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第三章
12/ 思いは遂げられる
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※すいませんです。ちょっと配分を間違え朝からR18投稿となってしまいました(汗)
今夜の投稿以降更新は夜だけとなります。
____________
レオナルドはリディアの胸に顔を埋めた。
布越しでも分かるほど主張した頂の周りを丁寧に舐めると、濡れた布がへばり付きピンクの飾りが透けて見えた。
薄い布地に真珠色の肌が透けて見える。広がる美しい金色の髪。豊かに盛り上がる乳房と薄い腹、まろやかな腰回りを浮き彫りにする様は、十六才のリディアからは想像できないくらい煽情的な光景だった。
からだをしならせて逃れようとするリディアの手をソファの上で縫い付ける。
「は、恥ずかしい……」
「恥じらうリディにもそそられるな」
「そんなこと……」
リディアはレオナルドの大人の色香にあてられ息を呑む。
何度も口づけられながら、胸を揉みしだかれリディアも小さな喘ぎ声を上げた。
「あんっ」
「可愛いリディ、もっと声を聞かせて欲しい」
レオナルドがそう囁きながら肩紐をずらして乳房を露わにするとピンクの飾りをつまみ上げた。
「あっ、ああ」
今まで経験したことのないような感覚がリディアの体の中を走り抜けた。
レオナルドはリディアの嬌声を聞き満足げに笑みを浮かべる。
上半身を隈なく舐められ吸われている内に、いつの間にか下履きだけの姿になっていたリディア。
「ああ、綺麗だ……リディ」
レオナルドは自分もガウンを脱ぎ上半身裸の姿でリディアを抱き上げると、ソファから移動しベッドの上に優しく下ろした。
昼間に付けたキスマークに、また新たな印が増えたのを見て口角を上がる。
リディアが恥ずかしさの余り背を向けた。まだ何も描かれていない背中に口づけ、背筋に舌を這わせる。ちいさく震えたからだを撫で、うなじから順に花びらを散らしていった。
項に軽く歯をあてながらやわらかく丸みを帯びたお尻を手のひらで撫でまわすとその手を下履きの中に入れ双丘の間に手を滑らせる。
「レニー、そこは……」
秘めた部分に指が触れ慌てたリディアが逃げようと腰を浮かせた。
ほんの少し触れた指先に湿り気を感じ取ったレオナルドは、持ち上がったリディアの腰を掴んで仰向けに返すとすばやく下履きを剥ぎ取ってしまう。
完全に無防備となった体を隠そうと、手でシーツの上を探るがその手に掴めるものは何もない。
レオナルドの指がリディアの唇をなぞりそのまま首筋から胸を通り秘所へと流れるように下りていく。
辿り着いた先はあわいの入り口だ。割れ目に指を忍ばせればそこは既に蜜で濡れていた。
「リディの蜜だよ」
レオナルドが濡れた指先をリディアに見せつけるように舐めるのを見てリディアは声を上げた。
「だ、だめよ、汚いわ」
レオナルドの行動に驚きを隠せないでいるリディア。
「リディに汚いところなどない」
そう言いながらリディアの両ひざを開き足の間に体を入れて覆い被さるように口づける。
レオナルドの勃ち上がった陰茎がリディアの秘所に擦りつけられ、蜜壺の奥からじわりと蜜が沸いてきた。
「ああ、早くこの中に入りたい」
レオナルドはそのまま頭をずらしてしいきリディアの足の間に顔を埋めた。
「レニーそんなとこっ!」
思わずレオナルドの髪を両手で掴んでしまうが、そんな事はお構いなしに両方の指で金色の薄い下生えを掻き分けて合わさる膨らみを広げる。
「や、やだ!」
「綺麗だな。蜜で光っている」
昼間下着を濡らしてしまった場所に、ぬるりと何かが後ろから前へと動いた。
「ひゃっ!」
レオナルドの舌で舐め上げられ何かが一瞬目の前で弾けた。
ゾクゾクとした感覚が走り抜け、下腹部の奥がきゅんと固くなったような気がした。
――番の蜜がこれ程甘いとは……
レオナルドは舌でリディアの全てを味わう。
まだ誰にも触られた事のない陰核を指で刺激していくと少しずつ固くなってきた。
「あっ、だめ……」
「だめじゃない。気持ちいいだろう?」
「そこで、喋らないで、、、あっ、あっ」
リディアが素直に感じ始めているのが分かりレオナルドは笑みを浮かべた。
頭上で熱い吐息を吐いている彼女の顔が見たくて体を起こし、秘所を指で弄りなら蜜壺にほんの少し中指を入れ親指で陰核の豆を押しつぶす。
「あ、あぁ……」
リディアが全身を震わせる。
頬を紅潮させ息を上げ涙目でレオナルドの事を憂いの帯びた瞳で見つめる。
女性の色香を纏ったリディアの美しさに、彼女の内ももに押し付けられていたレオナルドの陰茎がびくりと跳ねた。
言い表せない程の幸せにレオナルドの気持ちは高ぶっていく。
「ああ、リディ、きれいだ。もっと気持ち良くなろう」
口づけをしながら指を少しずつ蜜壺へと沈めていくと蜜が溢れクチュクチュと卑猥な音が聞こえて来た。
中はまだ狭いが指をもう一本増やし襞の中をまさぐるように動かした。
「ああ、レニー、変……」
「変で良いんだ、リディア」
膣の上側を擦るように指を出し入れすると絡みつくように締め付けてくるのが分かる。
強めに陰核を押し潰すのと同時に下肢に力が入りリディアが達したのも分かった。
可愛い番……
レオナルドは指を抜くと力が抜けている蜜口に自分の猛りを充てがった。ゆるゆると入り口の周りに撫でつける。
「リディ、君と一つになるぞ」
「レニー……」
狭い蜜口はレオナルドの熱い思いを受け入れようと蜜を溢れさせている。
「リディ……愛している」
レオナルドの熱棒の先端が小さなリディアの中へと少しずつ入っていった。
「ん……」
唇を噛むリディアの眉間に皺が寄るのを見て、レオナルドは一瞬動きを止めた。
「リディ、私を見て」
ぎゅっと閉じた目を開けると瞼の縁から涙が零れて耳の方へと流れていくのを唇で拭う。
「痛いだろうけど、少しだけ我慢して欲しい。口づけに集中して」
頷くリディアに舌を絡ませて何度か先だけを出し入れし中を解していくレオナルド。
乳房を大きな手で包み込むようにして揉みしだき、先端を可愛がりながら濃厚な口づけをし続けた。
唇を少し離すとリディアが大きく息を吐いた。体の力が抜けたタイミングをレオナルドは逃さず、一気に番の中を貫いた。
「あーっ!」
「リディ、全部入った。君を私だけの物にすることが出来た」
「レニーのでお腹がいっぱいに……」
「私だけの番、ああ、リディの中は。うっ、なんて……素晴らしい」
レオナルドがゆっくりと抽送を始める。最初は初めて迎え入れた異物の重量に苦痛で眉を顰めていたリディアの表情が変わってきた。
「あ、あん」
痛みはもうなかった。自分の中を番の熱棒が擦りあげるたびにじわじわと何かがせり上がってきて、リディアは自分でも驚くような嬌声を上げていた。
徐々に早く強くなっていく動きに合わせるようにリディアの腰も自然と揺れる。
レオナルドの背に両手を回した指に力が入り逞しい肩肌に爪を立てた。
「レニー、もうダメ。おかしくなっちゃう」
リディアの中は暖かく心地よい。自分の動きに合わせるように無意識だと思われるが締め付けてくる。
番の匂いが部屋いっぱいに漂い私を酔わせる。
しかし、リディは初めてだ。無理はさせられない。一つになれただけでも願いは叶えられた。
早めに精を放って魔力を流してやらなくては。
レオナルドはリディアの気持ちに合わせるようにゆっくりと抽送を繰り返す。
「ああ、分かった。初めてでこれ以上は辛いだろう。いいよ、我慢しないで達していいぞ」
レオナルドは大きく腰を引き蜜口から抜ける寸前で止め、打ち突けるようにレディアの奥を突いた。
「あっ、あんーーーレニー」
「くっ!」
リディアがしがみ付つくようにして達したのを確認し、レオナルドも己の精を蜜道の奥へと放ち魔力を流していく。
レオナルドの精を受けリディアの体に魔力の熱がじわじわと沁みていき、白い肌がほんのり桃色に染まっていった。
「大丈夫か、リディ?」
「レニー、体が熱いの」
「ああ、魔力を流したからな」
「子種も?」
「そうだよ。子が出来ることはまだないが、器を作るための魔力を含んだ精だ。気分は悪くないか?」
汗でへばり付いた金色の髪を額から剥がしてやりながらリディアの体を気遣うレオナルドにリディアは微笑み返した。
「何だかポカポカしてきて気持ちが良い」
「そうか、精霊の秘薬のお陰だな。魔力に対する耐性が出来てきている」
「うん」
「リディ、無理をさせてしまったが、君と一つになることが出来て嬉しい」
「待たせてしまってごめんなさい。愛しています」
「……そんな可愛いことを言ってくれるな。また抱きたくなってしまう」
「それは……」
慌てて起き上がろうとするリディアだったが体に力が入らない。
「くくっ。安心しろ。今夜はこれで我慢する。こんな状態のリディに無体な事は出来ないからな」
レオナルドはリディアの額に口づけを落とす。
暫く横になったまま肌をぴたりと合わせ余韻に浸る二人。
リディアがウトウトし始めたのを見て、レオナルドはリディアを浴室に抱いていく。
そして優しくリディアの体を洗い清めた。
魔法で身体を乾かしながら戻ると、すでにリディアは夢の中に。
そっとソファに下ろしシーツを変えると一糸まとわぬ姿のまままたベッドに入る。
レオナルドとしてはまだ満足はしていない。やっと思いを遂げることが出来たのだから朝まで抱き潰したいと思う気持ちはある。
それでも、リディアの事を思うとこれ以上の事は出来なかった。
今夜の投稿以降更新は夜だけとなります。
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レオナルドはリディアの胸に顔を埋めた。
布越しでも分かるほど主張した頂の周りを丁寧に舐めると、濡れた布がへばり付きピンクの飾りが透けて見えた。
薄い布地に真珠色の肌が透けて見える。広がる美しい金色の髪。豊かに盛り上がる乳房と薄い腹、まろやかな腰回りを浮き彫りにする様は、十六才のリディアからは想像できないくらい煽情的な光景だった。
からだをしならせて逃れようとするリディアの手をソファの上で縫い付ける。
「は、恥ずかしい……」
「恥じらうリディにもそそられるな」
「そんなこと……」
リディアはレオナルドの大人の色香にあてられ息を呑む。
何度も口づけられながら、胸を揉みしだかれリディアも小さな喘ぎ声を上げた。
「あんっ」
「可愛いリディ、もっと声を聞かせて欲しい」
レオナルドがそう囁きながら肩紐をずらして乳房を露わにするとピンクの飾りをつまみ上げた。
「あっ、ああ」
今まで経験したことのないような感覚がリディアの体の中を走り抜けた。
レオナルドはリディアの嬌声を聞き満足げに笑みを浮かべる。
上半身を隈なく舐められ吸われている内に、いつの間にか下履きだけの姿になっていたリディア。
「ああ、綺麗だ……リディ」
レオナルドは自分もガウンを脱ぎ上半身裸の姿でリディアを抱き上げると、ソファから移動しベッドの上に優しく下ろした。
昼間に付けたキスマークに、また新たな印が増えたのを見て口角を上がる。
リディアが恥ずかしさの余り背を向けた。まだ何も描かれていない背中に口づけ、背筋に舌を這わせる。ちいさく震えたからだを撫で、うなじから順に花びらを散らしていった。
項に軽く歯をあてながらやわらかく丸みを帯びたお尻を手のひらで撫でまわすとその手を下履きの中に入れ双丘の間に手を滑らせる。
「レニー、そこは……」
秘めた部分に指が触れ慌てたリディアが逃げようと腰を浮かせた。
ほんの少し触れた指先に湿り気を感じ取ったレオナルドは、持ち上がったリディアの腰を掴んで仰向けに返すとすばやく下履きを剥ぎ取ってしまう。
完全に無防備となった体を隠そうと、手でシーツの上を探るがその手に掴めるものは何もない。
レオナルドの指がリディアの唇をなぞりそのまま首筋から胸を通り秘所へと流れるように下りていく。
辿り着いた先はあわいの入り口だ。割れ目に指を忍ばせればそこは既に蜜で濡れていた。
「リディの蜜だよ」
レオナルドが濡れた指先をリディアに見せつけるように舐めるのを見てリディアは声を上げた。
「だ、だめよ、汚いわ」
レオナルドの行動に驚きを隠せないでいるリディア。
「リディに汚いところなどない」
そう言いながらリディアの両ひざを開き足の間に体を入れて覆い被さるように口づける。
レオナルドの勃ち上がった陰茎がリディアの秘所に擦りつけられ、蜜壺の奥からじわりと蜜が沸いてきた。
「ああ、早くこの中に入りたい」
レオナルドはそのまま頭をずらしてしいきリディアの足の間に顔を埋めた。
「レニーそんなとこっ!」
思わずレオナルドの髪を両手で掴んでしまうが、そんな事はお構いなしに両方の指で金色の薄い下生えを掻き分けて合わさる膨らみを広げる。
「や、やだ!」
「綺麗だな。蜜で光っている」
昼間下着を濡らしてしまった場所に、ぬるりと何かが後ろから前へと動いた。
「ひゃっ!」
レオナルドの舌で舐め上げられ何かが一瞬目の前で弾けた。
ゾクゾクとした感覚が走り抜け、下腹部の奥がきゅんと固くなったような気がした。
――番の蜜がこれ程甘いとは……
レオナルドは舌でリディアの全てを味わう。
まだ誰にも触られた事のない陰核を指で刺激していくと少しずつ固くなってきた。
「あっ、だめ……」
「だめじゃない。気持ちいいだろう?」
「そこで、喋らないで、、、あっ、あっ」
リディアが素直に感じ始めているのが分かりレオナルドは笑みを浮かべた。
頭上で熱い吐息を吐いている彼女の顔が見たくて体を起こし、秘所を指で弄りなら蜜壺にほんの少し中指を入れ親指で陰核の豆を押しつぶす。
「あ、あぁ……」
リディアが全身を震わせる。
頬を紅潮させ息を上げ涙目でレオナルドの事を憂いの帯びた瞳で見つめる。
女性の色香を纏ったリディアの美しさに、彼女の内ももに押し付けられていたレオナルドの陰茎がびくりと跳ねた。
言い表せない程の幸せにレオナルドの気持ちは高ぶっていく。
「ああ、リディ、きれいだ。もっと気持ち良くなろう」
口づけをしながら指を少しずつ蜜壺へと沈めていくと蜜が溢れクチュクチュと卑猥な音が聞こえて来た。
中はまだ狭いが指をもう一本増やし襞の中をまさぐるように動かした。
「ああ、レニー、変……」
「変で良いんだ、リディア」
膣の上側を擦るように指を出し入れすると絡みつくように締め付けてくるのが分かる。
強めに陰核を押し潰すのと同時に下肢に力が入りリディアが達したのも分かった。
可愛い番……
レオナルドは指を抜くと力が抜けている蜜口に自分の猛りを充てがった。ゆるゆると入り口の周りに撫でつける。
「リディ、君と一つになるぞ」
「レニー……」
狭い蜜口はレオナルドの熱い思いを受け入れようと蜜を溢れさせている。
「リディ……愛している」
レオナルドの熱棒の先端が小さなリディアの中へと少しずつ入っていった。
「ん……」
唇を噛むリディアの眉間に皺が寄るのを見て、レオナルドは一瞬動きを止めた。
「リディ、私を見て」
ぎゅっと閉じた目を開けると瞼の縁から涙が零れて耳の方へと流れていくのを唇で拭う。
