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第一章末っ子王女の婚姻
14/えっ、いきなり裸のお付き合いですか?
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レニーに抱かれたまま部屋に戻ってきた。
「大勢の中で疲れただろう?」
「ううん、ただ座っていただけだから大丈夫」
「そうか?」
「ねえ、綺麗な人たちが沢山並んで座っていたけど、あの方たちが離宮の姫様たち?」
「ああ、来ておったか」
「来ておったかって・・・みんなすごくきれいだったわ」
多分、中身の自分と同じような年ごろの姫もいたと思う。
みんな、うっとりとしてレニーの事を見ていたんだから。
「私には皆同じ顔に見えるがな。綺麗だったとしても、誰もリディには敵わない」
そんな恥ずかしい事を言われながら、レニーは膝にいる私の頭に口づけを落としてきた。
「私みたいなおチビちゃんはいなかったもの」
自分の髪を手に取り、クルクルと指に絡めていると、
「気にするな」
そう言って、絡めている指を手に取り、今度はその指に口づけるレニー。
「リディが一番だよ。私の愛しい人」
リールーが入れてくれたお茶を飲んでいると、レニーが急に私のことをソファに降ろしてその場を離れていった。
彼は、リールーを少し離れたところに呼びつけ何やら話し始めてる。
何かなと?と思いながらお茶を飲んでいたら、だんだ眠くなってきちゃったの。
時折、チラチラと私の方を見るレニー。
二人の話が終わると、ウトウトしながらもまだお茶の途中だと言うのに、湯あみのために浴室へとリールーに連れて行かれてしまった。
ここはレオナルドの私室と繋がっている、彼専用の浴室だ。
「もう少しゆっくりしてからでも良かったのに」
服を脱がせられられながら零すとリールーは、
「今日はリディア様もお疲れになりましたでしょう?湯あみがお済になってからゆっくりとなさって下さい。お茶をお飲みになりながらウトウトされ始めておりましたからね」
と言われてしまったの。
元気いっぱいの六才児だけど、流石に長旅の疲れも出ていたのだと思う。その様子に気付いたレニーが、リールーに指示したみたい。
脱衣所から浴室に入り、私は目の前の浴槽の大きさを見て驚く。
オーレアでも私室にある浴槽は、一人用の細長いバスタブで、こんな大きな浴槽は見た事が無かった。
レニーは身体も大きいから浴槽もこんなに大きいのね。
だって、お披露目の前に客間のお風呂を借りたけど、その浴槽よりも全然大きいんだもの。
大人三人が余裕で入れそうな浴槽の中で私は池にいる時のようにフワフワと浮いていた。
「気持ちよさそうで何よりです」
「うん、何だか池の中を思い出すわ。早く池が出来ると良いなー」
湯船の中で微睡んでいると
「リディア様、そろそろお身体を洗いましょうか」
リールーに声を掛けられ瞼を閉じたまま「うん」と返事をした。
両脇に手を差し込まれて湯船から身体が浮き上がる。
いつもと違う感覚に驚くと同時に浴槽から出され、椅子ではない感触のするものの上に座らせられた。
「えっ!」
リールーは目の前に立っている?
「殿下、この布で石鹸を十分に泡立ててください」
「えええー!」
気が付けば下履きだけのレニーの膝の上に座っていたのだった。
「な、なんで裸のレニーがいるの?」
思わずまだ下生えもない陰部と胸を小さな手で隠した。(これは十三才だった時の記憶の反射行動だと思う)
「驚く事は無い。番の事は全部世話するのが竜の夫だ。これからは私がリディの湯あみをするため、リールーに洗い方を教わっているのだ」
「やだやだ、恥ずかしい!こう見えても私は十五の乙女なんだからー」
すっかり眠気が覚めて、彼の膝の上で抗議した。
「リディア様、そのお姿で十五の乙女と仰っても・・・」
「十五の乙女でも番であるなら、湯あみの世話をするのは夫の務めだ。今から慣れておけばどうということもない」
レニーは泡立てた布でリールーに言われた通り、私の首まわりや腕を洗っていく。
なんで?どうしてこうなったの・・・
「そうです、リディア様のお身体はまだ皮膚も弱いですから、優しくですよ。あら、殿下お上手ですね」
「そうか?」
リールーに褒められ嬉しそうなレニーの声が、背中の方から聞こえてくる。
「信じられない!リールーも、レニーは裸なのよ。恥ずかしくないの?」
「はい、エルフの森では裸のエルフが多数いますし、メイドとして奉公に上がっていた時は、お坊っちゃまのお世話も致しておりましたから、男性の裸などなんとも思いません」
「それって。。」
「ほら暴れないで大人しく洗わせろ」
レオナルドに叱られて観念した。赤面したまま、リールーの指導のもと、恥ずかしい部分まで隅々と彼に洗われる事となってしまう。
「よし、流して湯に浸かろうか」
洗った髪にタオルを巻かれ、レオナルドに抱き上げられて湯船に沈む。
「もう大丈夫でございますね。私はこれで失礼いたします。ごゆっくりどうぞ」
「ありがとうリールー。後は大丈夫だ。下がって良い」
「はい、くれぐれも湯あたりなさいませんように。それと髪はしっかりと乾かしてさしあげて下さい」
「ああ、魔力で乾かすから大丈夫だ。おやすみ」
「レオナルド様、リディア様。おやすみなさいませ」
頭を下げ、リールーが浴室から出て行くのを、私は恨めしそうに睨んでいた。
そんなリディアは湯船の中で後ろ向きにレオナルドの胡坐の上に座っている。
いじけた私は、口まで湯の中に浸かりブクブクと息を吐いていると、レニーが話し掛けて来た。
「リールーにおやすみの挨拶をしなかったな」
――ブクブクブク――(リールーに裏切られたんだもの)
「怒っているのか?」
――ブクブク――(怒ってますよ!めちゃくちゃ恥ずかしいんだから)
「なにをやっても可愛いとしか思えぬのだが」
――ブク――(・・・)
私はこの後一言も喋らなかったけれど、レニーはご機嫌で、しっかりと温まらせ湯から上がった。
一国の王太子が、こんな幼児のリディアの前でしゃがみ込み、小さな身体を大きなタオルで拭いている姿は、母国オーレアでは絶対にありえない光景だと思う。ううん、何処の国でもそうだよね。
時折、レニーの黒髪から雫が垂れて来るのを見ながら、私はされるがままになっていた。
寝間着を着せてもらい、魔力の風で髪を乾かし、湯上がり用に準備された果実水を飲まされて、ベッドに寝かせられる。
初めての裸のお付き合いを終えた私は、「信じられないと」何度か呟いたような気がするけど、疲れからすぐに眠りへと落ちていったのだった。
「大勢の中で疲れただろう?」
「ううん、ただ座っていただけだから大丈夫」
「そうか?」
「ねえ、綺麗な人たちが沢山並んで座っていたけど、あの方たちが離宮の姫様たち?」
「ああ、来ておったか」
「来ておったかって・・・みんなすごくきれいだったわ」
多分、中身の自分と同じような年ごろの姫もいたと思う。
みんな、うっとりとしてレニーの事を見ていたんだから。
「私には皆同じ顔に見えるがな。綺麗だったとしても、誰もリディには敵わない」
そんな恥ずかしい事を言われながら、レニーは膝にいる私の頭に口づけを落としてきた。
「私みたいなおチビちゃんはいなかったもの」
自分の髪を手に取り、クルクルと指に絡めていると、
「気にするな」
そう言って、絡めている指を手に取り、今度はその指に口づけるレニー。
「リディが一番だよ。私の愛しい人」
リールーが入れてくれたお茶を飲んでいると、レニーが急に私のことをソファに降ろしてその場を離れていった。
彼は、リールーを少し離れたところに呼びつけ何やら話し始めてる。
何かなと?と思いながらお茶を飲んでいたら、だんだ眠くなってきちゃったの。
時折、チラチラと私の方を見るレニー。
二人の話が終わると、ウトウトしながらもまだお茶の途中だと言うのに、湯あみのために浴室へとリールーに連れて行かれてしまった。
ここはレオナルドの私室と繋がっている、彼専用の浴室だ。
「もう少しゆっくりしてからでも良かったのに」
服を脱がせられられながら零すとリールーは、
「今日はリディア様もお疲れになりましたでしょう?湯あみがお済になってからゆっくりとなさって下さい。お茶をお飲みになりながらウトウトされ始めておりましたからね」
と言われてしまったの。
元気いっぱいの六才児だけど、流石に長旅の疲れも出ていたのだと思う。その様子に気付いたレニーが、リールーに指示したみたい。
脱衣所から浴室に入り、私は目の前の浴槽の大きさを見て驚く。
オーレアでも私室にある浴槽は、一人用の細長いバスタブで、こんな大きな浴槽は見た事が無かった。
レニーは身体も大きいから浴槽もこんなに大きいのね。
だって、お披露目の前に客間のお風呂を借りたけど、その浴槽よりも全然大きいんだもの。
大人三人が余裕で入れそうな浴槽の中で私は池にいる時のようにフワフワと浮いていた。
「気持ちよさそうで何よりです」
「うん、何だか池の中を思い出すわ。早く池が出来ると良いなー」
湯船の中で微睡んでいると
「リディア様、そろそろお身体を洗いましょうか」
リールーに声を掛けられ瞼を閉じたまま「うん」と返事をした。
両脇に手を差し込まれて湯船から身体が浮き上がる。
いつもと違う感覚に驚くと同時に浴槽から出され、椅子ではない感触のするものの上に座らせられた。
「えっ!」
リールーは目の前に立っている?
「殿下、この布で石鹸を十分に泡立ててください」
「えええー!」
気が付けば下履きだけのレニーの膝の上に座っていたのだった。
「な、なんで裸のレニーがいるの?」
思わずまだ下生えもない陰部と胸を小さな手で隠した。(これは十三才だった時の記憶の反射行動だと思う)
「驚く事は無い。番の事は全部世話するのが竜の夫だ。これからは私がリディの湯あみをするため、リールーに洗い方を教わっているのだ」
「やだやだ、恥ずかしい!こう見えても私は十五の乙女なんだからー」
すっかり眠気が覚めて、彼の膝の上で抗議した。
「リディア様、そのお姿で十五の乙女と仰っても・・・」
「十五の乙女でも番であるなら、湯あみの世話をするのは夫の務めだ。今から慣れておけばどうということもない」
レニーは泡立てた布でリールーに言われた通り、私の首まわりや腕を洗っていく。
なんで?どうしてこうなったの・・・
「そうです、リディア様のお身体はまだ皮膚も弱いですから、優しくですよ。あら、殿下お上手ですね」
「そうか?」
リールーに褒められ嬉しそうなレニーの声が、背中の方から聞こえてくる。
「信じられない!リールーも、レニーは裸なのよ。恥ずかしくないの?」
「はい、エルフの森では裸のエルフが多数いますし、メイドとして奉公に上がっていた時は、お坊っちゃまのお世話も致しておりましたから、男性の裸などなんとも思いません」
「それって。。」
「ほら暴れないで大人しく洗わせろ」
レオナルドに叱られて観念した。赤面したまま、リールーの指導のもと、恥ずかしい部分まで隅々と彼に洗われる事となってしまう。
「よし、流して湯に浸かろうか」
洗った髪にタオルを巻かれ、レオナルドに抱き上げられて湯船に沈む。
「もう大丈夫でございますね。私はこれで失礼いたします。ごゆっくりどうぞ」
「ありがとうリールー。後は大丈夫だ。下がって良い」
「はい、くれぐれも湯あたりなさいませんように。それと髪はしっかりと乾かしてさしあげて下さい」
「ああ、魔力で乾かすから大丈夫だ。おやすみ」
「レオナルド様、リディア様。おやすみなさいませ」
頭を下げ、リールーが浴室から出て行くのを、私は恨めしそうに睨んでいた。
そんなリディアは湯船の中で後ろ向きにレオナルドの胡坐の上に座っている。
いじけた私は、口まで湯の中に浸かりブクブクと息を吐いていると、レニーが話し掛けて来た。
「リールーにおやすみの挨拶をしなかったな」
――ブクブクブク――(リールーに裏切られたんだもの)
「怒っているのか?」
――ブクブク――(怒ってますよ!めちゃくちゃ恥ずかしいんだから)
「なにをやっても可愛いとしか思えぬのだが」
――ブク――(・・・)
私はこの後一言も喋らなかったけれど、レニーはご機嫌で、しっかりと温まらせ湯から上がった。
一国の王太子が、こんな幼児のリディアの前でしゃがみ込み、小さな身体を大きなタオルで拭いている姿は、母国オーレアでは絶対にありえない光景だと思う。ううん、何処の国でもそうだよね。
時折、レニーの黒髪から雫が垂れて来るのを見ながら、私はされるがままになっていた。
寝間着を着せてもらい、魔力の風で髪を乾かし、湯上がり用に準備された果実水を飲まされて、ベッドに寝かせられる。
初めての裸のお付き合いを終えた私は、「信じられないと」何度か呟いたような気がするけど、疲れからすぐに眠りへと落ちていったのだった。
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