10 / 12
闇と光の決戦
しおりを挟む
スタッ。
昴「速かったな。」
そう昴が言った直後同時に俊也と光太が来た。
俊也「これくらい当然だ。もう逃がさない。」
光太「もう前のようにはいかないぞ!」
昴「そのようだね。」
昴が言い終わった瞬間3人は戦い出した。昴も今回は真剣な表情だ。昴は俊也のナイフをよけ、すぐに光太のナイフが昴の頬をかすった。昴も反撃するため俊也に腕を伸ばす。しかし俊也はそれをよけ蹴りに入る。光太も昴の攻撃をガードするかよけて行く。それの繰り返しが続き、どれ程たっただろう。その繰り返しが突如終わった。昴はナイフで刺すと見せかけ光太を蹴った。光太はそれを受け止めようとしたが、吹っ飛ばされてしまった。
俊也「光太!」
光太「平気平気。気にすんな。」
昴「そうだよ。よそ見するなんてずいぶん余裕だねっ。」
昴の拳が俊也にあたった。
俊也「うっ。」
光太「バカ!人の心配なんてするからだ!」
俊也「まだまだ!」
そう言って俊也はまたナイフで刺しににかかる。
光太「大バカ!体制も整えてない上に一人で突っ込むな!」
案の定、俊也はまた殴られてしまう。殴られた俊也を光太は受け止めた。
光太「考えなしで突っ込むな!それじゃ2年前と同じだろ。」
俊也「ぐっ、ごめん。」
光太「わかったならいいよ。」
俊也(それにしたって、この状況を打開するにはどうすれば...。)
俊也「光太。俺が前から攻撃するから後ろから同時に攻撃して-」
光太「わかった。嫌だけどそれ以上の案も思い付かないし。」
昴「作戦は決まった?」
俊也「あぁ。」
俊也と光太は同時に走りだし、まず光太が攻撃を仕掛け次に俊也が攻撃をする。
昴「さっきと攻撃パターンは変わらないじゃないか。君たちは僕の攻撃を受け体力もない。続かない上に攻撃力も素早さだってない、それじゃあさっきのほうがまだましだよ。」
俊也「俺たちが賭けたのはここからだ!」
ここで俊也と光太は同時に攻撃を仕掛けた。
昴「?」
昴(さっきと何が...!)
昴は一瞬遅れて後ろの光太に気がついた。
昴(同時に攻撃を!?)
昴「くっ。」
昴はギリギリのところでよけ転がった。
そのままの勢いで俊也のナイフが光太を刺してしまう。周りに血の塊が飛び散った。
光太「うっ。」
光太はそのまま地面に転がった。
俊也「光太!!」
昴「はぁ、ここまでだな。よく頑張ったと思うが最後のは予測できただろう。俺がよけたらそうなることくらい。」
俊也「光太...」
昴「後はこいつに止めを刺すだけだ。」
そう言って昴は光太に近づいた。
俊也「やめろ!」
昴(やっと終わる...)
昴「じゃあな。」
グサッ。また血の塊が飛び散った。
昴「何で...」
光太「さよならするのはお前だ。」
昴は倒れた。
昴「俊也、お前!」
俊也の手は真っ赤だ。返り血にしては不自然に血がついている。それは今もポタポタと落ちている。
俊也「やったな!光太。やっとだ。」
光太「俊也こそ演技上手だったよ。さあ、止めを刺さなきゃね。」
昴「...話が違うじゃないか。」
俊也「何いってんだ?」
光太「悪魔の言うことなんて気にするな。やっと俺のお母さんもお父さんも報われる。それに俊也のお母さんも本当の昴さんも。」
昴「本当に俺を殺す気なのか?光太。おいおい、そりゃないだろう?殺すなって言われたからナイフでは傷つけなかったんだぜ?俺と契約したのはこいつじゃなくて、おま...。」
そこまでで光太は悪魔に止めを刺した。
昴「速かったな。」
そう昴が言った直後同時に俊也と光太が来た。
俊也「これくらい当然だ。もう逃がさない。」
光太「もう前のようにはいかないぞ!」
昴「そのようだね。」
昴が言い終わった瞬間3人は戦い出した。昴も今回は真剣な表情だ。昴は俊也のナイフをよけ、すぐに光太のナイフが昴の頬をかすった。昴も反撃するため俊也に腕を伸ばす。しかし俊也はそれをよけ蹴りに入る。光太も昴の攻撃をガードするかよけて行く。それの繰り返しが続き、どれ程たっただろう。その繰り返しが突如終わった。昴はナイフで刺すと見せかけ光太を蹴った。光太はそれを受け止めようとしたが、吹っ飛ばされてしまった。
俊也「光太!」
光太「平気平気。気にすんな。」
昴「そうだよ。よそ見するなんてずいぶん余裕だねっ。」
昴の拳が俊也にあたった。
俊也「うっ。」
光太「バカ!人の心配なんてするからだ!」
俊也「まだまだ!」
そう言って俊也はまたナイフで刺しににかかる。
光太「大バカ!体制も整えてない上に一人で突っ込むな!」
案の定、俊也はまた殴られてしまう。殴られた俊也を光太は受け止めた。
光太「考えなしで突っ込むな!それじゃ2年前と同じだろ。」
俊也「ぐっ、ごめん。」
光太「わかったならいいよ。」
俊也(それにしたって、この状況を打開するにはどうすれば...。)
俊也「光太。俺が前から攻撃するから後ろから同時に攻撃して-」
光太「わかった。嫌だけどそれ以上の案も思い付かないし。」
昴「作戦は決まった?」
俊也「あぁ。」
俊也と光太は同時に走りだし、まず光太が攻撃を仕掛け次に俊也が攻撃をする。
昴「さっきと攻撃パターンは変わらないじゃないか。君たちは僕の攻撃を受け体力もない。続かない上に攻撃力も素早さだってない、それじゃあさっきのほうがまだましだよ。」
俊也「俺たちが賭けたのはここからだ!」
ここで俊也と光太は同時に攻撃を仕掛けた。
昴「?」
昴(さっきと何が...!)
昴は一瞬遅れて後ろの光太に気がついた。
昴(同時に攻撃を!?)
昴「くっ。」
昴はギリギリのところでよけ転がった。
そのままの勢いで俊也のナイフが光太を刺してしまう。周りに血の塊が飛び散った。
光太「うっ。」
光太はそのまま地面に転がった。
俊也「光太!!」
昴「はぁ、ここまでだな。よく頑張ったと思うが最後のは予測できただろう。俺がよけたらそうなることくらい。」
俊也「光太...」
昴「後はこいつに止めを刺すだけだ。」
そう言って昴は光太に近づいた。
俊也「やめろ!」
昴(やっと終わる...)
昴「じゃあな。」
グサッ。また血の塊が飛び散った。
昴「何で...」
光太「さよならするのはお前だ。」
昴は倒れた。
昴「俊也、お前!」
俊也の手は真っ赤だ。返り血にしては不自然に血がついている。それは今もポタポタと落ちている。
俊也「やったな!光太。やっとだ。」
光太「俊也こそ演技上手だったよ。さあ、止めを刺さなきゃね。」
昴「...話が違うじゃないか。」
俊也「何いってんだ?」
光太「悪魔の言うことなんて気にするな。やっと俺のお母さんもお父さんも報われる。それに俊也のお母さんも本当の昴さんも。」
昴「本当に俺を殺す気なのか?光太。おいおい、そりゃないだろう?殺すなって言われたからナイフでは傷つけなかったんだぜ?俺と契約したのはこいつじゃなくて、おま...。」
そこまでで光太は悪魔に止めを刺した。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる