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Scene08 高天原宇宙と俺のベッドルーム
第51話
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ウツ、高天原宇宙の身体。
彼女の身体は真っ白だ。
太陽の光など一度も浴びた事の無いような肌。
脂肪も筋肉も薄すぎる。
壊れ物の様にすら感じられる。
その身体を俺は乱暴に抱いた。
彼女を抱くのは無論初めてじゃない。
しかしその細すぎる身体を俺はいつも慎重に扱った。
薄いガラスの食器を壊さない様に丁寧に。
狂暴な気分。
男の狂暴な気分は性欲に直結する。
何故だろう。
狩猟本能や生存本能が絡み合っているのか。
おれは衝動のまま、ウツを手荒く扱った。
「ウツ、悪かった。
乱暴にしてしまった。
痛くないか」
「痛いよ、当たり前だよ。あんな風にされたら痛いに決まってるんだよ」
ウツは文句を言う。
唇を突き出し拗ねた顔。
「正直に言うとね、怖かった。真悟くんの大きい手が僕の肉体を自由に扱う。オモチャの様に振り回す。怖かった。怖かったけど、スゴク良かった。
そうか、やっぱり僕Mの気強いんだね。分かっちゃいたけど、本物だったんだ」
微笑むウツ。
仔猫の様に笑う。
溜め息を一つついて独り言のように話す。
「真悟くん、草薙先輩、アナタ、ご主人様、草薙真悟。
また知らない真悟くんを知ることが出来た」
「お前はもっと身体に肉を付けろ。
肉と野菜を食え。
健康な肉体になったら、いつでもお望み通り乱暴に抱いてやる」
「そうなのかい。
なら、カップ焼きそばとチョコレートで脂肪を付ける事にしようかな」
健康な肉体と言ってるだろ。
それはどう考えても健康じゃない。
「でも真悟くんが怒るなんて少し意外だよ。あのネコ耳メイドちゃんとは今日会ったばかりだと思ってたんだけどな。いつの間にか気に入ってたのかい」
怒る?
別にネコ耳メイドが気に入ってた訳じゃ無い。
しかしネコ耳をつけて気持ちいいニャーなどと言ってくれる女子はそうそういない。
次の機会にはどんなマネをしてくれたか。
それを見る機会を永遠に失わせた。
だからあの男に腹を立てているのだ。
「シャワー浴びて来る、お前はどうする?」
汗をかいてしまった。
それ以上に男と女の匂いもしている。
ウツの肉体からは通常匂いがしないのだ。
生物という感じがしない女。
それでも今はさすがに俺の汗と体液の染み付いた身体、一緒にいた俺は感じないが他人が嗅いだら分かるくらいの匂いはさせてるだろう。
「行きたくないけど、行かなきゃダメだろうな。
とっとっと。ちょっと待って!」
ウツはベッドに置いてたタブレットを何やらいじっている。
「真悟くん、マズイ事態みたいだよ。保健室に何かが侵入した」
彼女の身体は真っ白だ。
太陽の光など一度も浴びた事の無いような肌。
脂肪も筋肉も薄すぎる。
壊れ物の様にすら感じられる。
その身体を俺は乱暴に抱いた。
彼女を抱くのは無論初めてじゃない。
しかしその細すぎる身体を俺はいつも慎重に扱った。
薄いガラスの食器を壊さない様に丁寧に。
狂暴な気分。
男の狂暴な気分は性欲に直結する。
何故だろう。
狩猟本能や生存本能が絡み合っているのか。
おれは衝動のまま、ウツを手荒く扱った。
「ウツ、悪かった。
乱暴にしてしまった。
痛くないか」
「痛いよ、当たり前だよ。あんな風にされたら痛いに決まってるんだよ」
ウツは文句を言う。
唇を突き出し拗ねた顔。
「正直に言うとね、怖かった。真悟くんの大きい手が僕の肉体を自由に扱う。オモチャの様に振り回す。怖かった。怖かったけど、スゴク良かった。
そうか、やっぱり僕Mの気強いんだね。分かっちゃいたけど、本物だったんだ」
微笑むウツ。
仔猫の様に笑う。
溜め息を一つついて独り言のように話す。
「真悟くん、草薙先輩、アナタ、ご主人様、草薙真悟。
また知らない真悟くんを知ることが出来た」
「お前はもっと身体に肉を付けろ。
肉と野菜を食え。
健康な肉体になったら、いつでもお望み通り乱暴に抱いてやる」
「そうなのかい。
なら、カップ焼きそばとチョコレートで脂肪を付ける事にしようかな」
健康な肉体と言ってるだろ。
それはどう考えても健康じゃない。
「でも真悟くんが怒るなんて少し意外だよ。あのネコ耳メイドちゃんとは今日会ったばかりだと思ってたんだけどな。いつの間にか気に入ってたのかい」
怒る?
別にネコ耳メイドが気に入ってた訳じゃ無い。
しかしネコ耳をつけて気持ちいいニャーなどと言ってくれる女子はそうそういない。
次の機会にはどんなマネをしてくれたか。
それを見る機会を永遠に失わせた。
だからあの男に腹を立てているのだ。
「シャワー浴びて来る、お前はどうする?」
汗をかいてしまった。
それ以上に男と女の匂いもしている。
ウツの肉体からは通常匂いがしないのだ。
生物という感じがしない女。
それでも今はさすがに俺の汗と体液の染み付いた身体、一緒にいた俺は感じないが他人が嗅いだら分かるくらいの匂いはさせてるだろう。
「行きたくないけど、行かなきゃダメだろうな。
とっとっと。ちょっと待って!」
ウツはベッドに置いてたタブレットを何やらいじっている。
「真悟くん、マズイ事態みたいだよ。保健室に何かが侵入した」
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