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第二部
第7話 エステラの努力
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「エステラ様。こちら、間違っておりますよ」
「あっ……」
ヴィオランテ様と初めて対面してから、早くも十日の日が経った。私はあれからと言うもの、今まで以上にお妃教育と自分磨きに励むように。お妃教育は未だに慣れないことも多いし、家庭教師に注意されることも少なくはない。それでも、目標があるからなのかとても頑張れる。……やっぱり、目標って大切なんだなぁって実感。
「す、すみません……」
「いえいえ、こちらは誰もが間違えやすい引っかけ問題なので。もう一度、後でおさらいしましょうか」
家庭教師は、私の失敗を笑うこともなく根気強く付き合ってくれる。……ほかにもお妃教育を受けている令嬢は、数名いる。もちろん、その人たちも王子様の婚約者。だけど、私よりもずっと優秀……だと、噂で聞いた。特に、王太子である第一王子殿下の婚約者は、一部では『淑女の鑑』なんて呼ばれているとも。……そんな彼女に、私が勝てるわけがない。
(ううん、ダメよ。弱気になっていては。今できることを、私は必死にやるだけ)
でも、私は私に出来ることをやるだけだ。王子様の婚約者として。そして、立派な公爵夫人になるために。オルランド様の足なんて、引っ張っていられない。私は……あのお方の、足枷になってはいけない。
「エステラ様。少し、休憩にしましょうか」
私がそんなことを考えて問題を解いていると、不意に家庭教師がそう告げてくる。それに驚いて目を瞬かせれば、彼は朗らかに笑いながら「最近、詰め込みすぎなので」と言った。……詰め込みすぎ。それは、裏を返せば無茶をしすぎということなのだろう。
「エステラ様。無理をしすぎてはいけませんよ。……人には人のペースがあります。なので、他の方と比べなくてもよろしいのです」
家庭教師はそう言って、私の頭を優しく撫でてくれた。私に付けられている座学の家庭教師は、齢六十の男性。とある伯爵家の元当主であり、今は引退してこうやってお妃教育の家庭教師を務めている。彼にとって、私は孫娘のような存在なのだろうな。それは、すぐに想像が出来る。
「……ですが」
「エステラ様の努力は、素晴らしい物です。なので、自分を卑下することはありませんよ。それに、焦る必要もないです」
そう言われて、私は俯いてしまう。……焦っているというのは、分かっている。自覚している。他の方々に、追いつかなくちゃと言う焦りは、心を支配している。それでも、やっぱり。……私の所為で、オルランド様の足を引っ張るのだけは、嫌だった。
「……私、やっぱりオルランド様の足を引っ張りたくないです。ヴィオランテ様も、私のことを認めないと、おっしゃっていましたし……」
苦笑を浮かべながらそんな言葉を零せば、彼は「……ですが、その言葉の裏に込められた感情に、エステラ様は気が付かれているじゃありませんか」と言ってくれる。……ヴィオランテ様の、言葉の裏。それは、私にも分かっている。でも、その所為で。私は彼女に認められたいという気持ちを強めてしまっていた。
「ヴィオランテ様は、あんな雰囲気ですが、内面はとてもお優しい人物でございます」
「……そうなの、ですか」
「はい。オルランド殿下との仲は、あまりよくありませんけれどね」
彼はそう言って、また朗らかに笑った。ヴィオランテ様とオルランド様の仲があまりよくないのは、私だって知っていることだ。というか、オルランド様が一方的に嫌悪感を抱いているというのが、正しいのかもしれない。
「いやぁ、懐かしいですなぁ。オルランド殿下の教育の一部も、私が担当しましてね」
私の心の中で様々な感情が交錯していると、不意に家庭教師はそう言って笑っていた。……そうだった、のね。それは、初耳の情報だ。
「ですがまぁ、あのお方はとても優秀でしたよ。何処か人間味のないお方でしたがね。……いつの間にか、人間らしくなられて。幼少期は、感情の一つも表に出さないお方だったのです」
家庭教師のその言葉は、とてもではないが信じられない言葉だった。オルランド様は、いつだって笑顔の仮面を着けていた。内心は笑っていなくても、オルランド様はは表面上はずっと笑っていた。
「それは、初耳です」
「そうでしょうねぇ。いつの間にか偽りの笑みを浮かべるようになってしまいましたし。ですが、今のオルランド殿下はとても人間らしいです」
……その変化は、一体なにがきっかけだったのだろうか。そう思い、私は休憩用に出されていた紅茶を一口飲む。その紅茶は王宮のものと言うだけはあり、かなり美味しい。でも、お母様のコレクションの方が美味しい気もする。
「きっと、エステラ様に惚れたから、変わられたのでしょうね」
「そういうもの、でしょうか?」
「えぇ、恋は人を容易く変えますからね」
笑いながらそう言われるけれど、それはにわかには信じがたいことだった。そもそも、いきなりそんなことを言われても戸惑うだけだし。
「誰が何を言おうとも、私はオルランド様にはエステラ様がお似合いだと思っておりますよ。……きっと、皆様そう思うようになります」
そう言われて、私は「……頑張り、ます」とだけ返事をした。今は無理でも、いつかは。そう願うことくらい、許してほしい。その願いに届くように、頑張って努力はするのだから。
「あっ……」
ヴィオランテ様と初めて対面してから、早くも十日の日が経った。私はあれからと言うもの、今まで以上にお妃教育と自分磨きに励むように。お妃教育は未だに慣れないことも多いし、家庭教師に注意されることも少なくはない。それでも、目標があるからなのかとても頑張れる。……やっぱり、目標って大切なんだなぁって実感。
「す、すみません……」
「いえいえ、こちらは誰もが間違えやすい引っかけ問題なので。もう一度、後でおさらいしましょうか」
家庭教師は、私の失敗を笑うこともなく根気強く付き合ってくれる。……ほかにもお妃教育を受けている令嬢は、数名いる。もちろん、その人たちも王子様の婚約者。だけど、私よりもずっと優秀……だと、噂で聞いた。特に、王太子である第一王子殿下の婚約者は、一部では『淑女の鑑』なんて呼ばれているとも。……そんな彼女に、私が勝てるわけがない。
(ううん、ダメよ。弱気になっていては。今できることを、私は必死にやるだけ)
でも、私は私に出来ることをやるだけだ。王子様の婚約者として。そして、立派な公爵夫人になるために。オルランド様の足なんて、引っ張っていられない。私は……あのお方の、足枷になってはいけない。
「エステラ様。少し、休憩にしましょうか」
私がそんなことを考えて問題を解いていると、不意に家庭教師がそう告げてくる。それに驚いて目を瞬かせれば、彼は朗らかに笑いながら「最近、詰め込みすぎなので」と言った。……詰め込みすぎ。それは、裏を返せば無茶をしすぎということなのだろう。
「エステラ様。無理をしすぎてはいけませんよ。……人には人のペースがあります。なので、他の方と比べなくてもよろしいのです」
家庭教師はそう言って、私の頭を優しく撫でてくれた。私に付けられている座学の家庭教師は、齢六十の男性。とある伯爵家の元当主であり、今は引退してこうやってお妃教育の家庭教師を務めている。彼にとって、私は孫娘のような存在なのだろうな。それは、すぐに想像が出来る。
「……ですが」
「エステラ様の努力は、素晴らしい物です。なので、自分を卑下することはありませんよ。それに、焦る必要もないです」
そう言われて、私は俯いてしまう。……焦っているというのは、分かっている。自覚している。他の方々に、追いつかなくちゃと言う焦りは、心を支配している。それでも、やっぱり。……私の所為で、オルランド様の足を引っ張るのだけは、嫌だった。
「……私、やっぱりオルランド様の足を引っ張りたくないです。ヴィオランテ様も、私のことを認めないと、おっしゃっていましたし……」
苦笑を浮かべながらそんな言葉を零せば、彼は「……ですが、その言葉の裏に込められた感情に、エステラ様は気が付かれているじゃありませんか」と言ってくれる。……ヴィオランテ様の、言葉の裏。それは、私にも分かっている。でも、その所為で。私は彼女に認められたいという気持ちを強めてしまっていた。
「ヴィオランテ様は、あんな雰囲気ですが、内面はとてもお優しい人物でございます」
「……そうなの、ですか」
「はい。オルランド殿下との仲は、あまりよくありませんけれどね」
彼はそう言って、また朗らかに笑った。ヴィオランテ様とオルランド様の仲があまりよくないのは、私だって知っていることだ。というか、オルランド様が一方的に嫌悪感を抱いているというのが、正しいのかもしれない。
「いやぁ、懐かしいですなぁ。オルランド殿下の教育の一部も、私が担当しましてね」
私の心の中で様々な感情が交錯していると、不意に家庭教師はそう言って笑っていた。……そうだった、のね。それは、初耳の情報だ。
「ですがまぁ、あのお方はとても優秀でしたよ。何処か人間味のないお方でしたがね。……いつの間にか、人間らしくなられて。幼少期は、感情の一つも表に出さないお方だったのです」
家庭教師のその言葉は、とてもではないが信じられない言葉だった。オルランド様は、いつだって笑顔の仮面を着けていた。内心は笑っていなくても、オルランド様はは表面上はずっと笑っていた。
「それは、初耳です」
「そうでしょうねぇ。いつの間にか偽りの笑みを浮かべるようになってしまいましたし。ですが、今のオルランド殿下はとても人間らしいです」
……その変化は、一体なにがきっかけだったのだろうか。そう思い、私は休憩用に出されていた紅茶を一口飲む。その紅茶は王宮のものと言うだけはあり、かなり美味しい。でも、お母様のコレクションの方が美味しい気もする。
「きっと、エステラ様に惚れたから、変わられたのでしょうね」
「そういうもの、でしょうか?」
「えぇ、恋は人を容易く変えますからね」
笑いながらそう言われるけれど、それはにわかには信じがたいことだった。そもそも、いきなりそんなことを言われても戸惑うだけだし。
「誰が何を言おうとも、私はオルランド様にはエステラ様がお似合いだと思っておりますよ。……きっと、皆様そう思うようになります」
そう言われて、私は「……頑張り、ます」とだけ返事をした。今は無理でも、いつかは。そう願うことくらい、許してほしい。その願いに届くように、頑張って努力はするのだから。
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