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第三章 亜人の村はサワガシイ
第153話 ベオグレイドへその1
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さて改めてハチ子だ。
何とハチ子は職業:聖戦士になったのだ。
スキルは聖槍召喚。
試したい、試したい。
名前:ハチ子
種族:亜人/従魔
冒険者LV:10
体力:242
魔力:105
攻撃力:183
魔法攻撃力:42
防御力:123
魔法防御力:179
行動速度:137
職業
槍戦士 ランク2
聖戦士・槍(固有)
スキル
特殊攻撃
必殺の一撃 ランク2
足払い ランク1
聖槍召喚 ランク1
種族特性
飛翔
超感覚(小)
聖戦士・槍(固有)
どう見てもスゴそう。
簡単に職業に付けて良いのか
いいのだ。
簡単な方がいいに決まってる。
名前だけキテるけど大したコトなかったらどうしよう。
そこが気になるトコロ。
ハチ子はウズウズしてるのだ。
「じゃあ試してみよう」
「はい。ショウマ王」
冒険者組合から出たショウマ達。
ハチ子が前に進み出る。
他のみんなには少し離れてもらう。
キリっとした表情。
金髪に整った眉。
ハチ子はマジメな表情になるとカッコイイのだ。
背の高さも有ってカッコイイという言葉が似合う女戦士。
これで中身が残念じゃなければ。
『聖槍召喚』
ポーズを決めてハチ子が叫ぶ。
右手を天に広げて何か掴むようなポーズ。
ハチ子なりのイメージらしい。
これで何も起きなかったら悲惨だな。
どうやらショウマの杞憂だったらしい。
ハチ子の手には光輝くエフェクト。
光が収まると槍が見えてくる。
スピア。
ハチ子の身長より少し長い。
2メートル前後。
刃の部分は広く両刃。
白銀に煌めいている。
柄の部分は握りとして紐のような物がグルグルと巻かれている。
「おおーっ、これぞ聖槍」
ハチ子は感激して槍を振り始めている。
横凪ぎに振り、引き戻し突きを繰り出す。
ただの素振りから徐々に仮想敵と戦うような動きへと。
シャドーボクシングならぬシャドースピアだな。
以前の木製の槍より重そうな槍。
刃物の部分から柄までおそらく同一の金属製。
木製の棒に金属の刃先を取り付けたモノよりは頑丈そうだ。
しかし同時に重量も有るだろう。
ハチ子の動きを見る限りなんの支障も無いようだ。
女戦士は軽やかに槍を振り回している。
そうだ。
『鑑定』。
商人のミチザネは『鑑定』が使える。
この槍のコト調べてみようか。
「ハチ子、ハチ子。
ちょっと槍貸して」
「はい、ショウマ王ならば」
ハチ子は少し惜しそうな顔をしたが、ショウマには逆らわない。
ハチ子から槍が手渡される瞬間。
ショウマの手にビリッと走った。
電流!?
槍を取り落としてしまうショウマ。
「ショウマ王~。
大事にしてくださいよ」
「イヤ、
今電流が」
ケロ子が取り落とした槍を拾ってくれる。
「アイタッ」
しゃがんで槍を手に取った途端、ケロ子もそれを放り投げる。
「ケロ子殿まで」
何すんだ。
何すんだ。
私の大事な聖槍に。
といった表情で槍を拾うハチ子。
大事そうに抱えてる。
……これはもしかしてアレか。
所有者以外持てないっていうアレ。
他の人も試してみたがやはり持つと痛みが走った。
ハチ子が持つには何ともない。
ハチ美でもダメだった。
所有者以外持てない。
なかなかファンタジーした槍。
聖槍召喚はスキル。
ランク1。
ランク上がるとどうなるんだろう。
「なによそれ、
カッコいいじゃない。
いいわー」
騒いでるのはエリカだ。
今日は『野獣の森』探索に加わっていない。
森から村の周辺を見回っていたらしい。
ショウマ達が集まってるのを見て加わって来た。
エリカの反応にハチ子は気を良くしている。
今は槍を投擲している。
近くの木に向かって投げ槍である。
ズバンッ!
槍が木に刺さる。
へー。
ハチ子が槍を投げるところは見たコト無いや。
でも槍を投げたら武器が無くなる。
トドメを刺すとき以外使えないね。
「ショウマ王、何か出来そうな気がするのです」
「戻れ槍よ!」
おおっ。
離れた木の幹に突き刺さってた槍がハチ子の手に戻ってる。
ハチ子はまた投げて槍を呼び戻すのを繰り返す。
木の幹から飛んでくるのじゃない。
幹に刺さっていた槍が一瞬後、ハチ子の手に現れるのだ。
キタ!キタキタ!ファンタジーキター!
瞬間移動?
テレポーテーション?
アポーツ?
この際いいや。
アリだ。
アリアリ。
槍が戻ってくるコトより物体が瞬間的に移動してる現象自体がスゴクね。
とかそんな理屈もパス。
魔獣を倒したらコインがドロップする世界なのだ。
戦いに使えて、従魔少女がカッコ良いなら文句なし。
興奮するショウマに得意げなハチ子。
だけど、ハチ子がフラフラしてる?
「ハチ子ちゃんっ。
大丈夫?」
フラつくハチ子をケロ子が支える。
「姉様、どうしたのです?
体が頑丈なだけが取り柄なのに」
ハチ美が密かに毒を吐いてる。
ハチ子だけ目立ってるのが悔しかったのか。
「魔力切れを起こしてるのかもですよ。聖槍召喚もスキルです。魔力を使うはずですし今やってた槍を呼び戻す技、アレも地味に魔力を使いそうですよ」
みみっくちゃんが言う。
そういうコトか。
どう見てもマトモな物理現象じゃないしそのくらいの代償は無きゃウソだ。
じゃああの槍を投げ、引き戻すのは使い放題とはいかない。
でもハチ子がパワーアップしたのは確かだ。
ちなみに聖槍は1時間くらいで消えていった。
時間切れだろうか。
ハチ子はもう一回召喚してみたがったが魔力が足りない。
『聖槍召喚』と叫ぶコト自体出来ないらしい。
聖戦士・槍についてはだいたい分かった。
まだショウマにはやる事が有るのだ。
次、ユキトの家だ。
何とハチ子は職業:聖戦士になったのだ。
スキルは聖槍召喚。
試したい、試したい。
名前:ハチ子
種族:亜人/従魔
冒険者LV:10
体力:242
魔力:105
攻撃力:183
魔法攻撃力:42
防御力:123
魔法防御力:179
行動速度:137
職業
槍戦士 ランク2
聖戦士・槍(固有)
スキル
特殊攻撃
必殺の一撃 ランク2
足払い ランク1
聖槍召喚 ランク1
種族特性
飛翔
超感覚(小)
聖戦士・槍(固有)
どう見てもスゴそう。
簡単に職業に付けて良いのか
いいのだ。
簡単な方がいいに決まってる。
名前だけキテるけど大したコトなかったらどうしよう。
そこが気になるトコロ。
ハチ子はウズウズしてるのだ。
「じゃあ試してみよう」
「はい。ショウマ王」
冒険者組合から出たショウマ達。
ハチ子が前に進み出る。
他のみんなには少し離れてもらう。
キリっとした表情。
金髪に整った眉。
ハチ子はマジメな表情になるとカッコイイのだ。
背の高さも有ってカッコイイという言葉が似合う女戦士。
これで中身が残念じゃなければ。
『聖槍召喚』
ポーズを決めてハチ子が叫ぶ。
右手を天に広げて何か掴むようなポーズ。
ハチ子なりのイメージらしい。
これで何も起きなかったら悲惨だな。
どうやらショウマの杞憂だったらしい。
ハチ子の手には光輝くエフェクト。
光が収まると槍が見えてくる。
スピア。
ハチ子の身長より少し長い。
2メートル前後。
刃の部分は広く両刃。
白銀に煌めいている。
柄の部分は握りとして紐のような物がグルグルと巻かれている。
「おおーっ、これぞ聖槍」
ハチ子は感激して槍を振り始めている。
横凪ぎに振り、引き戻し突きを繰り出す。
ただの素振りから徐々に仮想敵と戦うような動きへと。
シャドーボクシングならぬシャドースピアだな。
以前の木製の槍より重そうな槍。
刃物の部分から柄までおそらく同一の金属製。
木製の棒に金属の刃先を取り付けたモノよりは頑丈そうだ。
しかし同時に重量も有るだろう。
ハチ子の動きを見る限りなんの支障も無いようだ。
女戦士は軽やかに槍を振り回している。
そうだ。
『鑑定』。
商人のミチザネは『鑑定』が使える。
この槍のコト調べてみようか。
「ハチ子、ハチ子。
ちょっと槍貸して」
「はい、ショウマ王ならば」
ハチ子は少し惜しそうな顔をしたが、ショウマには逆らわない。
ハチ子から槍が手渡される瞬間。
ショウマの手にビリッと走った。
電流!?
槍を取り落としてしまうショウマ。
「ショウマ王~。
大事にしてくださいよ」
「イヤ、
今電流が」
ケロ子が取り落とした槍を拾ってくれる。
「アイタッ」
しゃがんで槍を手に取った途端、ケロ子もそれを放り投げる。
「ケロ子殿まで」
何すんだ。
何すんだ。
私の大事な聖槍に。
といった表情で槍を拾うハチ子。
大事そうに抱えてる。
……これはもしかしてアレか。
所有者以外持てないっていうアレ。
他の人も試してみたがやはり持つと痛みが走った。
ハチ子が持つには何ともない。
ハチ美でもダメだった。
所有者以外持てない。
なかなかファンタジーした槍。
聖槍召喚はスキル。
ランク1。
ランク上がるとどうなるんだろう。
「なによそれ、
カッコいいじゃない。
いいわー」
騒いでるのはエリカだ。
今日は『野獣の森』探索に加わっていない。
森から村の周辺を見回っていたらしい。
ショウマ達が集まってるのを見て加わって来た。
エリカの反応にハチ子は気を良くしている。
今は槍を投擲している。
近くの木に向かって投げ槍である。
ズバンッ!
槍が木に刺さる。
へー。
ハチ子が槍を投げるところは見たコト無いや。
でも槍を投げたら武器が無くなる。
トドメを刺すとき以外使えないね。
「ショウマ王、何か出来そうな気がするのです」
「戻れ槍よ!」
おおっ。
離れた木の幹に突き刺さってた槍がハチ子の手に戻ってる。
ハチ子はまた投げて槍を呼び戻すのを繰り返す。
木の幹から飛んでくるのじゃない。
幹に刺さっていた槍が一瞬後、ハチ子の手に現れるのだ。
キタ!キタキタ!ファンタジーキター!
瞬間移動?
テレポーテーション?
アポーツ?
この際いいや。
アリだ。
アリアリ。
槍が戻ってくるコトより物体が瞬間的に移動してる現象自体がスゴクね。
とかそんな理屈もパス。
魔獣を倒したらコインがドロップする世界なのだ。
戦いに使えて、従魔少女がカッコ良いなら文句なし。
興奮するショウマに得意げなハチ子。
だけど、ハチ子がフラフラしてる?
「ハチ子ちゃんっ。
大丈夫?」
フラつくハチ子をケロ子が支える。
「姉様、どうしたのです?
体が頑丈なだけが取り柄なのに」
ハチ美が密かに毒を吐いてる。
ハチ子だけ目立ってるのが悔しかったのか。
「魔力切れを起こしてるのかもですよ。聖槍召喚もスキルです。魔力を使うはずですし今やってた槍を呼び戻す技、アレも地味に魔力を使いそうですよ」
みみっくちゃんが言う。
そういうコトか。
どう見てもマトモな物理現象じゃないしそのくらいの代償は無きゃウソだ。
じゃああの槍を投げ、引き戻すのは使い放題とはいかない。
でもハチ子がパワーアップしたのは確かだ。
ちなみに聖槍は1時間くらいで消えていった。
時間切れだろうか。
ハチ子はもう一回召喚してみたがったが魔力が足りない。
『聖槍召喚』と叫ぶコト自体出来ないらしい。
聖戦士・槍についてはだいたい分かった。
まだショウマにはやる事が有るのだ。
次、ユキトの家だ。
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