15 / 35
第15話 ジーフクリード
しおりを挟む
ジーフクリードは顔を歪める。逢いたくない人間に逢ってしまった。
「……誰だ?」
ひそめた声でナイトくんが訊ねてくる。どう説明した物かな。
「ギガントさん。
今は親の仕事を継ぐ勉強で学校は通わなくなったけど。
去年まで子供達のリーダーだったんだ」
「……ああ」
軽くナイトくんは頷き、納得した風情を出している。
「ああ、って!
そんな簡単に納得しないでよ。
イロイロ事情も有るし、僕も言いたい事たくさんあるんだってばさ。
あのギガントってば体格良いだろ。
去年まで学校通ったなんて信じられないくらいだよ。
ナニ食ってたらそんなデカクなるんだよ!
チクショウ、親が金持ちだからか。
金持ちだと体格までよくなんのかよ。
だけど背が高いだけじゃなくて横にもデブってるからなー。
良いもん食いすぎだっつーの。
辺境で働いてる人達、太ったりしないから。
デブなんてオマエらマックス親子くらいだからな。
身体がデカいだけでも無くてさ。
子供達の中にはアイツの親に雇われてる立場の人の子供もいんの。
だから逆らえないの。
しかもあのギガントってばさ、それを分かってて脅しに来るクズ野郎なの!」
「……テメェ、ジーフクリード!
聞こえてっぞ!」
ジーフは他の人には聞こえない小声でナイトに喋っていた。のだが、話すウチに本人の言った通り言いたい事がイロイロ有ったのだろう、ドンドン話し声が大きくなっていたジーフなのであった。
あうっ、なんてこった?!
ナイト・マーティンの後ろに隠れるジーフ少年である。
「別にそこまで説明されなくてもだいたい分かる。
つまりサル山のサル大将になりたいサルなのだろう」
言ったのは勿論ナイトである。
ナイト、なんてセリフを?!
それってば核心突きすぎ!
ホントのコト言ったら、小物で心根の狭い人は怒っちゃうもんなんだよ!
と言い出したいのをジーフクリードは堪える。
ギガントは明らかに激高しているし、その後ろからは凶器を持った戦士姿の男まで近づいてくるのだ。
「坊ちゃん、どうかしましたか?」
「ああ、お前ら丁度良い。
このガキどもによ、ちょっと剣の稽古でも見せてやってくれねぇか。
こいつら、男の子だろ。
真剣に興味が有るらしいぜ」
どうやらギガントは剣の稽古と言う名目で少年を戦士にいたぶらせるつもりなのだ。子供相手にと責められたら子供達の方からねだったのだとでも強弁するのだろう。
デレージアには見過ごす事は出来ない。
「ギガントさん、ここで何をしていらっしゃるんですか?
ここはピートロさんの畑の裏手です。私たちは頼まれて柵の修繕をしに来たんです」
「デレージアちゃん、それはもういいぜ。
柵の修理なら俺達が終わらせた」
「なんですって?
何故貴方たちが……」
「ああ、ピートロの奴はな。
俺の親父の下に入る事に決めたらしいぜ。
だからここの畑もよ。
もうピートロのモノじゃねぇ。
ウチのモノって事になる」
「…………!!!
ピートロさん、何故?」
「へっ、デレージアちゃんよ。
農業で食っていくってのはお嬢さんが思うよりも大変なんだぜ。
一人じゃ心細いんだろ」
「ギガント……まさか脅したんじゃ……」
「おいっ、人聞きの悪い事言うんじゃねぇ。
それよりも……
デレージアちゃんよ、柵の修繕は終わってる。
ちょいと俺とキミの将来の事に関してでも話し合わねぇか」
「将来ですって……」
ギガントは馴れ馴れしく近付いて、デレージアの肩に手を回すのである。顔を嫌らしく歪めて最悪の言葉を語りだす。
「そうさ。
村長の爺さんはもう年寄りだ。
近いうちに亡くなるのは目に見えている。
そうすると、次の村長になるのは誰だ!?」
「…………くっ」
「普通なら、その息子になる所だがよ。
知ってるぜ、デレージアちゃん。
親父さん、辺境暮らしがイヤになって都へ逃げ出しちまったんだってな。
可哀そうにな。
ひでぇ奴だぜ。
こんな可愛い娘を置いて行くなんて。
だけど安心しろよ、デレージアちゃん。
俺がその分可愛がってやる」
「なに言ってるの?!」
「爺さんがくたばった後、村長になるのは……まぁウチの親父だな。
この村の半分近くはウチの親父に雇われてる。
だけどなぁ、半分は越えてねぇ。
それじゃ、反対意見も多いかもしれねーよな。
だからよ、俺とデレージアちゃんが婚約するってのはどうだ?
するとよ、俺も村長の孫って事になる。
つまりウチの親父もあの村長の親戚だ。
反対意見はぐっと減るわな。
しかも親父の後は俺が継ぐんだ。
つまり村長の孫娘の旦那、デレージアちゃんの最愛の人である俺様がさ。
どうだ、どこっからも文句の来ない将来の展望だろうが」
「…………!!!!」
ジーフクリードは小声で喋ってしまう。
「……うっわー、引くほど嫌なヤツー!
どう見ても都に居るって言うマフィアの一員だよね。
村の権力と美少女どっちも手に入れようって言う最悪の思考。
アレが11歳ってんだからビックリするわー。
年齢誤魔化してない?
実は成人してんじゃ無いの。
デレージアさんの1歳上、誰も信じないよね。
だいたいギガントなんて名前ある?
ギガントって巨人て意味でしょ。
自分の息子にデカ男って着けるようなもんでしょ。
どういうセンスなのさ。
デカ男だよ、デカ男。
僕だったら恥ずかしくて通りを歩けないよね。
そんな変な名前だからデッカくなったの?
背も高いし、横幅もデカイ。
多分その辺の大人より体重重いよね。
ギガントって名前にふさわしくなろうとしてんの?
だったらさ、デカスケベコンジョーワル、って名前にした方がいいよ。
すでにその名前の通りの人間だって、みんな分かってるから」
しかし、ジーフが話しかける相手はそれを聞いていなかった。
修繕した跡のある柵に近付き、それを観察しているのである。
「なんだ子供、そこは俺達が直したぞ」
「俺らの修理に文句でもあんのか」
鉄鎧を着た二人組の戦士。マックス家に雇われてる元冒険者の二人であった。
「……この柵は何故壊れた?」
「知らんな。
一角兎《ホーンラビット》がほじくり返したんだろ」
「俺達が来た時には地面がほじくられ、杭が抜けかけていた。
補修して地面に打ち込んだのさ」
「一角兎《ホーンラビット》か……」
弱モンスターの代表とも言われる。脅威度合いの低さでは巨大蚊《ビッグモスキート》も似たようなものだが。巨大蚊《ビッグモスキート》はそれでも空を飛ぶ。倒すには弓矢の様な飛び道具が必要。
一角兎《ホーンラビット》は角があって突進してはくるものの、その攻撃力は大した事が無い。戦士では無い村人でも注意すれば受け止められる。その間に別の農民が棒で打てば倒せるのだ。戦闘の訓練をした事の無い村人でも対処できるモンスター。
ナイトは柵の外を見回す。暗く鋭い目、ナイトの眼つきの悪さを良く知っているジーフでも引いてしまう程の険しさであった。
「どうしたのさ、ナイト?
この村の外に一角兎《ホーンラビット》が出るのはもう分かってるじゃない。
何度も目撃されてるし、キミのお父さんも何頭か倒したって聞いてるよ」
「……ああ。
一角兎《ホーンラビット》はいるのだろう。
しかし目に見えるモンスターだけが居るとは限らない……」
「……誰だ?」
ひそめた声でナイトくんが訊ねてくる。どう説明した物かな。
「ギガントさん。
今は親の仕事を継ぐ勉強で学校は通わなくなったけど。
去年まで子供達のリーダーだったんだ」
「……ああ」
軽くナイトくんは頷き、納得した風情を出している。
「ああ、って!
そんな簡単に納得しないでよ。
イロイロ事情も有るし、僕も言いたい事たくさんあるんだってばさ。
あのギガントってば体格良いだろ。
去年まで学校通ったなんて信じられないくらいだよ。
ナニ食ってたらそんなデカクなるんだよ!
チクショウ、親が金持ちだからか。
金持ちだと体格までよくなんのかよ。
だけど背が高いだけじゃなくて横にもデブってるからなー。
良いもん食いすぎだっつーの。
辺境で働いてる人達、太ったりしないから。
デブなんてオマエらマックス親子くらいだからな。
身体がデカいだけでも無くてさ。
子供達の中にはアイツの親に雇われてる立場の人の子供もいんの。
だから逆らえないの。
しかもあのギガントってばさ、それを分かってて脅しに来るクズ野郎なの!」
「……テメェ、ジーフクリード!
聞こえてっぞ!」
ジーフは他の人には聞こえない小声でナイトに喋っていた。のだが、話すウチに本人の言った通り言いたい事がイロイロ有ったのだろう、ドンドン話し声が大きくなっていたジーフなのであった。
あうっ、なんてこった?!
ナイト・マーティンの後ろに隠れるジーフ少年である。
「別にそこまで説明されなくてもだいたい分かる。
つまりサル山のサル大将になりたいサルなのだろう」
言ったのは勿論ナイトである。
ナイト、なんてセリフを?!
それってば核心突きすぎ!
ホントのコト言ったら、小物で心根の狭い人は怒っちゃうもんなんだよ!
と言い出したいのをジーフクリードは堪える。
ギガントは明らかに激高しているし、その後ろからは凶器を持った戦士姿の男まで近づいてくるのだ。
「坊ちゃん、どうかしましたか?」
「ああ、お前ら丁度良い。
このガキどもによ、ちょっと剣の稽古でも見せてやってくれねぇか。
こいつら、男の子だろ。
真剣に興味が有るらしいぜ」
どうやらギガントは剣の稽古と言う名目で少年を戦士にいたぶらせるつもりなのだ。子供相手にと責められたら子供達の方からねだったのだとでも強弁するのだろう。
デレージアには見過ごす事は出来ない。
「ギガントさん、ここで何をしていらっしゃるんですか?
ここはピートロさんの畑の裏手です。私たちは頼まれて柵の修繕をしに来たんです」
「デレージアちゃん、それはもういいぜ。
柵の修理なら俺達が終わらせた」
「なんですって?
何故貴方たちが……」
「ああ、ピートロの奴はな。
俺の親父の下に入る事に決めたらしいぜ。
だからここの畑もよ。
もうピートロのモノじゃねぇ。
ウチのモノって事になる」
「…………!!!
ピートロさん、何故?」
「へっ、デレージアちゃんよ。
農業で食っていくってのはお嬢さんが思うよりも大変なんだぜ。
一人じゃ心細いんだろ」
「ギガント……まさか脅したんじゃ……」
「おいっ、人聞きの悪い事言うんじゃねぇ。
それよりも……
デレージアちゃんよ、柵の修繕は終わってる。
ちょいと俺とキミの将来の事に関してでも話し合わねぇか」
「将来ですって……」
ギガントは馴れ馴れしく近付いて、デレージアの肩に手を回すのである。顔を嫌らしく歪めて最悪の言葉を語りだす。
「そうさ。
村長の爺さんはもう年寄りだ。
近いうちに亡くなるのは目に見えている。
そうすると、次の村長になるのは誰だ!?」
「…………くっ」
「普通なら、その息子になる所だがよ。
知ってるぜ、デレージアちゃん。
親父さん、辺境暮らしがイヤになって都へ逃げ出しちまったんだってな。
可哀そうにな。
ひでぇ奴だぜ。
こんな可愛い娘を置いて行くなんて。
だけど安心しろよ、デレージアちゃん。
俺がその分可愛がってやる」
「なに言ってるの?!」
「爺さんがくたばった後、村長になるのは……まぁウチの親父だな。
この村の半分近くはウチの親父に雇われてる。
だけどなぁ、半分は越えてねぇ。
それじゃ、反対意見も多いかもしれねーよな。
だからよ、俺とデレージアちゃんが婚約するってのはどうだ?
するとよ、俺も村長の孫って事になる。
つまりウチの親父もあの村長の親戚だ。
反対意見はぐっと減るわな。
しかも親父の後は俺が継ぐんだ。
つまり村長の孫娘の旦那、デレージアちゃんの最愛の人である俺様がさ。
どうだ、どこっからも文句の来ない将来の展望だろうが」
「…………!!!!」
ジーフクリードは小声で喋ってしまう。
「……うっわー、引くほど嫌なヤツー!
