267 / 289
第五章 アルク野獣の森
第267話 野獣の森横の惨劇その2
しおりを挟む
「グァッ」
帝国兵士が“暴れ猪”の牙に刺される。
腹を貫かれているのだ。
「クッ。こいつめ」
「ケモノ風情にやられるか」
盾を前面に“暴れ猪”を抑え込もうとする兵士達。
しかし。
宙を火が飛んでくる。
“火鼠”の攻撃。
モロに喰らった兵士は制服が燃え上がる。
「助けてくれ、
誰か水、水!」
「湖に飛び込め、バカ」
兵士を湖に向かって蹴り飛ばしたのはタケゾウ。
この位で慌てる男じゃない。
空にはオレンジ色の鳥。
「ピトフーイ」
鳥が降りて来る。
兵士達の至近距離を飛んで上空へ。
「ゲホン、いきなり気分が」
「なんだこりゃ、体が動かない」
いきなり体調を崩し動けない兵士達。
“獅子山羊”の群れが襲う。
普通人間を襲わない大人しい魔獣“獅子山羊”。
それでも集団で暴走すれば危険だ。
兵士達は“獅子山羊”の蹄に踏みつぶされる。
亜人の戦士達は帝国兵と違う。
魔獣と戦うのに慣れている。
全員固まって戦っている。
「なんだこりゃ。
何でこんなところから魔獣が溢れてくるんだ」
キバトラのセリフだ。
チェレビーが反応する。
「俺達に分かるワケねーだろ。
地元のアンタ達こそ心当たりは無いのかよ」
「入り口以外の場所から、魔獣が溢れてくるなんて。
聞いたコトが無い」
後ろからムゲンが矢を放つ。
空に舞う“鴆”を狙い撃つ。
「こちら側の『野獣の森』は元々変でした。
魔獣が多すぎる」
「だから、森がパンクでもしたのかしら」
冗談でもいうような口調の女冒険者。
マリーゴールドは鞭で“火鼠”や“鎌鼬”を打つ。
コイツらは魔法に似た攻撃を放つ。
その前に倒す。
「おおっと、行かせねーぞ」
亜人の村がに暴走しようとしていた“暴れ猪”。
刀が切り裂く。
左の刀が足を斬り、動きを留めた胴体を右の刀が貫く。
侍剣士タケゾウ。
「これ村の方がやべーんじゃねーか」
亜人の村には老人が多数いる。
女性と子供は山の方へ逃げたハズ。
エリカとミチザネも付いてるのだ。
そっちは何とかするだろう。
しかし老人達は。
「村の老人達はそんなにヤワじゃない。
それに戦士の半数は残っている」
「なら、自分達のコトだけ考えればいーんだな。
そいつは楽勝だ」
辺りは魔獣だらけ。
少し先で帝国兵が次々と魔獣によって倒されていく。
そんな中で笑って見せるタケゾウ。
ゲホッ、グホッ、ゴホン、グハン、ゲハッ、ゲハッ。
ショウマは慌てる。
獅子の仮面の女性フワワさんがいきなり倒れた。
凄まじく咳込んで調子悪そう。
「大丈夫なの?
不治の病?、難病?
ヒロインが病気で死んじゃうパターンのアニメや映画って、苦手なんだけど」
スクリーンのように映し出されてた映像。
従魔少女と巨人の戦いが映ってた映像。
そこに重ねて別の映像が映し出されたのだ。
魔獣が溢れて、兵士らしき男達を蹂躙している。
なんだかタケゾウやムゲンらしい人も映ってる。
「なにこれ?
今起きてるコト?
生中継?」
「そうよ、今『野獣の森』の外で起こってるコト。
わたしはもうダメ。
全身いたるトコロがボロボロなの」
「回復魔法使おうか?」
普通の病気にも効くのかな。
『治癒の滝』くらいでどうかな。
「駄目よ。
魔力をムダにしないで。
取っておいて」
「あなた従魔師でしょう。
従魔師が従魔を操るのには普通魔力は必要としないの」
おおっ。
従魔師だと見破られてる?
今まで知り合った人達にはショウマが従魔師だと知られてない。
誰一人知らないハズ。
相手は“森の精霊”フワワ。
神様みたいに思われてる人。
何かで分かってしまうのか。
まあいいや。
何の話だっけ。
従魔師が従魔を操るのには普通魔力は必要としない。
うん。
ショウマもケロ子達と一緒にいる。
それだけで魔力を使ってるような気はしない。
「でも従魔師が従魔に出来る数はランクで決められてる。
それを越える数の魔獣を従えてしまうと魔力を常時使う事になってしまうの。
ペナルティみたいなモノね」
「へー、知らなかった」
ふーむ。
例えば従魔師のランク1で2体まで従魔が持てる。
ランク2なら4体までとか、決まっている。
それ以上5体従魔にしてしまった場合、従魔を従えているだけで常に魔力を消費する。
なるほど、常に魔力を消費するんじゃあっという間に魔力切れ。
すぐ失神する。
実質、上限を越えては従魔を持てないという事だ。
「そして従魔師のレベルで従えられる魔獣のレベルも決まる。
あなたのレベルじゃ本来不可能なコト。
だけどアナタには有り余る魔力が有る。
その魔力を使いさえすれば、それをペナルティとして支払えば。
きっと出来るハズ」
さっきから一体何のハナシ?
ハァハァ。
ケロ子達は疲れている。
“森の巨人”を叩きのめした。
槍で刺して、弓で撃つ。
蹴り飛ばして、斧を喰らわす。
杖でも叩く。
巨人はボロボロ。
そろそろ倒れてくれるかも。
そう思うと回復してしまうのだ。
WOOOO!WOOOONWOOOOON!
天を仰いで巨人が吼える。
するとケガが治っていくのだ。
「クッ、これではキリが無いではないか」
「キリが無いのです」
「ケロ子、『身体強化』がそろそろ時間切れになりそうっ」
そろそろ時間切れっ。
何度も使ってるスキル。
何となく検討はつく。
「ハコ、私の『気絶の矢』もそろそろ使えない。
あと一回が限度だ」
「みみっくちゃんの『眠りの胞子』もそうです。後一回がせいぜいですよ」
「オレ、試してみる。
『マヒの遠吠え』」
「タマモちゃんより体の大きい魔獣には効きヅライハズですよ」
「オレ、知ってる。
魔獣が集中が切れてる時、慌ててるような時。
そんな時ならマヒを喰らわせやすい」
「それはありがたいが、
しかしいくらやっても回復してしまうのではな……」
「大丈夫です。巨人を見てください。至るところケガだらけですよ。
回復してはいますが、全てのダメージを回復しきれてはいないんです。
ちゃんと今までみんなが与えたダメージは生きてます」
「でも私達も疲れてます。次です。次の攻撃で一気に叩き込みます。
ケロ子お姉さま、あの後頭部を蹴るヤツ又出来ますか。
あれから一気に全員攻撃しましょう。今度こそあのデカブツの体力根こそぎ刈り取るですよ」
帝国兵士が“暴れ猪”の牙に刺される。
腹を貫かれているのだ。
「クッ。こいつめ」
「ケモノ風情にやられるか」
盾を前面に“暴れ猪”を抑え込もうとする兵士達。
しかし。
宙を火が飛んでくる。
“火鼠”の攻撃。
モロに喰らった兵士は制服が燃え上がる。
「助けてくれ、
誰か水、水!」
「湖に飛び込め、バカ」
兵士を湖に向かって蹴り飛ばしたのはタケゾウ。
この位で慌てる男じゃない。
空にはオレンジ色の鳥。
「ピトフーイ」
鳥が降りて来る。
兵士達の至近距離を飛んで上空へ。
「ゲホン、いきなり気分が」
「なんだこりゃ、体が動かない」
いきなり体調を崩し動けない兵士達。
“獅子山羊”の群れが襲う。
普通人間を襲わない大人しい魔獣“獅子山羊”。
それでも集団で暴走すれば危険だ。
兵士達は“獅子山羊”の蹄に踏みつぶされる。
亜人の戦士達は帝国兵と違う。
魔獣と戦うのに慣れている。
全員固まって戦っている。
「なんだこりゃ。
何でこんなところから魔獣が溢れてくるんだ」
キバトラのセリフだ。
チェレビーが反応する。
「俺達に分かるワケねーだろ。
地元のアンタ達こそ心当たりは無いのかよ」
「入り口以外の場所から、魔獣が溢れてくるなんて。
聞いたコトが無い」
後ろからムゲンが矢を放つ。
空に舞う“鴆”を狙い撃つ。
「こちら側の『野獣の森』は元々変でした。
魔獣が多すぎる」
「だから、森がパンクでもしたのかしら」
冗談でもいうような口調の女冒険者。
マリーゴールドは鞭で“火鼠”や“鎌鼬”を打つ。
コイツらは魔法に似た攻撃を放つ。
その前に倒す。
「おおっと、行かせねーぞ」
亜人の村がに暴走しようとしていた“暴れ猪”。
刀が切り裂く。
左の刀が足を斬り、動きを留めた胴体を右の刀が貫く。
侍剣士タケゾウ。
「これ村の方がやべーんじゃねーか」
亜人の村には老人が多数いる。
女性と子供は山の方へ逃げたハズ。
エリカとミチザネも付いてるのだ。
そっちは何とかするだろう。
しかし老人達は。
「村の老人達はそんなにヤワじゃない。
それに戦士の半数は残っている」
「なら、自分達のコトだけ考えればいーんだな。
そいつは楽勝だ」
辺りは魔獣だらけ。
少し先で帝国兵が次々と魔獣によって倒されていく。
そんな中で笑って見せるタケゾウ。
ゲホッ、グホッ、ゴホン、グハン、ゲハッ、ゲハッ。
ショウマは慌てる。
獅子の仮面の女性フワワさんがいきなり倒れた。
凄まじく咳込んで調子悪そう。
「大丈夫なの?
不治の病?、難病?
ヒロインが病気で死んじゃうパターンのアニメや映画って、苦手なんだけど」
スクリーンのように映し出されてた映像。
従魔少女と巨人の戦いが映ってた映像。
そこに重ねて別の映像が映し出されたのだ。
魔獣が溢れて、兵士らしき男達を蹂躙している。
なんだかタケゾウやムゲンらしい人も映ってる。
「なにこれ?
今起きてるコト?
生中継?」
「そうよ、今『野獣の森』の外で起こってるコト。
わたしはもうダメ。
全身いたるトコロがボロボロなの」
「回復魔法使おうか?」
普通の病気にも効くのかな。
『治癒の滝』くらいでどうかな。
「駄目よ。
魔力をムダにしないで。
取っておいて」
「あなた従魔師でしょう。
従魔師が従魔を操るのには普通魔力は必要としないの」
おおっ。
従魔師だと見破られてる?
今まで知り合った人達にはショウマが従魔師だと知られてない。
誰一人知らないハズ。
相手は“森の精霊”フワワ。
神様みたいに思われてる人。
何かで分かってしまうのか。
まあいいや。
何の話だっけ。
従魔師が従魔を操るのには普通魔力は必要としない。
うん。
ショウマもケロ子達と一緒にいる。
それだけで魔力を使ってるような気はしない。
「でも従魔師が従魔に出来る数はランクで決められてる。
それを越える数の魔獣を従えてしまうと魔力を常時使う事になってしまうの。
ペナルティみたいなモノね」
「へー、知らなかった」
ふーむ。
例えば従魔師のランク1で2体まで従魔が持てる。
ランク2なら4体までとか、決まっている。
それ以上5体従魔にしてしまった場合、従魔を従えているだけで常に魔力を消費する。
なるほど、常に魔力を消費するんじゃあっという間に魔力切れ。
すぐ失神する。
実質、上限を越えては従魔を持てないという事だ。
「そして従魔師のレベルで従えられる魔獣のレベルも決まる。
あなたのレベルじゃ本来不可能なコト。
だけどアナタには有り余る魔力が有る。
その魔力を使いさえすれば、それをペナルティとして支払えば。
きっと出来るハズ」
さっきから一体何のハナシ?
ハァハァ。
ケロ子達は疲れている。
“森の巨人”を叩きのめした。
槍で刺して、弓で撃つ。
蹴り飛ばして、斧を喰らわす。
杖でも叩く。
巨人はボロボロ。
そろそろ倒れてくれるかも。
そう思うと回復してしまうのだ。
WOOOO!WOOOONWOOOOON!
天を仰いで巨人が吼える。
するとケガが治っていくのだ。
「クッ、これではキリが無いではないか」
「キリが無いのです」
「ケロ子、『身体強化』がそろそろ時間切れになりそうっ」
そろそろ時間切れっ。
何度も使ってるスキル。
何となく検討はつく。
「ハコ、私の『気絶の矢』もそろそろ使えない。
あと一回が限度だ」
「みみっくちゃんの『眠りの胞子』もそうです。後一回がせいぜいですよ」
「オレ、試してみる。
『マヒの遠吠え』」
「タマモちゃんより体の大きい魔獣には効きヅライハズですよ」
「オレ、知ってる。
魔獣が集中が切れてる時、慌ててるような時。
そんな時ならマヒを喰らわせやすい」
「それはありがたいが、
しかしいくらやっても回復してしまうのではな……」
「大丈夫です。巨人を見てください。至るところケガだらけですよ。
回復してはいますが、全てのダメージを回復しきれてはいないんです。
ちゃんと今までみんなが与えたダメージは生きてます」
「でも私達も疲れてます。次です。次の攻撃で一気に叩き込みます。
ケロ子お姉さま、あの後頭部を蹴るヤツ又出来ますか。
あれから一気に全員攻撃しましょう。今度こそあのデカブツの体力根こそぎ刈り取るですよ」
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
地上最強ヤンキーの転生先は底辺魔力の下級貴族だった件
フランジュ
ファンタジー
地区最強のヤンキー・北条慎吾は死後、不思議な力で転生する。
だが転生先は底辺魔力の下級貴族だった!?
体も弱く、魔力も低いアルフィス・ハートルとして生まれ変わった北条慎吾は気合と根性で魔力差をひっくり返し、この世界で最強と言われる"火の王"に挑むため成長を遂げていく。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
異世界に転生をしてバリアとアイテム生成スキルで幸せに生活をしたい。
みみっく
ファンタジー
女神様の手違いで通勤途中に気を失い、気が付くと見知らぬ場所だった。目の前には知らない少女が居て、彼女が言うには・・・手違いで俺は死んでしまったらしい。手違いなので新たな世界に転生をさせてくれると言うがモンスターが居る世界だと言うので、バリアとアイテム生成スキルと無限収納を付けてもらえる事になった。幸せに暮らすために行動をしてみる・・・
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる