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第5章*成人と婚姻
48/願い叶って*バージル
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いつの間にか光の精霊であるドロップまでアンナの傍に寄りそうようになり何だか賑やかになって来た。
大聖女の資質なのか、彼女本来の人柄なのかアンナと会って話した人々は自然と魅了されていく。
私は心配でならない。
なんとあの気難しい愛馬のブレイブさえもたったの一言で手懐けてしまったのだから。
もう王宮に閉じ込めてしまいたいくらいだよ。
でもあのお転婆なアンナの事だ、簡単に抜け出してしまうんだろうな。
それよりまずビオラがそんな事許さないだろうな。
勝手な想像をし一人で笑ってしまった。
アンナの誕生日に宝飾品を送った。
彼女の人にと同じピンクダイヤのネックレスとピアスのセットだ。
後ろを向かせネックレスを付けてあげる。
うなじが・・・・・・・・
思わず口付けてしまい危うく印を残してしまいそうになる。
危なかった・・・・・・・
背中の中ほどまで空いたドレスがセクシー過ぎて。
この背中に舌を這わせそして印をたくさんつけたら白い肌に花が咲いたように美しいに違いない。
そんな想像をして下半身が落ち着かなくなってしまう。
早くアンナを抱きたい。
はぁー、あと三ヶ月か・・・長いな。
そしてやっとこの日を迎えた。
純白のウエディングドレスを纏うジュリアンナは天使の様だった。
バージンロードを歩き私の元へたどり着く前に背中に羽が生え飛んで行ってしまうのではないかと思った程だった。
誓いの言葉を交わし宣誓して私たちは夫婦と認められた。
この後のパーティーなどもうどうでもいい。
このまま抱き抱えて自分たちの寝室に駆け込みたいくらいだ。
私は貴族たちから祝いの言葉を受けながら意識はずっとアンナの方に向けている。
新年の祝いの余韻もあり賑やかなパーティーが続く。
早く二人きりにして欲しい。
しかし私が苛立ちを覚えた頃、ちゃんと救いの神は現れるのだ。
婚姻を祝うパーティーは深夜まで続くが当事者の花婿と花嫁は途中から抜ける事が許されているのだから。
アンナの侍従が彼女にそっと耳打ちをする。
どうやら彼女は初夜の準備に下がるようだ。
順序としてはアンナが湯あみを済ませ準備が整った頃私が寝室へ行くのが決まりごとの様だがそんな順番はどうでもいい。
はやる気持ちを抑えきれず国王である父上の顔を睨みつけるように見る。
父上は私の視線に気づき呆れた顔をし、しばし考えた後手をひらひらと動かし下がって良しの合図を送って来た。
よし、父上の許しが出た!
急いで会場を後にする私の姿を見て父上も母上もきっと兄上も笑っていたに違いない。
自室まで送ってきた来たダニエルに
「やっと念願が叶うな、まぁ頑張れ!」
と背中を押された。
初夜を控え心臓の鼓動が激しく打つのを抑えながら戻り湯あみを済ませ夫婦の寝室で彼女が来るの待った。
アンナは湯あみを済ませ部屋で私が来るまで待つ様に言われていたのだろう。
扉を開け私が既にいる事に慌てたようだった。
侍女たちも驚いてはいたがそれぞれ含み笑いをし早々に下がっていったぞ。
最後に部屋を出るビオラがアンナと何やら言葉を交わし私向かってウィンクをしていった。
アンナは恥かしさを誤魔化す為か、私が呼ぶと少し躊躇いを見せたあと胸に、正確には膝の上に飛び込んできた。
可愛い
愛おしい
もう止まならなくてもいいんだよな
自分に問うてから熱い口づけを落とし寝台へと抱いて行った。
首筋から胸にかけて唇を這わせていくと言い香りが漂ってくる。
アンナの身体から溢れてくる魔力の香りだろうか。
自分の昂ぶりをもう抑える事は出来なかった。
アンナにとっては初めて事だから怖がらせないように優しく、優しく・・・
やっと肌を合わせることが出来て幸せだよアンナ。
正直に言えば一回では物足りないけど眠ってしまっている彼女を起こすのも忍びない。
いいさ、これからは毎晩愛でることが出来るのだからな。
魔法で身体を綺麗にしてあげようと思ったがそれはやめて自ら湯を絞ったタオルでアンナの身体清めた。
アンナの肌には私が咲かせた赤い花びらがあちこちに付いているのを確認しながら自然と口元が緩んでしまう。
アンナが知ったら恥ずかしくて顔を真っ赤に染めるだろうと思いながら。
ダニエル、俺は幸せだよ。
何故か分からないがその時ダニエルの顔が浮かんだのは誰にも言わないでおこうと思う。
大聖女の資質なのか、彼女本来の人柄なのかアンナと会って話した人々は自然と魅了されていく。
私は心配でならない。
なんとあの気難しい愛馬のブレイブさえもたったの一言で手懐けてしまったのだから。
もう王宮に閉じ込めてしまいたいくらいだよ。
でもあのお転婆なアンナの事だ、簡単に抜け出してしまうんだろうな。
それよりまずビオラがそんな事許さないだろうな。
勝手な想像をし一人で笑ってしまった。
アンナの誕生日に宝飾品を送った。
彼女の人にと同じピンクダイヤのネックレスとピアスのセットだ。
後ろを向かせネックレスを付けてあげる。
うなじが・・・・・・・・
思わず口付けてしまい危うく印を残してしまいそうになる。
危なかった・・・・・・・
背中の中ほどまで空いたドレスがセクシー過ぎて。
この背中に舌を這わせそして印をたくさんつけたら白い肌に花が咲いたように美しいに違いない。
そんな想像をして下半身が落ち着かなくなってしまう。
早くアンナを抱きたい。
はぁー、あと三ヶ月か・・・長いな。
そしてやっとこの日を迎えた。
純白のウエディングドレスを纏うジュリアンナは天使の様だった。
バージンロードを歩き私の元へたどり着く前に背中に羽が生え飛んで行ってしまうのではないかと思った程だった。
誓いの言葉を交わし宣誓して私たちは夫婦と認められた。
この後のパーティーなどもうどうでもいい。
このまま抱き抱えて自分たちの寝室に駆け込みたいくらいだ。
私は貴族たちから祝いの言葉を受けながら意識はずっとアンナの方に向けている。
新年の祝いの余韻もあり賑やかなパーティーが続く。
早く二人きりにして欲しい。
しかし私が苛立ちを覚えた頃、ちゃんと救いの神は現れるのだ。
婚姻を祝うパーティーは深夜まで続くが当事者の花婿と花嫁は途中から抜ける事が許されているのだから。
アンナの侍従が彼女にそっと耳打ちをする。
どうやら彼女は初夜の準備に下がるようだ。
順序としてはアンナが湯あみを済ませ準備が整った頃私が寝室へ行くのが決まりごとの様だがそんな順番はどうでもいい。
はやる気持ちを抑えきれず国王である父上の顔を睨みつけるように見る。
父上は私の視線に気づき呆れた顔をし、しばし考えた後手をひらひらと動かし下がって良しの合図を送って来た。
よし、父上の許しが出た!
急いで会場を後にする私の姿を見て父上も母上もきっと兄上も笑っていたに違いない。
自室まで送ってきた来たダニエルに
「やっと念願が叶うな、まぁ頑張れ!」
と背中を押された。
初夜を控え心臓の鼓動が激しく打つのを抑えながら戻り湯あみを済ませ夫婦の寝室で彼女が来るの待った。
アンナは湯あみを済ませ部屋で私が来るまで待つ様に言われていたのだろう。
扉を開け私が既にいる事に慌てたようだった。
侍女たちも驚いてはいたがそれぞれ含み笑いをし早々に下がっていったぞ。
最後に部屋を出るビオラがアンナと何やら言葉を交わし私向かってウィンクをしていった。
アンナは恥かしさを誤魔化す為か、私が呼ぶと少し躊躇いを見せたあと胸に、正確には膝の上に飛び込んできた。
可愛い
愛おしい
もう止まならなくてもいいんだよな
自分に問うてから熱い口づけを落とし寝台へと抱いて行った。
首筋から胸にかけて唇を這わせていくと言い香りが漂ってくる。
アンナの身体から溢れてくる魔力の香りだろうか。
自分の昂ぶりをもう抑える事は出来なかった。
アンナにとっては初めて事だから怖がらせないように優しく、優しく・・・
やっと肌を合わせることが出来て幸せだよアンナ。
正直に言えば一回では物足りないけど眠ってしまっている彼女を起こすのも忍びない。
いいさ、これからは毎晩愛でることが出来るのだからな。
魔法で身体を綺麗にしてあげようと思ったがそれはやめて自ら湯を絞ったタオルでアンナの身体清めた。
アンナの肌には私が咲かせた赤い花びらがあちこちに付いているのを確認しながら自然と口元が緩んでしまう。
アンナが知ったら恥ずかしくて顔を真っ赤に染めるだろうと思いながら。
ダニエル、俺は幸せだよ。
何故か分からないがその時ダニエルの顔が浮かんだのは誰にも言わないでおこうと思う。
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