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夏休み
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いってらっしゃい、と入り口から送り出されたそこは、都内にほど近い人気テーマパークだ。
学校が夏休みになって、僕は千尋とここに遊びに来ている。
今日は絶好の外出日和で、よく晴れている。そして、暑い。
「あちいなぁ」
「本当にねー。帽子かぶってくれば良かったなぁ」
「ん」
千尋が自分の帽子を僕の頭にかぶせてくれる。
「千尋があっつくなっちゃうじゃん」
「オレは慣れてるからいいんだよ」
確かに千尋と違って、僕はあまり外に出ない。半袖になるとますます体格差がわかって、なんだか恥ずかしいくらいだ。もう少し鍛えたほうがいいのかもしれない。
「僕のこと、今もやしって思ったでしょ!!」
「思った!」
「もー!」
でもなんだかすごく楽しい。
僕たちは笑い合った。
「何からいく?」
ガイドマップを見ながら千尋は言う。
「ジェットコースターいこ!」
まだ開園したばかりで人も少ない。
人気のアトラクションに乗るなら早いうちに動いたほうがいい。
僕らは慌ててそこを目指した。
「30分待ちか」
「よかった」
千尋と列に入る前に待ち時間のボードを確認した。まだ早いほうだ。
僕らは張り切って並んだ。
「ここって、一緒に待てるやつじゃなきゃ遊べないよな」
千尋がぽつ、という。
確かにそれはそうだ。
このテーマパークには、あるジンクスがある。初デートをここでするのは避けたほうがいい、というものだ。
確かに長時間、列に並び続けるのはそれなりに忍耐がいる。
初デートという不安定な状態でそれはきついのだと思う。
お互いに会話が続かなければなんとなく気まずいだろうし。
僕はちら、と千尋を見た。
「なんだ?」
「僕たちもここに二人きりで来たことないよね?」
「だな、ま、ゆっくり行こうぜ」
そう言ってくれる千尋は優しい、なんだか嬉しくなる。
ふざけて千尋の腕を掴むと、千尋はそれをぶんぶんと振る。
楽しい。
「お、そろそろだ」
背の高い千尋が言う。
こういう時、もう少し身長があればなあ、と悔しく思う。
僕だってそれなりに身長はあるのに、千尋が大きすぎる。
ずるいよね。
「シャッターチャンスの時決めようぜ」
「いーよー!」
僕も千尋も絶叫マシンが大好きなので、それは暗黙のルールだ。
修学旅行の時も班は違ってもお互いに写真を見せ合ったりしていた。
ようやく僕らの番が来て、コースターに乗り込む。
「一番前とかツイてるな」
「だね!」
ジェットコースターは何度乗っても面白い。飽きないんだよなー。
降りてすぐ、二人で早速写真を確認した。
「あ、カナタいた」
「え、どこどこ!」
しっかりポーズを決めている自分たちに二人で笑う。
「次どこいく?」
千尋が聞いてきたので、僕は考えた。
ここには楽しいものがありすぎるからよく厳選しなければ。
「あれ?」
「どした?」
場内に入ってから僕はずっと気になっていたことがあった。
さっきから白い大きなうさぎのぬいぐるみを抱えているお客さんをよく見かけている気がする。このテーマパークのメインキャラだ。
僕の視線に気が付いたのか千尋は頷いた。
「あれ、ゲームの景品らしいぜ。
期間限定だってさ」
「やってみたい!!」
千尋は笑って手を差し伸べてくる。
僕はその手を握った。
すごくデートっぽい!
途中で飲み物を買ってゲームの列に並ぶ。
他の人がゲームをプレイしているのを応援しながら見るのは楽しい。
「カナタ、ルールわかってるか?」
「うん、ボールをかごに入れるんだよね?」
「ボールが戻ってきたらもう一回投げられるってよ」
チャンスは三回。
僕はドキドキしながら順番を待った。
ついにスタッフさんに案内されて僕らの番が来た。
「カナタ、頑張れ」
千尋に応援されて、僕はボールを投げる。ボールなんて体育の時間に少し触るくらいだ。
僕の投げたボールはよろよろとかごの外に落ちた。
「じゃ、オレの番な」
僕らは次のアトラクションを目指して歩いていた。
「すごいよ、千尋ー」
「簡単だったな」
僕は腕の中のうさぎのぬいぐるみを見つめた。
千尋は一発でボールをかごに入れてしまった。周りから拍手が起きたくらいだ。
かっこいい。
(そりゃあ女の子にもてるよなー)
千尋をちら、と見ると目が合う。
「カナタ、疲れたか?」
さっきから千尋は遅い僕を引っ張って歩いてくれてる。
「ん、お腹空いた!」
「あー、混む前に早めに行くか」
そんなことを言って、千尋はガイドマップを取り出して見始めた。
「ね、千尋?」
「ん?」
「あのさ!」
そこに大音量で音楽が流れ始める。
どうやら近くでショーが始まったようだ。
「カナタ、こっち」
千尋に引っ張られる。
しばらく歩くと人がいなくなった。
みんな、ショーを見に行ったのかな、なんて僕はぼんやり考えた。
「カナタ、どうした?」
千尋は真っ直ぐ僕を見つめてくる。
「あのさ、どうして僕を好きになってくれたの?」
それはずっと、千尋から直接聞きたかった。
「その言葉はそのままお前に返す」
「え?」
千尋は赤くなっている。照れている千尋なんて滅多に見られない。
「お前こそ、オレでいいのかよ」
「あ、当たり前だろ!
こんなに好きなのに!」
千尋に僕はこんなにも惹かれている。
外見とか中身とか、もうそういう次元じゃない。
もっと深い部分で千尋が大好きなんだ。
「オレも同じ気持ちだよ」
千尋は僕の手を自分の胸元にあてる。
「お前のこと、オレの命くらい大事にしたい」
千尋の鼓動が伝わってくる。
それは力強くて、千尋が生きている証だった。
「千尋、好きだよ」
「オレも」
僕たちはしばらくそうしていた。
だんだん恥ずかしくなってきて、お互い謝りながら離れた。
「ほら、カナタ。飯行くぞ」
「あ、うん!」
なんだか気まずくて、でも嬉しくて、僕は千尋に駆け寄った。
こうして一日はあっという間に過ぎていった。
閉園のパレードまで楽しんで、テーマパークを後にする。
気まずくなったりもしたけれど、二人きりですごくドキドキした。
写真もいっぱい撮った。
楽しい思い出になるのは間違いない。
今日、千尋は僕の家に泊まることになっていた。
それもまた嬉しい。
家に帰ると、母さんがご馳走を作って待っていてくれた。
「千尋くん、久しぶりー。
おばちゃん、いっぱい作ったから沢山食べてねー」
「あ、ありがとうございます」
唐揚げからポテトサラダ、ミニハンバーグまである。
母さんは相当張り切って作ってくれたようだ。
「カナ、千尋くんに迷惑かけなかったよね?」
「もー、大丈夫だよ!」
僕だって高校生になったんだから、もう少し信頼してもらいたい。
「あ、うまっ」
千尋が声を上げる。
母さんのご飯が美味しいのは、僕が保証する。
母さんも満足そうに笑う。
僕らはお腹いっぱい食べて部屋に引っ込んだ。
母さんがこれからお風呂をわかしてくれるみたいだ。
「お前、宿題やってるんだろうな?」
「数学教えてよー!」
千尋は舌打ちする。
「1回しか教えないからな!」
なんだかんだ千尋は優しい。
母さんが呼びに来るまで、僕らは宿題と格闘した。
お風呂に順番に入って、ようやく寝るだけになる。
僕は自分のベッドの横に布団を敷いた。
千尋はお客様だし、ベッドで寝てもらおう。
明かりを暗くして横になる。
今日はすごく楽しかった。
すごく疲れているはずなのに、何故か寝付けない。
(なんかドキドキする)
千尋はもう寝ちゃったかな?
気配をうかがうけど分からない。
「カナタ、起きてるか?」
「うん」
千尋が動く気配がした。
僕も思わず起き上がる。
す、と千尋の腕が僕を抱き寄せる。
「千尋?」
一応小声で尋ねたけど千尋は応えてくれなかった。
千尋の体は熱くて、その熱が僕に伝わってくる。
ただ抱きしめられているだけなのに、千尋と一つになってしまったようだ。
「今日ずっとお前を独り占めしたかった」
千尋の声が掠れて泣きそうで、僕の胸も苦しくなる。
千尋は時々すごく脆く思えて、放っておけない。
「ん、僕もだよ」
なんとか答えると千尋が笑う。
さっきまでの切羽詰まった感じが消える。
「カナタ、ずっとオレと居てくれるか?」
千尋の大きな手が僕の背中を更に抱き寄せる。
「ん、居るよ。千尋のこと、大好きだよ」
僕たちはそのままキスをした。
千尋はする、と僕から離れる。
なんだか寂しかったけど、僕は何も言えなかった。
これ以上は怖すぎる。
「もう寝よう、明日は宿題しなきゃな」
「うん」
千尋は僕を想って離れてくれたんだなとそこで分かった。
(千尋、やっぱり優しい)
千尋のことをもっと知りたい。
僕はもっと君と前に進みたい。
おわり
学校が夏休みになって、僕は千尋とここに遊びに来ている。
今日は絶好の外出日和で、よく晴れている。そして、暑い。
「あちいなぁ」
「本当にねー。帽子かぶってくれば良かったなぁ」
「ん」
千尋が自分の帽子を僕の頭にかぶせてくれる。
「千尋があっつくなっちゃうじゃん」
「オレは慣れてるからいいんだよ」
確かに千尋と違って、僕はあまり外に出ない。半袖になるとますます体格差がわかって、なんだか恥ずかしいくらいだ。もう少し鍛えたほうがいいのかもしれない。
「僕のこと、今もやしって思ったでしょ!!」
「思った!」
「もー!」
でもなんだかすごく楽しい。
僕たちは笑い合った。
「何からいく?」
ガイドマップを見ながら千尋は言う。
「ジェットコースターいこ!」
まだ開園したばかりで人も少ない。
人気のアトラクションに乗るなら早いうちに動いたほうがいい。
僕らは慌ててそこを目指した。
「30分待ちか」
「よかった」
千尋と列に入る前に待ち時間のボードを確認した。まだ早いほうだ。
僕らは張り切って並んだ。
「ここって、一緒に待てるやつじゃなきゃ遊べないよな」
千尋がぽつ、という。
確かにそれはそうだ。
このテーマパークには、あるジンクスがある。初デートをここでするのは避けたほうがいい、というものだ。
確かに長時間、列に並び続けるのはそれなりに忍耐がいる。
初デートという不安定な状態でそれはきついのだと思う。
お互いに会話が続かなければなんとなく気まずいだろうし。
僕はちら、と千尋を見た。
「なんだ?」
「僕たちもここに二人きりで来たことないよね?」
「だな、ま、ゆっくり行こうぜ」
そう言ってくれる千尋は優しい、なんだか嬉しくなる。
ふざけて千尋の腕を掴むと、千尋はそれをぶんぶんと振る。
楽しい。
「お、そろそろだ」
背の高い千尋が言う。
こういう時、もう少し身長があればなあ、と悔しく思う。
僕だってそれなりに身長はあるのに、千尋が大きすぎる。
ずるいよね。
「シャッターチャンスの時決めようぜ」
「いーよー!」
僕も千尋も絶叫マシンが大好きなので、それは暗黙のルールだ。
修学旅行の時も班は違ってもお互いに写真を見せ合ったりしていた。
ようやく僕らの番が来て、コースターに乗り込む。
「一番前とかツイてるな」
「だね!」
ジェットコースターは何度乗っても面白い。飽きないんだよなー。
降りてすぐ、二人で早速写真を確認した。
「あ、カナタいた」
「え、どこどこ!」
しっかりポーズを決めている自分たちに二人で笑う。
「次どこいく?」
千尋が聞いてきたので、僕は考えた。
ここには楽しいものがありすぎるからよく厳選しなければ。
「あれ?」
「どした?」
場内に入ってから僕はずっと気になっていたことがあった。
さっきから白い大きなうさぎのぬいぐるみを抱えているお客さんをよく見かけている気がする。このテーマパークのメインキャラだ。
僕の視線に気が付いたのか千尋は頷いた。
「あれ、ゲームの景品らしいぜ。
期間限定だってさ」
「やってみたい!!」
千尋は笑って手を差し伸べてくる。
僕はその手を握った。
すごくデートっぽい!
途中で飲み物を買ってゲームの列に並ぶ。
他の人がゲームをプレイしているのを応援しながら見るのは楽しい。
「カナタ、ルールわかってるか?」
「うん、ボールをかごに入れるんだよね?」
「ボールが戻ってきたらもう一回投げられるってよ」
チャンスは三回。
僕はドキドキしながら順番を待った。
ついにスタッフさんに案内されて僕らの番が来た。
「カナタ、頑張れ」
千尋に応援されて、僕はボールを投げる。ボールなんて体育の時間に少し触るくらいだ。
僕の投げたボールはよろよろとかごの外に落ちた。
「じゃ、オレの番な」
僕らは次のアトラクションを目指して歩いていた。
「すごいよ、千尋ー」
「簡単だったな」
僕は腕の中のうさぎのぬいぐるみを見つめた。
千尋は一発でボールをかごに入れてしまった。周りから拍手が起きたくらいだ。
かっこいい。
(そりゃあ女の子にもてるよなー)
千尋をちら、と見ると目が合う。
「カナタ、疲れたか?」
さっきから千尋は遅い僕を引っ張って歩いてくれてる。
「ん、お腹空いた!」
「あー、混む前に早めに行くか」
そんなことを言って、千尋はガイドマップを取り出して見始めた。
「ね、千尋?」
「ん?」
「あのさ!」
そこに大音量で音楽が流れ始める。
どうやら近くでショーが始まったようだ。
「カナタ、こっち」
千尋に引っ張られる。
しばらく歩くと人がいなくなった。
みんな、ショーを見に行ったのかな、なんて僕はぼんやり考えた。
「カナタ、どうした?」
千尋は真っ直ぐ僕を見つめてくる。
「あのさ、どうして僕を好きになってくれたの?」
それはずっと、千尋から直接聞きたかった。
「その言葉はそのままお前に返す」
「え?」
千尋は赤くなっている。照れている千尋なんて滅多に見られない。
「お前こそ、オレでいいのかよ」
「あ、当たり前だろ!
こんなに好きなのに!」
千尋に僕はこんなにも惹かれている。
外見とか中身とか、もうそういう次元じゃない。
もっと深い部分で千尋が大好きなんだ。
「オレも同じ気持ちだよ」
千尋は僕の手を自分の胸元にあてる。
「お前のこと、オレの命くらい大事にしたい」
千尋の鼓動が伝わってくる。
それは力強くて、千尋が生きている証だった。
「千尋、好きだよ」
「オレも」
僕たちはしばらくそうしていた。
だんだん恥ずかしくなってきて、お互い謝りながら離れた。
「ほら、カナタ。飯行くぞ」
「あ、うん!」
なんだか気まずくて、でも嬉しくて、僕は千尋に駆け寄った。
こうして一日はあっという間に過ぎていった。
閉園のパレードまで楽しんで、テーマパークを後にする。
気まずくなったりもしたけれど、二人きりですごくドキドキした。
写真もいっぱい撮った。
楽しい思い出になるのは間違いない。
今日、千尋は僕の家に泊まることになっていた。
それもまた嬉しい。
家に帰ると、母さんがご馳走を作って待っていてくれた。
「千尋くん、久しぶりー。
おばちゃん、いっぱい作ったから沢山食べてねー」
「あ、ありがとうございます」
唐揚げからポテトサラダ、ミニハンバーグまである。
母さんは相当張り切って作ってくれたようだ。
「カナ、千尋くんに迷惑かけなかったよね?」
「もー、大丈夫だよ!」
僕だって高校生になったんだから、もう少し信頼してもらいたい。
「あ、うまっ」
千尋が声を上げる。
母さんのご飯が美味しいのは、僕が保証する。
母さんも満足そうに笑う。
僕らはお腹いっぱい食べて部屋に引っ込んだ。
母さんがこれからお風呂をわかしてくれるみたいだ。
「お前、宿題やってるんだろうな?」
「数学教えてよー!」
千尋は舌打ちする。
「1回しか教えないからな!」
なんだかんだ千尋は優しい。
母さんが呼びに来るまで、僕らは宿題と格闘した。
お風呂に順番に入って、ようやく寝るだけになる。
僕は自分のベッドの横に布団を敷いた。
千尋はお客様だし、ベッドで寝てもらおう。
明かりを暗くして横になる。
今日はすごく楽しかった。
すごく疲れているはずなのに、何故か寝付けない。
(なんかドキドキする)
千尋はもう寝ちゃったかな?
気配をうかがうけど分からない。
「カナタ、起きてるか?」
「うん」
千尋が動く気配がした。
僕も思わず起き上がる。
す、と千尋の腕が僕を抱き寄せる。
「千尋?」
一応小声で尋ねたけど千尋は応えてくれなかった。
千尋の体は熱くて、その熱が僕に伝わってくる。
ただ抱きしめられているだけなのに、千尋と一つになってしまったようだ。
「今日ずっとお前を独り占めしたかった」
千尋の声が掠れて泣きそうで、僕の胸も苦しくなる。
千尋は時々すごく脆く思えて、放っておけない。
「ん、僕もだよ」
なんとか答えると千尋が笑う。
さっきまでの切羽詰まった感じが消える。
「カナタ、ずっとオレと居てくれるか?」
千尋の大きな手が僕の背中を更に抱き寄せる。
「ん、居るよ。千尋のこと、大好きだよ」
僕たちはそのままキスをした。
千尋はする、と僕から離れる。
なんだか寂しかったけど、僕は何も言えなかった。
これ以上は怖すぎる。
「もう寝よう、明日は宿題しなきゃな」
「うん」
千尋は僕を想って離れてくれたんだなとそこで分かった。
(千尋、やっぱり優しい)
千尋のことをもっと知りたい。
僕はもっと君と前に進みたい。
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