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第一章 ハジマリの地下迷宮
第20話 地下二階へその1
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名前:ショウマ
種族:人間
冒険者LV:13
体力:41
魔力:2405
攻撃力:33
魔法攻撃力:1540
防御力:18
魔法防御力:663
行動速度:39
職業
魔術師 ランク2
従魔師 ランク1
スキル
魔術
火属性 ランク2
水属性 ランク2
風属性 ランク1
従魔術
魔獣従術 ランク1
植物従術 ランク1
昆虫従術 ランク1
死霊柔術 ランク1
EXスキル:従魔にした相手を美少女にする(特殊/固有)
装備
『賢者の杖』
持ち物
『蝙蝠の牙』×4
『蝙蝠の羽』×2
『巨大猛毒蟇蛙の喉』
『巨大猛毒蟇蛙の胃袋』
『梟の嘴』
『梟の羽』
「1階にいる魔獣にほとんどダメージ受けずに一撃で倒せる、
って事は2階に行ってOKだよね」
「ショウマさま、朝ゴハンですっ」
「ああ、ケロ子も来て」
名前:ケロ子
種族:亜人/従魔
冒険者LV:2
体力:59
魔力:38
攻撃力:27
魔法攻撃力:6
防御力:30
魔法防御力:19
行動速度:18
職業
闘士 ランク1
スキル
特殊攻撃
体当たり ランク1
種族特性
毒抵抗
水中移動
「ケロコ、強くなってますっ」
「スキルには『料理』とか出てこないんだ。
美味しいけど?
重要スキルじゃない?」
ケロ子の作ったスープを飲みながら考えるショウマ。
おそらく冒険者や迷宮に関係ある事しか表されないのだろう。
「火属性の魔法がランク2に上がってた。
昨日は『炎の玉』しか使ってないもんね」
にしても村では毎日のように『炎の玉』『切り裂く風』を練習していた。
『氷撃』の練習はしていない。
何故かというと氷がしばらく残ってしまうからだ。
冬でもないのに氷が野原に転がっていたら怪しすぎるだろう。
それなのに。
「最初から氷属性はランク2」
考えられるのは戦闘に使った事だ。
特にカエルには氷魔法しか使わなかった。
ここから推測されるのは通常時に練習してもランクは上がらない。
迷宮で魔獣と戦った時だけランクが上がる。
魔獣を倒すと経験値とかそんなようなモノが発生する。
「迷宮探索して魔獣を倒しながら、レベルアップしていくしかない?
基本が大事? ゴリさん?
それなんてス〇ムダンク?」
「うーん。
僕、地獄みたいなところにいたんだよ。
天使に言われて異世界に来てみたら、そこは地獄だった。
コンビニ無いし、エアコンも無い。
未成年なのに働かされる。
これってアレじゃないの?
序盤で主役が騙されて迷宮の最下層に落ちるパターン。
そこで数年生き延びた主役は最強みたいな?
もっと僕、最強で良くない?」
周りに常識有る人間がいたなら切れていたであろう。
「お前が居たの、普通の村だから!
コンビニ無いの普通だから!
この世界では誰でも子供のうちに親の手伝い位するから!」
残念ながら周りにはツッコミ役が誰もいない。
「行動指針は決まった。
1日交替で迷宮探索、街へ行く」
「収支に余裕が有るようなら、これに休みの日を加えて3日スパンにする。
3日と3日で6日。
さらに日曜日もお休みで一週間?
働き方改革?
これがいいね」
「はいっ、ショウマさまっ」
分かってないけど同意するケロ子。
ケロ子にはショウマにツッコミを入れるという選択肢は無い。
ショウマは心の中で思う。
「後は目標。
目標と行動指針。
従魔少女たちが働く。
僕自身は遊んで暮らせるようになる。
でもあからさまに従魔少女に負けてるのもヤダな。
ある程度は僕のステータスも上げよう。
従魔少女は何人くらい?
10人。
多いな。この家に住むのもキツイよ。
5人だとどう?
例えば4人チームを組んで迷宮探査。
残った一人と僕は家でキャッキャウフフ。
4人で迷宮探査って人員足りてる?
6人で1チームくらいかな。
地下迷宮と言えば6人?
てことは全部で7人?
そうするとちょうど週一になる」
「よし。
じゃ最初の目標は
従魔少女を7人仲間にする!
6人でチームを組んで迷宮探査!
残った一人と僕は家でキャッキャウフフ!」
そしてショウマは口に出している。
ケロ子がビミョウな顔になっているのも気づかない。
ショウマ16歳。
清々しい位にクズであった。
種族:人間
冒険者LV:13
体力:41
魔力:2405
攻撃力:33
魔法攻撃力:1540
防御力:18
魔法防御力:663
行動速度:39
職業
魔術師 ランク2
従魔師 ランク1
スキル
魔術
火属性 ランク2
水属性 ランク2
風属性 ランク1
従魔術
魔獣従術 ランク1
植物従術 ランク1
昆虫従術 ランク1
死霊柔術 ランク1
EXスキル:従魔にした相手を美少女にする(特殊/固有)
装備
『賢者の杖』
持ち物
『蝙蝠の牙』×4
『蝙蝠の羽』×2
『巨大猛毒蟇蛙の喉』
『巨大猛毒蟇蛙の胃袋』
『梟の嘴』
『梟の羽』
「1階にいる魔獣にほとんどダメージ受けずに一撃で倒せる、
って事は2階に行ってOKだよね」
「ショウマさま、朝ゴハンですっ」
「ああ、ケロ子も来て」
名前:ケロ子
種族:亜人/従魔
冒険者LV:2
体力:59
魔力:38
攻撃力:27
魔法攻撃力:6
防御力:30
魔法防御力:19
行動速度:18
職業
闘士 ランク1
スキル
特殊攻撃
体当たり ランク1
種族特性
毒抵抗
水中移動
「ケロコ、強くなってますっ」
「スキルには『料理』とか出てこないんだ。
美味しいけど?
重要スキルじゃない?」
ケロ子の作ったスープを飲みながら考えるショウマ。
おそらく冒険者や迷宮に関係ある事しか表されないのだろう。
「火属性の魔法がランク2に上がってた。
昨日は『炎の玉』しか使ってないもんね」
にしても村では毎日のように『炎の玉』『切り裂く風』を練習していた。
『氷撃』の練習はしていない。
何故かというと氷がしばらく残ってしまうからだ。
冬でもないのに氷が野原に転がっていたら怪しすぎるだろう。
それなのに。
「最初から氷属性はランク2」
考えられるのは戦闘に使った事だ。
特にカエルには氷魔法しか使わなかった。
ここから推測されるのは通常時に練習してもランクは上がらない。
迷宮で魔獣と戦った時だけランクが上がる。
魔獣を倒すと経験値とかそんなようなモノが発生する。
「迷宮探索して魔獣を倒しながら、レベルアップしていくしかない?
基本が大事? ゴリさん?
それなんてス〇ムダンク?」
「うーん。
僕、地獄みたいなところにいたんだよ。
天使に言われて異世界に来てみたら、そこは地獄だった。
コンビニ無いし、エアコンも無い。
未成年なのに働かされる。
これってアレじゃないの?
序盤で主役が騙されて迷宮の最下層に落ちるパターン。
そこで数年生き延びた主役は最強みたいな?
もっと僕、最強で良くない?」
周りに常識有る人間がいたなら切れていたであろう。
「お前が居たの、普通の村だから!
コンビニ無いの普通だから!
この世界では誰でも子供のうちに親の手伝い位するから!」
残念ながら周りにはツッコミ役が誰もいない。
「行動指針は決まった。
1日交替で迷宮探索、街へ行く」
「収支に余裕が有るようなら、これに休みの日を加えて3日スパンにする。
3日と3日で6日。
さらに日曜日もお休みで一週間?
働き方改革?
これがいいね」
「はいっ、ショウマさまっ」
分かってないけど同意するケロ子。
ケロ子にはショウマにツッコミを入れるという選択肢は無い。
ショウマは心の中で思う。
「後は目標。
目標と行動指針。
従魔少女たちが働く。
僕自身は遊んで暮らせるようになる。
でもあからさまに従魔少女に負けてるのもヤダな。
ある程度は僕のステータスも上げよう。
従魔少女は何人くらい?
10人。
多いな。この家に住むのもキツイよ。
5人だとどう?
例えば4人チームを組んで迷宮探査。
残った一人と僕は家でキャッキャウフフ。
4人で迷宮探査って人員足りてる?
6人で1チームくらいかな。
地下迷宮と言えば6人?
てことは全部で7人?
そうするとちょうど週一になる」
「よし。
じゃ最初の目標は
従魔少女を7人仲間にする!
6人でチームを組んで迷宮探査!
残った一人と僕は家でキャッキャウフフ!」
そしてショウマは口に出している。
ケロ子がビミョウな顔になっているのも気づかない。
ショウマ16歳。
清々しい位にクズであった。
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