どう見ても都に居るって言うマフィアの一員だよね。
村の権力と美少女どっちも手に入れようって言う最悪の思考。
アレが11歳ってんだからビックリするわー。
年齢誤魔化してない?
実は成人してんじゃ無いの。
デレージアさんの1歳上、誰も信じないよね。
だいたいギガントなんて名前ある?
ギガントって巨人て意味でしょ。
自分の息子にデカ男って着けるようなもんでしょ。
どういうセンスなのさ。
デカ男だよ、デカ男。
僕だったら恥ずかしくて通りを歩けないよね。
そんな変な名前だからデッカくなったの?
背も高いし、横幅もデカイ。
多分その辺の大人より体重重いよね。
ギガントって名前にふさわしくなろうとしてんの?
だったらさ、デカスケベコンジョーワル、って名前にした方がいいよ。
すでにその名前の通りの人間だって、みんな分かってるから」
しかし、ジーフが話しかける相手はそれを聞いていなかった。
修繕した跡のある柵に近付き、それを観察しているのである。
「なんだ子供、そこは俺達が直したぞ」
「俺らの修理に文句でもあんのか」
鉄鎧を着た二人組の戦士。マックス家に雇われてる元冒険者の二人であった。
「……この柵は何故壊れた?」
「知らんな。
一角兎《ホーンラビット》がほじくり返したんだろ」
「俺達が来た時には地面がほじくられ、杭が抜けかけていた。
補修して地面に打ち込んだのさ」
「一角兎《ホーンラビット》か……」
弱モンスターの代表とも言われる。脅威度合いの低さでは巨大蚊《ビッグモスキート》も似たようなものだが。巨大蚊《ビッグモスキート》はそれでも空を飛ぶ。倒すには弓矢の様な飛び道具が必要。
一角兎《ホーンラビット》は角があって突進してはくるものの、その攻撃力は大した事が無い。戦士では無い村人でも注意すれば受け止められる。その間に別の農民が棒で打てば倒せるのだ。戦闘の訓練をした事の無い村人でも対処できるモンスター。
ナイトは柵の外を見回す。暗く鋭い目、ナイトの眼つきの悪さを良く知っているジーフでも引いてしまう程の険しさであった。
「どうしたのさ、ナイト?
この村の外に一角兎《ホーンラビット》が出るのはもう分かってるじゃない。
何度も目撃されてるし、キミのお父さんも何頭か倒したって聞いてるよ」
「……ああ。
一角兎《ホーンラビット》はいるのだろう。
しかし目に見えるモンスターだけが居るとは限らない……」
2
お気に入りに追加
85
あなたにおすすめの小説

異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。

【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

規格外で転生した私の誤魔化しライフ 〜旅行マニアの異世界無双旅〜
ケイソウ
ファンタジー
チビで陰キャラでモブ子の桜井紅子は、楽しみにしていたバス旅行へ向かう途中、突然の事故で命を絶たれた。
死後の世界で女神に異世界へ転生されたが、女神の趣向で変装する羽目になり、渡されたアイテムと備わったスキルをもとに、異世界を満喫しようと冒険者の資格を取る。生活にも慣れて各地を巡る旅を計画するも、国の要請で冒険者が遠征に駆り出される事態に……。

形成級メイクで異世界転生してしまった〜まじか最高!〜
ななこ
ファンタジー
ぱっちり二重、艶やかな唇、薄く色付いた頬、乳白色の肌、細身すぎないプロポーション。
全部努力の賜物だけどほんとの姿じゃない。
神様は勘違いしていたらしい。
形成級ナチュラルメイクのこの顔面が、素の顔だと!!
……ラッキーサイコー!!!
すっぴんが地味系女子だった主人公OL(二十代後半)が、全身形成級の姿が素の姿となった美少女冒険者(16歳)になり異世界を謳歌する話。

【幸せスキル】は蜜の味 ハイハイしてたらレベルアップ
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前はアーリー
不慮な事故で死んでしまった僕は転生することになりました
今度は幸せになってほしいという事でチートな能力を神様から授った
まさかの転生という事でチートを駆使して暮らしていきたいと思います
ーーーー
間違い召喚3巻発売記念として投稿いたします
アーリーは間違い召喚と同じ時期に生まれた作品です
読んでいただけると嬉しいです
23話で一時終了となります
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる