18 / 35
第18話 見張り番の杭
しおりを挟む
「んじゃ、母さんの迎えに行ってくるから」
「行ってらっしゃい。
ああ、父さん、待って。
リントヴルムを呼ぶ時は充分村から離れてからにして。
飛竜《ワイバーン》を見た、ってこの前は村の中で騒ぎになりかけてた」
「なんでだ。
アイツ可愛いのにな~。
偏見だよ」
とブツブツ言いながらも、アーサーは了解の合図に頷いて出て行った。ナイトも玄関まで見送る。
父さんは抜けた処はあるけど、約束は破らない人だ。ああ言っておけば大丈夫。
今日は母親はアディスアメーバと言う都市に行っている。ナイトには良く分からない大人の付き合いと言うモノだ。いいと思う。母親は毎日三食家族の食事を作って、お掃除も洗濯もして、赤ん坊の面倒まで見ているのだ。たまにお出かけしても罰は当たらない。妹の面倒は自分が見る。
それよりも今日見た柵が気になる。
見張り番の杭を打ち込み、その上に作られた柵。邪悪なモンスターは入って来れない。神々の護りの力を持つ。
その柵を破壊できるとしたら、よほど強力なモンスターか、それとも……
一角兎《ホーンラビット》、弱モンスターでありながらその角は何故か見張り番の杭の影響を受けない。むしろ邪悪な力が弱すぎるためかもしれない。
その角で持って地面をほじくり返し、見張り番の杭を抜いてしまうのである。
今日の柵もその影響…………であるかのように見えた。
だが。
何かが引っかかる。誰かが、何かが、気を付けろと言っている。
ナイトは勘と言う言葉を信じない。研ぎ澄まされた観察力と冷静な判断、それに優る物は無い。だが、あえて言うなら潜在意識、人間の言葉には変換仕切れないナニカがあって、それがナイトに違和感を訴えているのだ。
「チックショウ、ついてねーな」
「あのガキ、調子に乗りやがってよ」
ブツブツ言っているのは二人の戦士姿の男。ギガントの父親に雇われた男達である。
「足滑らせたのは自業自得だろ」
「それを逆恨みできるところがアレのすげえトコロだろ」
「そっか。ナニ食ってるとあんなコンジョーワルに育つんだろな」
「知らん。知りたくもねーよ」
言ってるのは彼らの雇い主の話だ。昼間、畑に突っ込んだギガントは機嫌が悪かった。排泄物の臭いをまき散らしながら、男達に当たり散らす。
「あのガキども、今度会ったら痛い目に遭わしてやる。デレージアちゃんだけは別だな。あの娘は気持ちよくしてやる。ジーフはぶん殴って肥溜めに着けてやろう。あの初対面の生意気そうなのはグルグル巻きにしてモンスターの徘徊する荒野に置き去りにしてやんぜ」
「さすが坊ちゃん、性格悪い。その年齢でその性格悪さは凄いですぜ」
「イヤな奴度合いがハンパ無い。イヤな奴世界大会が有ったら優勝出来ますぜ」
「うるせーっ!! オメェラ村の見回りでもして来やがれ!!」
二人の男としては雇い主の息子の機嫌を取ってるつもりなのだが、ギガントには通用しなかった。
すでに時刻は夕方。村の畑は赤く染まっている。もうしばらくしたら暗くなってしまうだろう。
「そろそろ帰っても良いんじゃねーか」
「今日修繕した柵が見えるな。
あそこ確認したら帰ろうぜ」
男達が柵に近づくと見えて来た。小柄なモンスター。角を生やした体長50センチ程度の獣。
一角兎《ホーンラビット》である。
「あっ、あのヤロウ!」
「せっかく直したってのによ。
また壊そうとしてやがる」
「ヤるか?」
「そうだな」
パッと見て、一角兎《ホーンラビット》は1体。村人なら慎重にならねばいけないモンスターだが、彼らは武装した戦士である。恐れるような相手じゃないのだ。
二人の戦士は少し離れた個所から柵を乗り越える。
村の周囲を覆う柵。見張り番の杭を打ち込み、神々の加護の力を持つと言う。人間の住む村とモンスターのうろつく荒野を分かつ境界。
角を下に向け、地面をほじくり返している兎が見える。
二人がかりで一気に仕留めてやろう。
戦士達は剣を槍を構える。
一角兎《ホーンラビット》も近づいて来る人間に警戒したのか、地面を掘るのを止めて真っ赤な目がこちらを向く。
鋭く尖った角が男達の方向に向けられる。それでも男達は恐れはしない。布の服しか着ていない村人にとっては脅威だが、自分達は鉄の胸当てを着けている。よほど当たり所が悪くない限りケガもしない。
「どちらが先に仕留めるか競争するか?」
「メンドくせーよ。
もう暗くなる、夜になる前に仕留めて帰ろうぜ」
「…………?!……」
「…………?!……」
男は剣を腰の鞘へとしまう。槍を持っていた男も背中の鞘袋へとしまうのである。男達が目を向けるのは村の方角。その間に立ち塞がる柵。
デレージア・オーディンヴァレーは自宅に居た。家政婦のアニタが夕食を作ってくれる。デレージアは料理は苦手だけど、配膳くらいは手伝おう。
「うん?
お皿多いわね」
「ハンプティさんの分だーわよ」
「……ああ、うーん。
あの男いつまで家にいるのかしら」
「お役人さんなんだわ。
村長も領主さまから頼まれたと言ってたし、
用件が済むまではずっと家で面倒見るんだと思うんだーわ」
「ええっ?!
ワタシ、アイツ苦手~」
「そうなのかだわ~
アニタは構わないんだーわ。
あの人ハンサムだーし」
うーん。顔がまぁまぁ整ってるのは分かるんだけど。なんか態度が気に入らないのだ。言葉こそ丁寧だけど、どうも村を田舎と馬鹿にしてる雰囲気が感じられてしまうのである。
アイツとは逆だな。アイツは言葉こそぶっきらぼうだけど。その裏には気遣いがある……と思う。
そんな気が勝手にしちゃうデレージアなのである。
そんな事していたら、家に男が飛び込んできたのだ
「タイヘンだ! ガロレィ村長!
柵が壊されて!
モンスターが村に入ってきている。
一角兎《ホーンラビット》に邪悪犬《エビルドッグ》まで居るんだ」
「なんじゃと!」
「なんですって!」
「なんと!だ~わ!」
デレージアが村に出ると、大変な騒ぎになっていた。
村人達が戦っているのである。
一角兎《ホーンラビット》の突撃にぶっ飛ばされる村人。こいつは小柄だけど、脚力があって、突進してくるとそれなりの破壊力。さらに鋭く尖った角を持ってる。角で刺された日には村人の身体に穴が開く。
デレージアも木剣を持って参戦する。
倒れた村人に追撃しようとするモンスターの身体を剣でぶっ叩く。
「デレージアちゃん?!」
「ケガは無い?」
と村人を助け起こす。地面に倒されたけど、その身体から血は流れていない。角はなんとか避けたみたい。
「どうなってるの」
「一角兎《ホーンラビット》が数体村に入り込んだ。
それは大した事無いんだが、邪悪犬《エビルドッグ》まで入って来ちまったみたいなんだ」
「なんですって?!」
邪悪犬《エビルドッグ》。
強モンスターとまでは呼べない、なんて人もいるが村人にとっては充分脅威である。狂暴猪《マッドボア》や黒牛《ブラックブル》のようなモンスターは人間を越える図体で突進してくるだけで、建物を破壊したりする。そこまでの破壊力は無いが、邪悪犬《エビルドッグ》は素早い。人間の攻撃を避け、その鋭い牙で噛みついて来る。その牙は場合によっては鉄の鎧すら貫くと言うのだ。
村人だけで相手出来るモンスターでは無い。
「くっ……何故?!」
「見張り番の杭によって発生する神々の結界。
それを利用した柵でこの村は覆われている。
一角兎《ホーンラビット》は弱い。
だが弱すぎる故にか、邪悪なモンスターを寄せ付けない見張り番の杭の力をほぼ素通りすると言う。
故に一角兎《ホーンラビット》は見張り番の杭を抜いて柵を壊し、もしくは地面を掘り返し地下から村に入ってきてしまうのだ!」
「……あの……
パンプティさん……イキナリ何を解説しだしてるんですか」
「毎日柵を点検さえしていれば、起きない筈の事態だが!
その一角兎《ホーンラビット》に乗じて、邪悪犬《エビルドッグ》まで村に入って来たのか!
邪悪犬《エビルドッグ》は成人男性並みの体長だ。一角兎《ホーンラビット》の通れる程度の小さな穴や、ちょっとした柵に壊れた個所が出来た程度ではなかなか通り抜けられはしないが、
絶対に在り得ない!
とまでは言えない事態だろう」
デレージアが振り返ると、そこには都から来た役人が拳を握りしめながら大声を出していたのであった。
「行ってらっしゃい。
ああ、父さん、待って。
リントヴルムを呼ぶ時は充分村から離れてからにして。
飛竜《ワイバーン》を見た、ってこの前は村の中で騒ぎになりかけてた」
「なんでだ。
アイツ可愛いのにな~。
偏見だよ」
とブツブツ言いながらも、アーサーは了解の合図に頷いて出て行った。ナイトも玄関まで見送る。
父さんは抜けた処はあるけど、約束は破らない人だ。ああ言っておけば大丈夫。
今日は母親はアディスアメーバと言う都市に行っている。ナイトには良く分からない大人の付き合いと言うモノだ。いいと思う。母親は毎日三食家族の食事を作って、お掃除も洗濯もして、赤ん坊の面倒まで見ているのだ。たまにお出かけしても罰は当たらない。妹の面倒は自分が見る。
それよりも今日見た柵が気になる。
見張り番の杭を打ち込み、その上に作られた柵。邪悪なモンスターは入って来れない。神々の護りの力を持つ。
その柵を破壊できるとしたら、よほど強力なモンスターか、それとも……
一角兎《ホーンラビット》、弱モンスターでありながらその角は何故か見張り番の杭の影響を受けない。むしろ邪悪な力が弱すぎるためかもしれない。
その角で持って地面をほじくり返し、見張り番の杭を抜いてしまうのである。
今日の柵もその影響…………であるかのように見えた。
だが。
何かが引っかかる。誰かが、何かが、気を付けろと言っている。
ナイトは勘と言う言葉を信じない。研ぎ澄まされた観察力と冷静な判断、それに優る物は無い。だが、あえて言うなら潜在意識、人間の言葉には変換仕切れないナニカがあって、それがナイトに違和感を訴えているのだ。
「チックショウ、ついてねーな」
「あのガキ、調子に乗りやがってよ」
ブツブツ言っているのは二人の戦士姿の男。ギガントの父親に雇われた男達である。
「足滑らせたのは自業自得だろ」
「それを逆恨みできるところがアレのすげえトコロだろ」
「そっか。ナニ食ってるとあんなコンジョーワルに育つんだろな」
「知らん。知りたくもねーよ」
言ってるのは彼らの雇い主の話だ。昼間、畑に突っ込んだギガントは機嫌が悪かった。排泄物の臭いをまき散らしながら、男達に当たり散らす。
「あのガキども、今度会ったら痛い目に遭わしてやる。デレージアちゃんだけは別だな。あの娘は気持ちよくしてやる。ジーフはぶん殴って肥溜めに着けてやろう。あの初対面の生意気そうなのはグルグル巻きにしてモンスターの徘徊する荒野に置き去りにしてやんぜ」
「さすが坊ちゃん、性格悪い。その年齢でその性格悪さは凄いですぜ」
「イヤな奴度合いがハンパ無い。イヤな奴世界大会が有ったら優勝出来ますぜ」
「うるせーっ!! オメェラ村の見回りでもして来やがれ!!」
二人の男としては雇い主の息子の機嫌を取ってるつもりなのだが、ギガントには通用しなかった。
すでに時刻は夕方。村の畑は赤く染まっている。もうしばらくしたら暗くなってしまうだろう。
「そろそろ帰っても良いんじゃねーか」
「今日修繕した柵が見えるな。
あそこ確認したら帰ろうぜ」
男達が柵に近づくと見えて来た。小柄なモンスター。角を生やした体長50センチ程度の獣。
一角兎《ホーンラビット》である。
「あっ、あのヤロウ!」
「せっかく直したってのによ。
また壊そうとしてやがる」
「ヤるか?」
「そうだな」
パッと見て、一角兎《ホーンラビット》は1体。村人なら慎重にならねばいけないモンスターだが、彼らは武装した戦士である。恐れるような相手じゃないのだ。
二人の戦士は少し離れた個所から柵を乗り越える。
村の周囲を覆う柵。見張り番の杭を打ち込み、神々の加護の力を持つと言う。人間の住む村とモンスターのうろつく荒野を分かつ境界。
角を下に向け、地面をほじくり返している兎が見える。
二人がかりで一気に仕留めてやろう。
戦士達は剣を槍を構える。
一角兎《ホーンラビット》も近づいて来る人間に警戒したのか、地面を掘るのを止めて真っ赤な目がこちらを向く。
鋭く尖った角が男達の方向に向けられる。それでも男達は恐れはしない。布の服しか着ていない村人にとっては脅威だが、自分達は鉄の胸当てを着けている。よほど当たり所が悪くない限りケガもしない。
「どちらが先に仕留めるか競争するか?」
「メンドくせーよ。
もう暗くなる、夜になる前に仕留めて帰ろうぜ」
「…………?!……」
「…………?!……」
男は剣を腰の鞘へとしまう。槍を持っていた男も背中の鞘袋へとしまうのである。男達が目を向けるのは村の方角。その間に立ち塞がる柵。
デレージア・オーディンヴァレーは自宅に居た。家政婦のアニタが夕食を作ってくれる。デレージアは料理は苦手だけど、配膳くらいは手伝おう。
「うん?
お皿多いわね」
「ハンプティさんの分だーわよ」
「……ああ、うーん。
あの男いつまで家にいるのかしら」
「お役人さんなんだわ。
村長も領主さまから頼まれたと言ってたし、
用件が済むまではずっと家で面倒見るんだと思うんだーわ」
「ええっ?!
ワタシ、アイツ苦手~」
「そうなのかだわ~
アニタは構わないんだーわ。
あの人ハンサムだーし」
うーん。顔がまぁまぁ整ってるのは分かるんだけど。なんか態度が気に入らないのだ。言葉こそ丁寧だけど、どうも村を田舎と馬鹿にしてる雰囲気が感じられてしまうのである。
アイツとは逆だな。アイツは言葉こそぶっきらぼうだけど。その裏には気遣いがある……と思う。
そんな気が勝手にしちゃうデレージアなのである。
そんな事していたら、家に男が飛び込んできたのだ
「タイヘンだ! ガロレィ村長!
柵が壊されて!
モンスターが村に入ってきている。
一角兎《ホーンラビット》に邪悪犬《エビルドッグ》まで居るんだ」
「なんじゃと!」
「なんですって!」
「なんと!だ~わ!」
デレージアが村に出ると、大変な騒ぎになっていた。
村人達が戦っているのである。
一角兎《ホーンラビット》の突撃にぶっ飛ばされる村人。こいつは小柄だけど、脚力があって、突進してくるとそれなりの破壊力。さらに鋭く尖った角を持ってる。角で刺された日には村人の身体に穴が開く。
デレージアも木剣を持って参戦する。
倒れた村人に追撃しようとするモンスターの身体を剣でぶっ叩く。
「デレージアちゃん?!」
「ケガは無い?」
と村人を助け起こす。地面に倒されたけど、その身体から血は流れていない。角はなんとか避けたみたい。
「どうなってるの」
「一角兎《ホーンラビット》が数体村に入り込んだ。
それは大した事無いんだが、邪悪犬《エビルドッグ》まで入って来ちまったみたいなんだ」
「なんですって?!」
邪悪犬《エビルドッグ》。
強モンスターとまでは呼べない、なんて人もいるが村人にとっては充分脅威である。狂暴猪《マッドボア》や黒牛《ブラックブル》のようなモンスターは人間を越える図体で突進してくるだけで、建物を破壊したりする。そこまでの破壊力は無いが、邪悪犬《エビルドッグ》は素早い。人間の攻撃を避け、その鋭い牙で噛みついて来る。その牙は場合によっては鉄の鎧すら貫くと言うのだ。
村人だけで相手出来るモンスターでは無い。
「くっ……何故?!」
「見張り番の杭によって発生する神々の結界。
それを利用した柵でこの村は覆われている。
一角兎《ホーンラビット》は弱い。
だが弱すぎる故にか、邪悪なモンスターを寄せ付けない見張り番の杭の力をほぼ素通りすると言う。
故に一角兎《ホーンラビット》は見張り番の杭を抜いて柵を壊し、もしくは地面を掘り返し地下から村に入ってきてしまうのだ!」
「……あの……
パンプティさん……イキナリ何を解説しだしてるんですか」
「毎日柵を点検さえしていれば、起きない筈の事態だが!
