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Last Scene チリ紙女と〇〇〇
第191話
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俺は目を覚ました。
目の前には女の尻。
前にも見た事の有る尻だな。
イエローの下着に包まれたオシリは肉付きが少ない。
細く伸びた美しい足。
俺はオシリに手を伸ばし軽く撫でる。
「あっ、真悟くん起きたんだね。もう真悟くんて呼ぶのもどうかな。マオウくん、まおうちゃん?、キミ向こうの世界ではなんて名前だったのさ」
「ギルベルト・アインシュタイン・ブーゲンビリア・パブロ・ディエーゴ・ホセ・メンドゥーサ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダードだ」
「ウソでしょ」
バレたか。
「ご主人様でいいね、ご主人様。気分でまおークンって呼ぼう」
「俺はどうした?」
魔力の暴発で勇者もろとも、自分も消し飛んだつもりでいたんだが。
「話すと長いけど、僕が蘇らせた」
「そうか、ご苦労」
俺は礼を言った。
「それだけなの、ご主人様」
「チリ紙位の役には立って見せたな、ウツ。
礼に可愛がってやろう」
俺はオシリを撫でていた手を太腿に這わせる。
「何だよ、少しくらいは自慢させてよ」
「いいぞ、勝手に話せ。
俺も勝手に聞いてる」
俺は腿に滑らせた手の感触を楽しむ。
少し冷たい肌。
細く美しい。
徐々に熱くなってくる。
さらさらした感触が汗で湿ってくる。
「もう少し肉を付けろと言ってるだろう」
「だから、忙しかったんだってば。シアカテルちゃんやジージーマインちゃん、あのガイコツくんにも協力してもらってさ。キミの精子から作ったんだよ。キミのクローン。精子って事は科学的に考えると本当のキミとは関係無い、こっちの高校生『草薙真悟』のモノの筈なんだけどさ。どこか影響したみたい。向こうのキミに似てる仕上がりだってシアカテルちゃんは言ってたよ」
ふむ。
鏡が無いから良く分からんが。
確かに体つきが以前の草薙真悟と少し違うかもしれんな。
向こうの俺と『草薙真悟』の中間くらいか。
「そいでもって、例のガイコツくん、言いにくい名前の人に手伝ってもらった。亡くなった消えかける直前の魂を固定させる術なんだってさ。本来、死体に生前の恨みつらみなんかを刻み付けてアンデッドとして蘇らせる邪法なんだけど、シアカテルちゃんがアレンジしたの。あの娘もチートだよね。実は異世界転生したヒロインだったりするんじゃ無いの。『ダークエルフ転生したら魔王の四将に選ばれました』みたいなの。うわー自分で言っといてなんだけどホントに有りそうなタイトルだな。ただの死体じゃ無くてキミのクローン体だから上手く言ったんだろうって彼女は言ってたよ。
後やっぱりキミの魂が持ってた大量の魔力も使い切った。その助けも有っただろうね」
うーむ。
四将がそんな簡単に俺以外の人間の言う事を聞く訳が無い。
しかしこの女だけは分からないな。
この女。
高天原宇宙。
この女は俺と同類だ。
初めて会った時にそう感じてしまった。
勇者の様に一族の血や能力がどうこうという話では無い。
特殊な存在。
どこにも己と同じ目線で語れる相手がいない存在。
サイツォン。
獣人八支族の王。
あいつは俺に近い様でも違う。
なにより自分より強大な存在である俺がいる。
シアカテル。
優秀な魔術師の多いダークエルフの中でも飛びぬけていた。
この女なら俺と同じ立場に立てるかもしれないと思った。
女を四将に等と言う反発も有ったが、俺が強引に取り立てた。
しかし彼女はそんな俺に忠誠を誓った。
俺の下に立つ存在になってしまった。
もう出会う事は無いだろう。
そんな人間にいきなり出会ってしまう。
別の世界で。
そんな事が有るのだろうか。
しかし起きたのだ。
偶然。
奇跡の様なボーイ・ミーツ・ア・ガール。
彼女にとっても同じだろう。
保健室のベッドに居た彼女。
俺は一目で見惚れた。
彼女をこの胸に抱いた。
この女を思うだけで体が疼く。
だけど。
この女は体が弱い。
俺の欲望のまま扱えば、身体を壊す。
女教師など、そのための間に合わせに過ぎない。
俺は初めて女に惚れ、欲望に身を焦がすという事を知ったのだ。
「全てが終わってみんな帰って行ったよ。シアカテルちゃんなんか、泣いてた。けどキミが意識を取り戻したら、会話をしてしまったらもう帰れない。自分にはあの世界で四将としての使命がある。魔族と人間の協定を進めなければ、ってね。カッコ良くって泣かせるね、シアカテルちゃん。オマケにエロイ。サイコーじゃない」
俺はその頃ウツの下着を脱がせて足の合わせ目に指を入れていた。
ジージーマインの移動能力だな。
ふむ、ジージーマインの力を借りれば。
俺はこの地下室にいながら、色んな所に出かけて行けそうだ。
「もしかして、もしかしなくても全然聞いて無いでしょ、まおークン」
「なんだ、ちゃんとご苦労様と言っただろう。
大事なのは俺が数ヶ月してないって事だな」
「やっぱり僕はチリ紙扱いなんだね」
ウツがやたら幸せそうな顔で言う。
俺は彼女の細すぎる身体を抱き寄せる。
俺の身体の一部は彼女の中に入っていく。
俺は最愛の女と一つになった。
目の前には女の尻。
前にも見た事の有る尻だな。
イエローの下着に包まれたオシリは肉付きが少ない。
細く伸びた美しい足。
俺はオシリに手を伸ばし軽く撫でる。
「あっ、真悟くん起きたんだね。もう真悟くんて呼ぶのもどうかな。マオウくん、まおうちゃん?、キミ向こうの世界ではなんて名前だったのさ」
「ギルベルト・アインシュタイン・ブーゲンビリア・パブロ・ディエーゴ・ホセ・メンドゥーサ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダードだ」
「ウソでしょ」
バレたか。
「ご主人様でいいね、ご主人様。気分でまおークンって呼ぼう」
「俺はどうした?」
魔力の暴発で勇者もろとも、自分も消し飛んだつもりでいたんだが。
「話すと長いけど、僕が蘇らせた」
「そうか、ご苦労」
俺は礼を言った。
「それだけなの、ご主人様」
「チリ紙位の役には立って見せたな、ウツ。
礼に可愛がってやろう」
俺はオシリを撫でていた手を太腿に這わせる。
「何だよ、少しくらいは自慢させてよ」
「いいぞ、勝手に話せ。
俺も勝手に聞いてる」
俺は腿に滑らせた手の感触を楽しむ。
少し冷たい肌。
細く美しい。
徐々に熱くなってくる。
さらさらした感触が汗で湿ってくる。
「もう少し肉を付けろと言ってるだろう」
「だから、忙しかったんだってば。シアカテルちゃんやジージーマインちゃん、あのガイコツくんにも協力してもらってさ。キミの精子から作ったんだよ。キミのクローン。精子って事は科学的に考えると本当のキミとは関係無い、こっちの高校生『草薙真悟』のモノの筈なんだけどさ。どこか影響したみたい。向こうのキミに似てる仕上がりだってシアカテルちゃんは言ってたよ」
ふむ。
鏡が無いから良く分からんが。
確かに体つきが以前の草薙真悟と少し違うかもしれんな。
向こうの俺と『草薙真悟』の中間くらいか。
「そいでもって、例のガイコツくん、言いにくい名前の人に手伝ってもらった。亡くなった消えかける直前の魂を固定させる術なんだってさ。本来、死体に生前の恨みつらみなんかを刻み付けてアンデッドとして蘇らせる邪法なんだけど、シアカテルちゃんがアレンジしたの。あの娘もチートだよね。実は異世界転生したヒロインだったりするんじゃ無いの。『ダークエルフ転生したら魔王の四将に選ばれました』みたいなの。うわー自分で言っといてなんだけどホントに有りそうなタイトルだな。ただの死体じゃ無くてキミのクローン体だから上手く言ったんだろうって彼女は言ってたよ。
後やっぱりキミの魂が持ってた大量の魔力も使い切った。その助けも有っただろうね」
うーむ。
四将がそんな簡単に俺以外の人間の言う事を聞く訳が無い。
しかしこの女だけは分からないな。
この女。
高天原宇宙。
この女は俺と同類だ。
初めて会った時にそう感じてしまった。
勇者の様に一族の血や能力がどうこうという話では無い。
特殊な存在。
どこにも己と同じ目線で語れる相手がいない存在。
サイツォン。
獣人八支族の王。
あいつは俺に近い様でも違う。
なにより自分より強大な存在である俺がいる。
シアカテル。
優秀な魔術師の多いダークエルフの中でも飛びぬけていた。
この女なら俺と同じ立場に立てるかもしれないと思った。
女を四将に等と言う反発も有ったが、俺が強引に取り立てた。
しかし彼女はそんな俺に忠誠を誓った。
俺の下に立つ存在になってしまった。
もう出会う事は無いだろう。
そんな人間にいきなり出会ってしまう。
別の世界で。
そんな事が有るのだろうか。
しかし起きたのだ。
偶然。
奇跡の様なボーイ・ミーツ・ア・ガール。
彼女にとっても同じだろう。
保健室のベッドに居た彼女。
俺は一目で見惚れた。
彼女をこの胸に抱いた。
この女を思うだけで体が疼く。
だけど。
この女は体が弱い。
俺の欲望のまま扱えば、身体を壊す。
女教師など、そのための間に合わせに過ぎない。
俺は初めて女に惚れ、欲望に身を焦がすという事を知ったのだ。
「全てが終わってみんな帰って行ったよ。シアカテルちゃんなんか、泣いてた。けどキミが意識を取り戻したら、会話をしてしまったらもう帰れない。自分にはあの世界で四将としての使命がある。魔族と人間の協定を進めなければ、ってね。カッコ良くって泣かせるね、シアカテルちゃん。オマケにエロイ。サイコーじゃない」
俺はその頃ウツの下着を脱がせて足の合わせ目に指を入れていた。
ジージーマインの移動能力だな。
ふむ、ジージーマインの力を借りれば。
俺はこの地下室にいながら、色んな所に出かけて行けそうだ。
「もしかして、もしかしなくても全然聞いて無いでしょ、まおークン」
「なんだ、ちゃんとご苦労様と言っただろう。
大事なのは俺が数ヶ月してないって事だな」
「やっぱり僕はチリ紙扱いなんだね」
ウツがやたら幸せそうな顔で言う。
俺は彼女の細すぎる身体を抱き寄せる。
俺の身体の一部は彼女の中に入っていく。
俺は最愛の女と一つになった。
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