「痛いだろうけど、少しだけ我慢して欲しい。口づけに集中して」
頷くリディアに舌を絡ませて何度か先だけを出し入れし中を解していくレオナルド。
乳房を大きな手で包み込むようにして揉みしだき、先端を可愛がりながら濃厚な口づけをし続けた。
唇を少し離すとリディアが大きく息を吐いた。体の力が抜けたタイミングをレオナルドは逃さず、一気に番の中を貫いた。
「あーっ!」
「リディ、全部入った。君を私だけの物にすることが出来た」
「レニーのでお腹がいっぱいに……」
「私だけの番、ああ、リディの中は。うっ、なんて……素晴らしい」
レオナルドがゆっくりと抽送を始める。最初は初めて迎え入れた異物の重量に苦痛で眉を顰めていたリディアの表情が変わってきた。
「あ、あん」
痛みはもうなかった。自分の中を番の熱棒が擦りあげるたびにじわじわと何かがせり上がってきて、リディアは自分でも驚くような嬌声を上げていた。
徐々に早く強くなっていく動きに合わせるようにリディアの腰も自然と揺れる。
レオナルドの背に両手を回した指に力が入り逞しい肩肌に爪を立てた。
「レニー、もうダメ。おかしくなっちゃう」
リディアの中は暖かく心地よい。自分の動きに合わせるように無意識だと思われるが締め付けてくる。
番の匂いが部屋いっぱいに漂い私を酔わせる。
しかし、リディは初めてだ。無理はさせられない。一つになれただけでも願いは叶えられた。
早めに精を放って魔力を流してやらなくては。
レオナルドはリディアの気持ちに合わせるようにゆっくりと抽送を繰り返す。
「ああ、分かった。初めてでこれ以上は辛いだろう。いいよ、我慢しないで達していいぞ」
レオナルドは大きく腰を引き蜜口から抜ける寸前で止め、打ち突けるようにレディアの奥を突いた。
「あっ、あんーーーレニー」
「くっ!」
リディアがしがみ付つくようにして達したのを確認し、レオナルドも己の精を蜜道の奥へと放ち魔力を流していく。
レオナルドの精を受けリディアの体に魔力の熱がじわじわと沁みていき、白い肌がほんのり桃色に染まっていった。
「大丈夫か、リディ?」
「レニー、体が熱いの」
「ああ、魔力を流したからな」
「子種も?」
「そうだよ。子が出来ることはまだないが、器を作るための魔力を含んだ精だ。気分は悪くないか?」
汗でへばり付いた金色の髪を額から剥がしてやりながらリディアの体を気遣うレオナルドにリディアは微笑み返した。
「何だかポカポカしてきて気持ちが良い」
「そうか、精霊の秘薬のお陰だな。魔力に対する耐性が出来てきている」
「うん」
「リディ、無理をさせてしまったが、君と一つになることが出来て嬉しい」
「待たせてしまってごめんなさい。愛しています」
「……そんな可愛いことを言ってくれるな。また抱きたくなってしまう」
「それは……」
慌てて起き上がろうとするリディアだったが体に力が入らない。
「くくっ。安心しろ。今夜はこれで我慢する。こんな状態のリディに無体な事は出来ないからな」
レオナルドはリディアの額に口づけを落とす。
暫く横になったまま肌をぴたりと合わせ余韻に浸る二人。
リディアがウトウトし始めたのを見て、レオナルドはリディアを浴室に抱いていく。
そして優しくリディアの体を洗い清めた。
魔法で身体を乾かしながら戻ると、すでにリディアは夢の中に。
そっとソファに下ろしシーツを変えると一糸まとわぬ姿のまままたベッドに入る。
レオナルドとしてはまだ満足はしていない。やっと思いを遂げることが出来たのだから朝まで抱き潰したいと思う気持ちはある。
それでも、リディアの事を思うとこれ以上の事は出来なかった。
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