その一角兎《ホーンラビット》に乗じて、邪悪犬《エビルドッグ》まで村に入って来たのか!
邪悪犬《エビルドッグ》は成人男性並みの体長だ。一角兎《ホーンラビット》の通れる程度の小さな穴や、ちょっとした柵に壊れた個所が出来た程度ではなかなか通り抜けられはしないが、
絶対に在り得ない!
とまでは言えない事態だろう」
デレージアが振り返ると、そこには都から来た役人が拳を握りしめながら大声を出していたのであった。
3
お気に入りに追加
86
あなたにおすすめの小説
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?

モブっと異世界転生
月夜の庭
ファンタジー
会社の経理課に所属する地味系OL鳳来寺 桜姫(ほうらいじ さくらこ)は、ゲーム片手に宅飲みしながら、家猫のカメリア(黒猫)と戯れることが生き甲斐だった。
ところが台風の夜に強風に飛ばされたプレハブが窓に直撃してカメリアを庇いながら息を引き取った………筈だった。
目が覚めると小さな籠の中で、おそらく兄弟らしき子猫達と一緒に丸くなって寝ていました。
サクラと名付けられた私は、黒猫の獣人だと知って驚愕する。
死ぬ寸前に遊んでた乙女ゲームじゃね?!
しかもヒロイン(茶虎猫)の義理の妹…………ってモブかよ!
*誤字脱字は発見次第、修正しますので長い目でお願い致します。

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

規格外で転生した私の誤魔化しライフ 〜旅行マニアの異世界無双旅〜
ケイソウ
ファンタジー
チビで陰キャラでモブ子の桜井紅子は、楽しみにしていたバス旅行へ向かう途中、突然の事故で命を絶たれた。
死後の世界で女神に異世界へ転生されたが、女神の趣向で変装する羽目になり、渡されたアイテムと備わったスキルをもとに、異世界を満喫しようと冒険者の資格を取る。生活にも慣れて各地を巡る旅を計画するも、国の要請で冒険者が遠征に駆り出される事態に……。

形成級メイクで異世界転生してしまった〜まじか最高!〜
ななこ
ファンタジー
ぱっちり二重、艶やかな唇、薄く色付いた頬、乳白色の肌、細身すぎないプロポーション。
全部努力の賜物だけどほんとの姿じゃない。
神様は勘違いしていたらしい。
形成級ナチュラルメイクのこの顔面が、素の顔だと!!
……ラッキーサイコー!!!
すっぴんが地味系女子だった主人公OL(二十代後半)が、全身形成級の姿が素の姿となった美少女冒険者(16歳)になり異世界を謳歌する話。

異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。

知らない異世界を生き抜く方法
明日葉
ファンタジー
異世界転生、とか、異世界召喚、とか。そんなジャンルの小説や漫画は好きで読んでいたけれど。よく元ネタになるようなゲームはやったことがない。
なんの情報もない異世界で、当然自分の立ち位置もわからなければ立ち回りもわからない。
そんな状況で生き抜く方法は?

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる