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本編 第3章
スキンシップ【☆】
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「あ、ぁ、いやぁ……!」
その感覚にヴェルディアナは大きな悲鳴を上げてしまった。その声を面白がるかのように、リベラトーレはヴェルディアナの胸の頂をつまむ力を強くした。
胸の頂をぐりぐりと刺激され、ヴェルディアナの身体が熱くなっていく。
……こんな感覚、知らない。
そう言いたいのに、口から漏れるのは嬌声にも似た悲鳴だけ。
「ヴェルディアナの声、甘ったるい。……もっと、もっと聞かせて」
ヴェルディアナの嬌声を聞いたリベラトーレは、そんなことを零すとヴェルディアナの胸の頂をさらに強くつまむ。そうすれば、ヴェルディアナの身体が露骨に震えた。その感覚が怖くなり、ヴェルディアナはリベラトーレの手に自身の手を重ね、「やめ、て」と懇願した。
「……やめて? もっと続けての間違いでしょう。……ここ、主張し始めていますから」
そう言って、リベラトーレはヴェルディアナの胸の頂を爪で軽くひっかいた。その瞬間、ヴェルディアナの口からはさらなる大きな嬌声が漏れた。こんな感覚、知らない。そう思いながら首を横にぶんぶんと振れば、リベラトーレは「これは、一種のスキンシップですよ」なんて言う。
「愛する恋人同士の、軽いふれあい。……ヴェルディアナのことを俺は愛していますし、特に問題はないでしょう?」
「……い、や」
一方的な愛情の押しつけは、迷惑でしかない。そう言いたいのに、口から漏れるのは嬌声と悲鳴だけ。その所為で、ヴェルディアナは言いたいことも言えなかった。首を横にぶんぶんと振り、快楽を逃そうと身体をよじる。なのに、全く抵抗にはならなかった。
「ほら、答えてください。……処女ですか?」
甘く、堕とすように。そう囁かれ、ヴェルディアナは口を開きかける。それでも、寸前でぐっと踏みとどまり、首を横に振って「言わない」という意思を伝えた。教えない。絶対に、教えてたまるものか。
「……本当に強情ですよね。……じゃあ、下も触ってあげますよ。指を挿れたら、処女かどうかもわかるでしょうし」
しかし、リベラトーレは何処までも残酷だった。
そんな宣言をし、リベラトーレの指はヴェルディアナの身体を伝い、胸からヴェルディアナの秘所へと移動する。そのまま下着の中に手を差し込み、ヴェルディアナのまだ誰にも触れられたことのない部分を指でなぞる。
「……ぁ、あぁ!」
「……湿ってる。ヴェルディアナ、感じたんですよね」
耳元でそう囁かれ、蜜口に指をかすめられる。その瞬間、ぬるりとしたようなものが身体の奥からあふれ出す。
それは、正真正銘ヴェルディアナが先ほどの行為で感じたという証拠。その所為で、ヴェルディアナは顔が真っ赤になるのを実感した。……こんな、七つも年下の青年に弄ばれるなんて。そう思うと、悲しくなってしまう。
「もっと、もっと触ってあげます。……もっと、濡らしましょうね」
対するリベラトーレはそう言うと、ヴェルディアナの秘所を一度だけ手で撫でると、そのまま蜜壺に浅く指を出し入れする。しかし、すぐに指を抜くとその上にある花芯に指を添えた。
「……やっぱり、まずはこっちから弄ってあげます」
そう言って、リベラトーレはヴェルディアナの花芯をゆっくりと指で撫でる。そうすれば、ヴェルディアナの身体には先ほどよりもずっと強い快楽が走った。そのため、ヴェルディアナの口からは「ひゃあぁあっ!」という悲鳴が漏れてしまう。
その間にも、馬車はカタカタと音を立てて走っている。
「ヴェルディアナ、感じますよね、ここ。……もっと、弄ってあげます」
「いや、いやぁああ!」
リベラトーレの服を掴みながら、いやいやと幼子が駄々をこねるように伝えてもリベラトーレの手は止まらない。だだ、ヴェルディアナの花芯を虐め続けるだけだ。
敏感な神経の塊を刺激され続け、ヴェルディアナの身体ががくんがくんと跳ねていく。
――こんな感覚、本当に知らない!
そう言いたいのに、言ってしまえば処女だとバレてしまう。そう考え、唇を必死に結ぶ。嬌声を、漏らさないように。
「……蜜、いっぱい溢れてきた。……ヴェルディアナ、濡れやすいんですよね。……これ、ほかの男に知られていたら嫌だなぁ」
リベラトーレはそんなことをボソッと零すものの、ヴェルディアナの身体が感じやすいということを知っている男性は、この世にはいない。いや、今一人出来た。その人物は、もちろんリベラトーレ。
「うぁ……! いや、いやぁああ!」
「……その反応、処女っぽいんですよね。やった。俺、ヴェルディアナのハジメテになれるんですね」
そんな言葉を零し、リベラトーレはヴェルディアナのワンピースをまくり上げその胸を露わにする。すると、そのまま片方の胸の頂に口を近づけ――そこをぺろりと舌で舐めた。
「ぁ!」
「ヴェルディアナ、一回達しましょう」
そう言われ、リベラトーレの指の動きが早くなる。淫らな水音が馬車の中に響き、ヴェルディアナの気持ちまでをも淫らにしていく。このまま、身を委ねてしまえたら。きっと自分は――楽になる。そう思うのに。
(こんなの、いや……!)
微かに残った理性が邪魔をする。その理性はリベラトーレの行動を最低だと思い、この快楽に身を任せてはいけないと警告を鳴らす。それでも、与えられる快楽はその理性などいとも簡単に吹き飛ばしてしまった。
「ぁ、ああっ! ぁ!」
ヴェルディアナは、リベラトーレの手によって達してしまう。がくん、がくんと身体を揺らし、そのまま身体から力が抜けていく。幸いにも押し倒されていたため、身体を何処かにぶつけることはなかった。
「……ぁ、あ」
「ヴェルディアナ、イっちゃった。……可愛らしい」
そして、肩で息をするヴェルディアナを見つめ、リベラトーレはそんな言葉を零すと――ヴェルディアナの唇に触れるだけの口づけを一つ落とした。
その感覚にヴェルディアナは大きな悲鳴を上げてしまった。その声を面白がるかのように、リベラトーレはヴェルディアナの胸の頂をつまむ力を強くした。
胸の頂をぐりぐりと刺激され、ヴェルディアナの身体が熱くなっていく。
……こんな感覚、知らない。
そう言いたいのに、口から漏れるのは嬌声にも似た悲鳴だけ。
「ヴェルディアナの声、甘ったるい。……もっと、もっと聞かせて」
ヴェルディアナの嬌声を聞いたリベラトーレは、そんなことを零すとヴェルディアナの胸の頂をさらに強くつまむ。そうすれば、ヴェルディアナの身体が露骨に震えた。その感覚が怖くなり、ヴェルディアナはリベラトーレの手に自身の手を重ね、「やめ、て」と懇願した。
「……やめて? もっと続けての間違いでしょう。……ここ、主張し始めていますから」
そう言って、リベラトーレはヴェルディアナの胸の頂を爪で軽くひっかいた。その瞬間、ヴェルディアナの口からはさらなる大きな嬌声が漏れた。こんな感覚、知らない。そう思いながら首を横にぶんぶんと振れば、リベラトーレは「これは、一種のスキンシップですよ」なんて言う。
「愛する恋人同士の、軽いふれあい。……ヴェルディアナのことを俺は愛していますし、特に問題はないでしょう?」
「……い、や」
一方的な愛情の押しつけは、迷惑でしかない。そう言いたいのに、口から漏れるのは嬌声と悲鳴だけ。その所為で、ヴェルディアナは言いたいことも言えなかった。首を横にぶんぶんと振り、快楽を逃そうと身体をよじる。なのに、全く抵抗にはならなかった。
「ほら、答えてください。……処女ですか?」
甘く、堕とすように。そう囁かれ、ヴェルディアナは口を開きかける。それでも、寸前でぐっと踏みとどまり、首を横に振って「言わない」という意思を伝えた。教えない。絶対に、教えてたまるものか。
「……本当に強情ですよね。……じゃあ、下も触ってあげますよ。指を挿れたら、処女かどうかもわかるでしょうし」
しかし、リベラトーレは何処までも残酷だった。
そんな宣言をし、リベラトーレの指はヴェルディアナの身体を伝い、胸からヴェルディアナの秘所へと移動する。そのまま下着の中に手を差し込み、ヴェルディアナのまだ誰にも触れられたことのない部分を指でなぞる。
「……ぁ、あぁ!」
「……湿ってる。ヴェルディアナ、感じたんですよね」
耳元でそう囁かれ、蜜口に指をかすめられる。その瞬間、ぬるりとしたようなものが身体の奥からあふれ出す。
それは、正真正銘ヴェルディアナが先ほどの行為で感じたという証拠。その所為で、ヴェルディアナは顔が真っ赤になるのを実感した。……こんな、七つも年下の青年に弄ばれるなんて。そう思うと、悲しくなってしまう。
「もっと、もっと触ってあげます。……もっと、濡らしましょうね」
対するリベラトーレはそう言うと、ヴェルディアナの秘所を一度だけ手で撫でると、そのまま蜜壺に浅く指を出し入れする。しかし、すぐに指を抜くとその上にある花芯に指を添えた。
「……やっぱり、まずはこっちから弄ってあげます」
そう言って、リベラトーレはヴェルディアナの花芯をゆっくりと指で撫でる。そうすれば、ヴェルディアナの身体には先ほどよりもずっと強い快楽が走った。そのため、ヴェルディアナの口からは「ひゃあぁあっ!」という悲鳴が漏れてしまう。
その間にも、馬車はカタカタと音を立てて走っている。
「ヴェルディアナ、感じますよね、ここ。……もっと、弄ってあげます」
「いや、いやぁああ!」
リベラトーレの服を掴みながら、いやいやと幼子が駄々をこねるように伝えてもリベラトーレの手は止まらない。だだ、ヴェルディアナの花芯を虐め続けるだけだ。
敏感な神経の塊を刺激され続け、ヴェルディアナの身体ががくんがくんと跳ねていく。
――こんな感覚、本当に知らない!
そう言いたいのに、言ってしまえば処女だとバレてしまう。そう考え、唇を必死に結ぶ。嬌声を、漏らさないように。
「……蜜、いっぱい溢れてきた。……ヴェルディアナ、濡れやすいんですよね。……これ、ほかの男に知られていたら嫌だなぁ」
リベラトーレはそんなことをボソッと零すものの、ヴェルディアナの身体が感じやすいということを知っている男性は、この世にはいない。いや、今一人出来た。その人物は、もちろんリベラトーレ。
「うぁ……! いや、いやぁああ!」
「……その反応、処女っぽいんですよね。やった。俺、ヴェルディアナのハジメテになれるんですね」
そんな言葉を零し、リベラトーレはヴェルディアナのワンピースをまくり上げその胸を露わにする。すると、そのまま片方の胸の頂に口を近づけ――そこをぺろりと舌で舐めた。
「ぁ!」
「ヴェルディアナ、一回達しましょう」
そう言われ、リベラトーレの指の動きが早くなる。淫らな水音が馬車の中に響き、ヴェルディアナの気持ちまでをも淫らにしていく。このまま、身を委ねてしまえたら。きっと自分は――楽になる。そう思うのに。
(こんなの、いや……!)
微かに残った理性が邪魔をする。その理性はリベラトーレの行動を最低だと思い、この快楽に身を任せてはいけないと警告を鳴らす。それでも、与えられる快楽はその理性などいとも簡単に吹き飛ばしてしまった。
「ぁ、ああっ! ぁ!」
ヴェルディアナは、リベラトーレの手によって達してしまう。がくん、がくんと身体を揺らし、そのまま身体から力が抜けていく。幸いにも押し倒されていたため、身体を何処かにぶつけることはなかった。
「……ぁ、あ」
「ヴェルディアナ、イっちゃった。……可愛らしい」
そして、肩で息をするヴェルディアナを見つめ、リベラトーレはそんな言葉を零すと――ヴェルディアナの唇に触れるだけの口づけを一つ落とした。
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