33 / 289
第一章 ハジマリの地下迷宮
第33話 フシギな従魔少女その4
しおりを挟む
ショウマ一行は迷宮の湖から街に向かっている。
一行とはショウマ、ケロ子、みみっくちゃんだ。
みみっくちゃんは木の鎧と盾を身に着け、木箱を背負ってる。
最初から木の鎧を持っていたらしい。
「軽くて便利ですよ。今では鎧と言えば鉄製か革製がほとんどですけど、製鉄技術が発達するまでは木の鎧が中心でした。原始的なものだと大きな木からくり貫いて創っていたみたいですけど、みみっくちゃんのは木片を紐でつなぎ合わせてますから比較的近代的と言えるんじゃないですか。でも色が塗ってないから味気ないです。本来、漆とかを塗って耐久力上げる物だから未完成品といった風情です。みみっくちゃんが少女だからでしょうか?
あと木と木の間にすき間が意外と有りますですね。下に布の服を着てるからいいですけど、これ素肌だったらえっちです。この服装って実はご主人様の願望が反映されてるんじゃないでしょうか。みみっくちゃん“宝箱モドキ”から美少女になったワケで、美少女と言っても好みがいろいろあるじゃないですか。ご主人様の好みに合わなかったらそれは美少女じゃないワケで、つまり何が言いたいかというとですね。外見の価値なんて主観的なものだから、美しさは千差万別なんです。だからご主人様の好みがみみっくちゃんの外見に多少なりとも反映されてる可能性が有りますよね。反映されてないとご主人様にとっての美少女じゃない訳です。
そして外見と言うのは顔立ちだけじゃなくて、体形、スタイル、歯並び、髪型まで含まれて外見な訳で服装だって例外じゃないですよね。そうするとつまり服装もご主人様の好みが多少なりとも影響していると考えるのはあり得ない可能性じゃないです。
つまるところご主人様は鎧を少し下が透けて見える物にしてチラチラ見えるみみっくちゃんの身体を覗き見したいなと思っていた筈です……
「要するにご主人様はえっちです」
「結論だけ目立つように言わない」
「ショウマさまっ。
ケロ子、この手甲をキレイにしたいですっ」
ケロ子が昨日迷宮で拾った防具だ。
「気に入ったの?
防具屋で直してくれるかな。
鍛冶屋を探すべき?」
「洗ってちょっとは汚れ落ちたんですっ。
でもキズに入ってる汚れは消えないんですっ」
確かに金属製の手甲はところどころに傷や凹みが有る。
「まだ、武器屋に入った事無いね。
鍛冶屋も有ると思うけど大通りでは見なかったな」
「キィ キュイ キィ」
コウモリの声が聞こえる。
ショウマが見上げると頭上にコウモリが群れている。
まだだいぶ上空だ。
「あれは“吸血蝙蝠”ですね。強敵ではありませんが、空を飛んでるので近接戦闘武器しか持ってないと厄介な魔獣です」
「うーん、真上に向かって『炎の玉』撃つのはイヤだな。
天井が崩れて来そう。
迷宮崩壊事故?」
「そうか。
コオモリを仲間にする?
コオモリ少女、
バットガール?」
「ヒーローでバットガールっているんだっけ?
バットマンは有名だけど」
ショウマは知らないが、バットガールは居る。
バットマンに比べれば知名度は遥かに落ちるが、日本でもコミックは出版されている。
「ハァッ」
「え?」
「ケロ子お姉さま?!」
ショウマが考えてる間にケロ子は跳んでいた。
ショウマの身長を遥かに超える高さを一気に上昇する。
少女はそのまま“吸血蝙蝠”を殴りつけ、天井の岩に手で着地。
衝撃を受け止め下へ飛ぶ少女。
落下しながらもコウモリにカカトから蹴りを入れる。
従魔少女は唖然としているショウマとみみっくちゃんの横に着地した。
「ケロ子やりましたっ」
「お姉さま、凄いです」
「大ジャンプ、パンチ、
からのカカト落とし?
それってなんて格ゲー?」
『蝙蝠の牙』と小銭がショウマのポケットに現れる。
トドメを刺しきったらしい。
「キタ! キタキタ! ケロ子の覚醒キィタァー」
「スゴイじゃん!
ケロ子。
闇の波動に目覚めたケロ子?」
朝ステータスをチェックしたらケロ子はLV7になっていた。
名前:ケロ子
種族:亜人/従魔
冒険者LV7
攻撃力:95
魔法攻撃力:21
防御力:104
魔法防御力:69
行動速度:69
体力:206
魔力:116
数値が跳ね上がっていた。
昨日の戦闘経験も影響しているだろう。
まさに覚醒したケロ子だ。
「ケロ子。
さっきの攻撃、チアコスでやってたら本当に恰好良かったと思うんだ」
「ダメですっ。
あの服はお洗濯して乾かしてるとこなんです。
それに……街に着て行くには露出多いですっ」
「やっぱりご主人様はえっちです」
まぁ確かに街ではミニスカートの女性は見かけない。
ショウマは分かっていないが、酒場に行けば露出の高い女性は結構いる。
男性冒険者に対する客寄せサービスというモノである。
「もう秋だからね。
ミニスカートの季節じゃないのか。
まぁとにかくカワイイ服は他にも買おうよ。
みみっくちゃんもね」
「それは……欲しいですっ。
けど、荷物になっちゃいますっ。
先に冒険者組合に行った方が良くないですかっ」
「そうだね。
階級アップがどうなったかも知りたいし。
あれもしかして、
階級:ドッグになれたら割引率上がる?」
「荷物?
みみっくちゃん持ちましょうか?」
うん?
ケロ子は担ぎ袋を背負っている。
中身は今まで手に入れた『カエルの死体』やら『蝙蝠の牙』、水筒、非常用食料などいっぱい。
んがっとみみっくちゃんは口の中に担ぎ袋を入れて見せた。
もちろん袋は少女の口より大きい。
というか少女の顔よりも大きい。
が、どういう仕組みか、みみっくちゃんの口の中に入っていった。
「大丈夫?
消化したりしない?」
「大丈夫だとは思いますよ。ただみみっくちゃんもこの体になったばかりなので、慣れてないですし。保証はしかねると言いますか、よくわからないですね」
「ちょっと口開けて見せて」
ショウマはみみっくちゃんの口の中を見るが、口の中に今飲み込んだ荷物は見え無い。
お口の中は普通の人間の口だ。
歯が並んでいて舌が有る。
奥は咽喉へとつながっている。
「多分みみっくちゃんの感覚なんですけど、お腹の中に入ってると言うより、この背中の木箱に行ってる気がします」
みみっくちゃんはお腹を触って見せる。
それから背中の木箱を指す。
少女が何故か担いでる木箱だ。
近くで見ると担いでるんじゃなかった。
背中から生えてるのだ。
木の箱が。
「さっきの荷物ちゃんと取り出せるよね」
「はい。見ますか」
んがっと口を開けるみみっくちゃん。
口の中から先ほど飲み込んだ担ぎ袋が出てくる。
うん。
便利だ。
良いとしよう。
とりあえず納得するショウマである。
【次回予告】
毒物とは生命活動に芳しくない影響を与える物質の総称である。そういう性質は毒性とよばれ、またそういう性質があるものは有毒と表現される。
【クエスト発生:『毒消し』を手に入れろ】
「毎週100万円、なにそれ。
ボロ儲け? 夢の年収一千万?」
次回、『キキョウ主任』
ショウマは黄金の夢をみる。
(ボイスイメージ:銀河万丈(神)でお読みください)
一行とはショウマ、ケロ子、みみっくちゃんだ。
みみっくちゃんは木の鎧と盾を身に着け、木箱を背負ってる。
最初から木の鎧を持っていたらしい。
「軽くて便利ですよ。今では鎧と言えば鉄製か革製がほとんどですけど、製鉄技術が発達するまでは木の鎧が中心でした。原始的なものだと大きな木からくり貫いて創っていたみたいですけど、みみっくちゃんのは木片を紐でつなぎ合わせてますから比較的近代的と言えるんじゃないですか。でも色が塗ってないから味気ないです。本来、漆とかを塗って耐久力上げる物だから未完成品といった風情です。みみっくちゃんが少女だからでしょうか?
あと木と木の間にすき間が意外と有りますですね。下に布の服を着てるからいいですけど、これ素肌だったらえっちです。この服装って実はご主人様の願望が反映されてるんじゃないでしょうか。みみっくちゃん“宝箱モドキ”から美少女になったワケで、美少女と言っても好みがいろいろあるじゃないですか。ご主人様の好みに合わなかったらそれは美少女じゃないワケで、つまり何が言いたいかというとですね。外見の価値なんて主観的なものだから、美しさは千差万別なんです。だからご主人様の好みがみみっくちゃんの外見に多少なりとも反映されてる可能性が有りますよね。反映されてないとご主人様にとっての美少女じゃない訳です。
そして外見と言うのは顔立ちだけじゃなくて、体形、スタイル、歯並び、髪型まで含まれて外見な訳で服装だって例外じゃないですよね。そうするとつまり服装もご主人様の好みが多少なりとも影響していると考えるのはあり得ない可能性じゃないです。
つまるところご主人様は鎧を少し下が透けて見える物にしてチラチラ見えるみみっくちゃんの身体を覗き見したいなと思っていた筈です……
「要するにご主人様はえっちです」
「結論だけ目立つように言わない」
「ショウマさまっ。
ケロ子、この手甲をキレイにしたいですっ」
ケロ子が昨日迷宮で拾った防具だ。
「気に入ったの?
防具屋で直してくれるかな。
鍛冶屋を探すべき?」
「洗ってちょっとは汚れ落ちたんですっ。
でもキズに入ってる汚れは消えないんですっ」
確かに金属製の手甲はところどころに傷や凹みが有る。
「まだ、武器屋に入った事無いね。
鍛冶屋も有ると思うけど大通りでは見なかったな」
「キィ キュイ キィ」
コウモリの声が聞こえる。
ショウマが見上げると頭上にコウモリが群れている。
まだだいぶ上空だ。
「あれは“吸血蝙蝠”ですね。強敵ではありませんが、空を飛んでるので近接戦闘武器しか持ってないと厄介な魔獣です」
「うーん、真上に向かって『炎の玉』撃つのはイヤだな。
天井が崩れて来そう。
迷宮崩壊事故?」
「そうか。
コオモリを仲間にする?
コオモリ少女、
バットガール?」
「ヒーローでバットガールっているんだっけ?
バットマンは有名だけど」
ショウマは知らないが、バットガールは居る。
バットマンに比べれば知名度は遥かに落ちるが、日本でもコミックは出版されている。
「ハァッ」
「え?」
「ケロ子お姉さま?!」
ショウマが考えてる間にケロ子は跳んでいた。
ショウマの身長を遥かに超える高さを一気に上昇する。
少女はそのまま“吸血蝙蝠”を殴りつけ、天井の岩に手で着地。
衝撃を受け止め下へ飛ぶ少女。
落下しながらもコウモリにカカトから蹴りを入れる。
従魔少女は唖然としているショウマとみみっくちゃんの横に着地した。
「ケロ子やりましたっ」
「お姉さま、凄いです」
「大ジャンプ、パンチ、
からのカカト落とし?
それってなんて格ゲー?」
『蝙蝠の牙』と小銭がショウマのポケットに現れる。
トドメを刺しきったらしい。
「キタ! キタキタ! ケロ子の覚醒キィタァー」
「スゴイじゃん!
ケロ子。
闇の波動に目覚めたケロ子?」
朝ステータスをチェックしたらケロ子はLV7になっていた。
名前:ケロ子
種族:亜人/従魔
冒険者LV7
攻撃力:95
魔法攻撃力:21
防御力:104
魔法防御力:69
行動速度:69
体力:206
魔力:116
数値が跳ね上がっていた。
昨日の戦闘経験も影響しているだろう。
まさに覚醒したケロ子だ。
「ケロ子。
さっきの攻撃、チアコスでやってたら本当に恰好良かったと思うんだ」
「ダメですっ。
あの服はお洗濯して乾かしてるとこなんです。
それに……街に着て行くには露出多いですっ」
「やっぱりご主人様はえっちです」
まぁ確かに街ではミニスカートの女性は見かけない。
ショウマは分かっていないが、酒場に行けば露出の高い女性は結構いる。
男性冒険者に対する客寄せサービスというモノである。
「もう秋だからね。
ミニスカートの季節じゃないのか。
まぁとにかくカワイイ服は他にも買おうよ。
みみっくちゃんもね」
「それは……欲しいですっ。
けど、荷物になっちゃいますっ。
先に冒険者組合に行った方が良くないですかっ」
「そうだね。
階級アップがどうなったかも知りたいし。
あれもしかして、
階級:ドッグになれたら割引率上がる?」
「荷物?
みみっくちゃん持ちましょうか?」
うん?
ケロ子は担ぎ袋を背負っている。
中身は今まで手に入れた『カエルの死体』やら『蝙蝠の牙』、水筒、非常用食料などいっぱい。
んがっとみみっくちゃんは口の中に担ぎ袋を入れて見せた。
もちろん袋は少女の口より大きい。
というか少女の顔よりも大きい。
が、どういう仕組みか、みみっくちゃんの口の中に入っていった。
「大丈夫?
消化したりしない?」
「大丈夫だとは思いますよ。ただみみっくちゃんもこの体になったばかりなので、慣れてないですし。保証はしかねると言いますか、よくわからないですね」
「ちょっと口開けて見せて」
ショウマはみみっくちゃんの口の中を見るが、口の中に今飲み込んだ荷物は見え無い。
お口の中は普通の人間の口だ。
歯が並んでいて舌が有る。
奥は咽喉へとつながっている。
「多分みみっくちゃんの感覚なんですけど、お腹の中に入ってると言うより、この背中の木箱に行ってる気がします」
みみっくちゃんはお腹を触って見せる。
それから背中の木箱を指す。
少女が何故か担いでる木箱だ。
近くで見ると担いでるんじゃなかった。
背中から生えてるのだ。
木の箱が。
「さっきの荷物ちゃんと取り出せるよね」
「はい。見ますか」
んがっと口を開けるみみっくちゃん。
口の中から先ほど飲み込んだ担ぎ袋が出てくる。
うん。
便利だ。
良いとしよう。
とりあえず納得するショウマである。
【次回予告】
毒物とは生命活動に芳しくない影響を与える物質の総称である。そういう性質は毒性とよばれ、またそういう性質があるものは有毒と表現される。
【クエスト発生:『毒消し』を手に入れろ】
「毎週100万円、なにそれ。
ボロ儲け? 夢の年収一千万?」
次回、『キキョウ主任』
ショウマは黄金の夢をみる。
(ボイスイメージ:銀河万丈(神)でお読みください)
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
女神がアホの子じゃだめですか? ~転生した適当女神はトラブルメーカー~
ぶらっくまる。
ファンタジー
魔王が未だ倒されたことがない世界――ファンタズム大陸。
「――わたしが下界に降りて魔王を倒せば良いじゃない!」
適当女神のローラが、うっかり下界にちょっかいを出した結果、ヒューマンの貧乏貴族に転生してしまう。
しかも、『魔王を倒してはいけない』ことを忘れたまま……
幼少期を領地で過ごし、子供騎士団を作っては、子供らしからぬ能力を発揮して大活躍!
神の知識を駆使するローラと三人の子供騎士たちとの、わんぱくドタバタ浪漫大活劇を描くヒューマンドラマティックファンタジー物語!!
成長して学園に行けば、奇抜な行動に皇族に目を付けられ――
はたまた、自分を崇めている神皇国に背教者として追われ――
などなど、適当すぎるが故の波乱が、あなたを待ち受けています。
※構成の見直しを行いました。完全書下ろしは「★」、大部分を加筆修正は「▲」の印をつけております。
第一章修正完了('19/08/31)
第二章修正完了('19/09/30)⇒最新話、17話投稿しました。
ズボラ通販生活
ice
ファンタジー
西野桃(にしのもも)35歳の独身、オタクが神様のミスで異世界へ!貪欲に通販スキル、時間停止アイテムボックス容量無限、結界魔法…さらには、お金まで貰う。商人無双や!とか言いつつ、楽に、ゆるーく、商売をしていく。淋しい独身者、旦那という名の奴隷まで?!ズボラなオバサンが異世界に転移して好き勝手生活する!
男女比1:10。男子の立場が弱い学園で美少女たちをわからせるためにヒロインと手を組んで攻略を始めてみたんだけど…チョロいんなのはどうして?
悠
ファンタジー
貞操逆転世界に転生してきた日浦大晴(ひうらたいせい)の通う学園には"独特の校風"がある。
それは——男子は女子より立場が弱い
学園で一番立場が上なのは女子5人のメンバーからなる生徒会。
拾ってくれた九空鹿波(くそらかなみ)と手を組み、まずは生徒会を攻略しようとするが……。
「既に攻略済みの女の子をさらに落とすなんて……面白いじゃない」
協力者の鹿波だけは知っている。
大晴が既に女の子を"攻略済み"だと。
勝利200%ラブコメ!?
既に攻略済みの美少女を本気で''分からせ"たら……さて、どうなるんでしょうねぇ?
国を建て直す前に自分を建て直したいんだが! ~何かが足りない異世界転生~
猫村慎之介
ファンタジー
オンラインゲームをプレイしながら寝落ちした佐藤綾人は
気が付くと全く知らない場所で
同じオンラインゲームプレイヤーであり親友である柳原雅也と共に目覚めた。
そこは剣と魔法が支配する幻想世界。
見た事もない生物や、文化が根付く国。
しかもオンラインゲームのスキルが何故か使用でき
身体能力は異常なまでに強化され
物理法則を無視した伝説級の武器や防具、道具が現れる。
だがそんな事は割とどうでも良かった。
何より異変が起きていたのは、自分自身。
二人は使っていたキャラクターのアバターデータまで引き継いでいたのだ。
一人は幼精。
一人は猫女。
何も分からないまま異世界に飛ばされ
性転換どころか種族まで転換されてしまった二人は
勢いで滅亡寸前の帝国の立て直しを依頼される。
引き受けたものの、帝国は予想以上に滅亡しそうだった。
「これ詰んでるかなぁ」
「詰んでるっしょ」
強力な力を得た代償に
大事なモノを失ってしまった転生者が織りなす
何かとままならないまま
チートで無茶苦茶する異世界転生ファンタジー開幕。
元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
元勇者パーティーで雑用係をしていたが、追放されてしまった。
しかし彼は本当は最強でしかも、真の実力を隠していた!
今は辺境の小さな村でひっそりと暮らしている。
そうしていると……?
※第3回HJ小説大賞一次通過作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる