も言わないんだ。。。
「なら今日はやめておこう。近くまで来てるし登録だけして帰るか。」
「いやよ!」
「アリス!」
「私が足を引っ張っているみたいじゃない!」
「いや、別に今日じゃないといけない理由もないし俺たちもそこまで急いでないから」
「いいわ!私一人でも行くから」
コイツ
「はぁ。わかった。」
「すみません。アリス様はああなったら聞かないのです。」ボソッ
経験済みだったわけか。
「俺たちは責任を負いませんよ」
「わかっております」
と言うことがあり
本来俺とルカ(直属の護衛)ガルとグルト(ガルの直属の護衛)の4人で行こうと思っていた
しかしアリスが来て6人の大所帯になってしまった
冒険者登録には学生証があれば一瞬だ
毎年似たような時期に350人近くが登録に来るからそれの対策のためスムーズに行えるようになっている
「よし、じゃあ今日は薬草採取でも受けようか」
「薬草採取?討伐依頼じゃないの?」
「もともとそういう予定だったんだよ。なぁガル」
「あぁ、薬草採取って言っても魔物と遭遇するだろうし最初だからそうしようって言ってたんだよ」
「まぁそれなら仕方ないですわね」
薬草採取は滞りなく行えている...
「アル様」ボソッ
「はぁ」
アリスが勝手に離れた場所に行こうとするのだ
俺とガルも注意はしているのだが13歳の注意力だ。
採取に夢中になってしまう。
そこで俺たちの護衛に見てもらている。
「アリス様。あまり遠くに行かれては...」
「あなたがいるじゃない」
「それはそうなのですが、もう一度言いますが私の能力は暗殺を察知し防ぐことにたけているので正面戦闘は...」
「わかっているわよ。でもこんなところにいる魔物に負けたりはしないでしょう?」
「そうですけど、わざわざリスクを増やすような行動をする必要がないと思われます」
「何よ!あなたもあいつらの味方するの?」
「そういうわけではないです。私の思考はアリス様が無事に過ごせることを一番に考えているだけでございます」
!?ちょっと待って!これはどういうこと?
「アル様!」「ガル様!」
「「どうした?」」
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